男性学・「越境する愛 交差するジェンダー」 :身体表象文化学プロジェクト(2005-2007)



平成17年度  平成18年度
平成18年度
第1回 6月29日(木) 「体、影、ロマン、愛、記憶」
       講師:尾竹永子    (ダンス・アーティスト)
エイコ&コマとして主としてアメリカで活動する尾竹永子氏を迎え、その作品における男女の身体がどのように表象されているのかを探る。講演会では、これまでの作品群に共通する男女に留まらない多層的な人と人の「関係性(relationships)」と可能性を語る。また、比較文化的、また経験的な視点から、身体・時間・空間の欧米と日本の違いなどにも触れる。

第2回 7月6日(木) 「愛、このつくられしもの 愛と権力、そして社会」
       講師:数土直紀 (学習院大学法学部教授<社会学>)
誰もがいだくと考えられがちな「愛」という人間関係を社会学的に検証する。愛が当事者同士の対等な関係によって結ばれるものであり、強制や支配などとは無縁であると思われている通念を、数理社会学の観点から社会的につくられた構成物として愛を読み解き、常識の裏にかくされた社会や権力の存在を照射する。

第3回 11月9日(木) 「おたくと秋葉原」
       講師:森川 嘉一郎 (桑沢デザイン研究所)
2004年ヴェネチア・ビエンナーレの第9回国際建築展の日本館展示「おたく=人格・空間・都市」のコミッショナーを務めた森川氏に、日本社会に現出した「萌え」という現象という「愛」の形について論じていただき、それに引き続きPD研究員を含めて討論が行われた。



平成17年度

第1回  11月26日(土)
      担当者:須長 史生 (昭和大学教養部専任講師)
      「ジェンダー問題としての男性問題」

第2回  12月3日(土)
      担当者:細谷 実 (関東学院大学経済学部教授)
      「男らしさの歴史の150年」

第3回  12月10日(土)
      担当者:山嵜 哲哉(武蔵大学社会学部教授)
      「団塊男性のジェンダー意識」






プロジェクト
(2005-2007年度)





〒171-8588東京都豊島区
目白1-5-1北2号館6階631室 
学習院大学 人文科学研究科
身体表象文化学専攻
Tel:03-5992-1404


開室時間
平日: 10:00~11:30
     12:30-18:00
土曜: 9:00~12:30