事業紹介

WLBを評価する指標を開発しました

個々の企業が「ワーク・ライフ・バランス」 (WLB) をどの程度実現できているかを総合的に評価する指標を、WLBに先進的に取り組んでいる大手企業34社と共同で開発しました。

このWLB指標はWLB政策・制度の作成から社員のWLBの実現までの一連のプロセスを評価できる総合的な指標であることに特徴があります。

具体的には、育児支援や長時間労働の改善のためにどのような制度が導入されているのか、それらの制度がどの程度社員に認知され、利用されているのか、さらに個々の社員のレベルでWLBがどの程度実現され、それが労働意欲や経営パフォーマンスにどのような影響を与えているかを総合的に評価できます。

この指標の使い方と、周辺の事情(政府の政策や海外の動向)や事例をまとめた「ワーク・ライフ・バランス塾と参加企業の実践から学ぶ! 経営戦略としてのワーク・ライフ・バランス」を、第一法規株式会社から2008年に出版しております。

指標の概要につきましては、産労総研が発行している「人事実務 」(2007年6月15日号、No.1016) に掲載された解説 (こちら (PDF:777KB)PDFファイルが開きます) をご覧ください。

また2010年には、WLBの導入と推進の方法などをまとめた「ワーク・ライフ・バランス推進マニュアル」を第一法規から出版しました。そこでは中小企業用のWLB指標も掲載しています。

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