学習院から世界へ 世界から学習院へ 異文化の相互理解には国際交流が重要です。

学習院女子中等科・高等科は、国際交流の重要性にいち早く着目し、海外留学の送り出しと受け入れに積極的に取り組み、すでに40年以上にわたる実績を有しています。帰国生(帰国子女)の受け入れも他校に先駆けて行い、これまでに数多くの優秀な人材を育成し、輩出してきました。

現在では、イギリス屈指の名門・イ一トン校における約3週間の夏期講習プログラム「イ一トンサマースク ール」をはじめ、オーストラリアの女子中等科・高等科姉妹校MLC(Methodist Ladie’s College)との交換留学プログラムやAFS(国際教育交流団体)による高校生の交換留学、ハワイ州ホノルルにある全米でも評価が高い、オバマ大統領の母校でもあるプナホウスク ールの高レベルなサマープログラム 「Student Global Leadership lnstitute」への派遣などを実施しています。

学習院では、女子中等科・高等科に限らず、幼稚園から大学・大学院、教員まで、各レベルに応じた、さまざまな制度やプログラムを用意し、国際社会で活躍できる人材を育てる国際交流事業に尽力しています。さらなる充実を図るために、国際交流基金へのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

写真左:豪州メルボルンにある女子中等科・高等科姉妹校MLCからの交換留学生・ケルシー(Kelsey Wilson)さんは、現地で日本語の授業を2年経験しての来日。
中央:日本のアニメやJロック・Jポップが大好きなドロシー(Dorothy Grant)さんは、国際ロータリークラブを通じて米国からの1年間の交換留学生
右:お好み焼きがお気に入りで餃子も作れるローラ(Laura Zuntini)さんは、AFSによる1年間の留学でフランスから女子中等科・高等科へ。

「短期間で英語は上手にならないものの、その動機づけは顕著で帰国後の学習意欲にはっきり表れます。語学だけでなく、日本の良さ、保護者への感謝など、日本を離れて初めてわかることもひとつの大きな成果ですね」と八名まり子教頭(写真左)「交換留学生はお互いの国の文化を運んでくれる親善大使。迎える生徒たちには良い刺激になります」と小黒直子先生(写真右)

  • 本記事は、平成27(2015)年1月に行われたインタビューを掲載しています。
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