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学習院はなぜ選ばれるのか

学習院卒業生 磯村 尚徳 氏 学習院卒業生 磯村 尚徳 氏 初等科から大学まで学習院に学ぶ。NHK入局後、74年からの「ニュースセンター9時」で自らの言葉でニュースを伝える新しいニュースキャスターの先駆け。
学習院長 波多野 敬雄 学習院長 波多野 敬雄 初等科から高等科まで学習院に学ぶ。国連大使等を経て2006年より現職。
磯村
学習院大学は例年就職率が良好ですが、今年はとくに好調だったようですね。
波多野
そうなんです。おかげさまで、ある有名週刊誌の2007年「就職力」調査では全国主要大学中3位で、東大、京大、早稲田大等よりも上位にランクされました。
磯村
先輩としても嬉しいことですね。学習院の学生のどのような点が企業に受け入れられたとお考えですか。
波多野
業界別では、金融関係就職力で主要大学トップにランクされています。伝統的に金融関係には強かったのですが今回もそれが証明されました。これは、学習院の公正で品格ある校風や、組織に上手に溶け込むおおらかな受容性といった部分が、この業界の方々に認められたと考えています。また、旅行業界でもトップだったのですが、高度なサービス性を求められるこの業界でも、まずは人に好かれる、という根幹の部分がうまくマッチしたと思っています。要するに学習院の卒業生は対人関係が良いという評価が確立していると思います。
磯村
学習院は、後輩のことを気遣う先輩のネットワークも強みですね。
波多野
そうなんですよ。OB・OGのサポートが学習院の就職力を強力に押し上げていることも忘れてはいません。
磯村
後輩が第一線で活躍する姿を見るのはOBにとっても大きな喜びです。
今後もこの好調さを維持していくためには、どんな点に力を入れていかれますか。
波多野
学生たちには、日本の企業に就職しても職場は地球上のどこになるかわからない時代であることを自覚してもらい、語学力をはじめとした高いコミュニケーション能力と国際性を学習院在学中に身につけるよう配慮しています。それから積極性とチャレンジ精神ですね。これは日本人に欠けている点で、これを持つことが国際性にも繋がります。
学校としては、歴史や伝統に安住せず教育力を質的にいっそう充実させていますが、加えて、卒業時に「楽しい四年間だった」と思ってもらえるような環境づくりに努めています。目白キャンパスは山手線の目白駅から歩いて一分で、豊島区の樹木の三分の一はここにあるんですが、この緑の六万坪という恵まれた立地もあってか、アンケート等によっても学生の大学に対する満足度は非常に高いようです。

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