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新着情報

2017年4月24日  Am 29. April 2017 kommt Kehlmanns „Ich und Kaminski“ ins Kino in Tokio.

ケールマン原作の『僕とカミンスキーの旅』4月29日(土)からロードショー
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あのドイツ国内だけで230万部も売れた『世界の測量』(Die Vermessung der Welt | Rowohlt)を書いたダニエル・ケールマン(Daniel Kehlmann)が、2004年に発表したのが、 Ich und Kaminski | Suhrkamp です。 このほど、映画化されたものが 『僕とカミンスキーの旅』| 公式サイト として4月29日(土)から、 恵比寿ガーデンシネマ | YEBISU GARDEN CINEMA with UNITED CINEMAS | 映画館 ほかで全国順次ロードショーされます。 『グッバイ、レーニン!』を撮ったヴォルフガング・ベッカー(Wolfgang Becker)監督が手がけたもので、盲目の天才画家カミンスキー役は、 デンマークの俳優イェスパー・クリステンセン(Jesper Christensen)、 美術評論家ゼバスティアンを演じるのがダニエル・ブリュール(Daniel Brühl)ということでなかなかの見ものです。 まあ、なんと言ってもこのカミンスキーという画家、なかなかのキャラクターなので原作を読んでも思わずニンマリとしてしまうほどのつわもの。 トレーラーを見てみると、クリステンセンがなかなか見事に演じているようです。

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2017年4月19日  Die japanische Übersetzung von Jörg Kilians „Historische Dialogforschung“ ist im März 2017 erschienen.

イェルク・キリアン著『歴史会話研究入門』発売(ひつじ書房)
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音声記録が現在のように物理的に可能ではなかった過去において、いったい人々はどのように会話をしていたのか、というのは書き言葉となって記録された資料から再構築するしかありません。 イェルク・キリアン (Jörg Kilian) (2005) の Historische Dialogforschung. Eine Einführung. (= Germanistische Arbeitshefte 41) は、 「「あらゆる年代の(文字化された)会話」を対象とした言語研究のための手引き書」としてしられていましたが、 このたび細川裕史氏(学習院大学ドイツ語ドイツ文学専攻で学び、キール大学でPh.D.取得、現在阪南大学准教授)によって翻訳され、ひつじ書房から出版されました。 詳細は、『歴史会話研究入門』イェルク・キリアン著 細川裕史訳 | ひつじ書房 をご参照ください。 amazon.de の原著の紹介は、 Historische Dialogforschung: Eine Einführung | amazon.de: Jörg Kilian を、 amazon.jp の翻訳本の紹介は、 『歴史会話研究入門』 | イェルク・キリアン, 細川裕史 | Amazon をご覧ください。

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2017年4月13日  Osternfeiertage: Gründonnerstag ist heute! (Karfreitag, Karsamstag, Ostersonntag und Ostermontag kommen noch.)

今年のイースター(Ostern):今日はもう聖木曜日(Gründonnerstag)!
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キリストの復活を祝う移動祝日であるイースター(=復活祭、Ostern)は、2017年は4月16日です(復活祭の日曜日)。 最近はだいぶ日本でもコマーシャリズムに乗っかって商品が売られているので、うすうす季節を感じることができますが、やはりイースターと言われると、 休日があるのがキリスト教圏です。ドイツでも、今日4月13日は、聖木曜日(洗足木曜日、Gründonnerstag)でお休みです。 この後、聖金曜日(受難日、Karfreitag)、 聖土曜日(Karsamstag)、 復活祭の日曜日(Ostersonntag)、 復活祭の月曜日(Ostermontag)と続きます。 街中にもイースターバニー(Osterhase)があふれるこの季節、今年は Die besten 17 Ideen zu Osterhasen Basteln auf Pinterest のサイトを紹介します。ここではイースターバニーを手作りする17のアイデアが紹介されています。

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2017年4月7日  „Brezeria“ ist im April am Mejiro-Bahnhof.

[目白ローカル] Brezeria が4月、目白マンスリー・スイーツに登場
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目白駅に隣接する【マンスリースイーツ目白店】(Monthly Sweets | エキナカポータル)に、 Brezeria (本場ドイツ産ブレッツェルのお店) が4月30日までの予定で入っています。目白駅近くのナチュラル・ローソン でもバター入りのブレッツェル(こちらは英語流で「フレッシュバタープレッツェル」と呼ばれています)が購入できますが、 普通の Laugenbrezel が食べたかった人には朗報です。ちなみに、近々「さくまサン」のドイツ語圏文化学科バージョンにも、 ブレッツェルが登場する予定です。乞うご期待!

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2017年4月5日  Bundespräsident Steinmeier hielt eine Rede im Europaparlament (am 4.April 2017).

シュタインマイアー大統領、ヨーロッパ議会で演説(2017年4月4日)
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2017年3月19日、第12代大統領に就任したフランク=ヴァルター・シュタインマイアー(Frank-Walter Steinmeier) 氏が、欧州議会でドイツ大統領として演説しました。 大統領になって初めての本格的なスピーチとして注目されましたが、ZEIT ONLINE は、kämpferisch (攻撃的)と表現するほど 明確にヨーロッパ連合(EU)の重要性を説き、 ヨーロッパを「この貴重な遺産、これを私達は断念してはならないし、ヨーロッパの反対者たちの手にゆだねてはならない」 (Dieses kostbare Erbe, das dürfen wir nicht preisgeben und nicht den Gegnern Europas überlassen.)と指摘する一方で、 「ヨーロッパは、決してただの散策ではなかった。ヨーロッパは、複雑で、そう、骨の折れるプロジェクトなのだ」 (Europa war nie ein Spaziergang! Europa ist ein kompliziertes, ja, ein anstrengendes Projekt.) と述べ、努力して維持していくべきものであることを表現しました。他方では、「ポピュリストは、世界を白と黒で(2分して)描き、さまざまな不安を政治的に利用している」 (Populisten malen die Welt in Schwarz und Weiß und schlagen aus Ängsten politisches Kapital.) とポピュリストや分裂扇動者たちを非難しました。
ドイツ大統領のサイトで、今回のスピーチ( Der Bundespräsident / Reden / Besuch des Europäischen Parlaments | www.bundespraesident.de)の原文を読むことができます。
今回は、 Frank-Walter Steinmeier: "Europa war nie ein Spaziergang" | ZEIT ONLINE と、 Steinmeier vor EU-Parlament: Bekenntnis zu Europa - Politik | Süddeutsche.de を主に参照しました。
シュタインマイアー大統領は、この後、4月7日(金)、8日(土)にギリシアを訪れる予定です。

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2017年3月27日  Frau Megumi Sato, Doktorandin der Gakushuin-Uni, ist der JGG-Preis 2017 verliehen worden.

佐藤 恵さん(博士後期課程)、日本独文学会学会賞受賞
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第14回日本独文学会学会賞が本学の博士後期課程の佐藤 恵さん(ドイツ語ドイツ文学専攻)の論文に与えられることが3月26日に発表されました (第14回日本独文学会学会賞選考結果 | 日本独文学会)。 論文は、»Wegen dem Clavier«. Die Beethovens und der Rektionswandel der Präpositionen wegen, statt und während im Zeitraum 1520-1870. というタイトルで、 ドイツの言語学系の由緒ある雑誌 Muttersprache (2015)に掲載されたものです。 Muttersprache 1/2015 | GfdS で、ドイツ語と英語のアブストラクトを読むことができます。 ベートーベン(Ludwig van Beethoven)の筆談帳を歴史的な話しことばの資料として用い、ドイツ語の前置詞 wegen, statt, während の格支配の変化を追ったもので、多くの実証的データと優れた考察に裏打ちされています。おめでとうございます。

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2017年3月22日  NHK Fernseh- und Radioprogramm für Deutsch: Neuer Start, ab 3. April 2017.

2017年度NHK『旅するドイツ語』、『まいにちドイツ語』は4月3日スタート
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2017年3月18日に、NHK『旅するドイツ語』、『まいにちドイツ語』4月号テキストが発売になりました。 4月号の内容がスタートするのは4月3日(月)からです。 4月からNHKの語学講座でドイツ語を始めようと思っている方には、早めにテキストを購入することをお勧めします。 4月号のテキストは、一番早く店頭から消えるからです。
ドイツ語のテレビ番組・ラジオ番組 | NHK から、 今年度のNHKドイツ語番組に関するほぼすべての情報が得られるようになっていますが、以下では、簡単に概略を説明しておきます。
NHK Eテレで4月から9月まで放送される『旅するドイツ語』は、昨年の9月から今年の3月まで放送されたものの再放送です。 旅人は別所哲也さん(お〜!)、監修は、大田達也さん(南山大)、放送時間は、Eテレ月曜午後11:30-11:55、再放送は木曜日の午前5:30-5:55 です。
NHKラジオ第2放送の『まいにちドイツ語』は、月曜日から水曜日までが入門編で、 藤井明彦さん(早稲田大)が講師、パートナーはレオポルト・シュレンドルフ(Leopold Schlöndorff) さんとエファ・ウォルブリング(Eva Wölbling)さんが担当する新シリーズで、「ドイツ語で巡る建築」というテーマです。 木・金の応用編は、4月から6月まで田中雅敏さんが講師、パートナーがディアナ・バイヤー=タグチ(Diana Beier-Taguchi)さんで 昨年好評だった「ドイツ語発見の旅」が再放送されます(2016年10~12月)。7月から9月までの応用編は、美留町義雄さん(大東文化大)が講師で、 ディアナ・バイヤー=タグチさんがパートナーをつとめ、「鴎外の見たドイツ」が再放送されます(2017年1~3月)。 放送時間は、月曜から金曜までで、午前7:00-7:15、再放送は同日の15:15-15:30、翌週月 - 金11:30-11:45 です。
なお、パソコン、スマホ、タブレットでも読めるテキストの電子版も電子書店で発売されています。 ゴガクル ドイツ語 - NHK語学フレーズをフル活用 では、「おさらいフレーズ」の音声を聞いて復習したりできます。 ラジオを持っていなくても、NHKネットラジオ らじる★らじるで、 パソコン、スマホ(専用アプリもあります)、タブレットで番組を聴くこともできます。いろいろなメディアが活用でき便利になりましたが、 基本的に<規則的に放送時間に合わせて勉強する>という古典的方法をとる方が、語学を身につけるには一番よいように思えます。 ただし万一聞き逃しても、ラジオ番組は「マイ語学」に登録すれば(ドイツ語のテレビ番組・ラジオ番組 | NHK の右上のバナーをクリックして登録)、前週1週間分がネットで聞けるというのは確かに魅力的で便利です。

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2017年2月27日  Heute ist der Rosenmontag! (2017)

「薔薇の月曜日」(Rosenmontag)はカーニバルの季節の絶頂期(2017年は2月27日)
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2017年、「薔薇の月曜日」(Rosenmontag)は2月27日です。 カーニバル(Karneval)というと、ドイツ語では、Fastnacht, Fasnacht, Fasching のようにさまざまな名称で呼ばれますが、 中心的には、ラインラント地方や、ドイツ語圏南部で主に行われます。ドイツではケルン(Köln)、マインツ(Mainz)、 デュッセルドルフ(Düsseldorf)、スイスでは、ルツェルン(Luzern)が特に有名です。そして、「薔薇の月曜日の仮装行列」(Rosenmontagszug)が行われるのですが、これが大きな見ものです。さて、今年はどんなキャラクターが登場するでしょうか?!
今回は、ケルンの Der Kölner Rosenmontagszug: Alle Infos zum Rosenmontagszug 2017 と、 マインツの Mainzer Carneval-Verein 1838 e.V. | Rosenmontagszug、 そして、 ルツェルンの Lozärner Fasnachtskomitee - Fasnacht in Luzern をリンクしました。 写真や動画などでカーニバルの雰囲気をお楽しみ下さい。

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2017年2月19日  „Mozart-Tirol“ ist seit 6. Februar 2017 auf dem Markt.

2月6日から「モーツァルトチロル」が市場に出現!
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ウィーンに行くと、ついお土産に買ってきてしまうのが「モーツァルト・クーゲル」(Mozartkugeln) というモーツァルトの絵のついたまんまるいチョコレート。 これは、ザルツブルク(Salzburg)の菓子職人パウル・フュルスト(Paul Fürst: 1856-1941) が1890年に制作したものと言われています。Cafe Konditorei Fürst | Salzburg では、 現在でもオリジナル・レシピで「モーツァルト・クーゲル」を作り続けているそうです。 ダークチョコレートとヌガーにくるまれたピスタチオ入りのマルチパン(Marzipan)は、独特なハーモニーを作り出しています。
といっても、誰もがどこでも「フュルスト」の「モーツァルト・クーゲル」を食べれるわけではありません。 そこで登場するのが、オーストリアだったらミラベル(Mirabell)社の Mozartkugel | Mirabell、 ドイツだと、パウル・レーバー社の製品です(Schokoladen Spezialitäten | Paul Reber)。 日本では、2017年2月6日から「モーツァルトチロル」が市場に出現しました。 ★チロルチョコ株式会社★ のホームページで確認できますが、 筆者は本日、某コンビニで「モーツァルト チロル」の購入を果たしました(参考価格42円)。 「業界初!マジパン入りチョコ」、「オーストリアのお菓子モーツァルトクーゲルを再現。」とのキャッチコピーで売りだされていますが、一口食べた時は、 「なーんだ、足元にも及ばないよ!」と思ったのですが、1つ食べ終わるころには、「あっ、これはこれでかなり良いセンいっているかも」と思ってしまいました。 でも、本当は Salzburg のフュルスト (Fürst) に行って本物が食べたいものです。 (ちなみに、日本では、「マジパン」という言い方が普及していますが、ドイツ語では、「マルチパーン」という感じで発音します。)

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2017年2月17日  GLT-Workshop findet am 18.02. 2017 an der Universität Tokyo (Komaba) statt.

ドイツ言語理論研究会(GLT)、2月18日(土)14:00から東大駒場で開催
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ドイツ言語理論研究会(GLT)が、2017年2月18日(土)14:00~に、 東京大学駒場Ⅰキャンパス18号館4階、コラボレーションルーム4にて開催されます (参照:キャンパスマップ|東京大学(駒場))。
1.発表 井坂 ゆかり(東京外国語大学大学院)
「コーパス調査に基づく動詞 bedauern と対格の相関詞 es についての考察」
2.読書報告  高畑 明里(東京大学教養学部地域文化研究ドイツ研究コース)
Brandt, Patrick & Eric Fuss (2014): "Most questionable pronouns: Variation between das- vs. was-relatives in German." Linguistische Berichte 239, 297-329.
当日は、18号館入り口が閉じられていますので、入り口右側にある学内フォンかお電話から、コラボ4にお電話ください(コラボ4の番号は学内フォン横に掲示されています)。 終了後に懇親会も予定されています。

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2017年2月9日  "Talk-Session" von Herrn Dr. Oka unter dem Thema „Erinnerungskultur in Deutschland“, am 17. Februar 2017 (Gakushuin-Uni)

岡裕人氏によるトークセッション「ドイツの "記憶の文化" ​を考える」(2/17)
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「ドイツ記憶の文化を考える会」と「NPO法人ホロコースト教育資料センター」主催で、 来る 2月17日(金)に 岡裕人氏によるトークセッション「ドイツの "記憶の文化" ​を考える」が開催されます。 場所は、学習院大学 北2号館(文学部棟) 10階 大会議室、時間は 19:00~21:00 です。 詳細は、「ドイツの "記憶の文化" ​を考える」 |flyer-20170217-at-gu.pdf をご覧ください。高校生以上どなたでも参加できますが、参加にあたっては、上記PDFパンフレットに書かれているアドレスから、あるいは、 2017年2月17日(金)参加申し込み (「ドイツの "記憶の文化" ​を考える」) から事前に申し込みをして下さい(学生の場合は、所属大学名/所属高校名を忘れずに書いて申し込んで下さい)。学生以外の一般の方は、参加費 1,000円が必要になります。

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2017年2月6日  Die 67. Berlinale findet vom 9. bis zum 19. Februar 2017 statt.

ベルリン国際映画祭2017、まもなく開催(2/9-2/19)
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ベルリン国際映画祭2017(Berlinale)がまもなく始まります。 今年のポスターは、巨大なクマさん。コンペティション部門での優勝者に金熊賞(Der Goldene Bär)が授けられることでも有名なので、当然と言えば当然です。 ドイツ語のプログラムは、67_IFB_Programm_Web.pdf からダウンロードできるので、ゆっくりと見ておきたいところです。オープニングの2月9日に上映される DJANGOEtienne Comar 監督によるフランス映画で、なかなかよさそうな映画です。 コンペティション部門でのドイツ語の映画と言えば、アンドレス・ファイエル(Andres Veiel)監督による Beuys。 これは、あの芸術家ヨーゼフ・ボイス(Joseph Beuys: 1921-1986)の人生をたどったドキュメンタリー映画です。 さらに、オーストリアの俳優、ヨーゼフ・ハーダー(Josef Hader) による初監督作品 Wilde Maus があります。 フォルカー・シュレンドルフ(Volker Schlöndorff)監督作品の Rückkehr nach Montauk は、スイスの小説家マックス・フリッシュ(Max Frisch: 1911-1991)の自伝的小説 Montauk (1975) の映画化です。ちょっと激しい感じです。
実際に映画祭が始まると、いろいろな評判も伝わってくるので、また続きをお伝えできるかもしれません。

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2017年1月17日  Das 36. interuniversitäre Juniorenseminar findet vom 7. bis 11. März 2017 in Nasu unter dem Rahmenthema „Fremde Kultur - faszinierend oder beängstigend?“ statt.

春のインターウニゼミナール(2017年3月7日から11日)参加者募集中!
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2016年3月8日から12日にかけて、栃木県那須塩原市にある「国際医療福祉大学那須セミナーハウス」にて、 第36回春のインターウニゼミナール(ドイツ語ドイツ文化ゼミナール)が開催されます。 インターウニゼミナール は、 「ドイツ語を学び、ドイツ語圏の文化と社会に広く関心を持つ全国の学生たちのために開催されています。 日独韓の学生たちが集まって、ドイツ語を学びながら、できる限りドイツ語を使ってディスカッションをする4泊5日の合宿セミナーです。」 詳細は、公式ホームページ インターウニゼミナール をご覧ください。
今回のテーマは、「異文化の「魅力」、他者への不安」(Fremde Kultur - faszinierend oder beängstigend?)です。 趣旨説明の文章の最初の部分を、以下に引用します。

異文化は、あるときはとても魅力的です。明治維新以来、多くの日本人は西洋文化という異文化に憧れて政治システムや文学や音楽を受容し、また戦後は多くのアメリカのポップカルチャーを自分のものにしてきました。でも異文化はときに、得体の知れない、不安をかきたてるものとなって、差別や迫害の対象にすらなります。言語や文化や民族の違いは、しばしば戦争の根拠にされます。こうした違いはいったいどこから来るのでしょう? 
 異文化との接し方について、特定の集団やマイノリティを差別してはいけない、と私たちはよく習ってきました。これまで積み重ねられてきたこうした「正しい (political correctな)」態度は、しかし今や、世界のあちこちで空洞化され、嘲笑され始めています。西欧民主主義を担ってきた基本理念が、トランプ現象を始めとする出来事を通して大きく揺らぎ始め、「よそ者」を排除したいとか隣国を嘲笑したいとかいった「本音」が、再び公然と大声で(とりわけネットの中では無節操に)語られるようになってきています。 たしかにテロの問題が深刻化し、際限ない難民... 続きはこちらで | 2017春のインターウニ・ゼミナール
参加申し込みは、ネットでできます。インターウニゼミナール:参加申し込み からどうぞ。 全国のさまざまなドイツ語学習者とドイツ語で議論するのは楽しいですよ。 満員になる前に早めに申し込みましょう。
概略: インターウニゼミナールのチラシ(PDF)
日時: 2017年3月7日(火)~11日(土)
場所: 国際医療福祉大学・那須セミナーハウス(栃木県那須塩原市金沢 2067-1 )
   往復のチャーターバス(片道2500円)が東京(池袋駅)から出ます。
参加費: 32,000円(4泊5日宿泊代、食事代、テキスト代、通信費、保険料を含む。往復バス利用のみ別料金です。)
募集人数: 60名程度(申込み順。ドイツ語を学ぶ学生・院生を対象としますが、ドイツ語学習歴があれば社会人も可。)
申込み締切:2017年2月26日(日)

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2017年1月13日  Das Unwort des Jahres 2016 ist „Volksverräter“. (am 10.01.2016)

2016年のドイツの Unwort(粗悪語)は、Volksverräter に(1/10)
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2016年の粗悪語(Unwort)が、2016年1月10日に発表されました。 今回選ばれたのは、Volksverräter です。 おや、見たことがある、と思う人は多いはず。そう、この単語は辞書にも載っています。 Duden には Volksverräter, der (abwertend); jmd., das eigene Volk (2) verrät, hintergeht, betrügt. という説明があります(軽蔑的;Volk (2)を裏切る人、欺く人、だます人)。小学館の『独和大辞典』には、「売国奴」という和訳がついています。 そう、第二次世界大戦の時、国家社会主義(=ナチズム Nationalsozialismus)体制でしばしば用いられたことばでした。
正式な説明は、次のリンクにあるプレスリリースをご参照下さい。 pressemitteilung_unwort2016.pdf
例年のことですが、粗悪語は一般に公募されて収集されますが、選定委員会は応募総数とは関係なく、議論をしてその年の粗悪語を決定します。 今回は、全体で 1064件の投票があったそうですが、この語の投書は 3件だったそうです。 それでも、この語のインパクトはすごいものがあります(日本語の「売国奴」も、民族主義的・挑発的な言葉のインパクトとしては似ているかもしれません)。 „Erbe von Diktaturen“: „Volksverräter“ ist das Unwort des Jahres 2016 | WELT の記事によると、実際にこの語は、メルケル首相やガウク大統領に対してもSNS や、ペギーダ連盟の信奉者達によってデモの中で使われたりしたとのこと。 プレスリリースの中にもあるように、この語は、「非民主主義的で誹謗中傷的に用いられた」(antidemokratisch und diffamierend verwendet) もので、「このような言語使用は、真剣な会話や、民主主義に不可欠な社会の中での議論の息の根を止めるものだ。」 (Ein solcher Sprachgebrauch würgt das ernsthafte Gespräch und damit die für Demokratie notwendigen Diskussionen in der Gesellschaft ab.) と言えるでしょう。 なお、UnwortBilder | www.unwort-bilder.de では、関連した写真を掲載しています。

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2017年1月9日  Das Thema des Programms “Hallo Deutschland 2017” und die Ausschreibung zur Teilnahme werden bekanntgegeben.

「ハロードイツ2017/第11回日独ユースサミット」参加者募集中!
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昨年の「ハロードイツ2016」に引き続き、今年も「ハロードイツ2017」(Hallo Deutschland 2017)が開催されます。 この交流プログラムは、「日独の若者(18歳~30歳)40名を対象にしたもので、プログラムを通じて普段とは少し異なった角度からドイツを知ることができます」。 毎年交互に日本とドイツで開催され、日独ユースサミットをメインプログラムとしています。 昨年は日本で開催されましたが、今年はドイツで開催されます。「ハロードイツ2017」とHallo Japan 2017 のプログラムの一部として、 「第11回日独ユースサミット」も開催されます。概略は以下の通りです。
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日時:2017年8月24日~9月3日
訪問都市:北ドイツ(ハンブルグ、リューネブルグ、ロストック、ベルリン)
活動内容:ドイツ人学生とテーマごとにグループワーク、ディスカッション
日本側応募締切:2017年3月31日(MEZ)
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「ハロードイツ2017」の中で行われる日独ユースサミットの今回のテーマは、Freiheit mit Grenzen(私たちはどこまでも自由なのか)です。 以下にそのテーマの説明を引用します。

若い世代は様々な場面で選択を迫られます。 例えば,何を仕事にするか、どこに住むか、何を使うか、どのようにコミュニケーションをとるか、どのように政治に参画していくかなどです。 これらはどれも簡単に選択できるものではありません。 しかし、そもそも選択の機会はすべての若者に対して平等にあるのでしょうか? 最近はより自由に選択できるようになってきているのでしょうか? それとも選択の場面には、すでに明確な制限があるのでしょうか? もしかすると私たちは選択の幅を知らず知らずうちに自分たちの手で狭めているかもしれません。
出典:ハロードイツ2017 | DJJG e.V.
参加したい方、興味があってもっと詳しく知りたい方は、ぜひ ハロードイツ2017 | DJJG e.V. をご覧ください。 また、 DJJG e.V. -- 独日青少年協会(Facebook) も合わせてご覧ください。

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2016年12月13日  Das Wort des Jahres 2016 in Deutschland ist „postfaktisch“. (2. Brexit, 3. Silvesternacht, 4. Schmähkritik, 5. Trump-Effekt, 6. Social Bots, 7. schlechtes Blut, 8. Gruselclown, 9. Burkiniverbot, 10. Oh, wie schön ist Panama)

ドイツにおける「2016年の言葉」は postfaktisch(ポスト事実的な)
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 12月9日にドイツ語協会(Gesellschaft für deutsche Sprache) は、「2016年の言葉」 (GfdS wählt »faktisch« zum Wort des Jahres 2016 | GfdS) を発表しました。 恒例になった「その年の言葉」は頻度から選ばれたものではなく、選考委員会の人たちが「その年を特徴づける」言葉の中から選んだものです。
2016年の言葉(第1位)は、postfaktisch(ポスト事実的な)でした。 これは、11月16日に発表された Word of the Year 2016 is... | Oxford Dictionaries で、post-truth という形容詞が選ばれましたが、その翻訳借用語です。 post- という接頭辞は、「…の後の、…の次の」という意味ですが、「次にやってくる」という意味では、 post- が付けられる元の語の概念を乗り越えている、というニュアンスもあります。 「ポスト真実の」というのは、「真実の後にやってくる」という形容詞になりますが、決して真実を乗り越えているわけではなく、イギリスの EU 離脱の国民投票の結果や、 アメリカの大統領選挙の結果を象徴的に語っているように見えます。ワシントン・ポスト紙は、このオックスフォード辞典の「今年の語」選考結果をうけて "It's official: Truth is dead. Facts are passe." と言っています (‘Post-truth’ named 2016 word of the year by Oxford Dictionaries | By Amy B Wang(Nov. 16, 2016)
同様に、ドイツ語の postfaktisch(ポスト事実的な、事実の後にやってくる)もかなり悲観的で皮肉っぽい表現です。 postfaktisch | Jochen A. Bär 氏による解説には、メルケル首相の言葉も引用されています。

Viel zitiert wurde eine Erläuterung aus dem Munde der Bundeskanzlerin: »Es heißt ja neuerdings, wir lebten in postfaktischen Zeiten. Das soll wohl heißen, die Menschen interessieren sich nicht mehr für Fakten, sondern folgen allein den Gefühlen.«
Quelle: postfaktisch | Jochen A. Bär, http://gfds.de/wort-des-jahres-2016/
第 2位は、Brexit(ブレグジット「イギリス離脱」)。ご存知のように Britainexit を組み合わせて作られた語。 日本でも大きく報道されたようにイギリスの国民投票の結果、イギリスが EU 離脱を選択することになったことを表した語。僅差ではありましたが、多くの人たちにとって信じられない結果だったようです(去年は、Grexitが3位に入っていました)。
第 3位は、Silvesternacht(大晦日の夜)。ケルンで昨年の大晦日から今年の正月にかけて起きた暴行事件を象徴的に語る言葉。難民がどのように関与していたのか、報道は何をどのように伝えたのか、事件の真相は何か、対処の仕方は正しかったのか、さまざまな議論を引き起こした事件でした。
第 4位は、Schmähkritik(虚偽の批判)。ある人間の中傷が全面に出るような批判的発言を指します。具体的には、風刺作家ヤン・ベーマーマン(Jan Böhmermann) がエルドアン大統領に対して書いた詩がその一例としてあげられています。
第 5位は、Trump-Effekt(トランプ効果)。これは、アメリカ大統領選挙でのトランプ氏(Donald Trump)の勝利がもたらした影響のこと。選挙戦中の過激な発言は、世界中に大きな反響を呼びました。
第 6位は、Social Bots(社会的ボット)。外部から遠隔操作するための不正プログラムの一種がボットですが(ロボットのボットから来ています)、一旦のっとってしまえば、繰り返し特定のタスクを実行できるので、その様子をたとえて、ある意見がたった一人の人から発せられたとしても、それが多くの人から発せられたように仕組むこと。広告や政治的プロパガンダで使われると言われています。
第 7位は、schlechtes Blut(悪い血)。エルドアン大統領がトルコ系ドイツ人議員を中傷するのに使った言葉で、再び「血」に言及するという恐ろしい過去のナチ的発言が思い出されてしまいます。
第 8位は、Gruselclown(恐怖の道化師)。とりわけハロウィーンの季節に人を驚かせようとして仮装する人たちが、現実に恐怖の事件を引き起こしてしまったことがあるそうです。
第 9位は、Burkiniverbot(ブルキニ禁止)。「ブルキニ」とは、「オーストラリアのデザイナー、ザネッティ氏による手足の先と顔だけしか露出しないイスラム女性信者用の水着」のこと。フランスでは禁止にするところもあったのですが、裁判所によって「基本的人権の侵害」と判断されました。
第10位は、Oh, wie schön ist Panama(ああ、パナマってなんて素敵なの!)。同じ題名の絵本があるそうですが、今年は「パナマ文書」が公開され、多くの著名人が関わっていたところから、マスコミ等で「ほのめかし」に使われた文だとのこと。
  日本では、日本漢字能力検定協会が発表する 今年の漢字 2016年 が、12月12日に発表されました。 2016年の「今年の漢字」は、「金」(キン・コン/かね・かな/こがね)。153,562票の投票から最多のものとして選ばれました。 2位は「選」(セン)、3位は「変」(ヘン)でした。 詳細は、2016年「今年の漢字®」第1位は「金」| 公益財団法人 日本漢字能力検定協会 をご覧ください。

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2016年12月10日  Der Dokumentarfilm über Kunsthistorisches Museum Wien läuft jetzt noch im Kino in Japan.

「グレート・ミュージアム:ハプスブルク家からの招待状」上映中
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ウィーン美術史美術館(Kunsthistorisches Museum Wien)と言えば、今年で125周年を迎えるウィーンの大美術館。 この美術館のドキュメンタリー映画が目下公開中です。東京では、ヒューマントラストシネマ有楽町 | テアトルシネマグループ で、11月26日から公開していて、12月16日までの予定です。ああ、もう間に合わない、時間がない、という方は、例えば来年、 川崎市アートセンター・ アルテリオ映像館 に行けば、1月4日(水)から上映予定、 シネマテークたかさき では、1月7日(土)から、また、 横浜の映画館・ミニシアター「シネマ・ジャック&ベティ」 では、2月11日(土)から上映されます。
「美術館のドキュメンタリー映画って、どうなの?」というあなた。現実の美術館運営には、さまざまな顔があるのです。 そんな裏側を覗いてみると、思わぬ発見があるばかりでなく、苦労している人々、悩んでいる人々、とてつもない努力と挑戦をしている人たちなどが見えてくるはず。 この映画の公式ホームページの文章を一部、以下に引用しておきます。

創立120年の節目に取り掛かった大規模な改装工事に2年以上にわたり密着した製作陣は、豪奢な天井画や壁画などまるで宮殿のような豪華な装飾とともに、美術品の収蔵庫、修復作業場、閉館後の館内や会議室など、ふだん見ることのできない美術館の姿を虚飾のないカメラでとらえていく。"偉大なる美術館" の裏側とそこで働く人々の姿を丁寧に描いた、芸術の世界をたっぷりと堪能できるドキュメンタリー映画である。
出典:映画『グレート・ミュージアム ハプスブルク家からの招待状』公式サイト
なお、日本語の公式サイト、映画『グレート・ミュージアム ハプスブルク家からの招待状』 をアクセスするときは、トレーラーがいきなり始まることを覚悟して、ボリュームを上げておくといいかもしれません。 ドイツ語のサイトは、Das große Museum - von Johannes Holzhausen です。

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2016年11月30日  Mahlers Partitur ist am 29.11.2016 bei Sotheby's in London für knapp 4,55 Millionen Britsche Pfund verkauft worden: die teuersten Noten aller Zeiten!

