GCA東京についてのご案内
学習院生との交流型研修「GCA東京」
学習院大学国際センターが行う、海外に在籍する日本語を学ぶ学生のための短期研修プログラムです。
これまでの制作物
GCA東京では2017年2月・2018年2月にミニ番組制作を行いました。 以下のリンク(YouTube)より閲覧可能です。
YouTubeのチャンネルはこちらです。| YouTubeが見られない方はこちら
千葉県富津市金谷・PR動画(YouTube・2018年2月制作)
- 暮らし班・暮らしっく
- 歴史班・ゴールデンバレー『金谷の恋。』
- 芸術班・カナスタグラム
- 食文化班・金谷のものいっぱい食べたい
- カフェ班・まちカフェ
- 交通班・KANAYA EXPRESS
千葉県一宮市・PR動画(YouTube・2017年2月制作)
この記事の目次
6月のGCA東京 First Japan(10名程度)
日本語を勉強し始めたばかりの学生をターゲットに「初めての日本」をテーマにして行っている日本語・日本文化研修プログラム。 主に英語圏の学生を対象。学習院制は「フィールドトリップ」のプロデューサー(企画運営)として関わる。 伝統的な日本を感じられるトリップ、現代的な日本を感じられるトリップを行う。 2016年は鎌倉座禅を行ったり、スカイツリーを訪れたりした。(東京都の「&Tokyo」ブランド推進プロジェクト)
7月と2月のGCA東京・夏/冬(各40名程度)
東アジア、東南アジア、アメリカ、豪州、欧州など幅広い国から学生を集める。 基礎的な力がついている学生を対象に、運用力を高める授業を実施。 学習院生が100名以上登録。授業の空きコマを利用して、日本語授業に参加、 研修生とのピアリーディング、ディスカッション、プレゼンなどを通して、 母語を客観的に見る、多国籍メンバーで一つの課題に取り組む、などの経験をする。
日本が大好き、日本への関心が高い研修生たちは、日本人学生に聞きたいことがいっぱい。 そこで毎回行っている「学習院生へのインタビュー!」。 日本の大学生の生の声を聞けるチャンス。普段から聞きたいと思っていたことをまとめ、 1対1でインタビューできるよう、40人の学習院生を集め、マッチングするのも、スタッフの見せ所です。
GCAの最大の特徴「課題探求型現地研修」
午前の日本語授業が終わったら、あとはフリータイム? いいえ、GCA東京は違います。午後こそ本番! 研修生各自の興味・関心にしたがって、 東京に来たからこそできる「課題探求型現地研修」を行ってもらいます。
もちろん日本の伝統文化についても研修を行います。 明治神宮に行くときは、英語が堪能な神職のご案内のもと、 宮内を歩き、神楽殿でのご祈祷見学、質疑応答などもお願いしています。 皇居はただ周りを散策するだけでなく、内部公開に申し込んで行きました。 関心のある学習院生も同行して、共に学んでいます。
課題探求型現地研修・報告会
ただ訪問して終わり?いいえ、違います。 現地研修した結果をまとめ、最終日に大教室(講堂など)で報告会を行います。 学習言語である日本語で発表を行う研修生は、大緊張!それをサポートするのが、学習院生たちです。
豊島区と連携した文化体験プログラム
研修生が一番「思い出深い」と書き残すアクティビティ…それは「日本文化体験教室」。 学習院から徒歩5分にある「目白庭園」を訪問、 「赤鳥庵」という伝統的建築によるお茶室で着物の着付け、茶道、書道の3つを体験します。
豊島区と豊島区国際交流ボランティア団体「fam」との連携のもと、 毎回実施している日本文化体験教室。 研修生たちにとってかけがえのない経験です。
学習院生のグローバル体験の場でもある「大交流会」
「グローバル・キャンパス・アジア構想」="アジアの国の学生同士が、キャンパスを変えて学び合う"
8月に「GCA派遣プログラム」により、中国・台湾・韓国・香港・インドネシアなどに研修に行く学習院生が、 GCA東京で研修中の研修生たちと共に交流を行う「大交流会」。 企画・運営は全て学生自身の手で行っている。
きめ細やかなケア―自発的に誕生した学生部―
2015年度に学生から出てきた「裏方の仕事を担いたい」という申し入れにより、「GCA東京学生部」が誕生。 機構スタッフとの連携で、企画・運営に携わるほか、大学生として研修生と教師の間をつなぐ役割をしてくれる存在。 研修生にとっては、いつまでも忘れられない友人。 いまだに国を行き来して交流を深めているケースが多数見られます。
次なる挑戦―研究者集団が支えるリサーチ調査―
GCA東京2017年・冬、新しいGCAが始動。名付けて、「町おこし」型グローバル・フィールド研修。 2020年、東京オリンピックのサーフィン会場に決定した千葉県長生郡一宮町での合宿を行いました。 「生活・歴史・政治・教育・自然・スポーツ・文化・農業・郷土料理」の9班に分かれ、 9つの視点から一宮町の魅力と課題に迫りました。 文豪・芥川龍之介ゆかりの「一宮館」にて、町民約70名の前で報告会。真剣な質疑応答が続きました。
この発表を支えたのが、博士課程を修了し、PD(ポスト・ドクター)として勤務している若手研究者たち。 研修生、学習院生を問わず、リサーチ能力、プレゼン能力、報告書作成能力を育てる指導を行うスタッフが充実。 研修生の中で最も人数が多いのが、中国語と韓国語を母語とする学生たち。 それをカバーできる中国専門家、韓国専門家、そして日本語学の専門家が、彼らのリサーチに密着。 手取り足取り指導を行います。