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卒業生紹介Graduate

It's my job.

法学部法学科 2004年卒業
法科大学院 2006年修了

髙梨 俊介

株式会社三井住友銀行
法務部
部長代理

Shunsuke Takanashi

髙梨が金融業界に興味を持ったのは、法学部で財産法を学んだことがきっかけだった。民法や倒産法といった身近な法律は経済と密接な関係がある。法学部で得た法律知識や経験を実社会で活かしたいという思いと、特定の産業にとらわれないビジネス感覚やリーガルマインドを身につけたいという思いが交差する先にあるのが金融業界だった。
法学部卒業後、法科大学院・司法試験・司法修習を経た髙梨は、弁護士会が主催する就職説明会に出席。三井住友銀行のブースで、金融機関があらゆるビジネスを支える経済の要であること、金融法務の奥深さや面白さについて説明を受けたことが決め手となった。
晴れて入行し、法務部に配属される。法務部は、銀行の新しい施策や個別の取引の際に生じる課題や問題点を、法的な観点から調査・検討し、最も適した方策をアドバイスすることが主な業務だ。法律のスペシャリストとして活躍するにはふさわしい部署である。
次に異動したのが、ストラクチャードファイナンス営業部。こちらでは発電所などの建設資金を融資する“プロジェクトファイナンス”や“M&Aファイナンス”といった、大規模かつ複雑な仕組みが求められる特殊な融資業務に携わる。これらのファイナンスは、税務・会計の知識だけでなく、関連する多数の法律を駆使して行われるため、法律家としても貴重な経験を得ることができた。
実は、この頃に忘れられないエピソードがある。
苦況にあった企業への事業再生案件が功を奏し、再生の目途が立ちつつあった。そこに訪問した際、「三井住友銀行のおかげでどうにかなりました。本当にありがとうございます。」と感謝の言葉を受けたのである。その時、髙梨は銀行が社会にどれだけ貢献しているかをダイレクトに実感できた。
再び法務部の配属となった今、その経験を通じ「誰かを助ける銀行でありたい」という気持ちがモチベーションになっている。また、民法や商法等の法改正に金融業界として関わるなど、法律の知識が、自分の可能性を広げてくれたことをつくづく噛みしめている。

髙梨 俊介さんの一日

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学習院大学法学部で良かったこと

学年の早い段階から法律の基礎をしっかり学べたことが、今の仕事に役立っていると思います。法解釈学の基礎理論を丁寧に学び習得することが、結果的には実務的・応用的な問題へ対処する近道ではないかと考えています。
また、新進気鋭の先生方、各法分野の重鎮と呼ばれる先生方の双方から講義や演習を受けることができるのも学習院大学だからこそではないでしょうか。法律雑誌に先生方の論文がよく載っているのですが、その度に自分が優れた教育環境で学ぶことができたのだと実感しています。
当時の友人たちも同じように他の企業のリーガルスタッフとして勤務していたり、弁護士として執務しているので、プライベートで会うだけでなく、学生の時のように議論や相談をすることもあります。社会に出てからも、仲間が一緒に頑張っているという心強さを感じています。
今でも恩師にアドバイスを受けることがありますが、これも先生方との距離が近く、密度の濃い講義や演習を受けることができたからだと思います。この大学での経験は、学生の時だけではなく、現在にまで至る貴重な財産だと考えています。

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