マーラーの交響曲第2番自筆譜、競売で約455万ポンド(約6億3700万円)で落札される
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グスタフ・マーラー(Gustav Mahler; 1860 - 1911)はオーストリアの著名な作曲家ですが、さる11月29日に 自筆の交響曲第2番(『復活』(Auferstehung) の楽譜がロンドンのサザビーズ(Sotheby's)で競売にかけられ、 およそ「約455万ポンド(約6億3700万円)で落札された」とのことです (マーラー自筆譜6億円で落札=「復活」交響曲、史上最高値-英競売商 | 時事通信)。 ロンドンの競売商サザビーズによれば「オークションでついた楽譜の値段としては史上最高」とのこと。
この交響曲第2番という作品、アメリカ人の実業家ギルバート・キャプラン氏(Gilbert Kaplan)が所有していたもの。 キャプラン氏は、2015年1月に亡くなったのですが (Gilbert Kaplan: Der emsigste Mahler-Verehrer ist tot | DiePresse.com)、彼はただマーラーに心酔していただけでなく、 自分でこの交響曲第2番を指揮するために指揮者になって、オーケストラを指揮し、CD まで出した人でした。 落札額もすごいですが、ここまでマーラーに惚れ込んだ人がいたというのも驚きです。ちょっとマーラーの第2番、聞いてみたくなりますね。 YouTube でも聞けます。

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2016年11月19日  Bundespräsident Joachim Gauck hat zum Abschluss seiner fünftägigen Japanreise Nagasaki besucht.

ガウク大統領、最後に訪れたのは長崎(11/18)
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11月18日、ガウク大統領(Bundespräsident Joachim Gauck)は5日間の日本訪問の最後に長崎市と長崎原爆資料館などを訪問しました。 時事通信によると、ガウク大統領は、田上市長に「原爆の惨禍を知ろうとすると人々は広島に行く傾向がある。だからこそ、自分は長崎を知ってほしくて訪問した」 と、その訪問の意図を語ったそうです。今回の日本訪問の日程、並びにスピーチは、 Offizieller Besuch in Japan | www.bundespraesident.de からその内容を知ることができます。 また、読売新聞に掲載された ガウク独大統領、書面インタビュー全文 | 読売新聞(YOMIURI ONLINE)2016年11月14日 の内容は、大統領のサイト内の Interview mit der japanischen Tageszeitung "Yomiuri Shimbun" | www.bundespraesident.de でドイツ語で読むことができます。
なお、ガウク大統領は、来年2期目を務めず、2017年3月には5年の任期を終えることを宣言しています。後任候補として話題になっているのは、外務大臣のシュタインマイアー氏(SPD) (Frank-Walter Steinmeier)です。

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2016年11月10日  Ausgewählte ausländische Filme werden in NFC/MOMAT vorgeführt. (11.10. bis 23.10.2016)

「NFC所蔵外国映画選集2016」始まる (11/10 - 11.23)
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東京国立近代美術館フィルムセンター では、本日(11月10日(木))から11月23日(水)の間、 「NFC所蔵外国映画選集2016」が開催されます。ドイツの映画だけでなく、フランスの映画、ソ連の映画、ポーランドの映画など、さまざまな古典的作品を見ることができます。 詳細は、NFC所蔵外国映画選集2016 | NFC あるいは、 NFC所蔵外国映画選集2016 (PDF) | NFC をご覧下さい。ドイツの映画として名を連ねているのは、F. P. 1 ANTWORTET NICHT, MORGENROT, URLAUB AUF EHRENWORT, AFFAIRE BLUM です。 カレンダーを見て上映時間を確かめてから行きましょう。

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2016年11月9日  Die Ausstellung „Deutsche Filmplakate der Nachkriegszeit“ findet im Nationalmuseum für moderne Kunst (MOMAT), Tokio statt (15.11.2016 bis 29.01.2017).

「戦後ドイツの映画ポスター」展、東京国立近代美術館フィルムセンターで11/15から
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東京国立近代美術館フィルムセンター では、2016年11月15日(火)から2017年1月29日(日)の期間、 戦後ドイツの映画ポスター(Deutsche Filmplakate der Nachkriegszeit) を開催します。 この展覧会は、東京国立近代美術館フィルムセンターと 京都国立近代美術館 共催で行われ、 「1950年代後半から1990年までに制作された85点(西ドイツ45点+東ドイツ40点)の映画ポスター」を展示します。この戦後の一時期、「鉄のカーテン」で東西に分割されていたドイツの映画は、好対照をなしていました。その部分の説明を上記「戦後ドイツの映画ポスター」のサイトから引用しておきます。

 第二次世界大戦の終結後、政治対立により東西二つに分断されたドイツは、1990年に統一されるまでの間、冷戦の最前線にあって映画界も別々の道 を歩むことになりました。西ドイツでは映画製作が息を吹き返すとともにアメリカや西欧の映画が盛んに輸入され、東ドイツでは国営会社DEFAによって独自 の社会主義的な映画文化が育まれました。
 そうした映画文化の分岐は、映画のポスターにも及びました。西ドイツでは、アート・フィルムを配 給する会社がハンス・ヒルマン、フィッシャー=ノスビッシュ夫妻ら新世代のグラフィック・デザイナーを積極的に起用し、時に大胆なタイポグラフィに訴えた 鮮烈なポスターが制作されました。一方で東ドイツでは、DEFAの采配のもと、エアハルト・グリュットナーやオットー・クンメルトらが、内省的な、しかし 宣伝美術の枠に囚われない自在な表現を生み出します。
出典:戦後ドイツの映画ポスター | 東京国立近代美術館フィルムセンター
ポスターを見ると当時の雰囲気、映画の個性、東西のコントラストなどさまざまなものを感じ取ることができるはずです。 月曜日および12月26日(月)-1月3日(火)は休室、観覧料は、 一般210円(100円)/大学生・シニア70円(40円)/高校生以下及び18歳未満、障害者(付添者は原則1名まで)、MOMATパスポートをお持ちの方、キャンパスメンバーズは無料です(学習院大学生もキャンパスメンバーズです)。

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2016年11月3日  Am 16. November 2016 hält Präsident Joachim Gauck einen Vortrag an der Waseda-Uni.

ドイツ連邦共和国ヨアヒム・ガウク連邦大統領講演会(11/16, 於:早稲田大学)
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来る11月16日(水)、早稲田大学早稲田キャンパス井深大記念ホールにて、10時から11時の予定で、ドイツ連邦共和国ヨアヒム・ガウク(Joachim Gauck) 連邦大統領の講演会が開催されます。 「日独の友好関係、双方向の協力、そして両国が今日直面する課題について講演」するとのことで、使用言語はドイツ語(日・英の同時通訳あり)です。 早稲田大学学生、教職員のほか、一般の方も参加できるとのことです。 ただし、参加にあたっては事前登録が必要です。 詳細は、ヨアヒム・ガウク ドイツ連邦共和国大統領講演会 | 早稲田大学 をお読み下さい(入場に際してセキュリティ・チェックもあり、着席完了9:30厳守となっていますので、ご注意)。
ドイツ連邦共和国大統領のサイトにおけるヨアヒム・ガウク氏のページは、 Der Bundespräsident / Bundespräsident Joachim Gauck です。ここから、大統領の予定や、これまでのスピーチの原稿などを読むことができます。

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2016年11月2日  Vom 3. bis 6. November findet auch dieses Jahr das Deutschlandfest im Aoyama-Park statt.

「ドイツフェスティバル」11月3日から6日まで都立青山公園にて開催
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11月3日から6日までの4日間、都立青山公園| ACCESS ドイツフェスティバル にて ドイツフェスティバル | Deutschlandfest が開催されます。この催し、今年ですでに6回目、 協賛・協力ブース、飲食ブース、物販ブースの3種類があり、多彩なお店が並びます。 今年は、ビール純粋令(Reinheitsgebot) 制定500周年に当たりますが(参照→ 500 Jahre Reinheitsgebot)、もちろんドイツ・ビールもあります。 ドイツ・ワインもありますし、ニュルンベルグソーセージも、ブレーツェルやフラムクーヘンもあります。 アンペルマン・ショップとマウス・ショップを回って、ドイツの文房具や雑貨を購入なんてことも簡単にできてしまいます。 詳細は、飲食ブース | PARTICIPANTS | ドイツフェスティバル と、 物販ブース | PARTICIPANTS | ドイツフェスティバル を見て下さい。 この他のイベントなどリアルタイムな情報に関しては、ドイツフェスティバル(@doitsufestival)さん | Twitter のツイッターからどうぞ。

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2016年11月1日  Die Bewerbung um die Kobosei-Prüfung fängt am 1. November an. (bis 4. November 2016).

受験生へ:文学部公募制入試の出願期間が始まりました(11月1日から4日まで)
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学習院大学文学部ドイツ語圏文化学科の公募制入試を受験される方へ
公募制推薦入学 | 学習院大学 にあるように、 出願期間は、2016年(平成28年)11月1日(火)〜11月4日(金)で、受付は郵送に限りますので気をつけて下さい。締切日の消印有効です。 出願書類には不備がないように、郵送前にちゃんとチェックしてくださいね。

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2016年10月26日  Die Ausstellung für Lucas Cranach den Älteren findet im National Museum of Western Art (Tokyo) statt. (vom 15. Oktober 2016 bis 15. Januar 2017)

「クラーナハ展―500年後の誘惑」展開催中(国立西洋美術館, 10/15-1/15)
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2016年10月15日(土)から、国立西洋美術館 にて「クラーナハ展―500年後の誘惑」展が開催中です(2017年1月15日まで)。 クラーナハ(Lucas Cranach der Ältere (1472-1553))は、クローナハ(Kronach) 生まれの「ヴィッテンベルクの宮廷画家として名を馳せた、ドイツ・ルネサンスを代表する芸術家」です。国立西洋美術館、ウィーン美術史美術館(Kunsthistorisches Museum Wien)、TBS、朝日新聞社主催で開かれているこの展覧会に出典されている作品は、cranach_list.pdf (クラーナハ_会場配布リスト) で確認できます。
クラーナハ展―500年後の誘惑|国立西洋美術館 では、

「日本初のクラーナハ展となる本展では、そうした画家の芸術の全貌を明らかにすると同時に、彼の死後、近現代におけるその影響にも迫ります。1517年に開始された宗教改革から、ちょうど500年を数える2016-17年に開催されるこの展覧会は、クラーナハの絵画が時を超えて放つ「誘惑」を体感する、またとない場になるはずです。」
と紹介されています。あなたも500年前の世界にタイムスリップしてみませんか?

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2016年10月19日  Am 22. Oktober findet der Open-Campus-2016 der Gakushuin-Uni statt.

10月22日は、秋の学習院大学オープンキャンパスの日
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2016年秋の学習院大学オープンキャンパスは、10月22日(土)に開催されます。
ドイツ語圏文化学科は、西 2 号館 5 階 503 教室で、次のようなタイムテーブルで行われます。
14:45〜15:25 学科説明会、15:25〜15:30 休憩、15:30〜16:15 模擬講義、
10月22日の模擬講義は、担当:小林 和貴子、講義題名:「移民国家としてのドイツ」です。
以下は、模擬講義の説明文のさわりの部分です。
10月24日(土), 講義題名:「移民国家としてのドイツ」、担当:小林 和貴子
【いまやアメリカに次いで人気の移民受け入れ国となったドイツ。この講義では、主に第二次世界大戦後にドイツに移り住んできた人々に注目しながら、 「移民」というテーマの多様な側面に迫ります。移民といっても、国どうしの労働協定によって一定期間の滞在を目的にドイツへ来た人々、 母国における戦争などの政治的事情によって難民としてドイツへ来た人々、はるか昔に..】
続きは、オープンキャンパス 10月22日|マジマジメマガジン 学習院大学 受験生向けサイト でお読み下さい。
なお、第2回の大学院説明会が、同日 2016年10月22日(土)14時00分〜15時00分西1号館1階106号室で行われます。事前申込みは不要ですので、ふるってご参加ください。

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2016年10月15日  Dokken(=Diplom Deutsch in Japan) im Winter findet am 04. Dezember statt, Anmeldetermin bis 20./21. Oktober 2016.

2016年冬の独検(12月4日),ネット出願締切10月20日, 郵送締切10月21日(消印有効)
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2016年冬の 独検 の願書郵送受付締切は、10月21日(金)(消印有効)です。 ただし、書店・生協での払込みは10月20日(木)まで、 ネット出願 | ドイツ語技能検定試験 も10月20日(木)までですからご注意ください。 冬の試験(2016年12月4日(日)では、全級を受験することができます(準1級と1級は秋のみしか受験機会がありません)。 となり合せの級は併願ができます(割引は申し込みの際に「併願」を選択した時のみの適用)。
詳細は、実施要領 | 受験案内 | ドイツ語技能検定試験 をご覧ください。
なお、独検 のサイトはリニューアルされていて、新たに発売になった電子書籍版の問題集の紹介なども 過去問題 | ドイツ語学習 | ドイツ語技能検定試験 のページにあります。

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2016年10月14日  Am 15. Oktober 2016 findet ein ganztägiger Workshop über WEST-ÖSTLICHE RAUMFIGURATIONEN an der Gakushuin-Uni statt.

10月15日、学習院大学にて「東西空間形成」に関するワークショップ開催
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10月15日、学習院大学にて WEST-ÖSTLICHE RAUMFIGURATIONEN (東西空間形成)に関するワークショップが開催されます。 ワークショップに関するホームページは、WEST-ÖSTLICHE RAUMFIGURATIONEN で、 当日のプログラムは、Programm | WEST-ÖSTLICHE RAUMFIGURATIONEN から参照できます。 場所は、北2号館10階です。

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2016年9月27日  Oktoberfest 2016 - Wiesn München - bis 03. Oktober, Oktoberfest 2016 in Odaiba bis 10. Oktober

ミュンヘンのオクトーバーフェストは10/3まで、お台場のオクトーバーフェストは10/10まで
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もう9月も終わろうとしていますが、ミュンヘンのオクトーバーフェスト(Oktoberfest 2016 - Wiesn München)も10月3日までと、もう残りわずかになりました。 今年は、例年と異なり、テロに対する警戒が厳重になり、あちらこちらに防犯カメラ(Überwachungskamera)が多数備え付けられ、 おまけに対テロ対策の柵(Anti-Terror-Zaun)がめぐらされたために、まるで牢屋を思い出すよ、という声もちらほら。もっとも、短時間で撤去できる特別な柵なのだそうですが、評判は今ひとつ。それでも、安全には変えられないのかもしれません。 Oktoberfest 2016: Aufrüstung und Anti-Terror-Zaun | Bayern ist FREI のページでは、この柵の全体を見る写真が掲載されています。
日本では、9月30日(金)から10月10日(月・祝)までの予定で、お台場でオクトーバーフェストを開催中です。詳細は、 OKTOBERFEST 2016 日本公式サイト|お台場オクトーバーフェスト2016 をご覧ください。

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2016年9月15日  Beim 65. ARD-Musikwettbewerb hat Quartet Amabile den dritten Platz eingenommen.

<カルテット・アマービレ>が、ARD主催の第65回ミュンヘン国際音楽コンクールで3位に(9/10)
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8月29日から9月16日の期間、ARD主催の第65回ミュンヘン国際音楽コンクール(65. ARD-Musikwettbewerb | BR.de)が開催されていましたが、 弦楽四重奏部門(Streichquartett) で、日本から参加していた<カルテット・アマービレ>(Quartet Amabile が 3位を獲得しました(9月10日)。 日本の弦楽四重奏が3位 ドイツの音楽コンクール | 共同通信 47NEWS によれば、 同コンクールには、「弦楽四重奏やコントラバス、ハープなど計4部門に、36カ国から約200人が参加した」とのこと。 <カルテット・アマービレ>は、バイオリンが篠原悠那さんと北田千尋さん、ビオラが中恵菜さん、チェロが本学科での勉学にも励んでいる笹沼樹さんで構成されています。おめでとうございます。

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2016年8月16日  „Die abhandene Welt“ ist jetzt im Kino in Japan.

マルガレーテ・フォン・トロッタ監督・脚本の『生きうつしのプリマ』上映中
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マルガレーテ・フォン・トロッタ (Margarethe von Trotta | filmportal.de) 監督・脚本の『生きうつしのプリマ』が 7月16日 から上映中です。 以下の公式サイトのキャッチコピーを引用すると「父が偶然ネットで見つけた、亡き母にうりふたつの女 彼女は世界で活躍する有名オペラ歌手だった―」、 「ニューヨーク ドイツ イタリア を辿り<母を知る旅>が始まる―オペラの旋律にのせて紐解かれていく、ある母娘の過去をめぐるミステリー」だそうです。 バーバラ・スコヴァ(Barbara Sukowa)が、秘密を抱えたカタリーナ(Caterina)とエヴェリン(Evelyn)を演じ、 母親の謎に迫るゾフィ(Sophie)の役は、『帰ってきたヒトラー』にフラッシュライト社の女性副社長役で出ていたカッチャ・リーマン(Katja Riemann)が演じます。
この作品は、原作ドイツ語ではDie abhandene Welt(なくなった世界)、英語では、The Misplaced World(置き忘られた世界)というタイトルでした。 日本の公式サイトは、映画『生きうつしのプリマ』公式サイト で、 ドイツの公式サイトは、Home: Die abhandene Welt です。本作品は、2015年5月7日にドイツで封切られていますが、 2015年のベルリン国際映画祭でも上映されています(Berlinale | Archiv | Jahresarchive | 2015 | Programm - Die abhandene Welt | The Misplaced World)。
上映している映画館は THEATER | 映画『生きうつしのプリマ』公式サイトでご確認下さい。 東京では、恵比寿 映画 恵比寿ガーデンプレイス | ユナイテッド・シネマ で見ることができます。

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2016年7月19日  Der Open-Campus der Gakushuin-Uni findet dieses Jahr am 30. u. 31. Juli statt.

2016年7月30日、31日は、学習院大学オープンキャンパスの日
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2016年学習院大学オープンキャンパス(夏)は、7月30日(土)、31日(日)に開催されます。 ドイツ語圏文化学科は、西5号館3階301教室で、次のようなタイムテーブルで行われます。
10:00〜10:40 学科説明会、10:40〜10:45 休憩、10:45〜11:30 模擬講義、
13:00〜13:40 学科説明会、13:40〜13:45 休憩、13:45〜14:30 模擬講義。
以下は、それぞれの模擬講義の説明文のさわりの部分です。
7月30日(土)午前
講義題名:「あの童謡のルーツは、ドイツだった?!」、担当:大貫 敦子
【誰でも知っている童謡「蝶々、蝶々、菜の葉にとまれ」、「カッコウ」、「ぶんぶんぶん、蜂が飛ぶ」は、ドイツの童謡であることをご存じでしょうか。日本では明治初頭に西洋音楽が小学校教育に取り入れられた時から始まって、第二次世界大戦後の民主主義教育に合わせた音楽教育にいたるまで、ドイツの童謡が...】
7月30日(土)午後
講義題名:「独裁者の語り口を注視せよ〜ジェスチャー・レトリック・ダブルスピーク〜」、担当:高田 博行
【古今東西を問わず、いつでもどこでも、「独裁者」は今か今かと登場するタイミングを見計らっています。彼が登場したとき、私たちは彼が「独裁者」であることに気づかないかもしれません。どうすれば首尾よく見抜くことができるでしょうか。そこで本講義では、「独裁者」の典型と見なすことができるナチドイツの...】
7月31日(日)午前
講義題名:「ドイツ語の擬音語は、どこまで日本語母語話者に理解できるか?」、担当:岡本 順治
【人間の言語は、「音」という形式と「意味」という内容のペアでできている記号を使っています。この音と意味の関係は、通常、言葉を話す人間にとってあまりにもあたりまえの関係なので、母語以外の言語に接して、この音と意味のペアの違いを知った時の違和感というのは驚くべきものがあります。日本語で「ラーメン」...】
7月31日(日)午後
講義題名:「『エスターハージー王子の冒険』とEUの中のドイツ」、担当:伊藤 白
【オーストリアのウサギの名門の、チョコレートの食べ過ぎで体が小さくなってしまったエスターハージー王子。伯爵であるおじいさんの命令を受けて、大きなお嫁さんを探しにベルリンに旅立ちます・・・。こんな出だしで始まる『エスターハージー王子の冒険』は、日本でも人気の絵本画家ミヒャエル・ゾーヴァの挿絵...】
続きに興味のある方は、 オープンキャンパス 7月30日|マジマジメマガジン 学習院大学 、あるいは
オープンキャンパス 7月31日|マジマジメマガジン 学習院大学 でお読み下さい。

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2016年7月15日  Ab 9. Juli 2016 startet die Ausstellung für Israhel van Meckenem in NMWA (the National Museum of Western Art, JAPAN).

国立西洋美術館で「聖なるもの、俗なるもの メッケネムとドイツ初期銅版画」展(7/9-9/19)
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イスラエル・ファン・メッケネム (Israhel van Meckenem, 1450? - 1503) というと、中世の銅版画家で、 ションガウアー (Martin Schongauer, 1450? - 1503) やデューラー (Albrecht Dürer, 1471 - 1528) の模作を多く残した人物として知られる一方、 多くの風俗画を残したことでも知られています。7月9日から9月19日までの予定で 国立西洋美術館 で始まった 聖なるもの、俗なるもの メッケネムとドイツ初期銅版画 では、 「ミュンヘン州立版画素描館(STAATLICHE GRAPHISCHE SAMMLUNG MÜNCHEN) や 大英博物館(British Museum) などの協力を得て、版画、絵画、工芸品など100点あまり」を展示しています。ホームページでの解説にあるように、 「聖俗がまじりあう中世からルネサンスへの移行期にドイツで活動したメッケネムの版画制作をたどるとともに、初期銅版画の発展と受容や工芸との関わり、 コピーとオリジナルの問題、作品に映された当時の社会の様相などにも目を向け」た、極めて興味深いものになっています。
当日券一般:1000円、大学生 750円、高校生 500円、国立西洋美術館の休館日は、原則的には月曜日です。詳細は、 国立西洋美術館 でご確認下さい。

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2016年7月6日  Das Halbfinale zwischen Deutschland und Frankreich findet am 07.07.2016, um 21 Uhr (MEZ) statt.

UEFA ユーロ 2016、独仏の準決勝(日本時間 7月 8日(金)朝 4時キックオフ)
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UEFA EURO 2016 (jp) | UEFA.com は、いよいよ準決勝が目前に迫っています。 日本時間で、7月8日(金)朝4時にキックオフになるのがドイツ vs. フランスの準決勝です(現地時間では、7月7日21時)。 その前日、日本時間で7月7日(木)朝4時にキックオフになるのは<ポルトガル vs. ウェールズ>の準決勝(現地時間では、7月6日21時)。 こちらも見逃せません。以下、いくつかのサイト、ホームページをリンクしておきます。
サッカー・UEFAユーロ2016|テレビ朝日
PES UEFA EURO 2016: Die kicker eSport-EM startet! - Startseite | kicker
kicker.tv Startseite | kicker
UEFA EURO 2016 (de) | UEFA.com

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2016年6月29日  Das 38. Interuni-Sommerseminar findet von 2. bis 6. August 2016 am Yamanakako-See statt.

夏のインターウニ「先の見えない社会 ―― Gesellschaft in Erschöpfung?」(8月2日から6日)
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「夏のインターウニは1978年以来毎年夏休みに開かれている合宿ゼミナールです。 ドイツの文化・社会に関心を持つ日本人とドイツ語圏の学生・教員たちが、全国のさまざまな大学から集まって(interuniversitär)、 一つのテーマについて日独の文化を比較・対照しながら(interkulturell)、 専門の枠を超えて(interdisziplinär)、ドイツ語で話し合うゼミナールです。」(パンフレット(PDF) | インターウニより) 2016年の夏も、山中湖で8月2日から6日に開かれる予定で、参加申し込みは7月18日までです。
今回のテーマは、「先の見えない社会 ―― Gesellschaft in Erschöpfung?です。 以下に、テーマ説明の最初の3パラグラフを引用しておきますが、 第38回 夏のインターウニ・ゼミナール でぜひ続きもお読み下さい。

どうもこのところ何だか世界がおかしい ―― 漠然とこう感じる人が増えつつあるようです。明るい未来がなかなか語れなくなって、いろいろな問題が見えてきています。 身近なところでも、経済力が落ちてきていて子育てなんか考えられないと感じる若者が増えています。少子高齢化が進む中、空き家の数が目に見えて増えつつあり、消滅危機も語られる地方では農業の将来が危ぶまれています。 一極集中する東京では保育園不足が深刻で、多くの人が働きたくても働けません。そうした社会福祉を充実してくれるはずだった消費税増税は延期されましたが、国の借金が既に1000兆円を超える事態を放置していて、 みなさんが年金生活を迎える頃の日本の国家財政は大丈夫なのでしょうか?
世界を見回してみても、世界のことより自分の国のことの方が大切という主張をするトランプ氏のような候補者が、世界中で登場するようになりました。 ヨーロッパで深刻化しているのは、難民問題です。紛争によりシリアなどの国家が壊れると、そこに暮らせなくなった人々がやむなく故郷を捨てて難民化します。 大量の難民が到着した多くの欧州諸国では、遅かれ早かれ受け入れの限界を意識せざるを得ず、国内世論が二分されます。難民受け入れ政策を堅持するドイツでも、メルケル首相への批判の声は強まりつつあり、 AfDとかペギーダといった右翼勢力が台頭し始めています。
社会に余裕がなくなると、きれいごとを言ってはいられません。自分たちの生活を守るためには、難民が押し寄せないように壁を作ったり、外国人に職を奪われないよう排外的な政策をとったりすることが必要だ、 と考える人の数も増えていきます。ヨーロッパでも、難民受け入れ拒否を宣言する国が増えると、欧州連合も分裂の危機を抱えざるを得ません。 近隣諸国に対する憎しみを煽る言説は、日本でも日常的に聞かれるようになってきています。
出典:第38回 夏のインターウニ・ゼミナール の「先の見えない社会 ―― Gesellschaft in Erschöpfung?」より
参加申し込みは、http://www.interuni.jp/anmeldung/ からどうぞ。 参加費は、37,000円(4泊5日宿泊・食事代を含む、交通費は含まず)です。

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2016年6月21日  Toyokeizai-ONLINE berichtet über das Symposium (14. Juni, 2016): Atomkraftwerke und Terrorismus — im Fall von Deutschland.

シンポジウム「原子力発電所とテロ ― ドイツでは」(6/14)の記事、東洋経済ONLINEに
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「原子力発電所とテロ ― ドイツでは」と題したシンポジウムが2016年6月14日(火)に岩波書店セミナールームで開催されました。 主催は原子力資料情報室 と「もっかい事故調」(東京電力・福島第一原発事故に関する国会事故調査委員会メンバーにより構成)で、 ドイツの「エコ研究所」(Öko-Institut e.V.) に所属するクリストフ・ピストナー氏(Christoph Pistner)、 原子力コンサルタントである佐藤暁氏(マスター・パワー・アソシエーツ副社長、元GE社員)、 東芝の元原子力プラント設計技術者、後藤政志氏が日本やドイツ、米国における原発テロ対策について語ったということです。 このシンポジウムの概略は、 日本の原発はテロに対する防御が甘すぎる:「秘密主義」に日独の専門家が警鐘 | 東洋経済ONLINE(岡田 広行 :東洋経済 記者、2016年06月19日)にまとめられています。 「実は原発テロは各国で相次いでいる」そうで、同時に「日本ではどの程度対策がとられているかも不明」との指摘もあります。もっとも、完全に対策を公開してしまえばテロへの危険性も増す可能性もあり、難しいところです。 ピストナー氏は、ドイツの事情に関して「古い時代に建設された原発は、小型のジェット戦闘機の突入に耐えられないと評価され、2011年の原子力法改正をきっかけに閉鎖された」と語ったそうです。 なお、ピストナー氏は Pistner, Christoph (2012) Kernenergie – Eine Technik für die Zukunft? | Springer-Verlag. という本も出しているので、そこにはもう少し詳しく説明されているかもしれません。

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2016年6月14日  Lesung mit Kevin Vennemann findet am 24. Juni 2016 an der Gakushuin-Uni. (Gebäude Kita (Nord) 2, 10. Stock) statt.

ケヴィン・フェネマン氏による朗読会:『イェーデネフの近く』から(6/24, 学習院大学)
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2016年6月24日、18時から19時30分の予定で、学習院大学北2号館10階大会議室にて、作家ケヴィン・フェネマン(Kevin Vennemann)氏による朗読会が開催されます。 主催は、学習院大学文学部ドイツ語圏文化学科、共催は、学習院大学文学会、学習院大学ドイツ文学会です。 作家ケヴィン・フェネマン(Kevin Vennemann)氏は、Kevin Vennemann| Suhrkamp Insel で紹介されているように、1977年ヴェストファーレン州のドルステン(Dorsten)で生まれ、ウィーン、ベルリン、東京、ニューヨークに在住。2000年以降、作家活動を始め、 2002年に Wolfskinderringe. を出版。2005年には、『イェーデネフの近く』(Nahe Jedenew)を発表、 Georg Diez 氏は、DIE ZEIT 12.01.2006 Nr.3 で、 この小説を「もっとも美しく悲しい物語」(Roman: Die schönste traurige Geschichte | ZEIT ONLINE) と評しています。 朗読会のポスターは、Lesung: Kevin Vennemann をご覧ください。

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2016年6月8日  Vier-tägige Serie über Hitler im Kanal BS1 (NHK): 07. bis 10. Juni (Wiederholung: 14. bis 17. Juni) 2016.

NHK BS1にて「シリーズ ヒトラーの残像」放映中(6/7-10)(再放送:6/14-17)
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6月7日(火)午前0時00分~から、NHK BS1 にて 4日連続で「シリーズ ヒトラーの残像」(BS世界のドキュメンタリー)が始まっています。 すでに2日分が終了してしまいましたが、6月14日(火)午後5時00分~から再放送が予定されています。シリーズとして放映していますが、実は1つ1つ別のドキュメンタリー作品です。

  1. 6/7(火) ヒトラー『わが闘争』~封印を解かれた禁断の書~、 制作:BROADVIEW TV / ZDF(ドイツ 2016年)原題:HITLER'S MEIN KAMPF A DANGEROUS BOOK
  2. 6/8(水) ヒトラー暗殺計画、 制作:Sunset Presse(フランス 2015年)原題:KILL HITLER –THE LUCK OF DEVIL
  3. 6/9(木) ヒトラー 最後の日々、 制作:Finestripe Productions(イギリス 2015年)原題:THE DAY HITLER DIED
  4. 6/10(金) ノルマンディー上陸作戦のすべて、 制作:Windfall Films / PBS(イギリス/アメリカ 2014年)原題:D-DAY 360
第1日目の「ヒトラー『わが闘争』~封印を解かれた禁断の書~」を録画して見たのですが、副音声で英語のナレーションと、ドイツ語でのインタビューを聞くことができました。 現代史研究所(Institut für Zeitgeschichte) で批判的な注釈付きの『わが闘争』にたずさわったクリスティアン・ハルトマン(Christian Hartmann)氏の発言は、非常に印象深いものでした。

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2016年6月7日  Japanische Gesellschaft für Deutschstudien: Symposium „Wakamono ga »seiji« ni kakawaru toki“ (Wenn Jugendliche »politisch« interessiert sind <übersetzt von JO>) findet am 12.6.2016 an der Waseda-Universität statt.

