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科長の話自主性・創造性のある人間づくり

学習院初等科の教育

学習院初等科長 酒井竹雄  学習院初等科は、創立以来永い歴史の中で培われた校風を大切にし、新奇に走らず、旧習にとらわれず、教育の基礎としての人間の育成に努めています。 歴史と伝統に育まれて

 学習院初等科の本館は、昭和15年に竣工し、戦火を潜り抜けてきた歴史ある校舎です。初めて本館の廊下を歩いた方は、その落ち着いた雰囲気、独特な重厚感に驚かれると思います。そういう中で、初等科では、「真実を見分け、自分の考えを持つ子ども」の育成を教育目標に掲げ、知育・徳育・体育のバランスのとれた教育を行っています。

 教科指導では、基礎・基本をていねいに教える「わかる授業」に力を入れています。子どもにとって、苦手な事ができたり、不得手な事ができたり、あるいは知らなかった事がわかったり、不思議な事がわかったりすると、授業が楽しくなっていきます。そうすると、子どもに自然とやる気が生まれ、自から進んで学習に取り組むようになり、成績も向上していきます。

 初等科では、低学年から学級担任制と教科担任制を採っています。高学年では、さらに広く深く学習できるように、どの教科も専科の教員が担当する「完全専科制」を実施しています。そして、3年生からパソコンを使用した情報教育や英語学習を導入し、少人数による密度の濃い授業を行い、21世紀の世界で活躍できる国際的な人材の育成にも力を注いでいます。

 生活指導では、創立以来長い歴史の中で培われた校風、「質実剛健」、「自重互敬」「正直と思いやり」の精神を大切にした指導を行っています。また、沼津海浜教育や運動会などの伝統ある学校行事や、管弦楽部・合唱部・剣道部等を始めとするクラブ活動などの機会を通じて、健やかな心身の育成にも取り組んでいます。