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俳優 角野卓造氏との対談  堀口 助×角野卓造

本記事は、2014(平成26)年1月に行われた対談を掲載しています。

母校への感謝を次の世代へ。「ご恩返し」ではなく、「ご恩送り」の想いを込めて。

堀口 角野さんには、かねてから多大なご支援を頂戴し、 感謝しております。ありがとうございます。
角野 自分もぼちぼちそういうことを考えないといけない、今の私にできることは進んでやっていこう、そんな年齢になったのでしょうね(笑)。
堀口 学習院サポーターズ倶楽部には、制度が発足した当初に、早速ご入会いただきました。
角野 会員番号2 2番です(笑)。年1回か2回の自動引落しで、最長5年間に10万円以上という具体的でわかりやすいプランでしたから、入りやすかったと思います。
堀口 ご寄付には皆さまのさまざまな想いが込められています。サポーターズ倶楽部でも、その想いを大切に、学習院との継続的な「心のつながり」の架け橋となるよう私たちも努めたいと思っています。
角野 学習院にたくさんのご恩をいただきました。高等科、大学と芝居に熱中し、自分たちの劇場(アトリエ)も 作ることができた。それが許されたし、何か強圧的に阻止されたこともない。学習院には入りたくて入ったわけではありません。なりゆきでした( 笑)。ですが、今振り返ると、学習院でほんとに良かったと思っています。とにかく学生時代が一番楽しかったですからね。何人かで創り上げる共同作業、これがやっぱり一番楽しい。充実感、達成感があるし、創り上げたものを見て、お客さまが喜んでくださる。これはかけがえのない喜びです。演劇の、その最もベースになる部分を学習院という素晴らしい環境の中で伸び伸びと経験できたことにとても感謝しています。
堀口 そのお気持ちを母校への寄付という形に表していただき、うれしく思います。ありがたいことです。
角野 井上ひさしさんのお芝居に「黙阿弥オペラ」という作品があって、「ご恩送り」という台詞が出てくるんで すね。それは、ご恩を受けた方々に「ご恩返し」をするのではなく、そのご恩を次の若い世代に送っていくという意味です。私はこの言葉を大事にしていて、学習院への寄付も、学校に対してではなく、次の世代へ受け継いでいくこと、渡していくことが「ご恩送り」であると、私はそう解釈しています。
堀口 学習院の後輩たちにとっては、何よりもうれしい先輩からの贈りものですね。学習院の卒業生は全国に10万人以上を数えます。でも、サポーターズ倶楽部の会員はまだ700人程度です。せめて1%に当たる1000人を突破できるよう、私たちも今、懸命に働きかけています。
角野 会員集めの何かイベントをやったらどうでしょうかね。コンサートとか、トークショーとか。芝居だとちょっと重いかな(笑)。僕らなんかもそうでしたが、学習院にはバンドをやっていた連中がたくさんいるはずです。スケジュールさえ合えば、何かお手伝いしたいですね。
堀口 そういう催し物もぜひ検討してみたいですね。
角野 今の自分があるのは学習院の持っている力によるものと思います、絶対に。お金があるから「寄付してや るよ」ではないんです。「ありがとうございます」の自然で自発的な気持ちや意識がそうさせています。
堀口 そうした皆さまの母校に対する愛情、次の世代への想いをこれからも大切に育てたいと思います。

対談エピローグ

プロフィール

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角野 卓造 (かどの たくぞう)

林 奈穂 1964(昭和39)年、学習院高等科入学、1971(昭和46)年、学習院大学経済学部経済学科卒業。
高等科在学中から大学まで演劇部に所属。卒業後、文学座附属演劇研究所に入所。数多くのドラマ・映画・舞台 に出演し、俳優・声優として幅広く活躍。なかでも『渡る世間は鬼ばかり』などの橋田壽賀子作品に欠かせない存在となっている。


堀口 助 (ほりぐち たすく)

堀口 助 1950(昭和25)年、学習院初等科入学、1962(昭和37)年、学習院高等科卒業。
早稲田大学を経て、日本銀行に入行。
2011(平成23)年10月より2014(平成26)年9月迄、学習院常務理事として、募金活動を担当。

お問い合わせ先

学校法人 学習院 募金部

〒171-8588 東京都豊島区目白1-5-1  TEL : 03-5992-9217(直通)

【平日】 8:40~16:45 / 【土曜】 8:40~12:30

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