日本ドイツ学会シンポジウム「若者が〈政治〉に関わるとき」(6/12)
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来る6月12日(日)に、日本ドイツ学会(Japanische Gesellschaft für Deutschstudien) 日本ドイツ学会大会が開催されます。会場は、早稲田大学早稲田キャンパス 8 号館です (早稲田大学周辺案内図 : waseda-campus-map.pdfをご参照下さい)。 参加費は、 一般が1,000円、学生が 500円、日本ドイツ学会会員は無料となっています。また、当日受付可で、だれでも参加可能です。
詳細は、日本ドイツ学会 のページから、 「詳細はこちら→」をたどって下さい。ここでは、シンポジウム(13時30分-17時 8号館 地下1階B107教室) の説明文を引用し、各発表者とタイトルを紹介しておきます(シンポジウム以外にも 3つのフォーラムがあります)。

 3・11以降、日本の政治状況に大きな変化が現れつつある。それは、「1968」以降日本ではきわめて下火であった、大規模な社会運動の広がりである。とくに2015年には安保法案の採決をめぐり、「SEALDs(自由と民主主義のための学生緊急運動)」を中心とした若者の政治活動が活発になった。これは「アラブの春」、アメリカ・ニューヨークのオキュパイ運動、香港、台湾、タイなどアジア各地での動きとも軌を一にしたものでもある。2016年、日本でも18歳選挙権がいよいよ始動するが、今年度のシンポジウムでは「若者と政治」というテーマを取り上げ、日本社会の状況や展望をドイツの歴史的経験や現状と比較しながら考えていきたい。
(出典:日本ドイツ学会ホームページ、第32回 日本ドイツ学会 大会趣旨説明より)
1 佐藤公紀(東京大学 学術研究員/在ドイツ日本大使館 専門調査員):若者と「怒れる市民」の抗議運動 ―AfDとペギーダを例に
2 井関正久(中央大学法学部教授):「若者の抗議」からみる戦後ドイツ ―「1968年」を中心に 
3 近藤孝弘(早稲田大学教育学部教授):政治教育の意図と現実 ―戦後ドイツとオーストリアの比較から―

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2016年5月31日  „EU Film Days 2016“ findet vom 18. Juni bis 10. Juli in Tokio statt. (in Kyoto vom 25. Juni bis 15. Juli)

「EU フィルムデーズ 2016」東京(6/18-7/10)と京都(6/25-7/15)で開催
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EU(欧州連合)加盟国(28か国)の中で、日本に大使館のあるのは26か国。 そのすべての作品が上映されるという第14回目の「EU フィルムデーズ 2016」。 東京では、東京国立近代美術館 ー フィルムセンター で、 京都では、京都府京都文化会館 で開催されます。 詳細は、EU Film Days 2016 | www.eufilmdays.jp をご覧ください。 キャッチコピーは、「映画で旅するヨーロッパ」。「映画を通して、あなたのまだ知らないヨーロッパを見つけてみませんか?」
ドイツからは、昨年11月にドイツ文化センターでも上演されたブルハン・クルバニ(Burhan Qurbani)監督の『ロストックの長い夜』 (Wir sind jung. Wir sind stark.) を見ることができます。この映画の公式サイトは、 WIR SIND JUNG. WIR SIND STARK | www.jungundstark.de で、 今回の映画祭での紹介ページは ロストックの長い夜 | EU Film Days 2016 です。
オーストリアからは、マーレン・ハウスホーファー(Marlen Haushofer)による同じ名前の小説 Die Wand | Ullstein Buchverlage の映画化作品『壁』が上演されます。 ユリアン・ペルスラー(Julian Pölsler) 監督作品で、オーストリアでの公式サイトは、 Die Wand | www.diewand-derfilm.at ですが、ここからはもうトレーラーは見れません。 Die Wand - Der Film | YouTube には紹介動画が残っています。 今回の映画祭での紹介ページは 壁 | EU Film Days 2016 です。 この2作品が見られるだけでもうれしいところですが、とにかく多彩な映画が用意されていますので、ドイツ語圏以外の映画もぜひご覧ください (スイスはEUに加盟していませんので、今回の映画祭でスイス映画を見ることはできません)。
東京会場では、一般が 520円、高校・大学生・シニアが 310円、小中学生 100円、京都会場では、一般が 500円、大学生が 400円、高校生以下が無料だそうです。 上映時間が日々異なっているようなので、ご注意下さい。また、スケジュールの変更も起こりえるようなので、出かける前に、公式ページをチェックしておいて下さい。  

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2016年5月24日  Der 95. Workshop von Arbeitskreis für deutsche Grammatik (an der Dokkyo-Universität, Soka-shi)

5月29日(日)、ドイツ文法理論研究会第95回研究会(獨協大学にて)
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2016年5月29日(日)、獨協大学天野貞祐記念館 5 階 504教室にて、第95回ドイツ文法理論研究会が開催されます (場所は 獨協大学|大学案内|キャンパス概要|交通アクセス をご参照下さい)。
プログラムは以下の通り。
13:15 - 13:30 総会
13:30 - 14:15 研究発表 佐藤 宙洋 氏(東京外国語大学大学院博士後期課程)
    「ドイツ語の同幹類義動詞の研究 ― hindernverhindern の場合」
14:15 - 14:30 休憩
14:30 - 16:00 ラウンドテーブルディスカッション 「ディスコミュニケーションをめぐる諸問題」
提案者:高田 博行、山下 仁、大宮 勘一郎、川島 隆、田中 慎(司会兼任)
研究発表ならびにラウンドテーブルディスカッションの要旨については、2016年春の研究発表会 | ドイツ文法理論研究会 をご参照ください。なお、会員でない方も参加できます。

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2016年5月18日  Die deutsche Bundesregierung streitet über das umstrittene Unkrautgift Glyphosat.

「グリホサート」(Glyphosat)でドイツの農相と環境相対立(2016年5月)
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新緑が眩しい季節、でも、ふと庭に目を向けると雑草も元気。うーん、ここは除草剤 (Herbizit) を使っちゃおうか、と迷ったことはありませんか? ある種の有名な除草剤に使われている「グリホサート」(Glyphosat) という化学物質に関して、ドイツの農業相クリスティアン・シュミット氏 (Christian Schmidt, CSU) と、環境相バーバラ・ヘンドリックス氏(Barbara Hendricks, SPD) の意見が対立しています。農相の方は、「グリホサート」の使用許可を引き続き認める方針ですが、 環境相は、規制すべきという立場です。ドイツでは、連邦リスク評価研究所(Bundesinstitut für Riskobewertung, BfR) が独自の調査を行なっており、 去る 2015年3月に世界保健機構(WHO) が「おそらく癌を誘発する」(wahrscheinlich krebserregend) と発表したことに対して、反論しています。 Löst Glyphosat Krebs aus? | Mitteilung 007/2015 des BfR vom 23. März 2015
今回、紹介するきっかけになったのは、専門家の意見をも二分する現状を伝えた、 Bundesregierung streitet über Glyphosat | ZDF heute journal と、 Wenig Klarheit beim Thema Glyphosat | ZDF heute の放送です(2016年5月17日放送)。 実際に、ドイツでは、調査の結果、家畜の飼料、パン、ミルク、ビールにも少量ながら「グリホサート」が含まれていることが知られています。 Glyphosat: Heimtückisches Gift - Frontal 21 - ZDFmediathek | ZDF Mediathek をみると、本当に大丈夫なのだろうかと心配になります。「安全だよ!」と言われていたものでも、 後で「安全ではありませんでした、ごめんなさい!」と言われるのが、現代のリスク社会ですから。さて、日本は大丈夫なのでしょうか?

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2015年5月8日  Dokken(=Diplom Deutsch in Japan) im Sommer findet am 26. Juni statt, Anmeldetermin bis 20. Mai 2016.

2016年夏の独検、試験は 6月26日(日)、郵送出願締切は5月20日(金)(消印有効)
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2016年夏の独検の願書受付締切は、5月20日(金)(消印有効)です。 ただし、書店・生協での払込みは5月19日(木)まで、そして今回から始まるインターネット出願は、5月18日(水)までです。
今回からネット出願ができますが、その出願の仕方は、独検 online : [ Web ] 出願方法 をご参照ください。 ネットだったらギリギリまで大丈夫、と思うと大間違い、ネット出願の締切日の方が早いのでご注意。郵送での出願方法は、 独検 online :[ 郵送 ] 出願方法 にわかりやすくまとめてあります。
夏の試験は、午前が 5級と 3級、午後が 4級と 2級となっていて、となり合せの級は併願ができます(割引は申し込みの際に「併願」を選択した時のみの適用)。 5級+ 4級は 7,000円、4級+ 3級は 10,000円、3級+ 2級は 13,500円と、単独で2つの級を受験するよりもお得です。
詳細は、独検 next:次回試験実施要領 をご覧ください。 なお、2016年冬の独検は、1級、準 1級を含む全級を受験できますが、願書受付期間は9月1日~10月21日(金)(消印有効)、筆記試験日は2016年12月4日(日)となっています。

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2016年5月6日  Frühlingsfest 2016 findet in Yokohama statt. (29. April bis 8. Mai)

「ヨコハマフリューリングスフェスト2016」は5月8日(日)まで
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Frühlingsfest というと、ドイツ語で「春の祭り」。北国であるドイツでは、4月の中頃から5月に本格的な春を感じるようです。 Der Mai ist gekommen.(5月が来た。)なんていう歌もありました。 例えば、ミュンヘンでは、4月15日から5月1日にかけて、 52. Frühlingsfest München 2016 | Frühling Infos をやっていました。 シュトゥットガルトでは、4月16日から5月8日にかけて( Frühlingsfest | Stuttgart)、 ハンブルクでは、5月25日から6月4日にかけて( Frühlingsfest Hamburg mit Hamburger Originale Hamburg auf den Events Hamburg) 行われる予定です。
さて、実はヨコハマでも今年が第4回目となる「フリューリングスフェスト」が開催されています。4月29日から始まり 5月8日(日)までです。 ホームページは、ヨコハマフリューリングスフェスト2016 | イベント・グルメ・ショッピングの横浜赤レンガ倉庫 です。そう、あの赤レンガ倉庫あたりでやっているのです。公式マスコットキャラクターは、「マリエンちゃん」。 これは、ドイツ語の Marienkäfer(テントウムシ)が「春を呼ぶ虫」として知られているから、という理由から選ばれたようです。 本当は、「マリーエン・ケーファー」とのばして発音するのですが…。
公式ホームページには、「北ドイツ・ハンブルクを中心に同地方のドリンクやフードを多数ご用意」、「またここでしか楽しめないフードや定番メニューも販売予定」、 「さらに海側に面したアトラクションゾーンでは、ドイツ製のメリーゴーランドが初登場」などなど、いろいろな情報が満載です。土日にかけてのぞいてみてはいかがでしょうか。 入場は無料です。時間は、11:00 ~ 21:30 (アトラクションは 11:00 ~ 18:00)となっています。

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2016年5月2日  Seit 19. April 2016 führt Stadt Augsburg Boden-Ampeln für Smombies ein.

4月19日からアウグスブルク市は、「スモンビー」向けに地面置き信号機設置
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スマホのニュースアプリから えん乗り 発信のニュース「“歩きスマホ族”のために、信号機を地面に付けてみた―ドイツでの「Smombie」対策とは?」が5月2日に流れてきました。 よく見るとこのニュースが発信されたのは、2016/04/30 06:30。 いろいろと調べてみると、2016年4月19日から、アウグスブルク市で、歩きスマホをしている人たちに対して、地面に「信号機もどき」を設置し始めたというニュースが溢れていました。 まずは、アウグスブルク市のサイトでこのお知らせを扱っているのは、 こちら→ Stadt Augsburg: Bodenampeln: Mehr Sicherheit für Handynutzer?
ネタとしてはかなり面白いので、新聞や雑誌にのきなみ取りあげられ、英語のサイトにも翻訳されて流れたようです。 ここでは、南ドイツ新聞の記事 Augsburg führt Boden-Ampeln für Handynutzer ein - Bayern | Süddeutsche.de を紹介しておきます(Stefan Mayr 氏による、4月20日の記事)。 ドイツでも、「歩きスマホ族」はかなり多く、3月にはミュンヘンで少女がトラムにひかれて死亡するという事故まで発生していました。 なにしろ、2015年のドイツにおける「若者流行語」に、この「歩きスマホ族」を指す Smombie が選ばれていたくらいですから( = Sm(artphone) + (Z)ombie)。 2015年の若者語は、Jugendwort - Eine Initiative von Langenscheidt | Jugendwort des Jahres で確かめることができます。 このページにおける Smombie の定義は、 jemand, der wie gebannt auf sein Smartphone schaut und dadurch wie ein Zombie durch die Gegend läuft. (「金縛りにあったかのように自分のスマホを見つめて、それが原因となりあたりをゾンビのように歩く人」) です。確かに、ゾンビのように見えなくもないかも。 ちなみに、ドイツ人を虜にしているアプリとして南ドイツ新聞の記事に載っていたのは、Whatsapp, Snapchat, Instagram の 3つでした。
アウグスブルク市が設置した「地面置き信号機」(Boden-Ampeln) は、まだ試験的なもので、歩行者用信号が赤になると、 この「地面置き信号機」(歩道の縁石の端に8つの赤いランプが埋め込んであるもの)が点滅する、というもの。これで、本当に「スモンビー」が赤信号を認識できて、交通事故が減るといいのですが。
南ドイツ新聞でこの記事を書いた記者シュテファン・マイヤー氏は、この信号を Boden-Ampeln なので「ボンペルン」 (Bompeln) なんて呼んでいました(笑)

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2016年4月26日  10. Deutsch-Japanischer Youth Summit findet dieses Jahr in Tokio statt, im Zeitraum vom 28. August bis 4. September 2016.

第10回日独ユースサミット(2016/8/28-9/4)参加者募集中
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第10回日独ユースサミットが、本年度は東京で開催されます。「第10回ユースサミット」とは、「日独各20人の若者がグループ毎に1つのテーマについて追求する『ハロージャパン2016』のメインプログラム」。 今回のテーマは、 「グローバル化する世界の中の日本とドイツ 〜今、私達が将来に向けてできることは?〜」 (Deutschland und Japan in einer globalisierten Welt - Wie gehen wir mit den neuen Herausforderungen um?) です。テーマは、「環境•教育•政治•文化•社会」の中からあらかじめ応募時に選びます。 サイトでの説明によると「ドイツと日本の同世代の若者が各グループに分かれ、東京周辺の様々な施設を訪問したり、各テーマに精通した専門家やゆかりのある人と交流したりする」そうです。
開催日程は、2016年8月28日から、9月4日までで、場所は、代々木オリンピックセンター、参加費は4万5千円です。 日本側の参加条件は、「プログラム開催時に18歳から30歳の日本の若者、ドイツ語および英語で意思疎通ができる程度の語学力、ドイツへの興味および第10回日独ユースサミットへの参加意欲、 8月28日から9月4日までの全日程に参加できること、自己責任にてユースサミット開催地(代々木オリンピックセンター)へ到着すること、応募時に登録するメールアドレスが、プログラム終了時まで連絡可能であること、 下記の「個人情報の取り扱い」および「免責事項」の内容を承諾すること(応募はご承諾いただいたものとみなします。)、8月6日のオリエンテーションに参加すること」だそうです。 詳細は、「独日青少年協会」のサイト、Willkommen. 独日青少年協会へようこそ!| DJJG e.V.、 あるいは、facebookDeutsch-Japanische Jugendgesellschaft DJJG / 独日青少年協会 をご参照下さい。
なお日本人の参加希望者は、5月31日までに申し込む必要があります。この機会を利用してドイツ人の若者たちといろいろなことを語ってみませんか?

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2016年4月19日  Deutschkrons „Blindenwerkstatt Otto Weidt“ ist ins Japanische übersetzt und im letzten Februar publiziert worden.

『私を救ったオットー・ヴァイト』2月に日本語に翻訳、出版される
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以前、インゲ・ドイチュクローン(Inge Deutschkron)とルーカス・リューゲンベルク(Lukas Ruegenberg)(絵)による絵本『パパ・ヴァイト』を紹介しましたが、 今度は絵本ではなく、少年少女向けの本として登場しました。前回に引き続き出版は、汐文社、 翻訳は学習院大学文学部ドイツ文学科出身の藤村美織さんです。本のタイトルは、『私を救ったオットー・ヴァイト ナチスとたたかった真実の記録』で、ドイツ語のオリジナルは Blindenwerkstatt Otto Weidt | Butzon & Bercker です。 日本障害者協議会 JD 機関誌 2016年3月号にも紹介されているように、「写真資料や、ナチスのユダヤ人政策の年表も添えて、当時の状況を鮮やかに描きだした」ものです。 ヴァイトが営んだベルリンの盲人作業所は、ナチス政権下で視覚や聴覚に障害のあるユダヤ人を主に雇うことで、彼らを守るものでした。 この本の漢字にはすべてルビがふられており、<読み手にやさしく>作られています。この本で、歴史の1ページを読んで見ませんか。
ベルリンには、「オットー・ヴァイト盲人作業所博物館」(Museum Blindenwerkstatt Otto Weidt)があります。 機会があれば訪れてみたい場所です。

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2016年4月10日  Seiji Ozawa ist Ehrenmitglied der Berliner Philharmoniker. (am 07. April 2016)

小澤征爾氏、ベルリン・フィルで名誉団員の称号を授与される(4/7)
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小澤征爾氏は、4月8日と4月10日にベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(Berliner Philharmoniker) とのコンサートを行うために 4月7日にリハーサルを行いましたが、 そこでオーケストラの役員でありチェリストのクヌート・ヴェーバー氏(Knut Weber) から名誉団員(Ehrenmitglied)の称号を授与されました。 クヌート・ヴェーバー氏と小澤氏のそこでの言葉を以下に引用しておきます。

Knut Weber: »Mit Seiji Ozawa verbinden uns viele Jahrzehnte des gemeinsamen, beglückenden Musizierens. Als ehemaliger Assistent Herbert von Karajans lebt in ihm diese Ära weiter. Als erster japanischer Dirigent von internationalem Rang schlug er eine weitere Brücke zu einem Land, das den Berliner Philharmonikern eine zweite Heimat geworden ist. Und als Dirigent vieler philharmonischer Erstaufführungen hat er uns immer wieder spannende musikalische Entdeckungen ermöglicht. Wir freuen uns sehr, Seiji Ozawa nach langer Pause wieder in unserer Mitte begrüßen zu dürfen und ihn zum Ausdruck unserer tiefen Verbundenheit zum Ehrenmitglied der Berliner Philharmoniker zu ernennen.«
Seiji Ozawa: »Das ist eine große Ehre für mich. Ich habe dieses Orchester in diesem Saal zum ersten Mal 1966 dirigiert. Uns verbindet also eine 50-jährige Freundschaft. Ich freue mich aus tiefstem Herzen!«

出典(Zitat aus:) Ehrenmitgliedschaft an Seiji Ozawa | Berliner Philharmoniker

日本語では、たとえば『時事ドットコム』が、(2016/04/08-06:17)に 「小澤さん、名誉団員に=長年の協演に感謝-ベルリン・フィル」|時事ドットコム を、 『News i - TBS』の動画ニュースサイトが、(09日11:19) に 「ベルリン・フィルが敬意、小澤征爾さんに「名誉団員」の称号」| News i - TBS を発信しています。

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2016年4月2日  Hans-Dietrich Genscher ist am 31.03.2016 im Alter von 89 Jahren gestorben.

ゲンシャー元外相、89歳で3月31日に死去
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18年間にわたって外相を務めたハンス=ディートリヒ・ゲンシャー(Hans-Dietrich Genscher)氏が2016年3月31日に89歳で死去しました。 ゲンシャー氏は、自由民主党(Freie Demokratische Partei)の政治家であり党首を務めたり副首相や内務大臣を務めたりしましたが、なんといっても 西ドイツ時代の1974年から18年間に渡り外務大臣を務めた印象が強いので、 「永遠の外相」(der ewige Außenminister)とか、「飛び回る外相」(der fliegende Außenminister)と呼ばれました。 その姿は、あちこちに飛んで行って困難な課題を解決するスーパーマンにたとえられ、「ゲンシマン」(Genschman)と呼ばれたり、さらには、 「黄色いベストを着た姿」を der Mann im gelben Pullunder と表現されたり、時には主義主張を曲げてでも柔軟に交渉する様子が、 genschern という動詞で表現されました(特別な造語です)。
人々の記憶に残っているシーンの1つは、1989年9月30日にプラハのドイツ大使館のバルコニーから東ドイツからやってきた人々に向かってゲンシャー外相が発した 「わたしたちは、みなさんの出国が可能になったということを伝えにやってきました。」 „Wir sind gekommen, um Ihnen mitzuteilen, dass heute Ihre Ausreise möglich geworden ist.“ という一言でしょう。このスピーチは、後のベルリンの壁の崩壊につながりました。
今回は、主に Früherer Außenminister Hans-Dietrich Genscher ist tot | ZDF heute と、 Zum Tod von Hans-Dietrich Genscher: Marathonmann der deutschen Politik | SPIEGEL-ONLINE を参照しました。

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2016年3月27日  Im Jahre 2016 ist der 27. März Ostersonntag und auch Beginn der Sommerzeit.

2016年の復活祭の日曜日は3月27日。今年はこの日から夏時間!
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復活祭(Ostern)というと、キリストの復活を祝う移動祝日で、 2016年の「復活祭の日曜日」(イースターサンデー Ostersonntag)は、3月27日です。 復活祭の日曜日とは「春分の後の最初の満月の次の日曜日」です。明日は、「復活祭の月曜日」(Ostermontag)で多くのキリスト教圏の国々では休日です。 イースターバニー(ドイツ語では、「オスターハーゼ」Osterhase)が庭のあちこちにイースターエッグ(ドイツ語では、Ostereier) を隠していることになっていて、子供たちは日曜日の朝にイースターエッグを探します(もちろん、誰かがあらかじめにイースターエッグを作成して庭に隠しておかねばなりません)。 近年は、欧米でもすっかり商業化したこの時期の休日(復活祭の休日)、ついに日本でもイースターエッグをモチーフにした商品が最近は出回っていますね。
オスターハーゼは、たとえば Der Osterhase - Warum bringt er die Ostereier? Ursprung und Brauchtum に可愛らしく紹介されています。
さて、今日(2016年3月27日)の朝2時から中央ヨーロッパ夏時間(Mitteleuropäische Sommerzeit: MESZ)が始まります。 1時間時計が戻ってしまい、1時間寝不足になってしまう日です。日本との時差は、これで7時間となりますのでご注意を。 今回は、Sommerzeit 2016 und Winterzeit 2016. Zeitumstellung 2016. Uhrzeit 1 Stunde vorwärts oder rückwärts stellen? を参照しました。

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2016年3月19日  NHK Fernseh- und Radioprogramm für Deutsch: Neuer Start, ab 30. März 2016.

2016年度NHK『テレビでドイツ語』、『まいにちドイツ語』は3月30日スタート
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2016年3月18日に、NHK『テレビでドイツ語』、『まいにちドイツ語』4月号テキストが発売になりました。 4月号の内容がスタートするのは3月30日(水)です。4月からNHKの語学講座でドイツ語を始めようと思っている方には、早めにテキストを購入することをお勧めします。 というのも、4月号のテキストが年間を通じて一番多く売れて店頭から消えるからです。
NHK Eテレで4月から9月まで放送される『テレビでドイツ語』は、「ベルリーナーに学ぶ日常会話術」(昨年の4月から9月まで放送されたものの再放送)です。 担当は、吉満たか子さん(広島大)、ナビゲーターは原沙知絵さん、放送時間は、Eテレ月曜午後11:25-11:50、再放送は土曜日の午前5:30-5:55 です。 10月からは新しいシリーズになる予定です。 『テレビでドイツ語』のテキストには、田中雅敏さんの『言語学の知識でドイツ語のお悩み解決』というコーナーも始まりました。

NHKラジオ第2放送の『まいにちドイツ語』は、月曜日から水曜日までが入門編で、 4月から9月が秋野有紀さん(獨協大)、マルコ・ラインデル(Marco Raindl)さん、 パートナーがナディーン・カチマレック(Nadine Kaczmarek)さん が担当する新シリーズです。 「日本人の少年がドイツ各地を旅するストーリーを楽しみながら、基本的な表現や文法、旅で使えるフレーズを学ぶ」もので、 「ケイと双子のライオン」(Kei und Zwillingslöwen)」というタイトルがついています。 木・金の応用編は、「ドイツ人が見たい日本」(2015年4~9月の再放送)。担当は、山本 淳さん(獨協大)、アンゲリカ・ヴェルナー(Angelika Werner)さん(獨協大)、トーマス・マイアー(Thomas Meyer)さんです。 放送時間は、月曜から金曜までで、午前7:00-7:15、再放送は同日の15:15-15:30、翌週月 - 金11:30-11:45 です。

なお、パソコン、スマホ、タブレットでも読めるテキストの電子版も電子書店で発売されています。 ゴガクル ドイツ語 - NHK語学フレーズをフル活用 では、「おさらいフレーズ」の音声を聞いて復習したりできます。 ラジオを持っていなくても、NHKネットラジオ らじる★らじるで、 パソコン、スマホ、タブレットで番組を聴くこともできます。いろいろなメディアが活用できるので迷ってしまいますが、ぱっと決めてから継続するのが吉です。 テキストを購入するには、書店で取り置きサービスを利用するか、NHK出版お客様注文センターで定期購入するのが確実です。

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2016年3月8日  Ausstellung für Poster von Gorleben, 08.03. bis 26.03.2016, auf der Shufukaikan-Plaza-F-Lobby in Tokio.

「北ドイツ反原発アーカイブ ポスター展」3/7-3/26, 主婦会館プラザエフにて
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「TEGAMI-日本人アーティストの視線」(TEGAMI-Perspektiven japanischer Künstler) 主催、 主婦連合会(一般財団法人)主婦会館 が共催、 Gorleben Archiv e.V. 協力のもとで、 「北ドイツ反原発アーカイブ ポスター展」が 主婦会館プラザエフ で、3月7日から 3月26日までの予定で開催されています( 日程は『東京新聞』2016年3月8日、[地域の情報、山手]「独の反原発運動 ポスターで歴史紹介」より)。 『北ドイツ反原発ポスター展』のお知らせ | 主婦連 に紹介があります。 「1970年代から30年以上にわたって反原発運動を展開しているヴェントランド(sic)(Wendland)と地方の北ドイツの村、ゴアレーベン(Gorleben) に移住したアーティストたちが作成したポスター」20点が展示されます。入場は無料です。

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2016年2月22日  Der Film „Fuocoammare“ hat den Goldenen Bären der Berlinale 2016 erhalten. (am 20.02.2016)

G. ロージ監督ドキュメンタリー „Fuocoammare“ (火の海)がベルリン国際映画祭で金熊賞授賞
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第66回ベルリン国際映画祭(Berlinale)は、 イタリアのジャンフランコ・ロージ(Gianfranco Rosi)監督によるドキュメンタリー映画 „Fuocoammare“ (火の海) が金熊賞(Goldener Bär für den Besten Film)授賞をしました。 ベルリン国際映画祭、金熊賞に「火の海」 難民問題描く | 朝日新聞デジタル (2016年2月21日13時33分、ベルリン=伊藤恵里奈) によると、 審査委員長のメリル・ストリープは、「我々の目の前にある問題について、映画が何ができるかを気づかせてくれる秀逸な作品」と評価したそうです。
さて、『ヘイル・シーザー』で始まった第66回ベルリン国際映画祭(2/11 - 2/21) で紹介したドーリス・デリエ(Doris Dörrie)監督作品 『Fukushima, mon Amour(フクシマ、モナムール)』は、ベルリン国際映画祭の受賞作品発表の前に、 独立審査員賞の内のハイナー・カーロフ賞(Heiner-Carow-Preis) と国際アートシアター連盟賞(CICAE ART CINEMA AWARD) に選ばれました。 ドイツ映画芸術劇場ギルド賞(Preis der Gilde deutscher Filmkunsttheater) には、 Anne Zohra Berrached 監督による 24 Wochen (http://www.berlinale.de/)が選ばれました。 24 Stunden に関しては、DER TAGESSPIEGEL "24 Wochen" auf der Berlinale: Ein Film mit größtmöglicher Nähe | Tagesspiegel (14.02.2016, Christiane Peitz) に紹介記事がありますが、タブーのテーマに挑戦した意欲作です。

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2016年2月19日  Ab 19. Feb. startet die Ausstellung für „Geheimnisse der Hexen“ bei LAFORET-MUSEUM (Harajuku), Tokio. (bis 13. März)

『魔女の秘密展』ラフォーレミュージアム原宿で始まる(2/19-3/13)
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2月19日(金)から3月13日(日)までの期間 ラフォーレミュージアム原宿 6階で、 『魔女の秘密展』 が開催されます。 ドイツ、オーストリア、フランスにある30ヵ所以上の美術館や博物館から「魔除けのお守りやまじない道具、魔女裁判に関する書物や史料、魔女をモチーフにした絵画など」が出品されます。 観覧料は、一般が1,200円、中高校生は1,000円、小学生は200円です。ドイツやオーストリアから来た史料が圧倒的に多そうです。お見逃しなく。

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2016年2月17日  Am 11. Februar haben die 66. Internationalen Filmfestspiele Berlin mit „Hail Caesar“ gestartet. (bis 21.02.2016)

『ヘイル・シーザー』で始まった第66回ベルリン国際映画祭(2/11 - 2/21)
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コーエン兄弟(Joel & Ethan Coen) の新作『ヘイル・シーザー』(Hail Caesar!) で、2月11日に幕を開けた第66回ベルリン国際映画祭(Berlinale)は、 同映画に出演しているジョージ・クルーニー(George Clooney)がメルケル首相と会って難民問題に関して話し合ったとか、 審査員長メリル・ストリープ(Meryl Streep) がインタビューでこんなことを語ったとか、すでにさまざまな話題を振りまいています。 Berlinale 2016 – Programm, Gewinner und Filme | DIE WELT では、そんなさまざまな動画をまとめてみることができます。 オープニングの『ヘイル・シーザー』は、"Hail, Caesar!" mit George Clooney: Feuerwerk in der gaga Traumfabrik | SPIEGEL ONLINE に映画の評とともに、インタビューの模様を含む紹介の動画と、下の方には短いドイツ語のトレーラーがリンクされています(見ると分かりますが、Wäre es doch bloß so einfach! という文の発音練習ができそうです)。
今回、日本からは長編コンペティション部門で出展作品がないため、テレビニュースではほとんど報じられていませんが、朝日新聞デジタルには次のような記事がありました。 舞台は福島、「再生」のドイツ映画 ベルリン映画祭上映 | 朝日新聞デジタル。 このドーリス・デリエ(Doris Dörrie | Biografie (CineGraph Lexikon))監督作品 『Fukushima, mon Amour(フクシマ、モナムール)』は、 Grüße aus Fukushima | Fukushima, mon Amour | Berlinale で紹介されています(短いトレーラーと解説あり)。

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2016年2月9日  In den TV-Asahi-Nachrichten ist HEADIS vermutlich zum ersten Mal (?) vorgestellt worden. (am 09.02.2016)

ドイツ生まれのスポーツ、ヘディス(HEADIS)がテレビ朝日の朝のニュースで紹介されました!(09.02.2016)
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すでに、ドイツ文化センター | Goethe-Institut, Japan では、 2012年10月にシャルロッテ・ソフィー・プレッツ(Charlotte Sophie Pletz)さんが紹介しているのですが、 ヘディス(HEADIS) とは、「ヘディングでやる卓球のようなもの」です (参照:Japan - 美しき新世界 - Goethe-Institut)。 2006年に当時学生だったルネ・ヴェグナーさん(René Wegner) がカイザースラウテルン(Kaiserslautern)で作ったと言われるスポーツですが、 日本ではほとんど紹介されてきませんでした。「ヘディングでやる卓球」を想像してみても、なんかさえないイメージです。今回、テレビ朝日の朝のニュースの枠で紹介されたことで、 知名度はかなり上がったのではないでしょうか。というのも、実は、とてもエキサイティングなスポーツなのです。
まずは、公式ホームページ Home • HEADIS から入って、動画を見てみましょう。 Videos • HEADIS から、最初の動画をみて見れば納得できます。
卓球台に手をついて打ってもよいこと、バウンドしていない玉を直接打って返してもよいことが卓球との大きな違いです。 ボールは 100グラム、周りが 50センチのゴム製。ドイツ語の単語としては、文法上の性が気になるところですが、どうやら男性名詞のようです。 ドイツ国内では、かなり知名度も上がり、かなりの数の団体ができている模様。ヨーロッパ全域に広がりつつあります。 詳しいルールは、公式ページの Regeln • HEADIS にあります。 トーナメントの試合を見ていると、あることに気がつきます。登場する選手たちは、思い思いのニックネームを使って試合に出ているのです。よく見ると笑える名前がかなりあります。 ドイツ生まれのスポーツ、まずはネットで観戦してみましょう!

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2016年2月6日  Das 35. interuniversitäre Juniorenseminar findet vom 8. bis 12. März 2016 in Nasu unter dem Rahmenthema „Traum und Wirklichkeit“ statt.

