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Q&A (2016年2月26日改訂)

Question 1 「ドイツ語圏文化学科」では,何を学べるのでしょうか?
Answer 2 コミュニケーションの手段としてのドイツ語を学ぶ のと同時に, 文化学的視点から,従来から行なわれてきた, 「文学研究」や「言語研究」と並んで, 「文化学」の基本的見方を学ぶことができます. また,外国語の学習を通して,話し方,聞き方,読み方,書き方の4技能を, ドイツ語と日本語で訓練し,学問を通じて,論理的に考えることや, 学問のやり方を学ぶことができます.
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Question 2 「ドイツ語圏」というのは,どこですか?
Answer 2 現在,「ドイツ語圏」というと, ドイツ連邦共和国(人口:約8250万人), オーストリア(人口:約826万人), スイスの一部(人口:741万人, ドイツ母語話者は63.7%)が中心です.

その他にも, フランス(エルザス・ロートリンゲン),イタリアの一部(南チロル地方), ベルギー(東部,アレーラーラント),リヒテンシュタイン, ルクセンブルク, デンマーク(ノルトシュレースヴィヒ),オランダ,ポーランド,ユーゴスラビア, ルーマニア,スロバキア, チェコ,ロシアといった地域でもドイツ語母語話者がいます.

また,歴史的事情から,ブラジル,アルゼンチン,パラグアイ,チリ,ナミビア, アメリカ,カナダ, カザフスタン,ヴァチカン,クロアチア,セルビア, イスラエルにもドイツ語母語話者がいることが知られています.

ドイツ語は,ヨーロッパの中で母語として話している人口が最も多い言語です. 近年では,東ヨーロッパ地域で,外国語としてドイツ語が話される割合も増えています.
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Question 3 今,「ドイツ語」がまったくできないのですが,それでも大丈夫でしょうか?
Answer 3 ぜんぜん問題ありません.新入生の大部分は, 大学に入ってからドイツ語を学び始めます. ドイツ語は,ドイツで出版されたテキストを用いて, ドイツ語を母語とする教員2人と日本人の教員1人で行なわれる授業と, 基本的な文法的知識を学ぶ授業を組み合わせてありますので,効率的に学ぶことができます.
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Question 4 「ドイツ語」って「かたくて難しい」という話を聞いたことがあるのですが,本当ですか?
Answer 4 偏見です.「ある言葉がかたい」とか「難しい」ということには,科学的根拠がありません. 話す人がやさしい人なら,言葉は「やさしく」響きますし,無愛想な人なら, 「つっけんどん」に響きます.話す人によって,どんな言葉も違った印象を与えるものです.

かつて,日本では,文法中心に厳しくドイツ語を教えていた時代があり, その当時の思い出を持つ方々は,残念ながら「ある種の偏見」を持たれているのかもしれません. コミュニケーションを中心に考えた外国語教育では, どんな外国語を学んでも,その言語がほかの言語と比べて「特に難しい」などということはありません.
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Question 5 コース制について教えて下さい.
Answer 5 「言語・情報」、「文学・文化」、「現代地域事情」という3つのコースがあります. 「言語・情報コース」 はドイツ語に関する言語学的な研究だけでなく、 言語と社会の関係、広告の言葉,若者言葉, インターネット上の言語やコミュニケーションのあり方を研究することができます.

「文学・文化コース」 は、文学はもちろんのこと、演劇や映画、写真,絵画, その他の造形芸術、思想史などの領域もカヴァーします.

「現代地域情報コース」 では、若者文化やサブカルチャー、環境問題や教育問題、 歴史意識など、ドイツ語圏のアクチュアルな問題に焦点を当てます.

1〜2年生で3つのコースの入門ゼミを履修し、3年から所属コースを選択し、 そこで学んだことを卒業論文あるいは卒業研究に結びつけていきます.

過去にどのような卒論、及び卒研が提出されているのかについては,以下のリンクからご覧下さい。

2005年度の卒論のテーマ一覧表
2006年度の卒論のテーマ一覧表
2007年度の卒論、卒研のテーマ一覧表
2008年度の卒論、卒研のテーマ一覧表
2009年度の卒論、卒研のテーマ一覧表
2010年度の卒論、卒研のテーマ一覧表
2011年度の卒論、卒研のテーマ一覧表
2012年度の卒論、卒研のテーマ一覧表
2013年度の卒論、卒研のテーマ一覧表
2014年度の卒論、卒研のテーマ一覧表
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Question 6 将来は,留学したいのですが,どのような機会がありますか?
Answer 6 留学にはさまざまな種類があります.ここでは, 学習院大学の留学規定に従って話をします. まず,1. 協定留学 と 2. 協定外留学 を分けることができます. 2. 協定外留学は,さらに

(1) ドイツの大学での正規の学生として留学 ,
(2) その前段階としての長期(半年以上の)語学留学,
(3) 短期の語学研修,

に分けられます.以下,順を追って説明します.

1. 協定留学
学習院大学の協定校 でドイツ語圏の大学は,ドイツ連邦共和国のバイロイト大学 (Universität Bayreuth) と マンハイム大学 (Universität Mannheim), オーストリアのザルツブルク大学(Universität Salzburg) です(国際交流センターが担当し,学内で選考されます). それぞれの大学へ一名ずつ一年間,正規の大学生として留学ができます.

2. 協定外留学
(1) ドイツの大学で正規の学生として留学
「大学入学のためのドイツ語試験」 (DSH) で一定水準以上の成績を取れば, ドイツの大学で正規の学生 として勉強することができます. また,世界基準のドイツ語統一試験 TestDaF (http://www.testdaf.de/) で一定水準以上の成績を取ることも, 多くのドイツ語圏の大学で正規の大学生になれる道です. また,外部の奨学金(各国の国費留学制度,民間のスカラシップなど)で留学したり, 私費で留学する学生もいます.というのも,ドイツ, オーストリア,スイスの大学では, 学費が無料か,あるいは,かなり安いからです.渡航費と生活費, 学生保険, それに,ドイツ語の実力があれば,誰でも留学が可能です.

(2) 長期(半年以上の)語学留学をする場合(ドイツ語圏の大学で正規の学生になる前の段階)
ドイツ語圏の多くの大学には正規の学生になる準備としてのドイツ語コースが設けられています. これらの語学コースや,ドイツのゲーテ・インスティテュート (Goethe-Institut) における語学コースなど, 学科が認める語学コースの受講(半年以上)であれば留学と認められます. なお,留学先で取得した単位は, 単位互換制度によって,規定に基づいた審査の後で, 単位として認められ, 授業料が減免されます.

(3) 短期の語学研修
バイロイト大学には, およそ一ヶ月の夏期ドイツ語研修制度 (IIK Bayreuth, Sommer-Universität) があり, 毎年多くの学生が学習院大学から参加しています(人数の制限はありません). 最初にバイロイト大学の語学研修に参加し,その後で協定留学する, というパターンもよくあります.
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