学習院大学 法学部 | 法学科|政治学科

卒業生の一日に密着Graduates

法学部法学科 2001年卒業

浜 一平 Ippei Hama

MS&AD インシュアランスグループホールディングス株式会社
人事・総務部 文書・法務室 課長
三井住友海上火災保険株式会社
総務部 法務チーム 課長

拡がり続ける企業法務の仕事に法学科での学びは今も活きています

 私は大学に進学する際、理系以外で論理的な学問を学びたいと考え、法学科に進学しました。入学後は交友関係を広げるために、学園祭実行委員会、法律サークル、そして音楽が大好きでしたのでバンドサークルに所属しました。
 大学卒業後は、損害保険会社の扱う商品の幅の広さや将来性に魅力を感じ、三井住友海上に入社。入社後4年間は、現場で自動車保険の損害査定業務(交通事故の示談・保険金支払など)を担当しました。その後、現場の仕事を通して、より法律について学びたいと考え、大学院に進学。修了後、法務部門へ異動となり、現在は、持株会社(MS&ADホールディングス)と事業会社(三井住友海上)の両方の法務業務全般を見る立場にいます。
 その仕事の範囲は、持株会社の株主総会の運営・法定書類の作成から、事業会社の訴訟対応、契約書のリーガルチェック、知的財産権の管理、インサイダー情報の管理まで、非常に多岐に渡っています。また、特に近年は会社を取り巻く経営環境が目まぐるしく変化し(経済情勢の変化、グローバル化、デジタライゼーション、会社法改正・債権法改正など)、これに合わせ、各種事業戦略を展開する中で、法務部門が果たすべき役割は大きく広がってきており、一層重要性を増してきていると感じています。
 プライベートでは会社の軽音楽部に所属し(グループ全体で約60名の社員が在籍)、社会貢献を目的としたチャリティーコンサートのほか、年2回ライブハウスでの公演活動を行っています。
 また、2009年より、学習院のOB・OG会である桜友会の法学部同窓会において、法学部との架け橋として、オール学習院の集いや総会・講演会など様々な活動に参画させていただいております。
 早いもので卒業して17年になりますが、オンもオフも大学時代に学んだこと・経験したことが今も活きており、目白の杜で過ごした4年間は自分にとって非常に貴重な時間であったと感じています。

浜 一平さんの一日

START

  • 7:30

    出社

    新聞やWebのニュース報道をチェック。
    社内ポータルサイトで、全社員向け通知など、会社の動きをチェック。
    1日の業務スケジュールを確認。

  • 9:00

    始業

    チームミーティングにて、並行して動いている業務タスクの進捗状況確認。

  • 10:00

    法務相談

    グループ会社の再編方法について対面で打合せ。

  • 11:00

    訴訟対応方針協議

    事案発生部・弁護士と和解案の受諾可否について協議。

  • 12:00

    社員食堂にて昼食

  • 13:00

    有価証券報告書の作成

    経理部門との間で記載方針の調整を実施。

  • 14:00

    株主総会運営方針の検討

    法令改正やコーポレートガバナンス・コードへの対応など課題を整理。

  • 15:00

    リーガルチェック

    取締役会資料や契約書のリーガルチェックを実施。

  • 16:00

    弁護士相談へのアテンド

    事業会社(三井住友海上)へ外出。
    保険約款の解釈・お客さまへの対応方針・新規事業などに関する相談。

  • 19:00

    業務終了

    退社後、法学部桜友会の理事会へ出席。

学習院大学法学部で良かったこと

 保険会社の法務業務においては、法学科在籍時に学んだ民法や会社法などの基礎知識が重要なのはもちろんのこと、社会情勢の変化に合わせて、次々と新法制定や法令改正がなされることから、卒業後も常に勉強が必要になります。その意味では、「法の見方」や「法的な考え方(リーガルマインド)」がより重要といえ、恵まれた学習環境のもと、これらを学ぶことができたことに深く感謝しています。

 学習院では「ひろい視野 たくましい創造力 ゆたかな感受性」という教育目標を掲げています。さまざまな学生が集い、自由な校風を持つ学習院大学では、これらを養う環境が整っています。ぜひ学習院大学法学部でその素養を身につけ、そして自分の将来は自ら切り開く、という強い意志を持って学んでもらえたらと思います。