春のインターウニゼミナール(2016年3月8日から12日)開催のお知らせ
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2016年3月8日から12日にかけて、栃木県那須塩原市にある「国際医療福祉大学那須セミナーハウス」にて、 第35回春のインターウニゼミナール(ドイツ語ドイツ文化ゼミナール)が開催されます。 インターウニゼミナール は、「ドイツの文化・社会に関心を持つ日本人とドイツ語圏の学生・教員たちが、 さまざまな大学から集まって(interuniversitär)、一つのテーマについて日独、 あるいはアジアとヨーロッパの文化を比較・対照しながら (interkulturell)、 専門の枠を超えて(interdisziplinär)、ドイツ語で話し合うゼミナール」です。 詳細は、公式ホームページ インターウニゼミナール をご覧ください。
今回のテーマは、「理想と現実 ー Traum und Wirklichkeit」です。 趣旨説明の文章の最初の部分を、以下に引用します。

みなさんは将来の人生に向けて、きっといろいろな夢を持っていることでしょう。理想はぜひ高く持ちたい! でも、現実を無視して暴走することもなかなかできません。かといって、夢を捨て去った人生も味気ありません。
習い始めたドイツ語を使って全力でのコミュニケーションを目指すインターウニでは、まずは一人ひとり、自分の夢をドイツ語で語るところからトライしてみたいと思います。 将来やりたいことや職業について、また、どんな暮らし方をしたいかについて、ドイツ語で考え、語ってみましょう。ささやかな願いもあることでしょうし、 実現するにはかなり厳しいハードルが待ち構えている夢もあることでしょう。えっ? そういう話をドイツ語で自由に話せるようになることが一番の願い…ですって?  そういう夢の実現に向けてなら、インターウニほど大きな力になってくれる場所はなかなか見つからないはずです。
でも、夢は個人だけのものではありません。「こうあって欲しい」という理想の社会を目指すことも大きな夢であり、理想を目指して人間は常に改革のプロセスを続けてきました。 フランス革命で唱えられた自由・平等・博愛といった「理念」は、... 続きはこちらで | 2016春のインターウニ・ゼミナール
参加申し込みは、ネットでできます。インターウニゼミナール:参加申し込み からどうぞ。 全国のさまざまなドイツ語学習者とドイツ語で議論するのは楽しいですよ。 満員になる前に早めに申し込みましょう。
概略: インターウニゼミナールのチラシ(PDF)
日時: 2016年3月8日(火)~12日(土)
場所: 国際医療福祉大学那須セミナーハウス(栃木県那須塩原市金沢 2067-1 )
   往復のチャーターバス(片道2500円)が東京(池袋駅)から出ます。別料金。
参加費: 32,000円(4泊5日宿泊代、食事代、テキスト代、通信費、保険料を含む)
募集人数: 50名程度(申込み順。ドイツ語を学ぶ学生・院生を対象としますが、ドイツ語学習歴があれば社会人も可。)
申込み締切:2016年2月27日(土)

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2016年2月3日  Ausstellung bei Yokohama Archieves of Hsitory: Preußisch-japanische Begegnungen in der Bakumatsu und Meiji Zeit — Die wirtschaftliche Freundschaft zwischen Preußen und Yokohama (02. Feb. bis 10. April 2016)

横浜開港資料館で「幕末・明治のプロイセンと日本・横浜」展が始まる(2/3-4/10)
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本日、2016年2月3日(水)から 4月10日(日)までの予定で、横浜開港資料館 では「幕末・明治のプロイセンと日本・横浜」展が始まりました。 チラシには、以下のような 展示構成 が紹介されています。

  1. プロイセン使節団の来日
  2. 修好通商条約の締結
  3. 国王・摂政からの贈り物
  4. 江戸と横浜で
  5. フィリップ・フランツ・フォン・シーボルトと日本
  6. 文久遣欧使節団の派遣
  7. 条約を締結して
  8. 描かれたプロイセン・ドイツ
  9. ドイツ系商社の活躍
  10. ドイツ人社会点描
2011年は、プロイセンと日本の通商条約が締結されてから 150年という年でした。2015年には、国立歴史民俗博物館「ドイツと日本を結ぶもの-日独修好150年の歴史-」| 国立歴史民俗博物館 という企画展示が行われました。 開催中展示案内 | 横浜開港資料館 によれば、 今回の展示は 長崎歴史文化博物館鳴門市ドイツ館横浜開港資料館 での巡回展として企画され、「...幕末から明治初年にかぎって、通商条約締結の過程と横浜でのドイツ人の活躍を紹介する...」もので、 「開催にあたっては国内の諸機関だけでなく、ベルリン国立図書館やハンブルク国立文書館、プロイセン枢密文書館、また日本との交流に尽力したドイツ人のご子孫からも多くの資料を借用したが、いずれの資料も巡回展で初めて公開されるもの...」だそうです。
入館料は一般で200円、小中学生 100円、開館時間は、午前9時30分~午後5時まで(入館は午後4時30分まで)、休館日は月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)。 みなとみらい線「日本大通り」駅3番出口から徒歩2分。アクセス情報の詳細は、開館日・交通手段「交通・アクセス」 をご参照下さい。
なお、ドイツ語圏文化学科の閲覧室には、入館料割引券付きのチラシがあります。

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2016年1月29日  Soko Tanakas Buch über Euro-Krise ist im Januar 2016 erschienen. (Iwanami-shinsho 1586)

新刊情報:田中素香著『ユーロ危機とギリシャ反乱』(岩波新書)
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ヨーロッパは、ご存知のように巨大なユーロ圏として経済的にも存在感を示してきました。 しかし、ギリシャ危機、ウクライナ・ロシア問題、難民の大量流入、イギリスの EU 残留国民投票など、軒並み大きな問題を抱えています。 竹森俊平著(2012)『ユーロ破綻:そしてドイツだけが残った』(日経プレミアシリーズ 178) で見られるように、<いずれ欧州は崩壊する>という厳しい分析もあります。それに対して、 田中素香著(2016)『ユーロ危機とギリシャ反乱』(岩波新書 1586) では、 現在のヨーロッパの経済状況から見て、単純にユーロを捨てるという選択肢はすでにとれないということ、新たな安定したユーロ圏を創出するしか解決策はないという主張をしています。 だったら、その新たなユーロ圏とはどのようなものであるべきか、そんな議論を見てみたい人に田中素香氏の本はおすすめです。

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2016年1月21日  Im Februar 2016 finden Konzerte von Cornelius Meister und ORF Radio-Symphonieorchester Wien in Japan statt.

コルネリウス・マイスター指揮、ウィーン放送交響楽団のコンサートが2月に迫る!
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1月19日の東京新聞に指揮者コルネリウス・マイスター(Cornelius Meister) と、 ウィーン放送交響楽団(RSO Wien | ORF Radio-Symphonieorchester Wien) の紹介記事が掲載されました。 ウィーン放送交響楽団(ORF Radio-Symphonieorchester Wien) は、「音楽の都ウィーンで、オーストリア唯一の公式の放送交響楽団として揺るぎない地位を確立して」いて、 「2007年からは、アン・デア・ウィーン劇場との協力を深め、歌劇場オーケストラとしての評価も高めている」と紹介しています。 コルネリウス・マイスター(Cornelius Meister) は、「2010年から同楽団の主席指揮者兼芸術監督を務めて」いて、 「1980年、ドイツ・ハノーバーに生まれ、24歳の若さでハイデルベルク市立劇場の音楽監督に就任した俊英」。 2014年には読売日本交響楽団と共演しリヒャルト・シュトラウスの「アルプス交響曲」を指揮したことでも話題になりました。 コンサートの模様は毎回ラジオ放送で流れ、コンサート終了後の一週間は、インターネットでも配信されているとのことです。
RSO Wien | ORF Radio-Symphonieorchester Wien から入って、 SERVICE UND MEDIEN -> (Service) Videos und Audios へと進むと、 RSO Wien | ORF Radio-Symphonieorchester Wien には、指揮者コルネリウス・マイスターとのインタビュー(13:52) や、おっという間に終わる感動のトレーラー(0:35)を見ることもできます。 なお、指揮者のコルネリウス・マイスターの公式ページは、Home – Cornelius Meister EN です。 ジャパン・ツアーの詳細は、プロ アルテ ムジケ Pro Arte Musicae をご覧ください。 今年で36歳、今後の成長が楽しみな指揮者コルネリウス・マイスターと、ウィーン放送交響楽団、見逃せません。公演予定: 2/17(水) 神戸文化ホール(兵庫県)、2/19(金) ザ・シンフォニーホール (大阪府)、 2/21(日) 郡山市民文化センター(福島県)、2/22(月) サントリーホール(東京都)。

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2016年1月16日  Das Unwort des Jahres 2015 ist „Gutmensch“. (am 12.01.2016)

2015年のドイツの粗悪語は、„Gutmensch“(「良い」+「人」)に。(1/12)
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2015年の粗悪語(Unwort)が、2016年1月12日に発表されました。 今回選ばれたのは、Gutmensch です。何のへんてつもない単語のように見えます。 なにしろ gut (「良い」) という形容詞と Mensch (「人間」)という名詞を組み合わせて作られた造語だからです。 「良い人間」がなんで粗悪語なのか、という説明は、以下の報道用資料(PDFファイル)に説明されています。
  Pressemitteilung: Wahl des 25. „Unworts des Jahres“  |  pressemitteilung_unwort2015_neu.pdf
この単語、2015年に無給で難民の手助けにかかわった人たちや、難民宿泊施設の攻撃を非難する人たちを罵るのに特に使われたそうです (Als „Gutmenschen“ wurden 2015 insbesondere auch diejenigen beschimpft, die sich ehrenamtlich in der Flüchtlingshilfe engagieren oder die sich gegen Angriffe auf Flüchtlingsheime stellen. )。つまり、見かけは肯定的な意味なのにもかかわらず、使われ方は「軽蔑的」で「皮肉的」なところに大いに問題があるわけです。 実はこの語、すでに2011年に粗悪語ランキング第2位になっています (Unwörter ab 2010 | www.unwortdesjahres.net 参照)。 独和辞典にはまだ収録されていないと思いますが、Duden Deutsches Universalwörterbuch 第6版 (2007) にはすでに収録されていて、簡単な説明がついています。

Gutmensch, der (meist abwertend od. ironisch):
[naiver] Mensch, der sich in einer als unkritisch, übertrieben, nervtötend o.ä. empfundenen Weise im Sinne der Political Correctness verhält, sich für die Political Correctness einsetzt.
Aus: Duden Deutsches Universalwörterbuch (2007)
日本語には、「良人」(りょうじん)という語がありますが、普通に使われる言葉ではありません。「おひとよし」とか「おめでたい人」という表現が同じような文脈で「皮肉的」に使われることはありそうです。
なお、第2位には、ギリシャ問題に関して、ギリシャに対して盛んに使われた Hausaufgaben (「宿題」)という言葉が選ばれました。これも、言葉が粗悪というよりも、こういう使い方をする人々に問題がある気がします。第3位は、Verschwulung (「ホモ化すること」)という語。 アキフ・ピリンチ (Akif Pirinçci)Die große Verschwulung. Manuscriptum, 2015. という著作などで、 「男たちを柔弱にすること」(Verweichlichung der Männer) という意味で使われたようですが、「同性愛者を明示的に中傷する」表現ということで粗悪語に選ばれました。
なお、UnwortBilder | www.unwort-bilder.de では、関連した写真を掲載しています。

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2016年1月9日  Eine kritische Edition des Buches „Mein Kampf“(vom ifZ-München) ist am 8. Januar 2016 veröffentlicht worden.

現代史研究所による批判的注釈付き『我が闘争』2016年1月8日発売される
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2015年12月31日をもって、ヒトラーの『我が闘争』(Mein Kampf)の著作権(バイエルン州所有)が切れることになり、その後が注目されていましたが、 ミュンヘンにある現代史研究所(Institut für Zeitgeschichte) から批判的な注釈付きの版が 2016年1月8日に出版されました。 価格は、59ユーロ、2巻本で総ページ数は 1948頁に及びます。出版自体は、すでに早くからアナウンスされ、その賛否も議論されてきました。 Hitler, Mein Kampf. Eine kritische Edition | ifZ に、 今回の出版にあたっての現代史研究所の説明があります。今回出版されたのは、4000部。 しかし、ドイツの新聞 DIE WELT の記事 Mein Kampf: Neuausgabe im Buchhandel schon vergriffen | DIE WELT (2016年1月8日15時15分発信)によると、すでに書店では品切れ状態だそうです。同記事によると、1万5千部の注文が来ているそうで、2刷は 1月18日に出る予定とか。 原著が2巻本でおよそ780頁だったことを考えると、どのような批判的注釈がついているのか、注目が集まるのは当然のことです。 なかなか手に入らないかもしれません。
日本でも ヒトラー「我が闘争」、戦後初めて独で再出版 | 読売新聞 や、 ヒトラーの「わが闘争」8日に注釈付きで再出版 昨年末で著作権が失効 | 産経ニュース などで伝えられています。なお、産経ニュースの記事の中で、「研究所の責任者、クリス・ハルトマン氏は『爆発物処理のようなものだ。ナチス時代の遺物を無害化することになる』と語る。」 と述べられていますが、上記の歴史研究所のページには、Christian Hartmann氏の見解が以下のようにまとめられています。

Unter der Leitung von Dr. Christian Hartmann hat ein Historikerteam "Mein Kampf" in mehrjähriger Arbeit umfassend aufbereitet: Im Zentrum der kritischen Kommentierung stehen die Dekonstruktion und die Kontextualisierung von Hitlers Schrift: Wie entstanden seine Thesen? Welche Absichten verfolgte er damit? Welchen gesellschaftlichen Rückhalt besaßen Hitlers Behauptungen unter seinen Zeitgenossen? Welche Folgen hatten seine Ankündigungen nach 1933? Und vor allem: Was lässt sich mit dem Stand unseres heutigen Wissens Hitlers unzähligen Behauptungen, Lügen und Absichtserklärungen entgegensetzen?
Aus: Hitler, Mein Kampf. Eine kritische Edition | ifZ

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2015年12月16日  Das Wort des Jahres 2015 in Deutschland ist „Flüchtlinge“. (2. Je suis Charlie, 3. Grexit, 4. Selektorenliste, 5. Mogel-Motor, 6. durchwinken, 7. Selfie-Stab, 8. Schummel-WM, 9. Flexitarier, 10. Wir schaffen das!)

ドイツにおける「2015年の言葉」(Wort des Jahres 2015)は Flüchtlinge(避難民)
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 12月11日にドイツ語協会(Gesellschaft für deutsche Sprache) は、「2015年の言葉」 (GfdS wählt »Flüchtlinge« zum Wort des Jahres 2015 | GfdS) を発表しました。 「その年の言葉」は、今回で40回目をむかえました。「その年の言葉」は頻度から選ばれたものではなく、選考委員会の人たちが「その年を特徴づける」言葉の中から選んだものだそうです。
2015年の言葉(第1位)は、Flüchtlinge(避難民)。 もちろん、ヨーロッパに押し寄せた「避難民」の人々は大きな社会問題となっていますが、言語的に見ると、動詞 flüchten(逃げる)という動詞と、 接尾辞 -ling からできています。この接尾辞は、実は軽蔑的なニュアンスを持ったり、「…される人」という受動的な意味を持ったりするところから問題視する人もいて、 過去分詞の複数名詞化をした Geflüchtete とすべきでは、という議論も起きました。
第 2位は、Je suis Charlie(私はシャルリ)、日本でも大きく報道された風刺新聞「シャルリ・エブド」がテロに襲撃された事件に対して、 報道の自由を求めて立ち上がった時に世界的に使われたことばでした。
第 3位は、GrexitGr(iechenland)exit を組み合わせて作られた語)、 今年前半に、ギリシア危機からギリシアを EU から出ていってもらうべきだという議論がなされた時に使われた言葉。この exit を使って造語するのは、 かなり生産性が高いことから、一年を通じていろいろな他の語も作られたようです。
第 4位は、Selektorenliste(セレクタ・リスト)、アメリカの国家安全保障局(NSA) がドイツの政府機関などを対象に広範囲にスパイ活動をしていたという話は大きな問題となりましたが、 連邦情報局も絡んでいたとか。 情報を検索する際に利用していたのが特定の検索語を書き出したリスト。 これは極秘ということで公開されていませんが、これが「セレクタ・リスト」と呼ばれたようです。
第 5位は、Mogel-Motor(ごまかしエンジン)。これは、フォルクスワーゲン社の排気ガス偽装ソフトウエアを組み込んだディーゼル車のエンジンのこと。
第 6位は、durchwinken(通ってよいと合図する)。 避難民の人たちが EU のいくつかの国を越える時に、登録もなにもせずにドイツへ素通りになった様を表すのに使われた動詞です。独独辞典には載っている動詞です。
第 7位は、Selfie-Stab(自撮り棒)。日本ではもうすっかり定着しています。
第 8位は、Schummel-WM(ごまかし世界選手権)。2006年、ドイツで開催されたサッカー世界選手権が、その開催決定において買収が行われていたとか。
第 9位は、Flexitarier(フレックス菜食主義者)。flexibelVegetarier を合成して作られた語。 絶対的な菜食主義者ではなくて、お肉はできるだけ食べないようにはしているけれど、フレキシブルに時々は食べちゃう人。
第10位は、Wir schaffen das!(私達はやり遂げます!)これは、難民問題に対してのメルケル首相の言葉。 増加し続ける避難民を受け入れて何とかやっていけるという決意表明なのでしょうが、対外的には亡命者の受け入れを確約しているとも取られてしまい、国内でかなりの批判を受ける結果になっています。
  一方日本では、日本漢字能力検定協会が発表する 今年の漢字 2015年 が、12月15日に発表されました。 2015年の「今年の漢字」は、「安」(アン/やすい・やすんじる・いずくんぞ)。 およそ13万票の投票から最多のものとして選ばれました。 あのような結果となった 保関連法案の審議、 人々を不に陥れたテロや異常気象の数々、建築偽装問題やメーカーの不正が発覚し、暮らしの 全が揺らいだこと、といった理由があがっています。 2位は「爆」(ばく)、3位は「戦」でした。 詳細は、release_kanji2015.pdf をご覧ください。

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2015年12月11日  Ab 11. Dezember findet „Tokyo-Weihnachtsmarkt 2015“ auf dem Hibiya-Park statt.

12/11 から「東京クリスマスマーケット2015」が日比谷公園で始まる
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2015年、もう残りはわずか。12月11日(金)16時から、東京の日比谷公園で「東京クリスマスマーケット2015」が始まります。12月25日まで開催される予定で、 後援は、<ドイツ連邦共和国大使館/ドイツ観光局/バイエルン州駐日代表部/ザクセン州観光局/ザイフェン村/東京都/千代田区>だそうです。そう、 クリスマスマーケットと言っても、ここのクリスマスマーケットは「ドイツ風」なのです。グリューヴァイン(Glühwein)が飲みたい、 ドイツのクリスマスの雰囲気を味わいたい、かわいいクリスマスツリーの飾りが欲しい、カレー・ヴルストが食べたい、などの希望はドイツに行かなくても日比谷公園で体験できそうです。 詳細は、東京クリスマスマーケット2015 をご参照下さい。

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2015年12月5日  Die Asahi-Zeitung berichtet über Internationale Spieltage SPIEL 2016 in Essen und mehr über Brettspiele. (am 04. Dezember 2015)

朝日新聞(世界発2015)「ドイツ ボードゲーム大国」「年700作誕生・屈指の国際コンテスト」(12/4)
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12月4日の朝日新聞、国際(世界発2015)にドイツのボードゲームと国際コンテストに関する(玉川透氏による)紹介記事が登場しました。 ドイツはボードゲーム大国 国民性とマッチ、大量の新作 | 朝日新聞デジタル で、そのさわりの部分を読むことができます。 また、(世界発2015)ドイツ、ボードゲーム大国 年700作誕生・屈指の国際コンテスト|朝日新聞デジタル では、 ドイツのエッセン(Essen) で10月に開催された世界最大規模のボードゲーム見本市「エッセン・シュピール」 (Spielmesse Essen 2016 - Internationale Spieltage | Messen.de) の紹介もしています。
そもそもボードゲーム (Brettspiel) と言われても、熱烈なファンでないとあまり馴染みがないかもしれません。ボードの上に絵が描いてあって、カードやダイスなどを使って行うようなイメージですが、 何と言っても電気を使わない(従って、コンピュータゲームではない)のが最大の特徴でしょう(もちろん、近年はボードゲームではやったものをコンピュータゲームにするという流れもありますが)。
この記事の中では、「ドイツで代表的なボードゲーム」として3つ紹介されています。 最初は「カタンの開拓者たち」(Startseite | Catan.de)、日本でも「カタン」という名前で販売されているそうで、「無人島を複数の入植者たちが開拓する」ゲーム。 2番目に登場したのが「キャメルアップ」(Camel Up | PEGASUS SPIELE ONLINE、「ラクダのレースの勝敗を予想して賭け金を増やしていく」ゲーム、 3番目に紹介されているのは「カルカソンヌ」(Carcassonne - Bestes Strategie Spiel seit über 10 Jahren!)、 こちらは「古代ローマの都市カルカソンヌをプレーヤーが順番にタイルを引いてくっつけて大きな地図を作る」ゲーム。それぞれ熱烈なファンがいるようです。
今年の「エッセン・シュピール」では、 日本発のボードゲーム「街コロ」(街コロ | SHOP - グランディング株式会社)が堂々3位に入ったという紹介もありました。 たまにはスマホをしまって、気の合う人たちとともにボードゲームでひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか? 新たな発見があるかもしれません。

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2015年12月1日  Hamburg sagt Nein zu den Olympischen Sommerspielen 2024. (im Referendum am 29. November 2015)

住民投票の結果、ハンブルクは2024年オリンピック招致を見送ることに(11/29)
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日本でも大阪都構想をめぐって住民投票が行われたのは記憶に新しいところですが、 ハンザ都市として有名なハンブルク(Hamburg) でも、2024年の夏季オリンピックを招致する都市として立候補すべきかどうか、 住民投票(Referendum)が11月29日に行われました。その結果、(未だに暫定結果ですが)賛成が 48,4%、反対が 51,6% で否決されました。 投票率は、 50,1% だったそうです。結果は、ハンブルク市のサイト Olympia-Referendum - Stadt Hamburg で公表されています。 ハンブルク-シュレスヴィヒ・ホルシュタイン統計局では、以下のページで インターアクティブ・マップをアップロードしています: Statistikamt Nord: Olympia-Referendum am 29. November 2015 このページの地図で、ハンブルクの特定の地域の賛否の割合を知ることができます。カーソルを特定の地域に移動させてみて下さい。
なお、反対派は NOlympia Hamburg – Etwas Besseres als Olympia | Olympische Spiele in Hamburg? Wir haben etwas Besseres vor! で勝利宣言をしています。
ドイツでは、2013年にも、2022年開催予定の冬季オリンピック招致をめぐってミュンヘン(München)で住民投票が行われましたが、やはり否決されています。 オリンピックを招致する都市が住民投票を実施する限りにおいては、ドイツでは今後オリンピックが開かれる可能性はほとんどないのではないか、という声も聞かれます。

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2015年11月28日  Nürnberger Christkindlesmarkt beginnt am 27. November.

380年以上の歴史を持つニュルンベルクのヴァイナハツ マルクト、11/27(金)に始まる
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近年、日本でもよく知られるようになったクリスマスマーケット。ドイツ語では、ヴァイナハツ マルクト(Weihnachtsmarkt)です。 ドイツ語圏では、さまざまな都市でヴァイナハツ マルクトが開かれますが、その中でも有名で歴史のあるのが ニュルンベルク(Nürnberg) のヴァイナハツ マルクトで、11月27日(金)に始まりました。 「ニュルンベルクのクリストキンドレス マルクト」(Nürnberger Christkindlesmarkt)と呼ばれますが、 これは、クリストキント(Christkind)の方言形のクリストキンドレ(Christkindle) とマルクト(Markt)からできあがった言葉です。 Nürnberger Christkindlesmarkt - christkindlesmarkt.de によると、記録として残る最初の文書は、 1628年まで遡れるとか。1969年以来、2年に一度、ニュルンベルクの16歳から19歳までの女性の中からニュルンベルクのクリストキントが選ばれるそうで、 今年はバーバラ・オットー(Barbara Otto)さんが新たに選ばれました。クリストキントとは、そもそも「幼児キリスト」のことですが、 「子供たちにクリスマスプレゼントを運んでくる子どもの天使」のことでもあります。
2015年の第1アドベントは11月29日です。いよいよここからクリスマスまでのカウントダウンが始まります。 シュトレン (Stollen ⇒ Stollen Rezepte | Chefkoch.de) や レープクーヘン (Lebkuchen ⇒ Lebkuchen Rezepte | Chefkoch.de) や ツィムトシュテルネ (Zimtsterne ⇒ Zimtsterne Rezepte | Chefkoch.de) のようなクリスマスのお菓子が恋しくなる季節ですね。

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2015年11月24日  Kulturseminar Nr.92 von JDG am 04. Dezember 2015: Lernen wir Deutsch mit Chuni-byo !?

日独協会主催・ドイツ語圏文化セミナー92「中二病で学ぶドイツ語」話題沸騰!(12/4)
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ヤフー・ヘッドラインニュースで発信された(withnews 11月23日(月)10時0分配信)「中二病で学ぶドイツ語講座」に申し込み殺到…その笑ってしまう内容「絶対行きたい」 は、あっという間にツイッターで拡散した<ドイツ語圏文化セミナー92>の様子を伝えています。 日独協会 のこのセミナーシリーズは、今回で92回を迎えるほど歴史を積みかせねてきたものですが、2015年12月4日に開催されるセミナーのタイトルがなんかすごいのです。 「中二病で学ぶドイツ語 さあ、はじめよう!狂乱の宴(ガイステスフェアヴィルングスフェストマール)を!」
トークをするのは、まず伸井太一(のぶい たいち)氏。そう、あの『ニセドイツ〈1〉 ≒東ドイツ製工業品 (共産趣味インターナショナル VOL 2)』とか、 『ニセドイツ〈2〉≒東ドイツ製生活用品 (共産趣味インターナショナル VOL 3)』とか、 『ニセドイツ〈3〉ヴェスタルギー的西ドイツ (資本趣味インターナショナル)』とかを社会評論社から出して話題騒然のあの人です。 また第二部では、日独協会のタベア・カウフ氏が登壇し、日本のアニメと漫画を熱く語ってくれるようです(日本語も抜群にうまい人だとか)。
当初は、30人ほどしか入れない日独協会のセミナールームだったものを、定員120人の大学講義室に変更したそうですが、参加するためには事前申し込みが必要です。 申し込みの仕方は、ドイツ語圏文化セミナー92 中二病で学ぶドイツ語|日独協会 をご覧ください。 上記のヤフー・ヘッドラインニュースの中で、 日独協会の担当者・菊池さん(学習院大独文出身)は「今回お話いただく伸井太一先生によると、中二病的世界とされるマンガやゲームといった日本のサブカルチャーでは、実はドイツ語がもとになった言葉が多いそうなんです」と解説しています。
「中二病」を知らないあなたには、とりあえず 中二病とは|はてなキーワード や、 中二病の症例とは | はてなキーワード の下の方の「ネット上で列挙された症例」を読むと納得できるかもしれません。 もう少し突っ込みたい人は、YouTube で、「中二病でも恋がしたい!」を検索してみるのも吉。
さあ、あなたもクーゲルシュライバーを持って高輪(ホーエスシュトローザイル)へ行こう。

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2015年11月17日  Vortrag von Uta Schneider (am 5. Dezember 2015): Design von Büchern im deutschsprachigen Raum

講演会:ウタ・シュナイダー「ドイツ語圏のブックデザイン」@印刷博物館(12/5)
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印刷博物館 では、2015年12月5日から2016年2月28日までの予定で「世界のブックデザイン2014-15」が開催されます。 この催し物では、「世界で最も美しい本コンクール2015」の受賞図書13点を見ることができますが、それと合わせて、日本、ドイツ、オランダ、スイス、オーストリア、カナダ、中国、 デンマークのコンクール入選作品をみることができます(およそ200点あるそうです)。開館時間は10時から18時、入場料は無料です。
この催しの初日、12月5日には、印刷博物館:講演会・ワークショップ にあるように、ウタ・シュナイダー氏(Uta Schneider)による講演会<ドイツ語圏のブックデザイン>があります(15:00-17:00)。 参加するには、申し込みが必要です(受付は先着順)。 詳細は、講演会申込:「世界のブックデザイン2014-15」 をご参照下さい。印刷博物館の場所は、文京区水道1丁目にある「目白通り・神田川に隣接した21階建てのTOPPANと書かれた青いビル」です。

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2015年11月11日  Am 10. November 2015 ist Helmut Schmidt im Alter von 96 Jahren in seiner Heimatstadt Hamburg gestorben.

ヘルムート・シュミット元西独首相、11月10日に故郷の街ハンブルクで死去
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2015年11月10日、ヘルムート・シュミット(Helmut Schmidt)元西独首相がハンブルクで死去しました。96歳でした。 SPD(ドイツ社会民主党)の政治家で、ブラント(Willy Brandt)首相の元では、国防相(Verteidigungsminister)、 経済相(Wirtschaftsminister)、蔵相(Finanzminister)を歴任し、 1974年から1982年までは西ドイツの首相として活躍しました。第二次世界大戦後の西ドイツを代表する政治家であり、知識人であり、1983年以降は、 週間の新聞 Die Zeit の共同編集者を務め、つい最近までマスコミのインタビューにも応じ、切れ味の鋭いコメントを展開していました。
Altbundeskanzler : Helmut Schmidt ist tot| ZEIT ONLINE にあるように、Die Zeit は、11月11日に特別号(Sonderausgabe)を紙媒体だけでなくデジタル版でも出しました。 また Helmut Schmidt (1918-2015) | ZEIT ONLINE という特設ページも作られ、 ここから動画を含む多くの情報にアクセスできるようになっています。

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2015年11月10日  Bekanntmachung von Dokkens (Diplom Deutsch in Japan) Büro, im Oktober 2015.

2016年度からの『独検』:3つの変更点が公表される
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ドイツ語技能検定試験(独検) が2016年度から変更になるというお知らせが公表されています。 1つは、受験料の値上げです。詳細は、独検|公式サイト を参照して頂くということで、 ここでは概略、単願の場合だけをご紹介しておきます。まず、1級と準1級は今回の値上げの対象にはなっていません。 5級(現 3,000円が 3,500円へ)、4級(現:4,000円が 4,500円へ)、3級(現:6,000円が 6,500円へ)、2級(現:7,000円が8,000円へ)
2つ目。今までは、春の独検と秋の独検と読んでいましたが、次年度からは、「夏の独検」と「冬の独検」と呼ぶようになります。 今年の秋の独検は、2015年12月6日(日)ですから、「秋」と呼ぶのはかなりずれていますね。 次年度第1回の独検は、2016年6月26日(日)に予定されていますが、これが「夏の独検」となります。ちょっと微妙です。 梅雨明けが夏の始まりと感じられる地域で考えてみると(たとえば巻頭甲信地域)、 過去の梅雨入りと梅雨明け | 気象庁 によれば、平年の梅雨明けは 7月21日ごろだそうです。 そうすると、夏になる1ヶ月程度前ということになります。まあ、南北に長い日本ですから、沖縄の梅雨明けが、平年だいたい6月23日ごろでちょうど「夏」なのかもしれません。 そう言えば、ドイツでは夏学期 (Sommersemester) と冬学期 (Wintersemester) と呼んでいました。
3つ目。インターネット出願が 2016年度からはできるようになるそうです。これまでの郵送も可能だそうです。これは確かに時代の流れですね。便利になります。

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2015年11月6日  Abkommen zwischen Universität Salzburg und Gakushuin Uni

学習院大学とザルツブルク大学が協定締結(速報)
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オーストリアのザルツブルク大学(Universität Salzburg) と学習院大学は正式に協定を締結しました。 これで、研究や教育面での交流がこれから正式に始まることになります。

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2015年11月3日  Baumkuchen in Deutschland vs. Baumkuchen in Japan

ドイツで「バウムクーヘン」をお店で見たことがない方へ/ドイツニュースダイジェスト
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「バウムクーヘン」というと Baumkuchen で、ドイツのケーキです。 Baum は、「木」(tree) で、 Kuchen は、「ケーキ」(cake) ですから、文字通り訳せば「木のケーキ」。 でも、ドイツにいってケーキ売り場で「バウムクーヘン」を見かけることは少ないはずです。名前は知られていても、食べたことのないドイツ人もけっこういるようです。 それにひきかえ、日本ではユーハイム氏(Karl Joseph Wilhelm Juchheim (1886–1945))が「バウムクーヘン」を日本で作り始めたと言われ、 現在では全国的に知られていますし、近年ではさまざまなバリエーションが作られています。
ドイツニュースダイジェスト のサイトに、2015年10月2日付で 本場ドイツのバウムクーヘンを味わおう | ドイツニュースダイジェスト という特集記事が出ています(テキスト:坪井由美子、撮影:坪井由美子、米田由佳)。 典型的なレシピや、ドイツでのおすすめの店の紹介等が要領よくまとめられています。
ドイツで「バウムクーヘン」で有名な街は、なんと言ってもザルツヴェーデル(Salzwedel) です。この街は、700を越える木組みの家(Fachwerkhäuser)でも知られているハンザ同盟市(Hansestadt)です。
なお、この記事に「ドイツでは、ビールに『ビール純粋令』があるように、『バウムクーヘンの定義』が国立菓子協会によって定められてい(る)」との記述がありますが、 今回は残念ながらドイツ語のサイトでそれを裏づける記述を見つけることはできませんでした。

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2015年10月27日  Deutsche Filmtage Horizonte 2015 im Europa-Saal des Goethe-Instituts Tokyo, Mi. 4.11. – Sa. 7.11.2015

「2015 ドイツ映画 映像の新しい地平」上映会:東京ドイツ文化センター(11/4-11/7)
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2015年11月4日(水)から11月7日(土)まで、東京ドイツ文化センターのドイツ文化会館ホールにて「2015 ドイツ映画 映像の新しい地平」上映会 が開催されます。今回は、 ブルハン・クルバニ(Burhan Qurbani)監督の「ロストックの長い夜」(WIR SIND JUNG, WIR SIND STARK) ゼバスティアン・シッパー(Sebastian Schipper)監督の「ヴィクトリア」(Victoria) インゴ・ヘープ(Ingo Haeb)監督の「リンの夢」(Das Zimmermädchen Lynn) ドキュメンタリー映画「ファスビンダー」 (Fassbinder) の 4 本が上演されます。会費は、600円(1上映)、1000円(2回券)で、全席自由席・入れ替え制で上演はドイツ語(日本語字幕付き)です。
Wir sind jung, wir sind stark | Official site で、「ロストックの長い夜」のトレーラーを見ることができます。 この作品は、監督みずからがアフガニスタンから来た政治亡命者の子であり、ロストックでの亡命者に対する事件を描いたものとして、非常に注目されています。 「ヴィクトリア」(Victoria)は、ベルリンの若者文化の一面を巧みなカメラワークで追った作品で、 VICTORIA Berlinale Trailer [2015] | YouTube でトレーラーを見ることができます。 「リンの夢」(Das Zimmermädchen Lynn) は、 Markus Orths の小説 Das Zimmermädchen | btb Verlag を映画化したもので、 Das Zimmermädchen Lynn | Movienetfilm から概要を知ることができますし、トレーラーも見れます。
東京ドイツ文化センターの上映会の詳細は、催し物カレンダー|東京ドイツ文化センター をご覧ください。

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2015年10月20日  Am 24. Oktober findet der Open-Campus-2015 der Gakushuin-Uni statt.

