中等科 技術・家庭



教育目標 生活に必要な基礎的な知識と技術の取得を通して、生活と技術とのかかわりについて理解を深め、進んで生活を工夫し創造する能力と実践的態度を育てる。


中1 技術

情報活用能力を育成する観点から、コンピュータの活用に必要な基礎的・基本的な内容を実践的・体験的な学習を通して指導する。
コンピュータを扱う際には、すべての生徒にアカウントを持たせており、情報のマナーに重点を置き、ネットワークで気をつけるべきことのレポートをかかせている。

家庭

わたしたちの生活と自立

衣生活・食生活・住生活について取り上げ、身近な課題からアプローチする。実習では「刺し子」で簡単な小物づくりをする。

中2 技術

ものづくりの基礎的・基本的な内容を実践的・体験的な学習を通して指導する。
ものづくりは主に木材を使用し、構想図と製作図を描かせ、作品は、生徒達にとって生活するために必要な作品を製作させる。尚、製作時には製作工程表を書かせている。

家庭

ともに生きるわたしたち

自分の成長をふり返り、家族のあり方について考える。また、消費生活や環境問題についてもとりあげ、生活者としての意識を高めることを目的とする。

中3 技術・家庭

コンピュータによる情報の手段の果している役割や操作などの実践的・体験的な学習を通して、情報手段の果たしている役割を理解させ、情報を収集、判断、処理し、発信ができるようにするとともに、自ら課題をもって解決する能力と生活に生かす態度を指導する。
まとめとして、中2の表で得たデータをもとにオフラインではあるが、各自ホームページを作成させている。



高等科 家庭



教育目標 日本のライフスタイルの変化に伴い、家庭科の教育内容は男女を問わずその重要性をましている。仕事につかない、結婚しない、結婚しても共働きで子供はもたない、これら少子高齢化に拍車をかける現代においては、両親の介護1つとっても昔のように女性だけが担うのではなく、男性も関わる深刻な問題となってきている。
消費者としてもとりまく環境は日々、複雑化しており、キャシュレス時代の到来には、それなりの知識をもち、自己防衛も大切である。
このような現状を軸に、家庭科を学ぶ最後の機会となる高校1年生に、できるだけ身近な問題として、各分野の内容を受け止めてもらいたい。


高1
必修
1)家族

自分の生い立ちや家族のことを語らせたり、書かせることは、高1ではむずかしくなってきているため、この分野では自分、両親、祖父母世代の兄弟数の変化から少子化傾向がはっきりしてきたことを具体的に感じてもらい、また高等科入学にあたり自分にかけられている教育費とむきあうことにより、子育てを少し、客観的に考える糸口としている。高齢化についても、他国と比較しながら、日本の急速な変化を原因と対策の両面から考えさせる。

2)被服

作業(エプロン、マフラー製作、Tシャツのステンシル染色)を通じ、素材や機能の特徴をとらえてもらい洗濯、保管の説明をするとともに、幼児、高齢者の衣服についてもふれ、洋服も、さまざまな状況に応じた選択が必要であることを、子育て、老人介護をふまえて説明している。

3)食物

ようやく、各学期1回ずつ化学実験室をお借りして調理実習年3回ができつつある。
この実習が最も生徒がやりたい内容であることは否めないが、これが現状では限界である。
講義は主に、食生活と生活習慣病をテーマに食事の取り方を質、量、時間などの面から説明している。また、興味本位だけでなく、高校生が正しい知識をもった上で、サプリメントを摂取できるように、今年度からタンパク質の授業内容にサプリメントの項目も取り入れている。

4)住居

残念ながら、この分野に関しては、高等科ではほとんど扱っていない。
唯一、説明しているのは、食物分野の「カルシウム」の項で、骨粗鬆症により、老人の骨折が多発するというところで、家の中での危険箇所にふれる点だけである。

5)経済

高等科に進学すると、携帯電話をもつ生徒が急増し、これに伴い、パソコンだけでなく、携帯による架空請求の被害にあう確率もましているのが現状である。高1最初の授業では、この架空請求を題材に、消費者としての自覚を促し、また被害にあったときの対策も指導している。
さらに、学年末には、大学2年生で大半の人は20歳となり、学生でありながら契約社会での責任が増すことを強調しながら、悪徳商法の手口、ローンのくまれ方、そして、実際に分割払いやリボルビング払いの計算をとおして自己破産が別世界のことではないことを実感させ、1年間の締めくくりとしている。