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英語科国際理解を深める

このようなことを目指しています
英語を楽しく学び、好きになる
・ 歌やゲーム、絵本や詩、寸劇などを授業に取り入れ、英語を使う体験を大切にしています。
英語を通じて、友達と学びあう
・ 友達の発表を聞いたり、友達と会話をしたりして、友達の工夫や、友達から聞いた新しい表現を学んでいます。
英語を使って、友達とコミュニケーションができるようになる
・ 友達と会話の練習をするとき、「伝えたい、わかってもらいたい」という話す側の気持ちと、「知りたい、わかりたい」という聞く側の気持ちを大切にしています。
英語を学んで、海外への関心を広げる
・ 絵本の読み聞かせや海外の祝日の飾り作りなどを通して、異文化について学んでいます。
感謝祭(1)
感謝祭(2)

このような授業を行っています

友達と英語でコミュニケーション

6年3学期に発表会

「初等科生活の思い出」というタイトルで、2人1組の発表会を行います。
校外学習など好きな行事を選んで、2人で思い出を素材に会話をします。
この発表では、3年間に習った知識や技術が総合的に発揮されます。

友達同士の練習

「初等科生活の思い出」発表会に向けて、まずは自分たちで決めた思い出深い行事について、英語の会話文を作ります。
ペアを組む友達といっしょに帰りながら練習するなど、児童はいろいろと工夫を重ねてその会話文を練習します。
表情やジェスチャーといった表現のしかたにも工夫を重ね、1人ひとりが学び合い、発表会を迎えます。

毎学期の小発表会

ふだんから、教科書の登場人物になって寸劇をしています。
その他に、数週間練習したものを披露する小さな発表会を毎学期数回行っています。
具体的には、自己紹介や家族紹介、詩の朗読などをクラスの前に立って行います。
5年生の発表

仲間で評価

こうしたいくつかの発表会では、児童が互いに評価をし合います。
評価には、「声の大きさ」「アイコンタクト」「英語のなめらかさ」「暗記」「笑顔で言えたかな」「表情をつけられたかな」など、学年に応じたさまざまな項目があります。
このとき、友達のためになる評価をしてあげるように指導しています。
発表を互いに評価し合う(1)
発表を互いに評価し合う(2)

平成19年度は東南アジア青年の船

平成19年度に、「東南アジア青年の船」の方々の学校訪問があり、6年生の1クラスが応対しました。
異文化の方々に親しく接し交流するという貴重な体験ができただけでなく、英語学習により積極的に取り組むきっかけにもなりました。
「東南アジア青年の船」の方々の学校訪問(1)
「東南アジア青年の船」の方々の学校訪問(2)

歌やゲームで楽しく学ぶ

歌からプロソディーを学ぶ

児童は、歌を口ずさんでいくうちに、メロディーとともにその言葉のもつリズムや響きを、自然に体に吸収していきます。
英語独特のプロソディー(発音、抑揚、強勢など)も、そのように歌を通して自然に身につけていくことができます。

歌やゲームで体を動かし、英語を学ぶ

そこで、歌の中に出てくるいろいろな表現に合わせて体を動かし、ジェスチャーをしながら歌を楽しみます。
また、児童が常に夢中になれる活動のひとつでもあるゲームで、あるひとつの英語表現を使うようにします。
すると、友達と楽しみながらゲームに集中しているうちに、いつの間にかその表現をすらすらと言えるようになります。
歌やゲームで楽しく学ぶ

歌やゲームの表現を発展させる

児童は、替え歌が大好きです。一度その歌を覚えて英語で口ずさめるようになったら、少しずつ単語や文の一部分を入れ替えてみます。
ゲームでも、学習している表現の単語や一部分を替えてみることで、その表現をさらに発展させていくことができます。

歌から海外の生活・文化を知る

歌からは、その曲を生み出した風土や文化、その国の人々の思いなどを感じ取ることができます。
英語にたくさん触れる

詩の暗唱

教科書で学習している単元から離れて、詩の暗唱を授業に取り入れています。
詩にはそれぞれ固有の趣があります。きれいに韻をふんだ英詩のもつ味わいを、実際に口に出してみて楽しみます。

CDの自宅学習とポイントシステム

自宅でも自主学習をするために、5・6年生にはそれぞれ教科書付属のCDを持たせています。
児童は、CDを聞きながら自分のペースで学習し、それを記録に残していきます。
また、自宅で練習してきた成果を、授業の前や休み時間に、教師の前で披露します。
そのとき、ポイントとして小さな絵をもらいますが、児童はそれが少しずつたまっていくのを楽しみながら学習を進めていきます。
英語にたくさん触れる(1)
英語にたくさん触れる(2)

英語にたくさん触れる(3)

