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初代園長のことば

学習院は明治十年の創立以来八十五年を経て、東京でも最も古い歴史と伝統を有する学校の一つである。戦後幼稚園を廃して居たが、この度皇孫の御教育をお引き受けして、多年の皇室の御恩にも報じようとの願がきっかけとなり、幼稚園を復活することにした。

初代園長のことば

人間の生活は歴史と伝統とを必ず形作るものであるが、その伝統は生きて、新しい時代に流通するものでなければならない。我々はこの至難の道を選んで幼時から何よりも正直を尊重して、お互同志が思いやりと尊敬とを持って相共によい社会を形作るような人間を世に送りたいと念ずる。

幼稚園から大学に至る一貫の教育は我々の理想であるが、怠惰にして素質のない者に高等の教育を受けさそうとは思わない。我々は、学習院を愛し確乎たる存在理由を有するよき学園の実現を志す我々を助けてくれる父母並びに天下の同志と共に、この幼稚園を育てて行きたいと切望する。

昭和三十七年十一月
初代園長(院長兼任)
安倍 能成


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