学習院大学国語国文学会 刊行物のご案内

『学習院大学国語国文学会誌』
論文は学習院学術成果リポジトリにて順次公開されています

 
号数 題目 執筆者 備考
60号
29年3月
木俣考―大穴牟遅神の根之堅洲国訪問譚― 渡部 真璃那  
西行和歌における「心の水」 富永 曜子
伝中院通躬筆『狭衣物語』巻一翻刻(上) 青木 祐子
鈴木 幹生
勝亦 詩織
近藤 さやか
千野 裕子
「家鳴」考 毎原 杏香
志賀直哉「児を盗む話」論―改稿問題を中心に― 菊田 美咲
三浦半島の方言意識と風向名について 大久保 愛海
61号
30年3月
宮内卿の研究 鈴木 和泉  
伝中院通躬筆『狭衣物語』巻一翻刻(下) 青木 祐子
鈴木 幹生
勝亦 詩織
近藤 さやか
千野 裕子
『親敵討腹鞁』論 古庄 るい
はじまりの地としての渋谷―国木田独歩「武蔵野」― 伊東 弘樹
月の神話的表象―消された月を巡る一考察― 狩野 萌
「生活者としての外国人」に対するオノマトペ指導 山内 裕美子
62号
31年3月
エレガントな村野先生 鈴木 健一 ★村野良子先生古稀記念特輯号
『いはでしのぶ』の琴の琴
―一品宮との「合はせ」―
毛利 香奈子
『改正増補 博物館学階梯教授本』(1880)の語彙 伊藤 真梨子
類義の字音接頭辞「本」と「当」について 張 明
ブラジル・ドウラード日本語学校モデル校での実践報告 佐藤 なぎさ
オンライン作文交換活動「さくぶん.org」の実践報告
―教員は何を教えようとし、大学生は何を学んでいるか―
吉田 美登利
専門語彙習得における協同的学習のデザイン 八嶋 康裕
JSL環境の日本語学習者を対象としたピア・ラーニングにおける活動中の問題に対する学習者の意識 石塚 健
教員養成課程における年少者日本語教育のあり方について考える 森沢 小百合
63号
令和2年3月
神話や伝説に見られる蛇と女の死 佐佐木 隆  
『いはでしのぶ』の右大将の笛―異分子の音― 毛利 香奈子
『西鶴諸国はなし』「残る物とて金の鍋」論 齋藤 優香
太宰治「待つ」論―成立の背景から見えてくるもの― 玉田 琴乃
『徒然草』における「あはれ」の現れ方
―第1部・第2部の文体と擬古的側面―
安部 清哉
峰尾 みやび
64号
令和3年3月
〈花かつみ〉考―『万葉集』六七五番歌の検討― 長 見菜子  
『うつほ物語』論―仲介としての仲忠― 高橋 悠
能狂言の身体技法と伝承 野村 万之丞(虎之介)
〈国策〉への接近/抵抗としての混淆
―久生十蘭『紀ノ上一族』論―
脇坂 健介
安部公房『密会』論―盗聴システムの権力性― 片野 智子
日本語教師の話し合い―話し合いを阻害する要素に焦点をあてて― 冷 俊俊
神奈川県西部方言(秦野市)の語彙―80歳代・50歳代の使用調査より― 川口 真奈
接続詞「ときに」から「ところで」への交替―文法的変化が引き起こした語彙交代― 姜 小晶
安部 清哉
65号
令和4年3月
佐々木先生の愛情 中山 昭彦 ★佐々木隆先生古稀記念特輯号
日本書紀の国名表記について 北川 和秀
万葉歌の〈乱〉字のすべての読み方について 間宮 厚司
「ヤル(破る)」・「ヤブル(破る)」の意味・用法について 今戸 美絵
壬申紀の「或日」―『日本書紀』における「或日」の検討を通じて― 中野 謙一
中臣清麻呂朝臣宅席歌考―〈梅〉解釈を巡って― 長 見菜子
「稲生物怪録」研究―文学的視点による考察― 伊藤 紘圭
太宰治「葉桜と魔笛」論―姉妹の青春― 玉田 琴乃
66号
令和5年3月
兵藤先生の思い出 鈴木健一 ★兵藤裕己先生古稀記念特輯号
上野国五徳山水澤寺の縁起と在地伝承 青木 祐子
<家>の神と物語―徳大寺家の文芸活動― 鈴木 啓子
興福寺大乗院尋尊の源平争乱期をめぐる歴史認識 塩山 貴菜
延慶本『平家物語』の『実語教』パロディについて 松下 健二
『三升増鱗祖』論―典拠と制作時期に関する考察― 吉田 慎一朗
67号
令和6年3月
上代の「うち」と「なか」―範囲と位置― 小澤 颯太  
穴師の原義に関する一考察 長 見菜子
『夜の寝覚』形代的愛の行方―少将と新少将― 八木 啓伍
『本朝続文枠』の文章組織―流布本の視点― 松田 和明
願望構文における副詞の振舞いについて 山口 洋輝


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