学習院大学計算機センター 第30回特別研究 研究会

入 場無 料

人工知能によって
「人を見る」

~人の目を測る・人の行動を測る・介護の上手さを測る~

概要

 最近の人工知能技術の発展は社会に大きな変革をもたらしていますが、特に注目されているのが、機械により画像を認識する「画像認識」の技術です。 この講演では、画像認識の考え方の基礎をスタートとして、中澤篤志氏が取り組んできた「人を見る」画像認識の技術の具体的な事例を交えながら、画像を機械で「見る」ことによって何が得られ、何をもたらすことができるのかをご紹介します。


●画像認識事始め

 機械で画像を見る「画像認識」とはどういうことか、なぜ難しいのかをご紹介します。


●人の目の観察 ~人は何を見ているかを知る~

 人は唯一白目を持っている動物であり、これは主に人とのコミュニケーションのためと考えられている。つまり、人は他者の目を観察することにより、相互コミュニケーション、認知、行動予測などを行なっています。このため心理学・医学・発達科学や計算機科学分野に至るまで、人の目の情報は広く利用されています。講演では、人の目の映像を解析することで外界の情報を得る「角膜イメージング」法について紹介します。


●人の行動の観察 ~人が何をしているかを知る~

 次に、人の視線情報の応用研究として、ウェアラブルカメラによる介護ケアスキルの評価方法への適用例を紹介します。この研究は、JST CRESTプロジェクト「優しい介護」インタラクションの計算的・脳科学的解明」の中で行っているもので、人のものの見方や目線の使い方が、認知症の人への「優しい介護」にどのようにつながっているかをご紹介します。


日時:2018年1222日(土)13:30~15:00 ※開場13:00
場所:学習院大学 西5号館 3階 302教室
※先着160名様まで
主催:学習院大学計算機センター / 後援:豊島区

講演者:中澤 篤志 氏

講演者

中澤篤志(なかざわ あつし)

 大阪大学基礎工学研究科修了後、東京大学生産技術研究所研究員、 大阪大学講師を経て、2013年から京都大学大学院情報学研究科准教授。その間、ジョージア工科大学客員研究員、JSTさきがけ「情報環境と人」研究員などを併任。画像認識、知能ロボットなどの研究に従事。主な研究例として、「ロボットに会津磐梯山踊りを踊らせる(東京大学・産業総合研究所)」、目の表面反射(角膜表面反射)の解析技術など。近年は、フランス発祥の介護ケアメソッド「ユマニチュード」のスキル解析に興味を持ち、この技術を行動学的・認知科学的に解明する学際的なプロジェクトを科学技術振興機構(JST)CRESTプログラムの一環として開始している。

京都大学大学院情報学研究科 准教授
JST CREST 「優しい介護」インタラクションの計算的・脳科学的解明 研究代表

お問い合せ

学習院大学計算機センター
〒171-8588 東京都豊島区目白1-5-1
TEL:03-5992-1050
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