このように学んでいます

いつから学ぶか
外国語学習は早ければ早い方が良いという考え方もありますが、初等科では4年生から英語学習を始めています。
外国語として「学習」するためには、ある程度知的に発達していること。そして、意識的に取り組むという学習意欲が必要です。
また、導入期は英語の音を反復する活動が中心となりますから、自意識や教科に対する得手不得手意識があまり芽生えていない時期に開始することが望ましいと考えています。
何を学ぶか
導入期に当たる4学年では、絵本の読み聞かせや歌、ゲームなどを通して英語に触れ、英語独特のプロソディー(発音、抑揚、強勢など)を中心に学びます。
また、辞書の使い方を学習し、クラスみんなで自分たち自身の辞書を作る活動を通して、アルファベットを定着させていきます。
ただし、文字の書かれた教科書を使いますが、文字が読めるようになることを目的にはしません。この段階では、単語を思い出すための「符丁」として用いるだけに留めています。
4年生の storytelling

基礎形成期の5学年では、英語母語話者による授業が始まります。テキストの簡単な単語や文を英語らしく読めるようになることにも関心の目を向けさせます。
そして、音声学習に加えて、少しずつ自分の気持ちや考えを伝えるということにも取り組みます。
一例として、授業の最後にひとりずつ、自分自身のことについて、その日に習った表現を使ってみんなの前で発表することを行っています。
授業の様子

基礎発展期の6学年では、英語母語話者と口頭によるコミュニケーションが行えるように練習をします。
テキストや絵本、詩の音読や暗唱に取り組み、それを発表する機会も増えます。
そのとき、テキストに出てくる文を自分のことにあてはめて、寸劇をしたり、簡単な英文にして表現し直したりと、発展的に活用していくことを大切にしています。
どのように学ぶか
4学年では週1時間、5・6学年では週2時間の授業を行っています。
いずれの学年も、1クラス33名を2つの班に分割し、16~17名の少人数に対して授業を行っています。
4学年は導入期なので日本人教師が担当します。
5・6学年では、2時間のうちの1時間を前半と後半に分け、一方を日本人教師が、もう一方を日本人教師と英語母語話者がティーム・ティーチングで担当します。
授業の様子
授業の様子

各技能の学習内容
(1)発音
英語のプロソディー(発音、抑揚、強弱など)を正確に身につける。
基本的な表現や文を正確に発音できるように暗唱する。歌を暗唱する。
(2)聞き取り
なるべく多くの英語に触れ、英語の単語や文を認識し、内容を理解する。
(3)文字
アルファベットで書かれた語句や文が読め、簡単な文をアルファベットで綴れるようにする。
ていねいに英文の決まり(大文字で始まる、ピリオドで終わる、カンマ・!・?・単語間にはスペースを入れるなど)を守って書けるようにする。
(4)語彙
4学年で約200語、5学年で約270語、6学年で約300語程度を学習する。
(5)音読
英語で書かれたテキストを声に出して音読する。
(6)コミュニケーション
児童と先生、児童同士で、挨拶・質疑応答・意思疎通ができるようにする。
感情を込めて表情豊かな意思疎通の工夫をする。
発表を通して、伝えよう・聞こうという態度を養う。
(7)文法
基礎基本として学んだ内容を発展させ活用できるように、簡単な文の仕組みを学ぶ。
Class Diary
一つの単元の終了時に、自分の学習を振り返る機会を設けて、感想を書かせています。
身についたこと、特に上達したこと、努力したこと、難しかったこと、目標にしたいことなどを日本語で自由に書き、教師がチェックしています。
そのとき、難しいと思うことは、上達への一歩として大切なことだと指導しています。
Class Diary(1)
Class Diary(2)

英語がこんなに楽しい

児童の様子
英語教室は西館2階、渡り廊下の先にあります。
児童は、「さあ、これから英語教室に行くぞ」とその渡り廊下で気持ちを切り替えます。
教室に入ってくるなり前の授業で習った歌を口ずさみ、そこに他の児童が一人二人と加わって大合唱となることもよくあります。
詩の発表では、それぞれが自分なりの方法で個性を出します。
同じ詩でも、ジェスチャーをつけたり、リズムや韻を強調したり、声色を工夫したり。どれも、鑑賞している人の印象に強く残ります。
グループでの工作が楽しいピザの発表では、大きなピザ生地にのせた具をリズムに合わせて紹介します。
ピザの発表(1)
ピザの発表(2)

こうして覚えた英語は児童の記憶の引き出しに蓄積され、中学でも「あのときの歌に出てきた!」とその引き出しから取り出して、その英語をさらに活用していけるでしょう。
子どもたちの発表会の感想
子どもたちの発表会の感想(1)
子どもたちの発表会の感想(2)

友達の発表を聞いたり、自分が発表をやり遂げたりした後の児童は、毎回、充実感を味わっているようです。
Class Diaryの事
Class Diaryの事(1)
Class Diaryの事(2)

夢中になったゲームや、言えるようになってうれしかったことなど、児童にとってその単元で強く心に残ることは様々です。
児童は、それを自由に書いて、自分の学習を振り返ります。