学習院大学 国際研究教育機構Global Exchange Office for Research and Education.

機構の紹介

機構の紹介

荒川一郎機構長(副学長)のメッセージ

国際研究教育機構の発足にあたって
荒川一郎

国際化は古くはシルクロードに始まったと言えるでしょう。交通手段の発達に伴って、はじめは徐々に、そしてこの一世紀の間に急激に進行しました。さらにほんの10年程前から、誰もが世界中の情報を時間の遅れなく入手でき、しかも自らも情報を発信できるという情報・通信手段の質的な転換が起こり、これが加速度的な国際化の進展をもたらしています。

大学では研究活動と教育活動が同時に進行しています。教員は研究を進めながら学生の教育に携わり、学生は教育を受けながら研究の現場に徐々に参加していきます。四半世紀前は、教員の国際的活動はせいぜい年1回、海外で開催される国際会議に出席・発表する程度でしたが、現在では年に3,4回の海外出張も珍しくなく、さらには国内でも関連分野の国際会議が毎年複数回開催され海外から研究者が多数訪れます。もちろん海外の大学・研究機関との共同研究も当たり前のようになりました。昔は大学生にとって海外留学の機会をつかむのははなはだ困難でしたが、昨今は気軽に行ける短期の語学研修から、1年以上に及ぶ本格的な留学まで、多数の学生が海外での勉学を経験しています。海外から日本を学びに来る学生の数も昔とは比較にならないほど多くなりました。教員・学生の国際的な活動は、今まで思いも付かなかったような新しい交流形態を産み出しつつ、いよいよ盛んになっています。本学の様な比較的規模の小さい大学でも、各学部・学科、付置研究機関ごとに、その活動の活発さゆえに、毎年毎年新たな国際交流が始まっています。しかし、ややもすると学内部局間で交流事業の進め方がまちまちであったり、そもそもお互いにどの様な国際交流が行われているのか把握していない、などの問題も生じています。活発な研究・教育活動が産み出すゆえの混沌と考えればそれはそれで嬉しいことですが、それにしても…、と言うところです。

この様な状況を打開し、より活発な交流を推進すべく、1年半ほど前から国際研究交流オフィスが活動を開始しました。そしてそれが衣替えをして2014年4月に発足したのが国際研究教育機構です。これからの5年、10年で「国際化」がどの様な形で進行していくのか正確な予想は困難です。大学はその様な状況に対応して行かなくてはなりません。本機構の発足はその対応策の一つの段階と考えています。学内外の皆様には、ますますのご協力を賜りたくよろしくお願い申し上げます。

副学長 国際研究教育機構長 荒川 一郎

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