10月24日は、秋の学習院大学オープンキャンパスの日
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2015年秋の学習院大学オープンキャンパスは、10月24日(土)に開催されます。
ドイツ語圏文化学科は、西 2 号館 5 階 503 教室で、次のようなタイムテーブルで行われます。
14:45〜15:25 学科説明会、15:25〜15:30 休憩、15:30〜16:15 模擬講義、
10月25日の模擬講義は、担当:小林 和貴子、講義題名:「ドイツ映画を観よう!」です。
以下は、模擬講義の説明文のさわりの部分です。
10月24日(土), 講義題名:「ドイツ映画を観よう!」、担当:小林 和貴子
【現代もっとも注目に値するドイツの映画監督の一人と目されるファティ・アキン。トルコ系移民の2世としてドイツに生まれ、『愛より強く』(2004年)をはじめとする数々の作品で、 様々な文化間の葛藤を描いてきました。この模擬講義では『そして、私たちは愛に帰る』(2007年)に焦点を絞って、そこに描かれる様々な...】
続きは、オープンキャンパス | 学習院大学 SakuLIFE(サクライフ) でお読み下さい。

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2015年10月13日  Dokken(=Diplom Deutsch in Japan): Anmeldetermin bis 23. Oktober 2015.

2015年秋の独検:締め切り迫る! 10月23日(金)消印有効
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2015年秋の独検の願書受付締切は、10月23日(金)(消印有効)です。 ただし、書店・生協での払込みは10月22日(木)までですからご注意ください。 秋の試験(2015年12月6日(日)今年から試験日が変更になていますのでご注意!)では、 全級を受験することができます(準1級と1級は秋のみしか受験機会がない、ということです)。 となり合せの級は併願ができます(割引は申し込みの際に「併願」を選択した時のみの適用)。 5級+4級は、6,000円、4級+3級は、8,500円、3級+2級は11,000円、2級+準1級は15,000円、準1級+1級は18,500円とお得です。
詳細は、独検:次回試験実施要領 をご覧ください。

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2015年10月6日  Der Film “Er ist wieder da„ kommt am 8. Oktober 2015 ins Kino.

10月8日、映画『帰ってきたヒトラー』がドイツで封切られる
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ティムール・ヴェルメシュ(Timur Vermes)による大ベストセラー小説    Er ist wieder da |Eichborn Verlag (2012/11) が映画化され、ドイツでは10月8日(木)に封切られます。原作は、38か国語に翻訳された「風刺小説」で、その独特な表紙やヒトラーの語りなどでも話題をさらいました。 日本語版は、河出書房新社 から上下2冊になって翻訳出版されています。( 帰ってきたヒトラー 上:ティムール ヴェルメシュ(著), 森内 薫(翻訳) | 河出書房新社) 翻訳でも十分に楽しめると思いますが、背景を理解して原作のドイツ語で読みたいものです。
さて、今回の映画化、すでにトレーラーが出回っています。YouTube で、Er ist wieder da と入力して検索しても出てきますし、 ドイツ語圏の新聞や雑誌の記事にもリンクがはってあります。ヒトラー役は Oliver Masucci。賛否両論のある映画化でしたが、とにかく風刺喜劇として楽しめそうです。 ZEIT ONLINE の記事は、 "Er ist wieder da": War er je weg? | ZEIT ONLINE です。

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2015年9月29日  Masao Fukumotos Buch über Wiedervereinigung Deutschlands aus Perspektive der ostdeutschen Bürger ist im August 2015 erschienen.

ふくもとまさお著『小さな革命・東ドイツ市民の体験』が言叢社から2015年8月に発売される
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1985年に東ドイツに渡り、現在でもベルリンに住むフリー・ジャーナリスト、ふくもとまさお氏が、2014年に出した『ドイツ・低線量被曝から28年―チェルノブイリはおわっていない』に続いて、 『小さな革命・東ドイツ市民の体験 統一のプロセスと戦後の二つの和解』を言叢社から出しました。「国家崩壊から西ドイツによる吸収までの《劇=ドラマ》」を当時の東ドイツ市民の目から見た本書は、 客観的に歴史を捉えようとする解説書とは異なり、当時の東ドイツ市民の目によりそって「東西ドイツ統一」を語ろうとした貴重な本です。詳細は、 言叢社(げんそうしゃ)ふくもとまさお著『小さな革命・東ドイツ市民の体験』| 言叢社 をご覧ください。 本のより詳細な解説と目次などを知ることができます。
なお、ふくもとまさお氏は、ベルリン@対話工房 の執筆者の一人です。 ベルリン@対話工房は「一般メディアの報道に捕われず、国外からみた視点で独自に問題を提起する」サイトだそうです。こちらもぜひご覧ください。

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2015年9月22日  Deutschkrons „Papa Weidt“ ist ins Japanische übersetzt und im August 2015 publiziert worden.

Deutschkron の絵本 Papa Weidt(『パパ・ヴァイト』)、8月に発売される
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インゲ・ドイチュクローン(Inge Deutschkron)は、1922年生まれのドイツ人・ユダヤ人女性で、 第二次世界大戦中、オットー・ヴァイト(Otto Weidt)の助けによってベルリンの盲人作業所で働き生き延びた人です。 当時のナチス統治下での経験を描いた『黄色い星を背負って―ナチ支配下を生きたユダヤ人女性の証言』(1991) 岩波書店、で知られていますが、 オットー・ヴァイトとベルリンの作業所、迫害のことをつづった絵本が汐文社から出版されました。 翻訳は学習院大学文学部ドイツ文学科出身の藤村美織さんです。
詳細は、 パパ・ヴァイト ナチスに立ち向かった盲目の人|株式会社汐文社(ちょうぶんしゃ) をご覧ください。ドイツ語版は、Papa Weidt von Deutschkron, Inge / Ruegenberg, Lukas | Butzon & Bercker GmbH で出版されています。どちらも、ルーカス・リューゲンベルク(Lukas Ruegenberg)の独特なタッチの絵が絶妙な雰囲気を作り出しています。
なお、ベルリンの盲人作業所は、博物館としてベルリンにあります。詳細は、Museum Blindenwerkstatt Otto Weidt をご覧ください。

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2015年9月15日  H. Takadas Buch über Hitlers Rede ist ins Koreanische übersetzt worden. (August 2015)

高田博行著『ヒトラー演説』韓国語で翻訳出版される(2015/8)
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2014年6月に出版された高田博行著『ヒトラー演説:熱狂の真実』(中公新書) が、2015年8月に韓国で翻訳され出版されました。 韓国語訳は、訳者は、심정명(シム・ジョンミョン)氏」。 本のタイトルは『히틀러 연설의 진실』(ヒトラーの演説の真実)です。 パダ出版社での紹介のページは、 바다출판사 | パダ出版社 です。サブタイトルは、「히틀러는 무엇으로 사람들을 사로잡았고 어떻게 사람들을 잃어갔는가」で、 「ヒトラーは何で人々をひきつけて、どのように人々を失っていったか」と日本語版より具体的な印象を受けます。ちなみに価格は1,650ウォンです。

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2015年9月8日  „Jack“ kommt ins japanische Kino, ab 19. September 2015.

『ぼくらの家路』(Jack) 9月19日(土)より全国ロードショー
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エドワード・ベルガー(Edward Berger)監督による『ぼくらの家路』(Jack) が、 9月19日(土)より ヒューマントラストシネマ有楽町 などで公開されます。 日本の公式サイトは、『ぼくらの家路』 で、 ドイツの公式サイトは JACK です。 2015年ドイツ映画賞では、作品賞銀賞受賞を受賞したこの作品、10歳のジャック(Jack) と6歳の弟のマヌエル(Manuel) が、 ベルリンの街でお母さんのザナ(Sanna) を探しまわるという話。と言ってしまうと、ありそうな話のように思えてしまいますが、 10歳のジャックを演じるイヴォ・ビッツカー(IVO PIETZCKER) は6カ月のオーディションを経て選ばれただけあって、 その演技力は真に迫るものとして高い評価を得ています。また、子どもの視線を意識したカメラワーク、ベルリンの街や大人たちの様子など、現実感あふれる描写にはつい引きこまれてしまうのも、 この作品の魅力なのだろうと思います。現実とぶつかりながら少しづつ大人になっていく、そんな姿のジャックとマヌエルを待っているものは...。 映画の雰囲気は、トレーラーでも味わうことができます。

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2015年8月4日  Der Film „Poenix“ kommt am 15. August 2015 ins japanische Kino.

『あの日のように抱きしめて』8月15日に Bunkamura ル・シネマでロードショー
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2014年9月に封切られたクリスティアン・ペッツォルト(Christian Petzold)(脚本・監督)の映画 Phoenix が、早くも 8月15日にBunkamura ル・シネマ で始まります。日本語のタイトルは、「あの日のように抱きしめて」| 公式サイト。 日本語では説明的なタイトルとなりましたが、ポスター/パンフレットを見るとなるほど、と思います。 ペッツォルト監督というと、前作『東ベルリンから来た女』(2012年)もベルリン国際映画祭銀熊賞(監督賞)を受賞して話題になりました。 公式サイトの紹介文の一部を以下に引用しておきます。

1945年6月ベルリン。元歌手のネリーは顔に大怪我を負いながらも強制収容所から奇跡的に生還し、顔の再建手術を受ける。彼女の願いはピアニストだった夫ジョニーを見つけ出し、幸せだった戦前の日々を取り戻すこと。顔の傷が癒える頃、ついにネリーはジョニーと再会するが、容貌の変わったネリーに夫は気づかない。そして、収容所で亡くなった妻になりすまし、遺産を山分けしようと持ちかける。
引用元:「あの日のように抱きしめて」| 公式サイト
アルフレッド・ヒッチコック監督の『めまい』とベール・モンティエの小説『帰らざる肉体(Le retour des cendres)』に影響を受けて作られたとも言われています。 クルト・ヴァイル(Kurt Weill; 1900-1950)が、ミュージカル「ワン・タッチ・オヴ・ヴィーナス」(One Touch of Venus) のために書いたという曲「スピーク ロー」(Speak Low)が使われているのも極めて印象的です。 「あの日のように抱きしめて」| 公式サイトには、前島秀国氏 (サウンド&ヴィジュアル・ライター)による 「『スピーク・ロウ』が優しくささやきかけること ―― 本作の音楽について」という解説もありますのでお読み下さい。
なおドイツ語のオフィシャルサイトは、Phoenix | Ein Film von Christian Petzold です。 こちらの雰囲気もなかなかいい感じで仕上がっています。

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2015年7月28日  Toru Kumagai schreibt ein Buch über Deutschland und Japan nach dem 2. Weltkrieg („Nihon to Doitsu - Futatsu no 'Sengo' “ (2015) Shueisha-Shinsho, 07930)

熊谷徹『日本とドイツ ふたつの「戦後」』(2015/7/17)出版される
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ドイツ在住25年におよぶジャーナリスト熊谷徹による『日本とドイツ ふたつの「戦後」』(集英社新書 07980)が7月17日に出版されました。 戦後70年、ともに第二次世界大戦で敗れた後、ほとんど奇跡の復興をとげたと言われる両国ですが、熊谷氏は本書のまえがきの中で、 「しかし今や、日本とドイツの間では共通点よりも、違いの方が多くなっている。」(P.5)と指摘しています。そして、 「両国間の違いは、時間が経つにつれて大きくなる一方だ。このことは、日本人の間ではほとんど知られていない。」(P.6)とし、その内のいくつかの側面をクローズアップして紹介しています。
『日本とドイツ ふたつの「戦後」』 | 集英社新書 のページから「まえがき」の部分を読むことができます。 定価は740円(本体)+税です。今年の夏は、この新書を読んで今の日本を考えてみるのはいかがでしょうか?

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2015年7月22日  Der Open-Campus der Gakushuin-Uni findet dieses Jahr am 1. u. 2. August statt.

8月1日、2日は、学習院大学オープンキャンパスの日
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2015年学習院大学オープンキャンパス(夏)は、8月1日(土)、2日(日)に開催されます。 ドイツ語圏文化学科は、西5号館3階301教室で、次のようなタイムテーブルで行われます。
10:15〜10:55 学科説明会、10:55〜11:00 休憩、11:00〜11:45 模擬講義、
13:15〜13:55 学科説明会、13:55〜14:00 休憩、14:00〜14:45 模擬講義。
8月1日の模擬講義は、担当:高田 博行、講義題名:「プロパガンダとは何か?」、
8月2日の模擬講義は、担当:岡本 順治、講義題名:「アメリカで、今でも母語としてドイツ語を話す人々」です。
以下は、それぞれの模擬講義の説明文のさわりの部分です。
8月1日(土), 講義題名:「プロパガンダとは何か?」、担当:高田 博行
【われわれは日常生活の中で広告や政治宣伝などによってプロパガンダにさらされて、その情報戦略に知らず知らずのうちに大きな影響をうけていることが少なくない。 プロパガンダが試みられるとき、送り手は受け手の注意を惹くために、抽象的な観念を避けて感情に訴え、印象強さと受け入れやすさを追求する。 送り手は、自分にとって不都合な点を隠して都合のいい点のみを強調し、受け手の記憶に残りやすいよう伝えるべきメッセージを...】
8月2日(日), 講義題名:「アメリカで、今でも母語としてドイツ語を話す人々」、担当:岡本 順治
【17世紀後半からアメリカへ移民していったドイツ語を母語とする人々がいた。それはメノナイト、さらにその一派のアーミッシュと呼ばれるキリスト教再洗礼派の人々で、 19世紀末には、推定75万人から100万人いたと言われる。彼らは、現在でも約135,000人いるそうだ(長友 2004:229)。日本では、中学校や高校の英語の教科書でアーミッシュの人々の紹介が行われてきたが、 「簡素派」と呼ばれる人々が現代の文明の利器を拒否し...】
続きは、オープンキャンパス | 学習院大学 SakuLIFE(サクライフ) から、お探し下さい。

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2015年7月21日  Das 37. Interuni-Sommerseminar findet von 2. bis 6. August 2015 am Yamanakako-See statt.

夏のインターウニ・ゼミナール:テーマ「ファストフード、それともスローライフ?」(8月2日から6日)
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インターウニ・ゼミナールとは、 「ドイツの文化・社会に関心を持つ日本人とドイツ語圏の学生・教員たちが、 さまざまな大学から集まって(interuniversitar)、一つのテーマについて日独、 あるいはアジアとヨーロッパの文化を比較・対照しながら(interkulturell)、 専門の枠を超えて(interdisziplinar)、ドイツ語で話し合うゼミナールです。」(公式ページより)    今年の夏は、山中湖で8月2日から6日に開かれる予定で、参加申し込みは7月18日まででしたが、まだ参加者を募集中のようです。
今回のテーマは、「ファストフード、それともスローライフ? ー 忙しい現代生活の別の選択肢」です。 以下に、テーマ説明の最初の2つのパラグラフを引用しておきますが、 第37回 夏のインターウニ・ゼミナール でぜひ続きもお読み下さい。

私たちの生活は、ここ数十年で劇的に変化しました。家で料理しなくても生きていけるようになったのです! マクドナルドの日本進出やカップヌードルの発売は1971年のことでした。セブンイレブンの1号店は1974年、 この頃冷凍食品も浸透し始めました。ファストフード化する食べ物は、サザエさんに見られる「ちゃぶ台の団欒」 をあっという間に葬り去りました。食べ物の季節感は失われ、原産地はどんどん国際化して、 世界各地のものがいつでも口に入るようになりました。食品市場が、そして私たちの味覚そのものが、大きく変わりました。
この変化は私たちの生活そのものを大きく変えました。というよりは、ファストフードは、無駄を省いて合理化する私たちの現代的ライフスタイルの一部に過ぎないのかもしれません。 それは、自然との接触を極力なくし、いつも時間に迫られながら都会に生きる私たちの生活スタイルの一部です。
出典:第37回 夏のインターウニ・ゼミナール の「ファストフード、それともスローライフ? ー 忙しい現代生活の別の選択肢」より
参加申し込みは、http://www.interuni.jp/anmeldung/ からどうぞ。 申し込み締め切りは 2015年7月18日(土)でした。定員(25名程度)に達し次第締め切られますので、ひょっとしたらもう遅いかもしれません。問い合わせをして下さい。 参加費は、37,000円(4泊5日宿泊、食事代を含む、交通費は含まず)です。

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2015年7月14日  Ausstellung: „ Was Deutschland und Japan verbindet: 150 Jahre Freundschaft zwischen Deutschland und Japan.“ in National Museum of Japanese History (REKIHAKU), 7.7.2015 bis 6.9.2015.

「ドイツと日本を結ぶもの-日独修好150年の歴史-」 (国立歴史民俗博物館,7/7-9/6)
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国立歴史民俗博物館の企画展示室 A・B において、7月7日から「ドイツと日本を結ぶもの-日独修好150年の歴史-」 という企画展示が始まりました。 「あれ?日独交流150周年は、2011年だったのでは?」と思う方もおられると思いますが、今回は150年を越える日独関係を歴史的にひもといてみよう、という試みです(歴史が好きな人は必見です)。 国立歴史民俗博物館の展示趣旨の冒頭の部分を以下に引用します。

日本とドイツは、150年を越える交流の歴史を持ち、それぞれ「勤勉」や「規律」などに関する価値観では親近性を感じています。 またドイツといえば、車やカメラ、サッカーやビールなどだけでなく、EUで主導的役割を果たしていることを想起する人も少なくありません。 近年では、リサイクルなど環境保護の問題や原子力発電の問題などで、その動向に関心が集まっています。にもかかわらず、 日本とドイツの交流の歴史について具体的に知る機会は、これまでほとんどありませんでした。 本展は、外交や文化に関する日独交流の歴史を、本格的な「展示」というかたちで表現する、日本で初めての試みとなります。
出典:企画展示 | 展示のご案内 | 国立歴史民俗博物館
開催期間は、2015年7月7日(火)から9月6日(日)まで、料金は、一般:830円/高校生・大学生:450円/小・中学生:無料。  国立歴史民俗博物館への行き方は、交通アクセス|利用案内|国立歴史民俗博物館 をご参照下さい。JRで東京駅からは、総武本線佐倉駅(約60分)下車、バス約15分、京成上野駅から京成佐倉駅(約55分)下車、徒歩約15分、 あるいは、東京駅から歴博までの高速バスでおよそ1時間30分とかなり時間がかかりますので、お出かけには1日かけてゆっくりと行動することをおすすめします。 定休日は月曜日、開館時間は、9時30分から17時までです。
なお、この展覧会は下記の日程で日本各地を巡回するそうです。2015年9月19日~11月29日 長崎歴史文化博物館、2015年12月9日~2016年1月24日 鳴門市ドイツ館(徳島県)、 2016年2月3日~4月10日 横浜開港資料館(神奈川県)

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2015年7月7日  Die Speicherstadt und das angrenzende Kontorhausviertel in Hamburg sind zum Weltkulturerbe ernannt worden.

ハンブルクの赤レンガ倉庫の街が世界文化遺産に (7/5, 2015)
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ハンブルクに世界遺産が誕生しました。倉庫の街(Speicherstadt)と、隣接する支店・営業所区域(Kontorhausviertel)です。 「倉庫の街は、1885年から1927年の間に3度の時期にエルベ川の中の複数の島に建てられたもので、ネオゴシック様式の15のレンガ造りの建物で構成されている」 („Die Speicherstadt wurde zwischen 1885 und 1927 in drei Bauabschnitten auf einer Inselgruppe in der Elbe errichtet. Sie besteht aus 15 Backsteinbauten in neogotischer Architektur:...“)そうです(出典:SPIEGEL ONLINEHamburg: Speicherstadt zum Weltkulturerbe der Unesco ernannt | SPIEGEL ONLINE)。 横浜の赤レンガ倉庫も独特の雰囲気がありますが、このレンガ造りの倉庫や建物群も圧巻です。 詳細は、例えば、ハンブルクの公式サイト Offizielles Stadtportal für die Hansestadt Hamburg | hamburg.de の、 Speicherstadt Hamburg - Adresse, Bilder, Informationen | hamburg.de をご参照下さい。 美しい煉瓦造りの建物が見れます。なお、隣接する支店・営業所区域(Kontorhausviertel)も同様にレンガ造りで、しかも個性的な建物がそろっています。
これで、ドイツの世界遺産は 40になりました。ハンブルクは、新しい大学キャンパス構想(Uni baut Zukunft | hamburg.de)もすごいですが、 オリンピック招致も検討中とのことで、これから目が離せない都市です。

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2015年6月30日  Shinji Okazaki verlässt 1. FSV Mainz 05, wechselt zu Leicester City. (26.06.2015)

岡崎慎司、Mainz 05 を去ってプレミアリーグのレスターへ
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6月26日、ブンデスリーガ(Bundesliga)のマインツ(1. FSV Mainz 05)に所属していた岡崎慎司が、 プレミアリーグのレスター(Leicester City Football Club)へ完全移籍することが発表されました。 思えば、清水エスパルスから、VfB シュトゥットガルト (VfB Stuttgart) に行き、その後、マインツで大活躍するようになった岡崎慎司。 今シーズン12本、昨シーズン15本のゴールを決めているのは立派な成績です。 Okazaki wechselt zu Leicester City | 1. FSV Mainz 05 のお知らせのコーナーでは、マネージャーのクリスティアン・ハイデル(Christian Heidel)氏が、岡崎慎司がプレミアリーグてプレーしたかったという希望に言及した後で、 「私達は彼の決断を残念に思う、というのも、彼は私達のプレーの中で重要でありかつ信頼のおける大物プレーヤーだったし、私達みんなは、彼のことを人間として心から愛していた。」 („Wir bedauern seine Entscheidung, weil er eine wichtige und verlässliche Größe in unserem Spiel war und weil wir ihn alle als Mensch ins Herz geschlossen haben. “) と語っています。マインツの岡崎が見られないと思うと、ちょっとさびしいですが、プレミアリーグでの新たな活躍を期待しましょう。

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2015年6月23日  Die Übersetzung von Die Nürnberger Prozesse (Annette Weinke) ist im April 2015 erschienen.

アンネッテ・ヴァインケ著、板橋拓己訳『ニュルンベルク裁判』が話題に
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4月に中公新書から出た、アンネッテ・ヴァインケ著、板橋拓己訳『ニュルンベルク裁判:ナチ・ドイツはどのように裁かれたのか』|新書|中央公論新社が今でもあちこちで話題になっています。6月21日の読売新聞でも紹介されていました (参照 6月21日(日曜)朝刊で紹介する予定の本|読売新聞)。 実は、2015年4月に出たこの翻訳は、2015年2月に出た第2版の原稿を修正点を反映しているものだとか(P. 2)。原著は、 Die Nürnberger Prozesse | Weinke, Annette | Verlag C. H. BECK(ISBN 978-3-406-53604-5) をご参照下さい。
少しだけ「訳者まえがき」を参考に紹介しておくと、本書は、1945年11月から1946年10月にかけて行われた「ニュルンベルク裁判」だけを扱った本ではありません。 ドイツ語のタイトルが複数形になっているところからも示唆されているように、その後行われた12の「ニュルンベルク継続裁判」も対象にして書かれています。 そして、これらの裁判が「1949年に成立したドイツ連邦共和国(西ドイツ)とドイツ民主共和国(東ドイツ)にどのような影響を与えたか」、 「ニュルンベルク裁判が打ち立てた諸原則が、第二次世界大戦後の世界にどのように継承されてきたか」も考察されています。
第二次世界大戦後70年という節目の年に、戦争という人類の最大の過ちがどのように裁かれるべきかを考える上で、貴重な入門書です。

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2015年6月15日  Japanische Gesellschaft für Deutschstudien: Symposium „70 Jahre nach dem Ende des 2. Weltkriegs.“ findet am 20.6.2015 an der Universität Tokyo (Hongo) statt.

日本ドイツ学会シンポジウム「戦後70年 いま何を語るか」(6/20)
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来る6月20日(土)に、日本ドイツ学会(Japanische Gesellschaft für Deutschstudien)は、 第31回 日本ドイツ学会総会・シンポジウムが開催されます。会場は、東京大学本郷キャンパスの法文 1号館・2号館です (本郷アクセスマップ | 東京大学をご参照下さい)。 今回のシンポジウムのテーマは、「戦後70年 いま何を語るか」。詳細は、日本ドイツ学会 のページから、 詳細はこちら→ をたどって下さい。ここでは、シンポジウムでの発表者とタイトルだけを紹介しておきます。

1 水島朝穂(早稲田大学教授):日独における「特別の道」(Sonderweg)からの離陸
  --1994年7月と2014年7月--
2 石川健治(東京大学教授):ふたつの「たたかう民主制」
3 武井彩佳(学習院女子大学准教授):マイノリティの「特権」言説について
  --ドイツのユダヤ人の場合— 
4 石田勇治(東京大学教授):ドイツ現代史再考 
なお、参加費は、一般が 1000円、学生 500円、日本ドイツ学会会員は無料です。当日受付可で、どなたでもご参加いただけます。 また、シンポジウム以外にも 4つのフォーラムがあり、研究発表があります。

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2015年6月8日  G7-Gipfel in Elmau, am 7. und 8. Juni 2015. Elmau? -- Ja, kennen Sie das Schloss in Elmau nicht? Es ist ein 5-Sterne-Hotel aus dem Jahr 1914/16 in Oberbayern.

G 7サミットが開かれているのは、エルマウ(バイエルン州)のお城ホテル
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6月7日、8日と開催されているG 7サミット。エルマウというのは、Elmau と書きます。 今回のサミットの行われている場所は、バイエルン州といっても、オーストリアとの国境近くのお城のホテルです。 かのガルミッシュ・パルテンキルヒェン(Garmisch-Partenkirchen)にかなり近いところです。 ホテルは、Hotel Schloss Elmau で、なかなか素敵なところです。 しかし、現実には、サミットが行われるということは、大変なことです。 その裏事情をレポートしているのは、次のSPIEGEL-ONLINE のヴィデオ。 なかなかよくできています(ドイツ語の字幕を読むと、その実態が分かります)。 G7-Gipfel in Elmau: Fakten zum Treffen | Video - SPIEGEL ONLINE

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2015年6月1日  Ein Artikel über Michael Ende in der Asahi-Zeitung, am 01.06.2015: Ein Plädoyer für Bücher aus Papier!

「今こそミヒャエル・エンデ」朝日新聞 6/1 文化・文芸面に登場
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6月1日の朝日新聞(文化・文芸面)に「いまこそミヒャエル・エンデ」という記事が登場(筆者:守真弓)。 「あかがね色の本 物語にも登場」、「めくって入り込む魔法の装置」という題名付きです。 (今こそミヒャエル・エンデ)あかがね色の本、物語にも登場| 朝日新聞デジタル ではさわりの部分だけ読めます。
この記事の中では、テレビドラマ「戦う!書店ガール」の主人公が、ミヒャエル・エンデの『はてしない物語』を「人生を変えた本」として扱い、 何度も映像に登場するそうです。それもそのはず。ミヒャエル・エンデ(Michael Ende: 1929-1995) は、本の装丁に徹底的にこだわった人だった、 ということが紹介されています。岩波書店から発売された日本語版の『はてしない物語』も、なんと原書通りの表紙を実現しているのだそうで、岩波書店はこのために、 布を特注し、価格は税込で3千円を超えているとか。この記事の中では、岩波書店マーケティング部の堀内まゆみ氏が『はてしない物語』について 「コストはかかっても、本の存在価値が高まった。紙の本ならではの、これからの本のあり方にヒントを与えてくれるような本」とコメントしています。
さて、この記事で「あかがね色の本 物語にも登場」というタイトルは何を指しているのかというと、「物語」は、『はてしない物語』という作品、 その本の中に出てくる『はてしない物語』(Die unendliche Geschichte) という本の表紙が「あかがね色」(kupferfarben) だったという話です。主人公のバスティアンが見つけた本の色が「あかがね色」(kupferfarben) で、 実際の本の色も「あかがね色」(kupferfarben) なのですね。原著の10ページにはこんな風に書いてあります。

Er hob das Buch hoch und betrachtete es von allen Seiten. Der Einband war aus kupferfarbener Seide und schimmerte, wenn er es hin und her drehte.
Quelle: Michael Ende (1979) Die unendliche Geschichte, S. 10.

Michael Ende (1979) Die unendliche Geschichte.

そんなこと言ったって、「あかがね色の本の表紙」のイメージがわかない、という人はネットで調べてみましょう、といいたいところですが、実はこの本の紙表紙を剥がした写真が見つかりません。 そこで、ちょっと撮って見ましたので、貼り付けておきます。写真なので、これでも色を十分再現しているとは言いがたいですね。 本当の色を見たい方は、実物の本を手にとって見て下さい。この手にとって感じる部分が、デジタル本に無い質感です。 Kupfer は、「銅」なので、「銅の色」と言ってもいいのですが、本の装丁に使うと金属の銅とは違う独特の色のイメージになります。

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2015年5月26日  Der 93. Workshop von Arbeitskreis für deutsche Grammatik (an der Musashi Universität, Tokyo)

5月31日(日)、ドイツ文法理論研究会第93回研究会(武蔵大学にて)
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2015年5月31日(日)、武蔵大学 8501教室にて、第93回ドイツ文法理論研究会が開催されます (場所は 武蔵大学 交通アクセス|根津育英会武蔵学園 をご参照下さい)。
プログラムは以下の通り。
13:15-14:45 講演   鷲尾 龍一 氏(学習院大学教授)「近代日本の国語学史とグローバルな言語学史」
14:45-14:50 総会
15:10-16:00 研究発表
(1) 小林 大志 氏(東京外国語大学大学院博士課程)
    「der Schlag などの名詞化において genitivus objectivus が制限されることについて」
(2) 西出 佳代 氏(北海道大学大学院文学研究科専門研究員)「ルクセンブルク語における過去形の衰退」
講演ならびに研究発表の要旨については、2015年春の研究発表会 | ドイツ文法理論研究会 をご参照ください。なお、会員でない方も参加できます。

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2015年5月19日  Symposium und Präsentation „Die Kunst des Trinkens“ findet bei Goethe-Institut (Tokyo) am 22.05.2015 statt.

