News&Topics 学習院大学理学部からのニュース (2016/03/31)

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化学科 秋山教授がフンボルト賞を受賞しました!

フンボルト賞とは
フンボルト賞は、ドイツ政府の国際的学術活動機関であるアレキサンダー・フォン・フンボルト財団が創設し、人文、社会、理、工、医、農学の各分野において、基本的な発見もしくは新しい理論によって後世に残る重要な業績を挙げ、今後も学問の最先端で活躍すると期待される国際的に著名な研究者に対して授与されるものです。これまでの受賞者のうち40名以上がノーベル賞を受賞しており、ドイツでもっとも栄誉ある賞とされています。
秋山教授は有機化学分野での受賞となりました。授賞式は2016年3月18日にドイツ バンベルクにて行われました。

秋山教授のコメント
今回フンボルト賞(Humboldt research award)を受賞する事ができ,大変光栄であり,とてもうれしく思っています。
我々の研究室では,医薬品の中間体の合成等に用いる事の可能な,新規な触媒を開発し2004年に報告しました。本触媒の有用性が世界的に高い評価を受け,新たな研究分野を開拓できた事が授賞理由です。
これは,ひとえに,秋山研究室の卒業生,スタッフの熱心な実験の賜物です。卒業生のメンバーならびに,優れた研究環境を提供してくれた学習院大学に感謝します。




向かって左より、フンボルト財団理事長 ベルリン大学 Helmut Schwarz教授、化学科 秋山隆彦教授



フンボルト賞表彰状

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