学習院大学 法学部 | 法学科|政治学科

教員紹介Messages from Professors

法学科 特別客員教授

鴨田 哲郎Tetsuo Kamota

専攻:労働法

出身地
東京都
最終学歴/学位
中央大学
所属学会
日本労働法学会
研究テーマ
労働時間
担当科目
特設演習(就活に役立つ労働法)、特殊講義(働くとき・雇うときの法)、特設演習(役に立つワークルール)

ブラック企業と闘う法

 企業や個人に雇われて働く人のことを法律では労働者と呼びます。アルバイトも立派な労働者です。日本の労働者とその家族は人口の8割に及びます。このような労働者を対象とした法が労働法です。

 労働者を雇う側を使用者と言います。労働者と使用者とは原則として労働契約という合意(約束)によって結ばれています。貴社で働きましょう・働いてくれたら給料を払いましょうという約束がまず基礎にあります。

 約束すべき事項は多岐にわたります。どれだけ働いたらいくら給料が払われるのか、仕事や職場は変わることがあるのか、仕事でケガや病気をしたらどうなるのか、どんな場合に解雇(クビ)になるのか等々。

 そして、労働者と使用者を比べると使用者の方が圧倒的に優位です。いつクビになるか判らないと、使用者のいいなりを選択せざるをえない人がいてもおかしくありません。ブラック企業が絶えない原因です。このように両者の約束に任せていたら労働者は人間らしい生活ができなくなる可能性があります。これを規制するために存在するのが労働法です。

 就活やバイト捜しで労働法の知識を持つことは重要です。一緒にこの知識を学びましょう。

著書・論文紹介

「適用除外は時間主権の問題である」

労働法律旬報 No.1823(9月上旬号)(株式会社旬報社、2014年)

「民主主義をささえるための労働時間規制」

労働法律旬報 No.1831+32(1月合併号)(株式会社旬報社、2015年)

『シリーズ働く人を守る残業』

(中央経済社、2012年)