シンポジウム「人と飲み物、そして文化」(5/22)はすでに満席!でも、...
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2015年5月22日(金) に東京ドイツ文化センター で行われる The Art of Drinking(「人と飲み物、そして文化」)のシンポジウムは、 すでに満席になってしまったようです。18時からの「ドリンク・マーケット」は申し込みの必要はないので、参加できます。 パンフレットなどでその概略を見た方も多いと思いますが、 「...オーストリア、フランス、ドイツ、イタリア、ポーランド、スペインのヨーロッパ6カ国と日本からの参加のもと、飲み物、飲むという習慣の文化的、社会的背景について共に考える」という企画のシンポジウムです。 詳細の書いてあるページは、 (The Art of Drinking - 人と飲み物、そして文化) Tokyo - 催し物カレンダー - Goethe-Institut です。
なお、このシンポジウムで基調講演をするエルヴィン・ザイツ(Erwin Seitz)氏が登場する催し物が、2015年5月20日(水)東京ドイツ文化センタードイツ文化会館ホールにて行われます。 18時30分からで、エルヴィン・ザイツ氏は 「シュニッエルやジャガイモ料理を披露し、自著『ドイツ人の生活の楽しみ方:もう一つの文化史』から朗読」することになっています。5月20日(水)です! この紹介のページは、 (ドイツ人の生きる楽しみ) Tokyo - 催し物カレンダー - Goethe-Institut にあります。 参加無料、参加登録は必要とのことですので、上記のページを参照の上、メールで事前に参加登録をして下さい。
上記のページでは、[エルヴィン・ザイツ Deutsch]、[ドイツ人の生活の楽しみ方 Deutsch]、[何が生きがいか Deutsch]の3つのリンクがありますが、後ろの2つは、2015年5月19日朝の時点でリンク先が表示されません。 これは、後ろに3バイトのスペースコードが入っているためなので、エラーになった後、.html の後ろのスペースを削除してブラウザで再読み込みをすれば、見ることができます。 念の為にここでも、リンクしておきます。順番に、(1), (2), (3) と対応させました。
(1) Erwin Seitz - Bücher | Perlentaucher
(2) Die Verfeinerung der Deutschen: Eine andere Kulturgeschichte von Erwin Seitz - Suhrkamp Insel Bücher Buchdetail
(3) Robert Pfaller: Wofür es sich zu leben lohnt. Das Leben ist der Güter höchstes nicht - Sachbuch | FAZ

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2015年5月14日  Wer wird der Chefdirigent der Berliner Philharmoniker ab 2018? Die Wahl am 11.05. war ohne Ergebnis.

2018年からのベルリン・フィル首席指揮者は誰に? 5/11の投票では合意に至らず
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2015年5月11日に、ベルリン・フィル(Berliner Philharmoniker linked to: Startseite) の次期首席指揮者の投票が行われました。 朝日新聞(2015年5月13日)では、「『権威より個性』時代反映 ベルリン・フィル、首席指揮者選び先送り」(玉川透=ベルリン、 編集委員・吉田純子)として、その11日のもようや、先送りになった背景を伝えています。 この記事によると「世界的な名門オーケストラ、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者選びが11日、異例の先送りとなった。 楽員間の議論は11時間に及んだ。独有力紙は『楽団の方針を巡る複雑な内部闘争が背景にある』と報じた。」とのこと。 さらに、現在話題になっている可能性のある指揮者として、同記事では クリスティアン・ティーレマン(Christian Thielemann)、 ダニエル・バレンボイム(Daniel Barenboim)、 アンドリス・ネルソンス(Andris Nelsons)、 グスターボ・ドゥダメル(Gustavo Adolfo Dudamel Ramírez)の名前があがっていました。 Tagesspiegel の2015年5月11日23時53分の記事、 Berliner Philharmoniker: Wahl des neuen Chefdirigenten bleibt ohne Ergebnis | Tagesspiegel では、さらにリッカルド・シャイー(Riccardo Chailly)の名前もあがっています。
Tagesspiegel の記事では、5月11日には、当日およそ50人のジャーナリスト達が集まっていて、投票と話し合いに11時間半もかかったにもかかわらず、 オーケストラの理事であるペーター・リーゲルバウア(Peter Riegelbauer)氏が、 今年中にサイモン・ラトルの後継者を決める投票をするためにまた集まりたい(... die Philharmoniker wollten innerhalb eines Jahres wieder zu einer Wahl Simon Rattles Nachfolger zusammenkommen. ) と言って終わってしまったようです。投票は複数回行われたようですが、結論に至らなかったとか。 ということで、大御所を選ぶのか、若手を選ぶのか、それとも無難な人材を求めるのか、さまざまな憶測が流れています。 当のベルリン・フィルのサイトでは、 「サイモン・ラトルの後継者に関してはまだ決着なし 新しい主席指揮者の選挙は結果なしのまま。」(„Noch keine Entscheidung über die Nachfolge von Simon Rattle   Die Wahl des neuen Chefdirigenten ist ohne Ergebnis geblieben. “)という言葉が流れています。残念ながらクリックしても、何も出てきません。

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2015年5月8日  Dokken(=Diplom Deutsch in Japan): Anmeldetermin bis 22. Mai 2015.

2015年独検春の試験は 6月28日(日):申込締切は5月22日(金)
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2015年春の独検 | 独検 onlineの願書受付締切は、5月22日(金)(消印有効)です(あと2週間!)。 ただし、書店・生協での払込みは5月21日(木)まで。 春の試験は、午前が 5級と 3級、午後が 4級と 2級となっています。 となり合せの級は併願ができます(割引は申し込みの際に「併願」を選択した時のみの適用)。 5級+ 4級は、6,000円、4級+ 3級は、8,500円、3級+ 2級は、11,000円とお得です。
詳細は、独検 next:次回試験実施要領 をご覧ください。 なお、2015年秋の独検は、1級、準 1級を含む全級を受験できますが、願書受付期間は9月1日~10月23日(金)(消印有効)、 筆記試験日は、2015年12月6日(日)となっていますのでご注意下さい。

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2015年4月28日  Ryurakus Rakugo in 7 Sprachen, jetzt auch in einer DVD veröffentlicht!

『三遊亭竜楽の七か国落語』DVD 第2弾2015年3月発売になっていました!
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3月20日の東京新聞に、「<落語>世界が爆笑 竜楽RAKUGO 7カ国語版DVD完成」という記事が載っていたのを見逃していました。 この記事は、<落語>世界が爆笑 竜楽RAKUGO 7カ国語版DVD完成 | 伝統芸能 (TOKYO Web) から参照できます。ご存知のように(?)、学習院大学ドイツ文学会では、2013年11月15日に三遊亭竜楽を招いて 三遊亭竜楽講演会「日本の笑いが世界を駆ける―三遊亭竜楽 ヨーロッパ落語道中」 を催していますが、 この記事にあるように、DVD版が発売になっていました。ドイツ語版の落語ももちろん収録されています。
発売元は、スロウカーブ。同社の該当ページを探してみると、 スロウカーブレコーズ:三遊亭竜楽の七か国落語〜酔っぱらい編/三遊亭竜楽 となっていて、よく見ると、なんと「三遊亭竜楽の七か国落語II」となっているではありませんか。このページのスクロールできる窓を見ると、第1弾は、すでに2014年12月15日に発売になっていました。 第1弾の DVD には、「味噌豆」、「気の長短」、「ちりとてちん」が入っているそうです。 落語家 三遊亭竜楽 のドイツ語落語を聞いて見てみたい方、ドイツ人の反応を追体験してみたい方にもおすすめです。 もちろん、英語、フランス語、イタリア語、スペイン語、ドイツ語、ポルトガル語、日本語で落語を楽しみたい方にもおすすめ。師匠曰く、「中国語を習い、八カ国語落語を達成したい」。楽しみですね。

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2015年4月20日  Die Asahi-Zeitung führte vergleichende Umfragen in Deutschland u. in Japan durch und die Ergebnisse veröffentlicht.

朝日新聞世論調査「(戦後70年)日本とドイツ」4/18に公表される
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ネットでは一部がすでに4月14日に公開されていましたが、4月18日(土)に朝日新聞による「日独世論調査」の結果が公表されました。 今回の世論調査の調査方法は、同記事から引用すると日本では「全国の20歳以上の有権者から3千人を選び、郵送法で実施した。 対象者の選び方は層化無作為2段抽出法。全国の縮図になるように338の投票区を選び、各投票区の選挙人名簿から平均9人を選んだ。 3月11日に調査票を発送。4月10日までに届いた返送総数は2080。無記入の多いものや対象者以外の人が回答したと明記されたものを除いた有効回答は2016。 回答率は67%。」で、 ドイツのデータは「ドイツの調査会社に委託し、3月11~24日に全国の18歳以上の男女を対象にRDD方式で電話調査した。有効回答は1000人。」もの。
ネットでは、有料会員、あるいは、(一日3本)無料会員でないと全体の記事を読めませんが、おおきく3つの記事になっています。 (戦後70年)日本46%、ドイツ94% 被害与えた周辺国と「うまくいっている」 朝日新聞・日独世論調査(2015年4月14日05時00分)、 (戦後70年)日本とドイツ、意識探る 朝日新聞世論調査(2015年4月18日05時00分)、 (戦後70年)移民に「賛成」、日本51% 受け入れ肯定、ドイツ82% 朝日新聞世論調査(2015年4月18日05時00分)
いろいろと興味深い数字が出ていますので、日独比較をする場合には、貴重な資料となりそうです。なお、今回の世論調査に対して、 吉田裕・一橋大教授(日本近現代史)とマンフレート・ヘットリング(Prof. Dr. Manfred Hettling)、独ハレ大教授(ドイツ近現代史) によるコメントがついています。

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2015年4月16日  „Zwanzigtausend Seiten“ (Lukas Bärfuss) wird ab 16. April in Bungakuza-Atorie(Shinanomachi) aufgeführt.

ルーカス・ベアフースの『20000ページ』4/16より文学座アトリエで上演
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ルーカス・ベアフース(Lukas Lärfuss)は、1971年生まれのスイスの劇作家です。 「現代をえぐるSF演劇」を送り出している劇作家として注目を集め、すでに数多くの賞を受賞しています。 今回、文学座アトリエでは、『20000ページ』(ZWANZIGTAUSEND SEITEN (2012)) を4月16日から4月30日までの期間上演します。演出は中野志朗、訳は松鵜功記です。 詳細は、20000ページ | 文学座 のページをご覧ください。 文学座アトリエは、信濃町駅から徒歩9分です。以下は、パンフレットに載っているストーリーの紹介文の引用です。

ある日、トニーの頭の上に巨大なダンボール箱が落ちてくる。箱の中身は20000ページにわたりスイスの現代史が書かれた歴史書。 ぶつかったトニーの頭の中に、なんと(!)スイスの現代史が入ってしまう。歴史を頭の中に抱えたトニーが最後に選んだ解決策とは…。
(文学座4月アトリエの会『20000ページ』パンフレットからの引用)

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2015年4月14日  Günter Grass ist im Alter von 87 in Lübeck gestorben.

ノーベル賞作家ギュンター・グラス、死す。
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2015年4月13日(月)に、ドイツのノーベル賞作家、ギュンター・グラス(Günter Grass)は リューベックで他界しました。87歳でした。 ギュンター・グラスは、1927年にダンツィヒ(Danzig)に生まれましたが、この街は第二次世界大戦後はポーランド領となり、 グタニスク(Gdańsk)となったところです。『ブリキの太鼓』(Die Blechtrommel:1959)は Gruppe 47 の賞を受け、その後の1999年のノーベル文学賞につながったとも言われています。さまざまな言動で物議を醸しだしてきましたが、 『タマネギをむきながら』(Beim Häuten der Zwiebel:2006) 発表直前に、ナチの親衛隊に入っていたことを告白したのは衝撃的でした。
そんなギュンター・グラスなので、追悼文のタイトルもさまざまです。 Die Süddeutsche Zeitung には、 Zum Tod von Günter Grass: Der Trommler(ギュンター・グラスの死に対して:あの太鼓の叩き手)、 DIE ZEIT には、 Günter Grass: Ein Beschwörer und Mahner(ギュンター・グラス:呪術師で警告者)、 Frankfurter Allgemeine には、 Ein Nachruf: Der große Grass(追悼:あの偉大なるグラス)、 Der Spiegel には、 Zum Tode von Günter Grass: Abschied von einer Jahrhundertfigur(ギュンター・グラスの死に際して:世紀の人物との別れ)、 Die Welt には、 Ein Bürger aus dem Bilderbuch, stolz und eigensinnig (絵本に描かれた市民、誇り高く、頑固)、 Tagesschau には、 Nachruf auf Günter Grass: Die Stimme der Nachkriegszeit(ギュンター・グラスに対する追悼:戦後期の声)が載っています。
1つのメディアで複数の記事がありますので、それぞれの追悼文がそのメディアを代表的するものではありません。ご注意。

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2014年4月2日  Heute ist der 2. April und Gründonnerstag.

2015年の復活祭の日曜日は、4月5日
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復活祭(Ostern)というと、イエス・キリストの復活を祝う移動祝日で、 「復活祭の日曜日」(Ostersonntag、イースターサンデー)が、「春分の後の最初の満月の次の日曜日」です。 この日曜日が、今年は4月5日なので、その前の金曜日(4月3日)が「聖金曜日」(Karfreitag)で、 新教では「受難日」と呼ばれます。その前の日が「聖木曜日」(Gründonnerstag)で、 今年は4月2日、つまり今日です。法律的には明日の「聖金曜日」(Karfreitag)と「復活祭の月曜日」(Ostermontag) がドイツ全土で祝日休日扱いされているために、明日の金曜日から来週の月曜日までが、実質的にお休みとなります。 日曜日を挟んで「週末」が長くなった感じなので、「長い週末」(langes Wochenende)と呼ばれます。
今回は、Feiertage 2015 | Schulferien.org を参照しました。

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2014年3月29日  Die Umstellung auf die Sommerzeit 2014 in Deutschland ist am 30. März um 2 Uhr.

2015年3月29日  Am 29. März 2015, von Samstag auf Sonntag um 2:00 MEZ, wird die Uhr auf die Sommerzeit umgestellt.

中央ヨーロッパ夏時間、3月29日(日)朝 2時に始まる
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2015年、中央ヨーロッパ夏時間(Mitteleuropäische Sommerzeit: MESZ)は3月29日(日)朝2時に始まります(中央ヨーロッパ時間(英語:CEST、ドイツ語:MEZ)には、 ドイツ、スイス、オーストリアも含みます)。 毎年のことながら、この3月末の日曜日には、夜が1時間短くなります(時計を一時間進めるわけです)。 ヨーロッパの人とコンタクトを取る時には気をつけましょう(EUの国々は、一様に夏時間を導入しています)。 日本との時差は、これで7時間となります。 今回は、http://www.zeitumstellungen.com/ と、 オープンデータビジネス研究会による ヨーロッパの現在時刻と時差一覧| http://www.time-j.net/ を参照しました。

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2015年3月25日  NHK Fernseh- und Radioprogramm für Deutsch: Neuer Start, ab 30. März 2015.

2015年度の『テレビでドイツ語』,『まいにちドイツ語』は3月30日スタート
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NHKの『テレビでドイツ語』、『まいにちドイツ語』の新シリーズは3月30日(月)から新たに始まります。 NHK Eテレで4月から9月までの『テレビでドイツ語』は、吉満たか子さん(広島大)、 ナビゲーターは原沙知絵さん、ドイツ人パートナーは Franzisca Pätzel さんと Stefan Pokrandt さん。 今回のタイトルは、「ベルリーナーに学ぶ日常会話術」。 本年度から放送の曜日と時間が変わり、月曜午後11:25-11:50、再放送は翌週火曜日の午前5:30-5:55 です。 4月からのテキストには、新たに「ダーリンは外国人」の漫画家、小栗左多里さんによる「トニー&さおりのベルリン ビッテ」と、田中雅敏さんの「旅で使える!伝わるドイツ語ハンドブック」 がスタート。松永美穂さんの「こんなWitzいかが?」とともに楽しみが増えました。
NHKラジオ第2放送の「まいにちドイツ語」は、月曜日から水曜日までが入門編で 4月から9月が中山 純さん(慶應義塾大)と Hans-Joachim Knaup さんが担当で、2014年4月から9月に放送されたものの再放送です。 「『初めて外国語を学ぶ』というコンセプトで構成された入門編」で、 「ドイツ語を聞いたままに発音することに重点を置いてい」るそうです。 木・金の応用編は、山本淳さん(獨協大)、Angelika Wernerさん(獨協大)、Thomas Meyerさん担当の新作で 「ドイツ人が見たい日本」(Magazin KREUZ UND QUER IN JAPAN)です。 4月からのテキストに新登場するのは、宮谷尚美さんによる「なつかしい歌をドイツ語で」です。 4月は「モーツァルト」の子守歌(Schlafe, mein Prinzchen, schlaf' ein!)、楽しみです。 放送時間は、月曜から金曜までで、午前7:00-7:15、再放送は同日の15:15-15:30、翌週月 - 金11:30-11:45です。
月刊のテキストは、毎月18日頃に発売され本体価格は400円(税込で432円)です。
なお、パソコン、スマホ、タブレットでも読めるテキストの電子版も電子書店で発売されています。 また、ゴガクル ドイツ語 - NHK語学フレーズをフル活用 では、「おさらいフレーズ」の音声を聞いて復習したりできます。 ラジオを持っていなくても、NHKネットラジオ らじる★らじるで、 パソコン、スマホ、タブレットで番組を聴くこともできます。いろいろなメディアが活用できますので、チャレンジしてみましょう。

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2015年3月20日  Aus dem Freundschaftsabkommen zwischen Schloss Neuschwannstein und Burg Himeji wird am 26. März 2015 ein Kooperationsabkommen.

ノイシュバンシュタイン城と姫路城が友好協力協定を締結することに(3/26)
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3月18日の朝日新聞に白鳥の城から白鷺城へ、国境越えたラブコールの行方は| 朝日新聞 DiGITAL という記事(筆者:玉川透氏)が掲載されました。 実は、この2つのお城の協定は、かなり前から構想されていたようなのですが、2014年11月5日にまずは「プレ協定」(実は、友好協定(Freundschaftsabkommen))が締結されていました。 例えば、Bayerischer RundfunkFreundschaftsabkommen Konnichiwa und Grüß' Gott auf Schloss Neuschwanstein | Bayerischer Rundfunk の記事に紹介されています。 また、バイエルン州の正式なプレス発表は、 SCHLOSS NEUSCHWANSTEIN UND BURG HIMEJI IN JAPAN WERDEN PARTNER | Pressemitteilung Nr.438/14 (PDF) にあります。来る3月26日には、「(友好)協力協定」(Kooperationsabkommen) となる予定です。
ノイシュバンシュタイン城と言えば、日本人観光客も多く訪れるおとぎ話の中に出てくるようなお城です。 このお城は、多くの方がご存知のようにバイエルン王、ルートヴィヒ2世(Ludwig II. (1864-86))によって19世紀に建てられたもので、 ディズニーランドのお城のモデルとも言われていますが、世界遺産ではありません。 一方の姫路城は、すでに1993年に世界遺産に登録され、2009年からの「平成の大修理」がこの 3月に終了したばかり。 「白鳥」(Schwan)と「白鷺」(Silverreiher)、実はかなり状況が違うのです。 この背景をいろいろと説明してくれているのが、この朝日新聞の記事です。
なお、この記事の最後の方で世界最大級のアメリカの<旅行くちコミ・サイト>、トリップアドバイザー(tripadvisor)による 死ぬまでに行きたい世界の名城 25| [トリップアドバイザー] が紹介されていますが、 これは日本のサイトのみに掲載されているランキングのようです(そこでは、1位がノイシュバンシュタイン城、2位が姫路城となっています)。

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2015年3月12日  Bundeskanzlerin Angela Merkel war knapp zwei Tage in Japan, aber ihre unerwartet zurückhaltenden Reden hatten ziemlich große Wirkungen.

メルケル首相、2日間弱の日本滞在を終える(3/9-10)
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7年ぶりに来日したドイツのメルケル首相(Bundeskanzlerin Angela Merkel)は、 2日間弱の短い滞在時間に予想外の「間接的」な表現のスピーチで大きな反響を呼びました。 多くの新聞が「歴史認識」と「脱原発」の問題提起がなされたと報じていますが、実際には、日本政府に向かって助言をするという形ではなく、 ドイツはこうしました、ということをきちんと述べる(beschreiben)ことで、メッセージを伝えたわけです。
南ドイツ新聞(Süddeutsche Zeitung, 3月9日)に掲載されたRobert Roßmann氏の記事は、 Besuch in Japan: Merkel versucht es mit höflicher Kritik (「日本訪問:メルケルは礼儀正しい批判でそれを試みる」)というタイトルで、その内容の一部は朝日新聞(3月11日)にも紹介されています。 同記事には、「メルケル氏は『外国への助言がしばしば逆効果になると知っており、日本批判をあえて避け、ドイツの選択の正しさを説明する道をとった』と読み解いた。」 と一部を和訳して引用しています。この部分を含むドイツ語は、以下のようになっています。

An Mittwoch jährt sich die Katastrophe von Fukushima zum vierten Mal. Da lässt sich die Energiepolitik bei einem Japan-Besuch kaum aussparen. Ministerpräsident Shinzo Abe setzt trotz des GAUs weiter auf die Atomenergie, Deutschland hält das für einen Irrweg. Merkel weiß, dass öffentliche Ratschläge an andere Staaten oft das Gegenteil dessen bewirken, was man will. Also hat sie sich dafür entschieden, auf Kritik an Japan zu verzichten und stattdessen nur zu beschreiben, warum Deutschland seinen Weg für richtig hält.
Quelle: Merkel versucht es mit höflicher Kritik |Süddeutsche Zeitung, am 9. März 2015
上記の朝日新聞の和訳した文のすぐ後で、「だから、彼女(メルケル首相)は、日本に対する批判をあきらめ、そのかわりになぜドイツが自らの進む道が正しいと考えるのかだけをきちんと述べた」 と言っています(つまり、見出しとは異なり批判はしなかった、という解釈です)。 beschreibenを「きちんと述べる」と和訳しましたが、「…を描写する」という和訳もされる動詞で英語の describe に相当するものです。「(出来事)を言葉を使ってちゃんと説明する」という意味があります。
さらに同朝日新聞の記事では、フランクフルター・アルゲマイネ新聞の電子版(Aktuelle Nachrichten online - FAZ.NET に掲載された3月9日付けの記事のタイトルを「安倍晋三首相に『ドイツの教訓』」と紹介していますが、 こちらは、Merkel in Japan „Deutschstunde“ für Shinzo Abe | FAZ.NET です。Deutschstunde は「ドイツ語の時間」(=ドイツ語の授業)という意味で使うのが普通ですが、 考えてみると確かに「ドイツの時間」にもなります(朝日新聞の記事を担当した玉川透氏は『ドイツの教訓』と意訳)。 朝日新聞社が共催した講演会で、メルケル首相が会場の人たちからの質問に答えている様子をこの記事の筆者 Carsten Germis 氏がこのように表現したのですが、 タイトルにもこの語を使って „Deutschstunde“ für Shinzo Abe とやったところが絶妙でした。

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2015年2月21日  Der Workshop von Hito-Kotoba-Forum findet am 22. März 2015 an der Gakushuin-Uni statt.

ひと・ことばフォーラム特別公開研究会「言語、言語意識の変容」(3/22)
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来る3月22日(日)10:30~17:40に、<ひと・ことばフォーラム>は、学習院大学北2号館10階第一会議室に於いて、特別公開研究会「言語、言語意識の変容」を開催します。 今回は、田中克彦先生(一橋大学名誉教授)が基調講演を行います。 プログラムの概要は以下の通りです。
10:30-10:40  挨拶、趣旨説明など
【日本語、日本語意識の変容】
10:40-11:40 《研究発表1》谷口龍子(東京外国語大学)
  「台湾における継承日本語コミュニティの形成―国語教育、日本語排除から継承日本語へ―」
11:45-12:45 《研究発表2》岸本千秋・佐竹秀雄(武庫川女子大学)
  「慣用表現にみられる意味・用法の変化」
12:45-13:30 昼休み
【言語変化】
13:30-15:00 《基調講演》田中克彦(一橋大学)「言語変化とは何か?」
【歴史語用論】
15:20-16:20 《研究発表3》中安美奈子(浜松医科大学)
  「時空を遡る―チョーサーの時空間体系を分析して―」
16:30-17:30 《研究発表4》岡﨑友子(東洋大学)
  「接続表現の歴史的変化―指示詞系接続表現「サテ・サレバ」を中心に―」
17:30-17:40  挨拶・閉会
なお、参加費:500円、定員:40名(先着お申し込み順)ですので、参加希望者は ひと・ことばフォーラム特別公開研究会「言語、言語意識の変容」開催のお知らせ をご参照の上、(1) お名前 (2) ご所属 (3) 懇親会参加の可否を添えて申し込んで下さい。

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2015年02月13日  Prof. Takadas Buch über Hitlers Rede plaziert sich unter TOP 10 vom Shinsho-Preis 2015.

高田博行著『ヒトラー演説』、新書大賞2015ベストテンに入る。
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2015年2月10日発売の 『中央公論』 に発表された、新書大賞2015のベストテンに 高田博行著『ヒトラー演説』(中公新書)が入りました。 新書大賞2015 は、 「有識者、書店員、各社新書編集部、新聞記者など86人に、2014年1〜11月発行の新書から『読んで面白かった、内容が優れていると感じた、おすすめしたいと思った』 5点を挙げ」、「1位10点、2位7点、3位5点、4位4点、5位3点で総合得点を集計」して選ばれたものです。
以下、10位までを挙げておきます。 1位、増⽥寛也編著『地⽅消滅』(中公新書)、 2位、⽔野和夫著『資本主義の終焉と歴史の危機』(集英社新書) 3位、⽮野久美⼦著『ハンナ・アーレント』(中公新書) 4位、⾚坂真理著『愛と暴⼒の戦後とその後』(講談社現代新書) 5位、鈴⽊⼤介著『最貧困⼥⼦』(幻冬舎新書) 6位、佐藤優著『創価学会と平和主義』(朝⽇新書) 7位、丸⼭宗利著『昆⾍はすごい』(光⽂社新書) 8位、春⽇太⼀著『なぜ時代劇は滅びるのか』(新潮新書) 9位、古市憲寿著『だから⽇本はズレている』(新潮新書) 10位、佐伯啓思著『⻄⽥幾多郎』(新潮新書)、⾼⽥博⾏著『ヒトラー演説』(中公新書)でした。
『中央公論』3月号 P.157 には、ベスト20位まで載っています。 なお、第3位の⽮野久美⼦著『ハンナ・アーレント』(中公新書)、第15位の板橋拓己著『アデナウアー』(中公新書)もドイツ語圏関係です。

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2015年02月12日  Der Film „SHOAH“ wird wieder aufgeführt, ab 14. Februar 2015 im Theater-Image-Forum (Shibuya).

『SHOAH ショア』とその続編、2/14から3週間限定で上映/イメージフォーラム(渋谷)
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上映時間9時間27分、続編も加えると全部見るのに14時間を超えるというクロード・ランズマン監督の映画『SHOAH ショア』が、 渋谷の シアター・イメージフォーラム で、2月14日から3週間限定で公開されます。 ナチス・ドイツがユダヤ人を大量虐殺した記録を関係者の証言のみでつづるというこの映画は、見る人への大きなチャレンジでもあります。 本編は、1985年に完成し、日本版のDVDも作られましたが、現在では絶版になっているとのこと。この機会に、あなたもこの「幻の作品」を自分の目で確かめてみませんか?
ホロコーストの“記憶”を“記録”したクロード・ランズマン監督作ドキュメンタリー3本! のページを見ると、前売り券は2月13日まで販売とのこと。どうやってこんなに長い映画を見るのか、という疑問がありますが、本編は4部に分けるのだとか。 続編の方は、『ソビブル、1943年10月14日午後4時』、『不正義の果て』というタイトルになっています。 詳細は上記のサイト、あるいは、上記のサイト中にあるPDF版のフライヤー クロード・ランズマン監督作ドキュメンタリー をダウンロードして確認して下さい。「ショア」の第1部、第2部、第3部、第4部、「ソビブル」、「不正義の果て」の上映時間を確認し、買うべき券をよく考えてから行きましょう。

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2015年02月07日  Am 5. Februar 2015 starten die 65. Internationalen Filmfestspiele Berlin.

2月5日(日本時間2月6日)、第65回ベルリン国際映画祭始まる
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第65回ベルリン国際映画祭が、ベルリンで2月5日(日本時間6日)に始まりました。 第65回ベルリン国際映画祭(Berlinale)は、2月15日まで開催されますが、 およそ400の映画が紹介されるとあって全体を見渡すのは大変です。今回は、久しぶりにヴェルナー・ヘルツォーク(Werner Herzog) 監督の作品、Queen of the Desert (2014, アメリカ)がコンペティション部門に出品されていて、ニコール・キッドマンが主役を務めていることも話題になっています。 Queen of the Desert | Berlinale でトレーラーが見れます。 ドイツ人監督というと、Sebastian Schipper監督の Victoria | Berlinale とか、 Andreas Dresen監督の Als wir träumten | Berlinale とかがあります。 ベルリン国際映画祭のサイトBerlinale(ここでリンクしているのはドイツ語のページ)もますます充実しています。

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2015年2月01日  Richard von Weizsäcker ist am 31. Januar 2015 im Alter von 94 Jahren gestorben.

リヒャルト・フォン・ヴァイツゼッカー、2015年1月31日に94歳で逝く。
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2015年1月31日、リヒャルト・フォン・ヴァイツゼッカー(Richard von Weizsäcker)氏が亡くなりました。 94歳でした。ヴァイツゼッカー氏は、日本でも広く知られたドイツのかつての大統領ですが、 ドイツでは人々が非常に高い尊敬の念を抱いた政治家の一人でした。 特に、戦争終結後40年を迎えた1985年5月8日、連邦議会でのスピーチで戦争終結の日を「開放の日」(Tag der Befreiung) と称したことも有名です(ポイントは、ナチスドイツに占領された国/迫害された人々の視点から見た発言である点です)。 追悼文は、すでにドイツのさまざまな新聞等に掲載されています。Tagesschau.de では、 1985年5月8日のスピーチの抜粋を Altbundespräsident von Weizsäcker Video: "Der 8. Mai war ein Tag der Befreiung" で公開しており、ダウンロードもできるようにしています。 なお、ヴァイツゼッカー元大統領のスピーチは、ドイツの大統領のサイトにまとめてあります。 Der Bundespräsident | Reden (Richard von Weizsäcker) の一覧の中から、8. Mai 1985, Bonn のスピーチを選べば、 このスピーチの原稿を(ドイツ語で)読むことができます。
日本では、ヴァイツゼッカー元大統領が戦争終結の日を「開放の日」と位置づけた部分よりも、「過去に眼を閉ざす者は未来に対してもやはり盲目となる」 (Wer aber vor der Vergangenheit die Augen verschließt, wird blind für die Gegenwart.)の部分がなぜか有名です。

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2015年1月21日  Foodwatch fordert, den Verkauf von Engerydrinks an Kinder und Jugendliche zu verbieten (Berlin, am 19.01.2015).

Foodwatch.de:子供・青少年に対し Energy Drinks の販売禁止を求める(1/19)
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消費者団体の Foodwatch.de は、ベルリンで2015年1月19日、 「子供たちや青少年に対して Energy Drinks を販売することを禁止するように求め」ました。その根拠は、 ヨーロッパ食品安全局(EFSA: Europäischen Behörde für Lebensmittelsicherheit) による新しい研究報告書のドラフト (Scientific Opinion on the safety of caffeine | European Food Safety Authority (EFSA))です。 「成人も未成年も、一日につき、体重1キロにつき3ミリグラム以上のカフェインを摂取しないほうがよい」という基準が示されており、これによると 「体重50kg の12歳の少年が、ある種のエナジードリンク500ml を飲むと、もうこの限度を越えてしまう」のだそうです。
カフェインの過剰摂取(とりわけ子供や妊婦に対して)は、昔から問題とされてきました(心不全、肝不全などの危険性)。 それにもかかわらず、カフェインを非常に多く含んだドリンクを子供や青少年に販売することは世界的にほとんど禁止されていません。 問題は、少量のカフェインではなく、あくまでも「カフェインを非常に多く含んだドリンク」で、それを「子供や青少年/妊娠している女性たち」や「心臓や脳に持病を抱える人たち」 が「多量に摂取すること」にある、とされています。さらに、甘味料と混ぜたり、飲む時にアルコールと混ぜたりすると危険性が増大します。
1月20日、21日と、多くのメディアがこの危険性について報道していますが(foodwatch Koffein EFSA をキーワードに検索して下さい)、 連邦食糧・農業省(BMEL) 大臣のクリスティアン・シュミット(Christian Schmidt) 氏は ZDF-Magazin „Frontal 21“ (20.01.2015, 21.00 Uhr)で、 販売禁止にはしないという趣旨の発言したようです。さて、本当に販売規制をしなくても大丈夫なのでしょうか? この種のドリンクは、日本でも多量に販売されています。飲み過ぎには注意しましょう!

