史学専攻 専攻紹介

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カリキュラム

 博士前期課程は定員15名で、専門的な歴史研究者を目指す学生だけではなく、教員専修免許状の取得を目指す学生や、学芸員としての知識・技能を身につけることを目指す学生、また専門的な勉強を深めてから一般企業への就職を希望する学生など、学部段階よりもいっそう進んだ、専門的な歴史研究の手法を身につけようとする学生を幅広く受け入れる編成をとっています。

 博士後期課程は定員3名で、博士の学位を取得して専門度の高い歴史研究者・教育者となることを目指す学生を受け入れる考え方をとっています。

■博士前期課程

 1年以上在学して、所定の単位30単位以上を取得したうえで、修士論文を提出します。

 30単位のうちわけでは、史学専攻の設置科目のうち演習12単位以上を取得することを義務づける他は、履修の制限は比較的緩やかなものです。史学専攻の設置する特殊研究のほか、他専攻設置科目・人文科学研究科共通科目・交流大学院設置科目、指定された学外研究機関の開催する講座を取得して、残りの必要単位を取得することができます。

 また、国文学研究資料館など指定された研究機関の開催する課程・講習会などを修了した場合にも、願い出により修了単位として認定することができます。

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■交流大学院とは
 早稲田大学大学院・慶應義塾大学大学院・中央大学大学院の3つの大学院との間に、博士前期課程の学生の相互交流に関する協定を結んでいます。史学科の博士前期課程に在学する学生は、これら3つの大学院で開設されている科目を履修して取得した単位のうち、合計して8単位までを修了単位に算入することができます。

 いうまでもなく、3つの大学院のいずれかに所属する学生が史学専攻の開設科目に出席することも普通に見られます。これらの仲間とも積極的に交流し、知的な関心を広げるように心がけて下さい。


■指定された研究機関の課程・講習会とは
対象となる研究機関とは、本大学院と協議済みの、以下の5つの機関です。

  国立歴史民俗博物館〔千葉県佐倉市〕
  国文学研究資料館〔東京都立川市〕
  国立民族学博物館〔大阪府吹田市〕
  国際日本文化研究センター〔京都市西京区〕
  日本近代文学館〔東京都目黒区〕


  博士前期課程の学生がそれぞれの研究機関の開催する、例えば「アーカイブズ・カレッジ」などの講習会に参加して修了認定を受けた場合、願い出により、本学で取得した単位として認定する場合があります。

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■博士後期課程

 20単位以上を取得したうえで博士号の学位論文を提出します。

 20単位のうち史学専攻の開設する演習で12単位以上を認定されなければなりません。

 2008年度から、所定単位20単位を取得したのち3年を超えて博士後期課程に在学する学生については、授業料が半額に減額されることになりました。


■博士論文の提出年限
 在学期間のうちに提出するほか、単位を取得して退学したのち3年のあいだに学位論文を提出することができます。

■博士号取得後の待遇
無給研究職
 課程博士の資格を取得したのち、願い出により、最長で3年間の無給研究職の資格を得られます。本学教職員としての資格をもち、給与はありませんが、学内の施設を教職員として利用できるほか、学習院大学から科学研究費の申請を行うことができます。また他の研究機関などを利用する場合にも、本学教職員としての資格で申請を行うことができます。

研究成果の出版助成
 
学位論文を刊行しようとする場合、課程博士・論文博士とも願い出により、本学より50万の出版助成を受けることができます。 

 

[出版助成による課程博士論文の近年の刊行例]
2014 小松賢司『近世後期社会の構造と村請制』校倉書房
2013 田村航『一条兼良の学問と室町文化』勉誠出版
2011 田中大喜『中世武士団構造の研究』校倉書房
2009 市川理恵『古代日本の京職と京戸』吉川弘文館
2008

伊藤真実子『明治日本と万国博覧会』吉川弘文館

西村慎太郎『近世朝廷社会と地下官人』吉川弘文館

2004 穂高知美『都市と緑:近代ドイツの緑化文化』山川出版社
舟橋明宏『近世の地主制と地域社会』岩田書院
[出版助成による論文博士論文の近年の刊行例]
2013 中込律子『平安時代の税財政構造と受領』校倉書房
2011 田中暁龍『近世前期朝幕関係の研究』吉川弘文館
2006 藤実久美子『近世書籍文化論:史料論的アプローチ』吉川弘文館

 

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