国際交流センター
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The Second Tamkang World Forum for Youth Leaders(於 台湾・淡江大学)参加レポート2015/02/16

 2014年12月3日にお知らせした、本学協定校、淡江大学(台湾)での国際学生フォーラムに参加した、 政治学研究科博士前期課程の学生2名の参加者から、参加レポートが届きました。

豊島 佳織 所属:政治学研究科博士前期課程

自身のこれまでの研究成果の発表、及び、留学先で伸ばしてきた他者と討議する力を試すべく、2015年1月18日から同月23日の間、台湾の淡江大学でのThe Second Tamkang World Forum for Youth Leadersに参加しました。 「世界が直面する主要課題-平和、民主主義、ガバナンス、経済、エコロジー、環境、文化、社会」をテーマに、アメリカ、ロシア、イギリス、オーストラリア、マレーシア、インド、エルサルバドル、アフリカ、韓国、日本…と、 世界各地から来た学生たちが、各々の研究についてプレゼンテーションを行い、その後ディスカッションを行ないました。
多様なテーマについて互いに意見をぶつけ合った結果、新たな知見を得ることが出来ました。文化や言語の異なる学生の間で、違った考え方があるのは当然ですが、 世界が直面する問題の解決に向けて我々若者がとるべき行動についての考えに共通点が見出せたことは、非常に印象的でした。また、アベノミクスや日本政治、 日本文化に対する外からの評価を直接聞くことができたことは大変よい機会となりました。
さらに、淡江大学の学生が主体となり台湾ツアーを企画してくれたことは、台湾についての理解を深めるだけでなく、参加者間の親睦を深めることに大きく寄与したと思います。発表の場でのディスカッションだけでなく、 毎日の交流が非常に刺激的で、心から楽しみ、学ぶことができました。そのため、短期間ではありましたが、よい友人達を世界各国につくることができました。 私は2月末日より、韓国での異なる研究発表に参加しますが、その際、本フォーラムを通じて知り合った韓国出身の友人達と再会する機会を持てそうです。大変嬉しく思うとともに、今後ともこういったつながりを大切にしていきたいです。

青木 遥 所属:政治学研究科博士前期課程

私が台湾での学生フォーラムに参加した理由は、2年間の研究の成果を様々な国の学生へプレゼンテーションを行い、政策決定過程における論点を提示したいという思いからでした。 日本固有の政策決定過程を理解してもらうために、西欧のものとの比較を図示し、散漫とした内容にならない論点の絞り込みを行いました。他の日本の学生や海外の学生より初めて知る論点であると言われたため、 そういうものが提供できたことが今回の一番の成果であると考えています。
また、他の学生の研究課題に対する議論やプレゼンテーションを通じて、課題へのアプローチの仕方や新たな視点の理解をし、国際問題や各国の抱える問題に対する理解を深めることが出来ました。
今回の学生フォーラムへ参加したことで、短い時間(10分)でプレゼンテーションをする際に核となる部分をいかに伝えるか、早い理解をしてもらえるような工夫の仕方が身に付きました。加えて、それまで知らなかったトピックをその場で咀嚼して、 議論に参加する大切さを学び、その力を伸ばすことができました。
5日間のうちのプログラムで最初の1日半はフォーラムですが、残りの3日半はツアーが組まれており、フォーラムへ参加した様々な国からの学生と交流する機会があったのはもちろん、 台湾の文化に触れることが出来ました。世界三大博物館の1つである胡宮博物院で伝統的な文化に触れるだけでなく、陶器の博物館では台湾の現代的な芸術にも触れることができました。 加えて、台湾の学生も一緒に行動してくれたため、ガイドブックでは紹介されていないような場所に行くこともでき、台湾を満喫できました。 夕食後の自由時間には、フォーラムに参加した海外の学生と夜市へ出かけて交流を深め、非常に充実した日々を過ごすことができ、学生最後にとてもよい経験ができたと感じています。