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2015年1月14日  Das Unwort des Jahres 2014 ist „Lügenpresse“. (Darmstadt, 13.01.2015)

2014年のドイツの粗悪語は、„Lügenpresse“(嘘つき報道機関)に。(1/13)
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2014年の粗悪語(Unwort)が、2015年1月13日にダルムシュタット(Darmstadt)において、 言語学者のニーナ・ヤーニヒ (Nina Janich) を座長とした記者会見で発表されました。
選ばれたのは、Lügenpresse (嘘つき報道機関)です。おや、第一次世界大戦の時にも、こんな言葉が使われていたような気がする、 そんなことを思った方、鋭いです。その通りなのですが、なぜこのような表現が復活しているかというと、「ペギーダ」(=「ヨーロッパのイスラム化に反対する愛国的欧州人」) の人たちがこの言葉を使って報道機関を十把一絡げに非難しているとのこと。 選考理由としてニーナ・ヤーニヒ氏 (Nina Janich) は次のように述べています:

Mit dem Ausdruck Lügenpresse werden Medien pauschal diffamiert. Eine solche pauschale Verurteilung verhindert fundierte Medienkritik und leistet somit einen Beitrag zur Gefährdung der für die Demokratie so wichtigen Pressefreiheit.
(「嘘つき報道機関」という表現で、メディアが大括りで誹謗される。このような一括した厳しい非難は、十分根拠のあるメディア批判を妨げ、それによって民主主義にとってとても重要な報道の自由を脅かすことに寄与してしまう。)と述べています。 このような言葉で一括して何かを非難するというのは、とても間違ったことですが、気がつくと日本でも同様のことが行われているような気がします。 なお、この他にも注目を集めた粗悪語としては、erweiterte Verhörmethoden(拡大された尋問方法)、Russlandversteher(ロシアの理解者) があり、 前者は、現実を隠すような「婉曲語法」であり、後者は、誹謗する文脈で用いられるところから、不快な表現になっているとのことです。
詳細は、http://www.unwortdesjahres.net/ にPDFでアップロードされています。 (今回は、このプレス発表の原稿を見る前に、Darmstadt: Lügenpresse ist das Unwort des Jahres 2014 |ZEIT ONLINE を参考にして書きました。)

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2015年1月2日  In der Neujahrsansprache 2014/2015 warnt Bundeskanzlerin Angela Merkel Bürger vor „Pegida“

メルケル首相、2015年 年頭スピーチで Pegida を明確に批判
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2014年12月31日、メルケル首相は、2015年の年頭のスピーチ(Neujahrsansprache)で、ドレスデン(Dresden) から始まったと言われる Pegida (Patriotische Europäer gegen die Islamisierung des Abendlandes)(「ヨーロッパのイスラム化に反対する愛国的欧州人」) と呼ばれる人たちの運動、あるいはデモに対して明確な批判を展開しました。25年前に東ドイツの人々が独裁政権に対して立ち上がり „Wir sind das Volk.“ と叫んでデモ行進をしていましたが、昨今の Pegida 運動をしている人たちも同じ言葉を使っています。そこで、メルケル首相は、この言葉の意味が違うのだ、 と以下のように解説し、あとをついて行かないように促しました。

Heute rufen manche montags wieder „Wir sind das Volk“. Aber tatsächlich meinen sie: Ihr gehört nicht dazu – wegen Eurer Hautfarbe oder Eurer Religion.

Deshalb sage ich allen, die auf solche Demonstrationen gehen: Folgen Sie denen nicht, die dazu aufrufen! Denn zu oft sind Vorurteile, ist Kälte, ja, sogar Hass in deren Herzen!

Quelle: Neujahrsansprache von Bundeskanzlerin Angela Merkel zum Jahreswechsel 2014/2015 am Mittwoch, 31. Dezember 2014, in Berlin
Alternativ für Deutschland を除く)野党からは、この明確なメッセージに対して好意的な発言が寄せられました。 この点で、間接的な批判を展開したガウク大統領のクリスマスのスピーチ (Weihnachtsansprache von Bundespräsident Joachim Gauck, am 25.12.2014) とは好対照でした。
他方、Pegida が果たして何を目指しているのか、「19のプログラム」(19-Punkte-Programm)は何を言っているのかも、きちんと理解する必要があります。 PEGIDA Facebook で「19のプログラム」(19-Punkte-Programm) を読むことができますし、 FOCUS Online では、Was will Pegida wirklich?(19. Dezember 2014) という記事で、解説的コメントを読むこともできます。

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2014年12月22日  Lokale Uni-Nachrichten: Frau Yamauchi hat einen Preis im Fotowettbewerb gewonnen. / Heute ist der Abgabeschluss für Sotsuron. / Noch 24 Tage bis zum Abgabeschluss für Sotsuken.

学習院大ローカルニュース:山内さん、国際交流センター写真コンテストで入賞、など
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ドイツ語圏文化学科の山内さんが「国際交流センター写真コンテスト」で入賞しました。ツークシュピッツェ(die Zugspitze) で撮った写真です(こちら)。
本日2014年12月22日は、卒論の提出日です。なお、卒研の締め切りは、2015年1月15日です。お忘れなく。
Wir haben noch 24 Tage bis zum Abgabeschluss für Sotsuken.

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2014年12月19日  Das Wort des Jahres 2014: 1. Lichtgrenze, 2. schwarze Null, 3. Götzseidank, 4. Russlandversteher, 5. bahnsinnig

ドイツにおける「2014年の言葉」(Wort des Jahres 2014)は Lichtgrenze(光の境界線)
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2014年12月12日にドイツ語協会(Gesellschaft für deutsche Sprache) は、「2014年の言葉」 (Das Wort des Jahres 2014) を発表しました。 例年のごとく、頻度から選ばれたものではなく、選考委員会の人たちが重要性や人気などを考慮して決めたものです。
今年の言葉(第1位)は、Lichtgrenze(光の境界線/光の国境)。 これは、ベルリンの壁崩壊25周年の記念式典の時に、15キロに渡るかつてのベルリンの壁のところに8000個の白く輝く風船をならべて作り出されたもの。
第2位は、schwarze Null(黒いゼロ;借り入れ無し)、2015年の予算では借金財政は無くなり、借り入れ無しで予算が組まれました。
第3位は、GötzseidankGötz に感謝を!;ありがたや< Gott sei Dank!)、 ご存知、ワールドカップの時のMario Götz の働きを見て作られた駄洒落的言葉です。
第4位は、Russlandversteher(ロシアの理解者)、ウクライナ問題をめぐって反ロシア的な立場と、ロシアの理解者としての立場の人が議論した年でした。
第5位は、bahnsinnig(鉄道狂い?)というと、そう、wahnsinnig(「気が狂った;常軌を逸した」という形容詞) を思い出します。 今年は、再三にわたりドイツ鉄道(Deutsche Bahn) のストライキがあったため、こんな言葉が作られたようです。
第6位は、Willkommenskultur(歓迎文化)、これは政治的亡命を求めてきた人たちを歓迎して受け入れようとする「文化的基盤」を指して使われるようです。 もちろん、背景には、昨今の亡命申請者がヨーロッパで激増しているという状況があります。
第7位は、Social Freezing(社会的凍結?)というのは、もちろん英語。2014年10月以降に Facebook や Apple が自分たちの会社の女性従業員に、 未受精卵細胞の凍結保存を無料で行うと発表したようなのですが、それは将来子どもが欲しくなった時に、その卵細胞を使えるようにという配慮だとか。だから「社会的凍結」 という訳の分からない用語が作られたようです。
第8位は、Terror-Tourismus(テロ・ツーリズム)、シリアなどに出かけていき内戦に参加してしまう若者たちを指して作られたようです。
第9位は、Freistoßspray(フリーキック・スプレー)はワールドカップ・サッカーで導入されたスプレー。一定時間で消えてしまうので、なかなか便利。
第10位は、Generation Kopf unten(下を向いている世代)、何のことかと思ったら、ずっと下を向いてスマホをいじっている若者の世代を指すのだとか。
観点は違いますが、ユーキャン日本の新語・流行語大賞 における2014年のトップテン年間大賞は、「ダメよ~ダメダメ」、「集団的自衛権」 でした。日本漢字能力検定協会が発表する 今年の漢字 2014年 は、 「税」だとか。こちらは、投票数で決まりました。今年の漢字は、「嘘」と予想していたのですが、 外れてしまいました(「嘘」は3位でした)。

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2014年12月16日  Das 34. interuniversitäre Juniorenseminar findet vom 9. bis 13. Maerz 2015 in Nasu unter dem Rahmenthema „In zehn Jahren“ statt.

春のインターウニゼミナール(2015年3月9日から13日)参加申し込み始まる
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2015年3月9日から13日にかけて、栃木県那須塩原市にある「国際医療福祉大学那須セミナーハウス」にて、 第34回春のインターウニゼミナール(ドイツ語ドイツ文化ゼミナール)が開催されます。 インターウニゼミナール は、 「ドイツ語を学び、ドイツ語圏の文化と社会に広く関心を持つ学生たちのために開催されている合宿ゼミです。」 このゼミは、開かれたゼミで、参加者は「『全国各地からの新しい仲間たちと楽しく集中的にドイツ語を学ぶ』ことと 『大学生らしく批判的知性を磨いて自由に議論する』という、2つの目標を追求」することになります。 今回のテーマは、「10年後の私たち − In zehn Jahren」。 2015春のインターウニ・ゼミナール のページに書いてあるように、 もちろん「...10年後を予測するのは難しいことです」。でも、気がつくと目先のことだけを考えて生きていませんか? 10年先のことを考えて見たら、今下そうとしてる結論が間違っているなんていうこともあるのではないでしょうか? もちろん、予想のつかない未来ですが、だからこそ今からいろいろと考えておきたいものです。
この機会に、インターウニゼミナール:参加申し込み をして、 全国のドイツ語学習者と闊達な議論をしてみてはいかがでしょうか。 満員になってしまう前に早めに申し込みましょう。

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2014年12月7日  Leckere Stollen, die in Japan zu kaufen sind.

日本で買える美味しいシュトレン(Stollen)/東京新聞(12/5)
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シュトレン(Stollen)というと、「レーズン・ドライフルーツ・ナッツなどが入ったクリスマス用の細長い形の菓子」(『アクセス独和辞典』)で、 ドイツ語圏では広く知れ渡ったものです。12月5日付東京新聞の「比べてみま選科」には、「クリスマスパン・シュトレン」というタイトルで、3つのお店が紹介されていました。 まずは、大田区北千束にある schomaker ショーマッカー 。店主の清水信孝さんは、 ドイツのオーガニックパン店 Die Biobäckerei Schomaker で2年ほど修行してのれん分けを許されたそうで、 手作りの本場の味が売りだそうです。次に紹介されていたのは、中央区日本橋浜町にある「タンネ」。ここでは、タンネニュース をリンクしておきます。ここも東京では有名なドイツパンの店。シュトレンは、大きさは3タイプ、「生地とのバランスの良さが自慢」とのこと。 3つ目のお店は、静岡県伊豆の国市三福にある ドイツパンの店「ベケライ・ダンケ」。「フルーツは酸化を防ぐために完全密封し、 クルミやノーワックスのカリフォルニアレーズンなどの具材にこだわる」そうです。それぞれ語り尽くせない特徴がある様子。
もちろん最高なのは自分で手間ひまかけて作るもの。Duden には、生地に入れ込む材料として「干しぶどう」(Rosinen)、 「アーモンド」(Mandeln)、「シトロン(柑橘類の皮の砂糖漬け)」(Zitronat)、 「マルチパン(すりつぶしたアーモンドに砂糖・香辛料などを混ぜて焼いたもの;日本では「マジパン」とも呼ばれる)」 (Marzipan)、 「ケシの実(最近は、「ポピーシード」とも呼ばれる)」(Mohn) などとなっています。 Stollen backen Rezepte | Chefkoch.de には、ドイツ語で148種類のレシピが載っています。 良さそうなものにチャレンジしてはいかがでしょう。

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2014年11月30日  Heute ist erster Advent!

2014年のアドベント始まる(am 30. November)
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Advent(待降節)の始まりです。クリスマス前の4週間、地域によっていろいろ特色があると思いますが、 クリスマスの雰囲気がどんどん高まっていく季節であることは間違いありません。 寒さも厳しくなりますが、クリスマス・マーケット(Weihnachtsmarkt) で買い物をするのも楽しい季節です。 日本でも最近は、アドベントカレンダー(Adventskalender)を扱っている雑貨店もあります。 24の小さな窓を毎日開けていくのは、子供たちだけでなく大人もワクワクしますね。
ブンデスリーガのファンの方は、自分の応援するチーム、あるいは応援する選手のいるチームのアドベントカレンダー(Adventskalender) を入手するのも面白いかもしれません。例えば、 Adventskalender 2014 bvb | Google とか Adventskalender 2014 FC Bayern | Google とかで検索すると、いろいろなものが出てきます。 だだし、すべてのチームが作っているわけではありまん。

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2014年11月24日  Deutschland wird nächstes Jahr erstmals seit 46 Jahren einen Haushalt ohne neue Schulden haben.

シュナーブル教授インタビュー(2014/11/21, 朝日新聞)「新規国債の発行がゼロになるドイツ」
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11月21日の朝日新聞にライプチヒ大学のグンター・シュナーブル教授(経済学)(Prof. Dr. Gunther Schnabl のインタビュー記事が載っていました(インタビューアーは玉川透氏)。「日本は債務残高削減努力を」、「ドイツ反省 新規国債を停止」という見出しが出ており、 「日独の財政状況とGDPの推移」と「実質GDP成長率」の表でドイツと日本が比較されています。そもそもなんでこんなインタビューが載せられたかというと、 さる9月8日にドイツのショイブレ財務相(Wolfgang Schäuble)が、 「新規国債の発行がゼロになる見通しである」と述べたことに端を発しています。 このインタビュー記事の中では、赤字国債をどんどん発行して債務残高を増やし続ける日本と、次年度は赤字国債なんか出さない、 と宣言したドイツが比較されています。EU では、加盟国に債務残高を国内総生産(ドイツ語では、BIP(Bruttoinlandsprodukt)) の60%以下に抑えるように求めていますが(Art. 126 AEUV (ex-Artikel 104 EGV) | dejure.org)、 ドイツは2013年度も80%前後でこの基準をまだクリアしていません。日本は、同じ基準を計算すると200%以上になってしまうとか。
いわゆる財政健全化(つまり、国としての借金を減らすべきだという考え方)は、世界的に意識されているものですが、 近年の日本の経済政策では消費税引き上げの先送りを始めとして、近い将来に何らかの政策を打ち出す予定はないようです。 このインタビューの中でも触れられているように、ドイツではなんと憲法にあたる基本法115条 Grundgesetz, Art 115 に「新たな債務は、投資の支出を上回ってはならない」という趣旨の、いわゆる『債務ブレーキ条項』が2009年に追加されているのです。国の借金を真剣に考え、次世代に借金を残すべきではない、 という考えはかなり強く、国の借金をリアルタイムで示すサイト Bundes Staatsschulden Uhr 2014 Aktueller Schuldenstand und Pro Kopf Staats Verschuldung Deutschland もあります。
もっとも、Wirtschaftswoche の 9月8日の記事 Schäubles rote Null: Die große Trickserei beim ausgeglichenen Bundeshaushalt | Wirtschaftswoche にあるように、よく見るとまだまだ「赤字隠し」が行われているという指摘もあります。

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2014年11月15日  Lokale Nachrichten/Mejiro: Apfelkrapfen sind schon da.

目白ローカルニュース:Apfelkrapfen がある!
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目白駅の中にあるパン屋と言えば「カフェデンマルク」(マーメイド ベーカリー パートナーズの1つ)。 このところ、ポスター等で売り込んでいるのが Apfelkrapfen です。 「あれ、デンマークのパンが売りではなかったの?」と思いつつ、よく見てみると前からあった商品です。でも、今回はなぜかドイツ語で売り込みをかけている様子。 Krapfen とは、『アクセス独和辞典』によれば「((ドイツ南部・オーストリアで))クラッペン(揚げ菓子の一種)」。『小学館独和大辞典』 では、「クラッペン(揚げパンの一種)」となっています。 例えば Apfelkrapfen Rezepte | Chefkoch.de には、たくさんのレシピや写真が紹介されています。 Apfelkrapfen は甘めのものが多いですが、リンゴのシーズン到来ということで Apfelstrudel(アップフェルシュトルーデル) も食べたくなる季節です。
余談ですが Apfelkrapfen という単語、[pf] の音が 2つも入っているので、[pf] の音の発音練習に最適です。

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2014年11月13日  Deutsche Filmtage 2014 bei Goethe-Institut Tokyo, Mi. 19.11.– Sa. 22.11.2014.

ドイツ映画特集2014上映会, 11/19-11/22,東京ドイツ文化センターにて
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ドイツ映画特集2014 上映会が、2014年11月19日(水)-22日(土) に東京ドイツ文化センター のドイツ文化会館ホールで開催されます。参加費は、1上映のみの券が600円、2回券が1,000円で、全席自由席・入れ替え制です。 今回紹介されるのは 4本、すべてドイツ語版で日本語字募付きです。
11月19日(水)18:00 オープニング「警察官の妻」(Die Frau des Polizisten)、 上映後に Philip Gröning 監督との質疑応答、司会:瀬川裕司(ドイツ文学者)
11月20日(木)14:30 「警察官の妻」(Die Frau des Polizisten)、 上映後に Philip Gröning 監督との質疑応答、司会:瀬川裕司(ドイツ文学者)、 19:00 「ゲーテなんてクソくらえ」(Fack ju Göhte)
11月21日(金)16:00 「バール」(Baal | www.volkerschloendorff.com)、 19:00 「西という希望の地」(Westen | www.kino.de)
11月22日(土) 12:00 「西という希望の地」(Westen | www.kino.de)、 15:00 「ゲーテなんてクソくらえ」(Fack ju Göhte)、 18:00 「バール」(Baal | www.volkerschloendorff.com)
という上映予定です。 なお、それぞれの映画の日本語による解説は、 ドイツ映画特集2014 上映会 |東京文化センター催し物情報 をご覧ください。

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2014年11月10日  Murakamis Dankrede zum „Welt“-Literaturpreis, am 07.11.2014

村上春樹のスピーチ Über eine Welt ohne Mauern(壁の無い世界について)
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2014年11月7日、村上春樹氏のヴェルト文学賞を受賞式が行われました。そこでのスピーチは、「壁のない世界」がテーマでした。 Yahoo!ニュース に掲載された毎日新聞ニュースによれば:

 村上さんは英語で約10分間講演。壁崩壊後も世界は米同時多発テロや中東問題などに揺れ続けている現状を述べ 「今も民族、宗教、不寛容、原理主義、強欲や不安という壁がある」と指摘。 「私たち作家にとって、壁は突き破らなくてはならない障害だ。壁を通り抜け、どこへでも行ける。 そう感じられるような小説を私はできるだけ多く書いていきたい」と話した。
出典:毎日新聞 11月8日(土)11時33分配信「<村上春樹さん>「壁のない世界を」独紙文学賞で受賞講演」
このスピーチの内容(おそらく日本語の予定原稿)は、 村上春樹の翻訳者として知られる Ursula Gräfe によってドイツ語に翻訳されたもの (Über eine Welt ohne Mauern) が DIE WELT紙(11月8日)に掲載されています (Über eine Welt ohne Mauern)。 なお、実際に行われたスピーチは、上記の毎日新聞ニュースにあるように 村上春樹氏が英語で行い、The Japan Times 11月8日付(共同発)のニュースによれば、 以下の記事の中の直接引用の部分などが加わっています。
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A world without walls can be created “in the quiet but sustained effort to keep on singing, to keep on telling stories, stories about a better and freer world to come, without losing heart,” he said. “We can see (a world without walls) with our own eyes, we can even touch it with our own hands if we try hard. “I’d like to send this message to the young people in Hong Kong who are struggling against their wall right now at this moment.”
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citated from: The Japan Times (Nov 8, 2014): (Kyodo) Novelist Murakami hails Hong Kong democracy protesters in German award speech.
さらに DIE WELT 紙には、 Clemens J. Setz による Liebe ist, freiwillig eine Parallelwelt zu teilen (「愛とは、自発的にパラレルワールドを分かち合うこと」) というタイトルの村上文学に対する賛辞も寄せられています。

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2014年10月31日  Am 29. Oktober wurde in Wien ein fliegendes Auto vorgestellt.

ウィーンで「空飛ぶ車」Aeromobil 3.0 が紹介される
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10月29日、30日の両日、ウィーン(Wien)では、 Pioneers Festival 2014 - Entrepreneurship & Future Tech が開催されていました。その初日に、「空飛ぶ車」(ein fliegendes Auto)が紹介されました。 その名は、AeroMobil 3.0。 オーストリアの新聞 Der Standard のオンライン版 derStandard.at は、Aeromobil 3.0: Fliegendes Auto in Wien vorgestellt | derStandard.at で紹介しています。「自動車で仕事へ行き、休暇へ飛行機で行き、渋滞を避けて(空を飛び)、山や谷を見下ろして通り過ぎる」 („Mit dem Auto zur Arbeit oder in den Urlaub fliegen, Staus auf der Straße vermeiden, Berge und Täler einfach übersegeln: “) というのも夢ではないかも、という話です。開発したのは、スロバキアのエアロモビル社。1989年から社名と同じ、この空飛ぶ車を開発し始め、今回公開されたものは、 Aeromobil 3.0。詳細は、同社のサイト AeroMobil: Flying car でこの空飛ぶ車を動画で見ることができます。 もう、ほぼプロトタイプの開発は終了しているような印象を受けます。ガソリンで走って空も飛ぶ、2人乗りで、自動車の時の大きさは幅が2.24メートル長さが 6メートル、 飛行機になると幅が 8.32メートルと大きくなりますが長さは 6メートルとかわりません。飛行機だと700 km 飛べ、自動車だと 875 km 走れるとか。 「あっ、1台欲しい」と思った方も多いと思いますが、発売時期や価格は残念ながらまだ発表されていません。

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2014年10月26日  Die Umstellung auf die Winterzeit 2014 in Deutschland ist am 26. Oktober um 3 Uhr.

ドイツでは、10月26日(日)朝 3時に冬時間へ
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2014年、ドイツの冬時間は10月26日(日)朝3時に始まります(中央ヨーロッパ夏時間(英語:CEST、ドイツ語:MEZ)なので、 スイスもオーストリアも同様です)。 毎回のことながら、この10月末の日曜日には夜が 1時間長くなる、ということでもあります。 朝 3時に 1時間針を戻すと、結果的に 1時間増えたことになります(ちょっと得したような気分になります)。 ヨーロッパの人とコンタクトを取る時には気をつけましょう。
今回も、http://www.zeitumstellungen.com/Winterzeit 2014 / Zeitumstellung 2014 を参照しました。もう冬がすくそこまで来ています。

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2014年10月17日  Am 25. Oktober findet der Open-Campus-2014 der Gakushuin-Uni statt.

10月25日は、秋の学習院大学オープンキャンパスの日
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2014年秋の学習院大学オープンキャンパスは、10月25日(土)に開催されます。
ドイツ語圏文化学科は、西 2 号館 5 階 503 教室で、次のようなタイムテーブルで行われます。
14:45〜15:25 学科説明会、15:25〜15:30 休憩、15:30〜16:15 模擬講義、
10月25日の模擬講義は、担当:高田 博行、講義題名:「プロパガンダとは何か?」です。
以下は、模擬講義の説明文のさわりの部分です。
10月25日(土), 講義題名:「プロパガンダとは何か?」、担当:高田 博行
【われわれは日常生活の中で広告や政治宣伝などによってプロパガンダにさらされて、その情報戦略に知らず知らずのうちに大きな影響を受けていることが少なくない。 プロパガンダが試みられるとき、送り手は受け手の注意を惹くために、抽象的な観念を避けて感情に訴え、印象強さと受け入れやすさを追求する。 送り手は、自分にとって不都合な点を隠して...】
続きは、オープンキャンパス | 学習院大学 SakuLIFE(サクライフ) から、「PDF ダウンロード」あるいは、「デジタルブック」でお読み下さい。

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2014年10月11日  Ferdinand Hodler: "Towards Rhythmic Images" , Kokuritsu-Seiyo-Bijutsukan (07.10.2014 bis 12.01.2015)

フェルディナント・ホドラー展(国立西洋美術館,10/7-1/12)
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10月7日(火)から、フェルディナント・ホドラー展が国立西洋美術館(東京・上野)で始まっています。 開催期間は、2015年1月12日(月・祝)までです。9月25日から始まっているチューリヒ美術館展(国立新美術館) と並んで、 日本・スイス国交樹立150周年を記念して行われている行事です。
フェルディナント・ホドラー(Ferdinand Hodler: 1853-1918) はスイスを代表する画家の一人で、今回の展覧会は、 「日本ではおよそ40年ぶりに開催される最大規模の回顧展」(油彩、素描など約100点を展示)だということです。 展覧会の公式ページフェルディナント・ホドラー展 では次のように紹介されています。

ホドラーは、世紀末の象徴主義に特有のテーマに惹かれる一方、身近なアルプスの景観をくりかえし描きました。 また、類似する形態の反復によって絵画を構成する「パラレリズム」という方法を提唱したホドラーは、 人々の身体の動きや自然のさまざまな事物が織りなす、生きた「リズム」を描き出すことへと向かいました。 今回の展覧会は、ホドラーの画業をたどりながら、世紀転換期のスイスで生まれた「リズム」の絵画を体感する場ともなるでしょう。
出典:展覧会の公式ページフェルディナント・ホドラー展
chapter 1「光のほうへ」から、chapter 2「暗鬱な世紀末?」、 chapter 3「リズムの絵画へ」、chapter 4「変幻するアルプス」、 chapter 5「リズムの空間化」、chapter 6「無限へのまなざし」、 chapter 7「終わりのとき」まで見ると、ホドラーの芸術家の一生を追体験できます。この機会をお見逃しなく。 なお、国立西洋美術館 での展覧会の後、2015年1月24日(土)から4月5日(日)までは 兵庫県立美術館 で行われます。

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2014年10月6日  Haruki Murakami ist der sechzehnte "Welt"-Literaturpreisträger.

ドイツ紙ヴェルトは村上春樹氏が2014年のヴェルト文学賞受賞すると発表(10/3)
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10月3日、ドイツの新聞 DIE WELT は、 村上春樹氏が2014年のヴェルト文学賞受賞すると発表しました。 村上春樹氏は、同賞の16番目の受賞者となり、授賞式は11月7日にベルリンのアクセル・シュプリンガー・ハウス(Axel-Springer-Haus)で行われる予定です。 時事通信 の「村上春樹氏に独「ウェルト賞」」(2014/10/04-20:52)と題した記事の中では、 選考委員会の授賞理由を 「村上氏は最も重要な現代日本の作家」、 「欧米近代という巨大な伝統をポップカルチャーなどの影響と結び付けている」、 「日本の大都市生活者の意識を超感覚的な世界に自然に導く魔術的現実主義とも言うべき独特の作風を打ち立てた」と紹介しています。
ドイツ語での原文の対応箇所は、以下の引用の中にあります。

In der Begründung der Jury heißt es: "Haruki Murakami ist der bedeutendste zeitgenössische Schriftsteller Japans. In seinem Werk verbindet er die große Tradition der europäischen und amerikanischen Moderne mit Einflüssen aus der Popkultur und der Genreliteratur wie etwa Kriminalroman und Fantasy. Mit Romanen wie 'Mister Aufziehvogel' oder 'Tanz mit dem Schafsmann' schuf er eine ganz eigene Spielart des Magischen Realismus, der die Seelenzustände japanischer Großstadtbewohner wie selbstverständlich ins Übersinnliche transzendiert."
Zitat aus: Haruki Murakami erhält "Welt"-Literaturpreis 2014 | DIE WELT (03.10.14)
なお、蛇足ながら Welt という単語は、ドイツ語で「世界」という意味で、[velt]<ヴェルト>と発音します。

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2014年10月5日  Dokken(=Diplom Deutsch in Japan): Anmeldetermin bis 10. Oktober 2014.

2014年秋の独検:締め切り迫る! 10月10日(金)消印有効
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2014年秋の独検の願書受付締切は、10月10日(金)(消印有効)です。 ただし、書店・生協での払込みは10月9日(木)までですので要注意です。 秋の試験(2014年11月23日(祝))では、全級を受験することができます(準1級と1級は秋のみしか受験機会がない、ということです)。 午前が5級、3級、準1級、午後が4級、2級、1級です。となり合せの級は併願ができます(割引は申し込みの際に「併願」を選択した時のみの適用)。 5級+4級は、6,000円、4級+3級は、8,500円、3級+2級は11,000円、2級+準1級は12,500円、準1級+1級は15,000円とお得です。
詳細は、独検:次回試験実施要領 をご覧ください。

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2014年9月29日  NHK Fernseh- und Radioprogramm für Deutsch: Neuer Start im Herbst, ab 29. September 2014.

NHKの『テレビでドイツ語』,『まいにちドイツ語』の新シリーズ、9月29日(月)スタート
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NHKの『テレビでドイツ語』、『まいにちドイツ語』の新シリーズは今日、9月29日(月)から新たに始まりました。 NHK Eテレで9月29日から3月までの『テレビでドイツ語』は、岡村 りらさん(獨協大)、 ナビゲーターは高橋 光臣さんで「...感覚を刺激する魅力でいっぱいのザクセンをめぐり、生きたドイツ語を楽しみながら学びます。」 放送は、火曜午後10:25-10:50、再放送は翌週火曜日の午後0:00-0:25。
NHKラジオ第2放送の『まいにちドイツ語』は、月曜日から水曜日までが入門編で が白井宏美さん(慶應義塾大)とサンドラ・ヘフェリン(Sandra Häfelin)さんが担当です。 木・金の応用編は、古田 善文さん(獨協大)担当で「黒猫イクラと不思議の森」です。 放送時間は、月曜から金曜までで、午前7:00-7:15、再放送は同日の15:15-15:30です。
この秋の注目は、ラジオの木・金の応用編でしょう。なんと、ドイツとオーストリアの歴史を題材に、会話と読み物を組み合わせています。 テーマだけ追ってみても、「アルミニウス」、「トイトブルクの森の戦い」、「カール大帝」、「皇帝戴冠式」、「マルティン・ルター」、 「ヴォルムスのルター」、「マルティニッツ伯爵」、「ヴァレンシュタイン」と続きます。ドイツ語圏の歴史に興味のある方、必聴です。

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2014年9月24日  Workshop für Übersetzung und Interpretation der Songs von TOCTRONIC/Japanisch-Deutsche Gesellschaft/am 5.10.2014

「(TOCOTRONICの)歌詞翻訳ワークショップ」/日独協会主催(10/5)
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日独協会 の<ドイツ語圏文化セミナー74>として、10月に来日する TOCOTRONIC の歌詞を翻訳したり解釈したりするワークショップが 10月5日(日)の 14時から16時まで、東京ドイツ文化センター で行われます。
TOCOTRONIC の曲は音楽としての魅力とともに、歌詞にも大きな特徴があります。一曲一曲に込められた意味、 さらに、過去 20 年の間に変わってきたメッセージ性も興味深いものです。そんな歌詞の意味を考えてみるのに最適なのが 歌詞翻訳ワークショップ | 日独協会 です。 一人で辞書と格闘して歌詞の意味を考えるのもいいですが、このような機会を利用して、共通の興味を持つ人たちが集まって、 歌詞の内容を考えるのもいいものです。詳細は上記のリンクにあるように、定員は 30 名で、高校生・大学生は無料で参加できますが、 事前申し込みが必要です。

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2014年9月20日  Makoto Hasebe (Eintracht Frankfurt) spricht Deutsch in einer japanischen Werbung.

