2017.06.01
このたび、大学図書館セミナーを下記の通り開催いたします。
テーマは「江戸のスイーツ」!
NHK時代劇ドラマ(現在「みをつくし料理帖」)の風俗考証を担当されている先生が講師として講演されます。
奮ってご参加ください。
大学図書館セミナー「江戸のスイーツ ~日本の食文化から~」
講演概要
17世紀後期の京都で大成した和菓子。それは華やかな意匠や雅な菓銘を持つ上菓子(京菓子)でした。上菓子は江戸に伝わりもてはやされました。一方、大福餅や金つばなど気取らない庶民的な菓子が江戸の菓子の本質でもあります。
今回の講演では、華やかな上菓子に触れつつ、江戸生まれの名菓桜餅や幾世餅など江戸前の菓子の数々をご紹介いたします。
講師紹介
青木直己 あおきなおみ
1954年東京生まれ。
国分寺市史編纂室、立正大学文学部助手を経て株式会社虎屋入社。2013年虎屋文庫研究主幹にて退職。
現在、いくつかの大学や日本菓子専門学校、NHK文化センター和菓子教室の講師を務めるかたわらNHK時代劇ドラマの風俗考証を行う(現在「みをつくし料理帖」)。著書に『幕末単身赴任下級武士の食日記 増補版』(ちくま文庫)、『図説和菓子の今昔』(NHK出版、本年8月ちくま学芸文庫にて訂正版刊行予定)。
専門は日本近世史、食文化史、ビジネス・アーカイブズ。
※詳しい情報はこちら → セミナーポスター