長谷部誠(ブンデスリーガー)がシチズンのCMでドイツ語を話す!
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9月19日から始まったシチズン の衛星電波時計 ATTESA のCMで、 アイントラハト・フランクフルト(Eintracht Frankfurt | Offizielle Website) に所属する長谷部誠が、ドイツ語を話すシーンが登場しました。 この ATTESA のCMは、製品紹介サイトの シチズン | アテッサ スペシャルサイト で見ることができます。 左側のTVCM をご覧ください。ちょっと渋くてかっこいい占い師のドイツ人のドイツ語によるナレーションが流れ、日本語の字幕がでます。長谷部選手は、ひとつの文しかしゃべりませんが、 ドイツ語の聞き取りの練習にどうぞ。長谷部誠公式ブログサイト の情報によれば、彼にとって「シチズン時計」のアンバサダー2年目が始まったのだそうで、 このCMもシリーズになりそうな気配です。期待しましょう。

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2014年9月17日  Der größte Super-Akku Europas ist in Schwerin ans Netz gegangen.

ヨーロッパ最大の「スーパー・蓄電池」、電力網に接続される(9/16, シュヴェーリン)
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Berliner Morgenpost の2014年9月16日の記事 (Wichtiger Schritt zur Energiewende: Super-Batterie am Stromnetz によれば、9月16日(火)にヨーロッパ最大の「スーパー・蓄電池」(Super-Batterie)がシュヴェーリン(Schwerin)で稼働し、電力網に接続されました。 この「スーパー・蓄電池」、2万5000個のリチウム・イオン蓄電池で構成され、太陽光や風力などの再生可能エネルギーによる電力供給の変動を調整する働きをするものです。 5 メガワットの蓄電能力があり、 これまで電力網の安全性を保つために使われていた50メガワットのガスタービンのシステムを置き換えることができるとか。 連邦政府は、総額およそ600万ユーロのプロジェクトに対して、130万ユーロの支援をしたそうです。 電力会社の WEMAG AG が、Younicos と共同で立ち上げたプロジェクトは、2013年4月29日にその概要が Wemag のサイトに Younicos und WEMAG bauen größten europäischen Batteriespeicher | 29.04.2013 で発表されていました。再生可能エネルギーの普及とともに、電力網の安定と制御がますます重要になる中で、注目されています。

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2014年9月12日  TOCOTRONIC-Konzert findet am 20.10 in Kyoto und am 22.10.2014 in Tokyo statt.

ハンブルクのバンド TOCOTRONIC のライブ(10/20 京都、10/23 東京)
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1990年代に結成されたハンブルクのバンド TOCOTRONIC のコンサートが、10月20日は京都、10月22日は東京で開催されます。 東京文化センター(Goethe Institut)ドイツ学術交流会(DAAD) そして、 日独協会 の共催です。 TOCOTRONIC の作品は、パンク、グランジ、エレクトロ、ポップ、ロックと、その時々で多用な捉え方をされています。 もっと詳しい説明は 東京文化センター(Goethe Institut)催し物カレンダー:TOCOTRONIC ライヴ・イン・ジャパン! 及び、 バンドのオフィシャルサイト TOCOTRONIC をご覧ください。 コンサート会場は、東京では、渋谷区宇田川町の Garret で、京都では、中京区木屋町三条の UrBANGUILD です。 チケットは、LAWSON でも購入可。
パンフレットが届いていますが、そのパンフレットには、東京文化センターに10月13日までに申し込むと500円引きになるとの情報がでています。 もう一枚の「TOCTRONICライブのご案内」の方には、もっとお得な案内もありました。どんな音楽か聞いてみたい人は、YouTube で検索しても聞くことができます。

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2014年9月8日  Ein Reiseführer, gerichtet auf 39 Welterbestätten in Deutschland, ist im Juli 2014 erschienen.

<39 箇所のドイツ世界遺産をすべて周ってしまう!>ガイドブック登場
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2014年 7月現在、ドイツには 39 件の世界遺産がありますが、そのすべてを見て周ってしまうガイドブックが登場しています。 ペーター・エンダーライン(Peter Enderlein) 著 『ペーターのドイツ世界遺産全踏破』 (平凡社新書 741)です。ペーター・エンダーライン氏は、2012年に、すでに『ペーターのドイツ鉄道旅行案内』(平凡社新書 642) を出しています。ドイツを旅行する前に、あるいは、旅行中に読む本としてお勧めです。
ユネスコのサイトでは、UNESCO-Welterbe in Deutschland から 39 箇所のパノラマ写真を見ることが可能です。 Bildergalerien, Videos, 360°- Panoramen, Travel-Tipps und mehr などをクリックしてみて下さい。

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2014年9月1日  Shinji Kagawa kehrt zu BVB zurück!

香川真司、ボルシア・ドルトムント復帰:9月13日から試合に出場可
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2014年8月31日、香川真司は、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)と 2018年6月30日までの4年契約を交わしました。香川真司がドイツのブンデスリーガに戻ってきたのは2年ぶり。 移籍手続きはドイツ・サッカーリーグ(DFL)の移籍期限(9月1日)の前に完了したため、最短では9月13日のブンデスリーガ次戦から出場できるそうです。
香川は、2010年から2012年までボルシア・ドルトムントに在籍していた期間に大活躍したので、また復帰後の活躍が期待されています。 Shinji Kagawa kehrt zu Borussia Dortmund zurück| BVB.de に香川がインタビューで語った言葉がドイツ語でのっています。一部を引用しておきます。マンチェスター・ユナイテッドでは活躍する場があまりなかった香川真司、 古巣である「家族のようなボルシア・ドルトムント」で再び活躍できるといいですね。

Shinji Kagawa: „ [...] Jetzt bin ich einfach nur froh, wieder in Dortmund zu sein. Bei dieser tollen Mannschaft, diesem Wahnsinns-Umfeld, den einzigartigen Fans. Der BVB ist wie eine Familie. Ich bin stolz, dass sie mich nie vergessen hat und ich wieder dazugehören darf. “

Quelle: http://www.bvb.de/News/Uebersicht/Shinji-Kagawa-kehrt-zu-Borussia-Dortmund-zurueck

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2014年7月29日  Prof. Takadas Buch über Hitlers Rede findet breite Anerkennung und verkauft sich gut.

7月27日、産経新聞に高田博行氏の『ヒトラー演説』著者インタビューが掲載される
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7月27日、産経新聞の書評面に高田博行氏(学習院大ドイツ語圏文化学科教授)の『ヒトラー演説 熱狂の真実』(中公新書) が取りあげられ、著者インタビューが掲載されました。 内容は 【聞きたい。】高田博行さん 『ヒトラー演説 熱狂の真実』- MSN産経ニュース で読むことができます。「“ビッグデータ”駆使、巧妙と限界指摘」というインタビューのタイトルが語るように、 この本を支えるのは著者作成の「150万語に及ぶ演説文」の“ヒトラー・ビッグデータ”とその分析です。 発売後31日で、すでに4刷りという高田博行著『ヒトラー演説:熱狂の真実』| 中公新書 | 中央公論新社 (中公新書 2272) の売れ行きの背後には、データに裏付けられた説得力があるからでしょう。

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2014年7月25日  Der Open-Campus der Gakushuin-Uni findet dieses Jahr am 3. u. 4. August statt.

8月3日、4日は、学習院大学オープンキャンパスの日
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2014年学習院大学オープンキャンパス(夏)は、8月3日(日)、4日(月)に開催されます。 ドイツ語圏文化学科は、西5号館3階301教室で、次のようなタイムテーブルで行われます。
10:15〜10:55 学科説明会、10:55〜11:00 休憩、11:00〜11:45 模擬講義、
13:15〜13:55 学科説明会、13:55〜14:00 休憩、14:00〜14:45 模擬講義。
8月3日の模擬講義は、担当:岡本 順治、講義題名:「『ジャーマンポテト』はなぜドイツに無いのか?」、
8月4日の模擬講義は、担当:小林 和貴子、講義題名:「東ドイツの消滅とオスタルジー」です。
以下は、それぞれの模擬講義の説明文のさわりの部分です。
8月3日(日), 講義題名:「『ジャーマンポテト』はなぜドイツに無いのか?」、担当:岡本 順治
【ジャーマンポテトという言葉は、和製英語である。日本では大変ポピュラーな料理なので、「ドイツにジャーマンポテトはありません」と言うとなかなか信じてもらえない。 例えば、日本語のウィキペディアには「ジャーマンポテト」という項目があり(最終更新 2013年9月27日 00:14)、ご丁寧にも「ドイツでは[...]シュペックカルトッフェル[...]という名で知られる」と説明している。 一方、サッポロビールのサイトでは、...】
8月4日(月), 講義題名:「東ドイツの消滅とオスタルジー」、担当:小林 和貴子
【現在のドイツは1949年から1990年まで、 ドイツ連邦共和国(西ドイツ) とドイツ民主共和国(東ドイツ)という二つの国でした。 1961年から両国を分断していた、冷戦の象徴であったベルリンの壁が崩壊したのは1989年11月。 ドイツ統一はそれからわずか1年足らずのうちに、社会主義国であった東ドイツが資本主義国の西ドイツに組み込まれるかたちで成し遂げられます。 様々な自由を手にした東ドイツの人々にとって...】
続きは、オープンキャンパス | 学習院大学 SakuLIFE(サクライフ) から、お探し下さい。

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2014年7月21日  Die wahre Geschichte des Rattenfängers in Hameln und Tourismus (die Asahi-Zeitung am 18.07.2014)

ハーメルンの笛吹き男、その本当の話と観光客(朝日新聞2014/7/18)
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2014年7月18日、朝日新聞の(世界発2014)のページに、「真・笛吹き男、観光客踊らず ドイツ・ハーメルン」という玉川透氏の記事が掲載されました。 その記事のリードの部分を一部引用すると: 「[...]伝説が残るドイツ・ハーメルン市の観光当局がメルヘンの殻を打ち破り、730年前の「史実」に焦点を当てて男を語り部として売り出したが、観光客の受けはいま一つ。童話のように踊ってはくれなかった。」
 同記事によると、ハーメルン市(Stadt Hameln - Die Rattenfängerstadt im Weserbergland) の観光局は5年前から「真・笛吹き男伝説ツアー」 を始めたそうで、地元の俳優がネズミ捕りをひとり語りで演じるもの(1回75分、170ユーロ)。しかし、この「リアル版」それほど人気がないようで、従来からの「メルヘン版」の方が人気ああるとか。 (世界発2014)真・笛吹き男、観光客踊らず ドイツ・ハーメルン| 朝日新聞 で一部読むことができます。
 世界的に有名なこの伝説、不思議なのは、「笛吹き男」(ドイツ語では、Rattenfänger「ネズミ捕り男」)が1284年6月26日に、130人の子供を連れ去ったという記録が残されているという点です。 (参照:Der Rattenfänger von Hameln – rätselhaft und legendär - Rattenfängersage | Stadt Hameln) あまりにも具体的なので、さまざまな研究者が分析をしています。日本では、1974年に平凡社から出版された阿部謹也氏の本が有名です。 現在では、筑摩書房 から、『ハーメルンの笛吹き男 ─伝説とその世界』 として入手できます。
なお、ハーメルン市では、ガイド・ツアーの他にも、 ネズミ捕り男のミュージカル "RATS" や、 「ネズミ捕り男の野外劇」(RATTENFÄNGER-FREILICHTSPIEL) も行われているそうです。 「えっ、RATS って何かに似てない?」という声が聞こえてきますが、ドイツ旅行を企画している人は、ハーメルンは立ち寄ってみる価値のある町です。 ハーメルン市は、この伝説でユネスコ世界無形文化遺産への登録をめざしているそうです。

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2014年7月16日  Am letzten Sonntag, 13. Juni, ist Lorin Maazel im Alter von 84 Jahren gestorben.

ロリン・マゼール、84歳で死す
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世界的な指揮者、ロリン・マゼール(Lorin Maazel)が7月13日、ヴァージニアの自宅で84歳で亡くなっていたことが オフィシャル・サイト Lorin Maazel's Official Website で発表されました。 指揮者であると同時に、ヴァイオリニストで作曲家でもあったマゼールは、ドイツ語圏との関わりも深く、1965年から71年にはベルリンのドイツオペラ (Deutsche Oper Berlin)の音楽総監督を務め、1982年から1984年には ウィーン国立歌劇場(Wiener Staatsoper) の総監督を務めました。 1989年にベルリン・フィルのカラヤンの後継者に指名されなかった時のエピソードは有名ですが、その後も精力的に各地で指揮をし、 2012年からは、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団(Die Münchner Philharmoniker)の指揮をしていました。 追悼文(Nachruf)としては、Zeit OnlineSebastian Handke による Elegant gegen den Schwulst の一文が心に残りました。

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2014年7月14日  Deutschland hat seinen vierten WM-Titel gewonnen.

FIFA ワールドカップ・サッカー2014、ドイツ優勝!
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延長線後半でのゲッツェ(Götze)のシュートで、2014年ワールドカップ・サッカー、ついにドイツチームが優勝しました。 シュートが決まった瞬間、メルケル首相とガウク大統領の喜びの表情がテレビ中継されていました。 ドイツの優勝は6大会ぶり、南米での大会でヨーロッパ勢が優勝したのは初めてです。おめでとうございます!

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2014年7月2日  Das 36. Interuni-Sommerseminar findet von 2. bis 6. August 2014 am Yamanakako-See statt.

夏のインターウニ・ゼミナール、参加者募集中:テーマ「学問と社会」(8月2日から6日)
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インターウニ・ゼミナールとは、 「ドイツの文化・社会に関心を持つ日本人とドイツ語圏の学生・教員たちが、 さまざまな大学から集まって(interuniversitar)、一つのテーマについて日独、 あるいはアジアとヨーロッパの文化を比較・対照しながら(interkulturell)、 専門の枠を超えて(interdisziplinar)、ドイツ語で話し合うゼミナールです。」(公式ページより)    今年の夏は、山中湖で8月2日から6日に開かれる予定で、目下参加者を募集中です。
今回のテーマは、「学問と社会 ー Wissenschaft und Gesellschaft」です。 以下に、テーマ説明の第一パラグラフを引用しておきますが、 第36回 夏のインターウニ・ゼミナール でぜひ続きもお読み下さい。

今回のインターウニでは「学問と社会」をテーマとして取りあげます。「学問の府」と呼ばれる大学で学んでいるみなさんは、日々「学問」に勤しんでいます。 でも、「学問」という言葉は、大学生が今ではほとんど口にしないような言葉になってしまいました。 「学問」を意味するドイツ語の Wissenschaft は「科学」や「学術」とも訳されますから、 今回のテーマも「科学と社会」とした方が分かりやすいかも知れません。 それでも「学問」にこだわるのは、日頃あまり自ら「科学者」と称さない社会科学者や人文科学者のことも一緒に考えたいからです。
出典:第36回 夏のインターウニ・ゼミナール の「学問と社会 ― Wissenschaft und Gesellschaft」より
参加申し込みは、http://www.interuni.jp/anmeldung/ からどうぞ。 申し込み締め切りは 2014年7月18日(金)ですが、定員(25名程度)に達し次第締め切られますので、ご注意下さい。 参加費は、38,000円(4泊5日宿泊、食事代を含む)です。

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2014年6月27日  Ein Buch über Hitlers Rede: Prof. Dr. H. Takada analysiert Hitlers Reden, die etwa 1.5 Millionen Wörter enthalten.

高田博行著『ヒトラー演説:熱狂の真実』(中公新書) 出版される(2014年6月25日)
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中公新書 | 中央公論新社 から、 高田博行著『ヒトラー演説:熱狂の真実』| 中公新書 | 中央公論新社 (中公新書 2272) が2014年6月25日に発売されました。 本の帯には、「25年間、150万語の演説データから煽動政治家の実像に迫る」とあります。さらに、同書のプロローグは「イメージは往々にhして一人歩きする。 ヒトラー(Adolf Hitler)の演説の場合も例外ではない。」で始まります。日本でも、おそらく多くの人々がヒトラーの演説の一部をテレビで見ており、 なんらかのイメージを持っているのではないでしょうか。しかし、高田氏が指摘するように、それが本当に真実なのかどうか、きちんと検証してみる必要があります。 本書は、「ヒトラー演説の実像」に「語ったことば自体の分析」から迫った本です(歴史的、社会的背景の考察やジェスチャーの記述ももちろんあります)。 しかも、典型的な演説の面白そうな部分だけに注目するのではなく、 1919年10月から1945年1月までのおよそ25年に渡る演説全体を緻密に分析したものは、この本をおいて他にないでしょう。きちんとした文献一覧、本文で引用した演説のドイツ語原文も付属することから、 今後、ヒトラーを語る時に定番の参考文献となると思われます。お勧めです。

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2014年6月24日  Rainer Werner Fassbinder Retrospektive 2014: Fassbinders Filme werden 14 Tage lang in Shibuya aufgeführt.

ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー映画祭2014 (6/21-7/4)
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「ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー映画祭2014」が、6月21日から始まっています。7月4日までなので、 今からでも多くの映画を見ることができます。場所は、渋谷の オーティトリウム渋谷 です。ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー(Rainer Werner Fassbinder)は、ニュー・ジャーマン・シネマの 代表格の監督として高い評価を受けながら、1982年、37歳の若さで急死してしまいましたが、彼の作品は今でも輝きを失っていません。 今回は、16作品をまとめて上映します。詳細は、ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー映画祭2014 | オーティトリウム渋谷 をご覧ください。
主催:アテネ・フランセ文化センター、ユーロスペース
後援:東京ドイツ文化センター
協力:Rainer Werner Fassbinder Foundation、Beta Film、紀伊國屋書店、マーメイドフィルム、コミュニティシネマセンター、アイ・ヴィー・シー

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2014年6月18日  Merkel-Diät: „Sitzungskekse“ und Brötchenteller sind aus der Reichweite verbannt worden.

メルケル首相、10キロのダイエットに成功:「会議クッキー」をやめた!
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朝日新聞(2014年6月17日)に、「会議クッキー」甘い罠 独メルケル首相「封印ダイエット」という記事が出て話題になっています。 2013年末にアンゲラ・メルケル(Angela Merkel)首相がスキーで足を骨折した際に、お医者さんからダイエットを勧められていたとか。 同記事から引用すると、

5月2日、米ホワイトハウスで開かれた独米首脳会談。薄いベージュ色のジャケットと黒いパンツに身を包んだメルケル首相が姿を見せると、 米テレビ局の女性リポーターが叫んだ。「アンゲラ・メルケルは以前よりもずっと、スポーティーでフレッシュになった!」
長年メルケル氏を取材し、この日も同行していた独大衆紙ビルトのラルフ・シューラー記者(48)は、はっとした。 「毎日見ているから、逆に気がつかなかった。オバマ米大統領と並んだ瞬間、確信した。アンゲラはやせたんだ、と」
出典:朝日新聞(世界発2014)2014年6月17日
ドイツの大衆紙ビルト(Die Bild-Zeitung)の元記事は、2014年5月6日の „Sportlicher und frischer“ Darum ist Merkel plötzlich so schlank です(BILDplus に加入していないと、写真と最初の部分しか読めません)。
この記事は多くのメディアに取り上げられました。その中で話題になったのが、朝日新聞の記事で触れられている「会議クッキー」。 ドイツ語では、„Sitzungskekse“ です。 ビルト紙の表現を借りれば「ほとんどあらゆる会議出てくる政治家の日常の中でどこでも見かけるクッキー」(die im Politikeralltag allgegenwärtigen Kekse, die es auf fast jeder Sitzung gibt) をメルケル首相は自分の周りから遠ざけ、ニンジンやパプリカ(Möhren und Paprika)のような野菜をボリボリ食べるようにしたとか。 他の会議の出席者が「会議クッキー」を食べるのを尻目に、自分では野菜をボリボリ、これで10kg のダイエットに成功したとか。 朝日新聞の記事が指摘するように、「会議クッキー」だけでなく、さまざまなパンが朝に行われる会議では出ることもあるようです(例えば、Mettbrot)。 詳しくは、Die WeltDie Merkel-Diät mit Möhrenschiffchen statt Mettbrot をご覧ください。なお、5月6日は、国際反ダイエット・デー(International No Diet Day (wikipedia))だったそうです。

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2014年6月9日  FIFA Fußball-Weltmeisterschaft 2014 beginnt am 12. Juni in Brasilien.

6月12日、ワールドカップサッカーがブラジルで始る、さてドイツチームは?
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ブラジルでの最近の世論調査では、42%がワールドカップサッカー開催に反対で、教育や福祉へ予算をあてるべきだという意見が出ている一方で、 6月12日にはもう試合が始まるところまできています。 Die Offizielle Website der FIFA Fussball-Weltmeisterschaft - FIFA.com では、 FIFAの情報をドイツ語で見ることができますが、なぜか日本語のページはありません。
日本のチームは、ご存知のようにグループCに属し、 初戦はレシフェで、対コートジボワール(現地時間 6/14 22:00、日本時間 6/15 10:00)、 第2戦はナタルで、対ギリシャ(現地時間 6/19 19:00、日本時間 6/20 7:00)、 第3戦はクイアバで、対コロンビア(現地時間 6/24 16:00、日本時間 6/25 5:00)です。
ドイツチームは、グループGに属し、 初戦はサルバドルで、対ポルトガル(現地時間 6/16 13:00、日本時間 6/17 1:00)、 第2戦はフォルタレザで、対ガーナ(現地時間 6/21 16:00、日本時間 6/22 4:00)、 第3戦はレシフェで、対アメリカ(現地時間 6/26 13:00、日本時間 6/27 1:00)となっています。
(参照:試合日程|2014ワールドカップ(ブラジル大会):朝日新聞デジタル)
ロイター時事(2014年6月7日22時40分)によれば、「ドイツ代表のFWマルコ・ロイスが左足首の靱帯(じんたい)を痛めたため、 ワールドカップ(W杯)ブラジル大会を欠場すると、代表チームが7日に発表した。」というニュースも入っていますが、 中西哲生氏は、ドイツチームが優勝候補であると予想しています(参照:(中西哲生)優勝候補一番手はドイツ、ブラジルは二番手:朝日新聞デジタル)。 さてさて、Jogi の率いるドイツチーム、どうなるでしょうか?

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2014年6月4日  Das Konzert von den Sternen findet in Tsutaya O-nest (Shibuya) am 12. Juni 2014 statt.

ハンブルクのバンド《ディー・シュテルネ》、6月12日に初コンサート
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ドイツ文化センターとドイツ学術交流会(DAAD)の招聘で、ハンブルクのバンド Die Sterne(ディー・シュテルネ)が初来日し、 6月12日(木)に渋谷のTsutaya O-nest でコンサートを行います。 詳細は、ドイツ文化センター(東京)の Tokyo - 催し物カレンダー - Goethe-Institut をご覧ください。「GenePro Doitsu: DIE STERNE/ SPANKPAGE, 吉田ヨウヘイgroup und SPACE LIKE CARNIVAL コンサート」ということで、 場所は、ACCESS >>Shibuya-O Group をご参照下さい。
ドイツ文化センターの上記のページでは、6月10日までに申し込むと割引チケットが手に入るとの情報が掲載されています。 また、YouTube の LIVE 動画(Was hat dich bloß so ruiniert) がリンクされていますので、 このうわさのグループの様子を垣間見ることができます。ソウルでありファンクでありヒップホップでもあるのか、 いやそのいずれでもないのか、自分の目と耳で確かめるチャンスです。 共演は《SPANK PAGE》、《吉田ヨウヘイgroup》、《SPACE LIKE CARNIVAL》で、今回の公演タイトルは Flucht in die Flucht(逃亡への逃亡)だそうです。

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2014年5月28日  Informationstreffen für Humboldt-Stipendium und DAAD-Stipendium findet am 14. Juni 2014 in der Erdgeschoss-Halle des Goethe-Instituts Tokyo statt.

ドイツ研究留学説明会(フンボルト奨学金、DAAD 奨学金)が6月14日(土)に開催
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フンボルト奨学金ならびにDAAD奨学金の説明会が2014年6月14日(土)に、ドイツ文化会館1階ホールで16時15分から開かれます。 第一部が留学説明会、第二部が懇親会です。詳細は、日本フンボルト協会 の、 ドイツ留学説明会のプログラムと事前申し込み方法のご案内 - 日本フンボルト協会 をご覧ください。 「大学院生、ポスドク、若手研究者として留学希望の参加者歓迎」とのことです。あなたもチャレンジしてみませんか?

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2014年5月22日  Der 91. Workshop von Arbeitskreis für deutsche Grammatik (an der Reitaku Universität, Minami-Kashiwa)

5月25日(日)、ドイツ文法理論研究会第91回研究会(麗澤大学にて)
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2014年5月25日(日)、麗澤大学校舎「かえで」 1505教室にて、 第91回ドイツ文法理論研究会が開催されます。 (場所は、麗澤大学 交通アクセス:キャンパス:施設 をご参照下さい。)
プログラムは以下の通り。
13:15〜13:30   総会
13:30〜15:00  講演 中川 裕 氏(千葉大学教授)「アイヌ語文法の特徴 — いわゆる「動詞価」を中心に―」
15:00〜15:10  休憩
15:10〜16:00  研究発表 和田 資康氏(関西学院大学博士課程)「不変化詞vor- を伴う動詞の意味構造について―空間スキーマを手がかりにして―」
なお、講演ならびに研究発表の要旨については、 2014年春の研究発表会(ドイツ文法理論研究会) をご覧ください。会員で無い方も参加できます。

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2014年5月17日  Oktoberfest 2014 in Hibiya hat schon am 16. Mai begonnen.

日比谷オクトーバーフェスト2014は、5/16から始まっていた!
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すっかり恒例になった日本のオクトーバーフェスト。今年も、全12回、9会場で行われます。 日比谷オクトーバーフェスト2014〜SPRING〜 は、 昨日、2014年5月16日(金)から始まり、5月25日(日)まで開催されます。晩春なのに「10月祭」(Oktoberfest)ですが、 関東地方ではこのところ毎土曜日はいい天気。ぶらりと立ち寄ってみてはいかがでしょう?
出店店舗おすすめメニュー&会場マップ でお店や飲食物を確認してから行くといいかもしれません。 ちなみに、ご本家ミュンヘンのオクトーバーフェスト、今年2014年は、9月20日から10月5日に開かれます。 Oktoberfest 2014 München - Wiesn Infos をご参照下さい。

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2014年5月12日  Mit 15 Saisontoren war Shinji Okazaki(Mainz) bester FSV-Torschütze in der Saison 2013.

今シーズン岡崎慎司は15本のゴールを決め、チーム No.1
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2013年7月にブンデスリーガ(Bundesliga)のシュツットガルト(VfB Stuttgart 1893 e.V.) からマインツ(FSV Mainz 05)へ移籍した岡崎慎司ですが、5月10日の ハンブルク(Hamburger SV)との試合で、 15本目のシュートを決め、チームNo.1のゴールを決める選手(Torschütze)となりました。 岡崎のシーズン15本というゴール数は、ヨーロッパ主要リーグの日本人最多得点記録を更新するものになりました。 それまでは、香川真司がボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund: BVB 09)時代に作った13本という記録でした。 マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)に移って今シーズン、ゴールなしという結果に終わってしまった香川真司とは対照的に、 岡崎慎司は、マインツに移って大活躍。技量のレベルアップはもちろん、チームに溶け込んで違和感なく活躍している様子は高く評価されています。

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2014年5月8日  Am 6. Mai 2014 ist Cornelius Gurlitt tot. Und seine gesamte Sammlung geht an Kunstmuseum Bern.

コーネリウス・グルリット死す。彼の全コレクションはベルン美術館へ(5/7)
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2013年11月に、この新着情報でも取りあげたコーネリウス・グルリット氏(Cornelius Gurlitt)が、2014年5月6日にミュンヘンの自宅で息を引き取りました(晩年82歳)。 百点を超える彼の(父の)美術品コレクションは、多くの著名な画家の作品及び、ナチスが不法に(?)集めた「退廃芸術」を含んでいたところから話題になりましたが、 彼の死後、このコレクションはどこへ行くのか、関心を集めていました。5月7日のニュース(Gurlitt vererbt Sammlung dem Kunstmuseum Bern | www.heute.de など)によると、ベルン美術館(Kunstmuseum Bern)へ行くそうです。 ベルン美術館にとっても、まったく予想外だったようでwie ein Blitz aus heiterem Himmel (青天の霹靂(へきれき)のよう)と表現しています。 このまま、すべての収集品が無事にベルン美術館へ行くのかどうかは、まだ不透明ですが、今後の動向に注目したいものです。 なお、コーネリウス・グルリット氏本人のサイトは、http://www.gurlitt.info で、まだ閉鎖されていないようです。 この間の出来事などの彼の立場からのまとめは、彼のサイトの http://www.gurlitt.info/start.html から読むことができます。

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2014年5月3日  Adrienne Hall, Microsoft-Managerin, hat am Donnerstag im Firmenblog erklärt, Microsoft repariere Internet Explorer sogar für XP-Nutzer.

インターネット・エクスプローラの脆弱性ニュース(4/28-5/2)
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2014年4月28日アメリカの国土安全保障省のコンピューター緊急対応チーム(Computer Emergency Response Team、US-CERT)が、 マイクロソフト社製ブラウザー「インターネット・エクスプローラー(Internet Explorer、IE)」にはセキュリティー上の欠陥があるため、 ユーザーに使用しないよう警告した、という知らせは世界を駆け巡りました (Microsoft Internet Explorer Use-After-Free Vulnerability Guidance | US-CERT)。 ドイツでも日本でもこの問題は大きく取り上げられましたが、インターネット・エクスプローラーの脆弱性(ぜいじゃくせい)は、 別に今に始まったことではないという冷めた見方がある一方で、そもそもブラウザーとかインターネット閲覧ソフトなるものが何なのか分からない、 というユーザーが実は多いというショッキングな実態が明らかになりました。
今回の脆弱性問題、ドイツ語では、安全上の欠陥(Sicherheitslücke)と表現されていますが、 英語では、専門用語で Vulnerability (脆弱性=もろさ)と言われています。 2014年5月1日、マイクロソフトのコンピューティング担当ゼネラルマネージャー、エイドリアン・ホールは、 Updating Internet Explorer and Driving Security - The Official Microsoft Blog で、今回のインターネット・エクスプローラーの脆弱性に対しての対策を施したとアナウンスしました。 しかも、ウィンドウズXP用のブラウザーに対しても対策を施したそうです。 Microsoft repariert Internet Explorer sogar für XP-Nutzer, dpa – am 02.05.2014| Yahoo Nachrichten は、Yahoo Nachrichten の速報です。
きちんとアップデートすれば、今回のインターネット・エクスプローラーの「安全上の欠陥」は回避することができるそうですが、 ブラウザーやメールソフトは<常に最新版にアップデートしておくことで安全性がかろうじて保たれる>ということを忘れずにいたいものです。 ネットでの便利は、危険と隣合わせです。
「不安は正直に言って度が過ぎたものだ」([...] concerns were, frankly, overblown.)という上記のリンクにおけるゼネラルマネージャーの発言は、 Yahoo Nachrichten では、 Die Befürchtungen waren ehrlich gesagt übertrieben.» と訳されていますが、 ブラウザーの危険性がなくなることはないのでアップデートは確実に行いましょう。

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2014年4月26日  Der Film „Omamamia“ kommt ab 26. April 2014 ins japanische Kino.

『バチカンで逢いましょう』本日(4/26)からロードショー
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トミー・ヴィーガント(Tomy Wigand)監督作品のコメディー映画『バチカンで逢いましょう』 が本日、4月26日(土)から新宿武蔵野館ほかでロードショーです。 原作の題名は、Omamamia。なんか聞いたことがある、と思う人も多いはず。 そう、「マンマミーア」(Mamma mia.)というイタリア語をもじったのですね。 「お母ちゃ~ん」という意味ではなく「なんてこった!」という感嘆の表現でした。 今回のマルゲリータおばさん(Oma Marguerita)は、 マリアンネ・ゼーゲブレヒト(Marianne Sägebrecht)がやっていますが、 なんと言っても『バグダッド・カフェ』(Out of Rosenheim)のジャスミン(Jasmin)役 が記憶に残ってる人も多いはず。今回も独特の味をかもしだしています。
日本の公式サイトは、『バチカンで逢いましょう』 です。 ドイツでは、2012年に封切られたので、Omamamia がDVD/BLU-RAY販売の公式サイトとなっています。 疲れた時は、Omamamia! なんて叫んで、カイザーシュマレン(Kaiserschmarren) でも食べて『バチカンで逢いましょう』を見に行くと元気を回復できるかもしれません:-)。

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2014年4月24日  Nehmen Sie an dem großen Deutschlandquiz teil und gewinnen Sie eine Reise nach Hamburg!

「ドイツ・クイズ大会」開催、参加締切5月16日、予選6月11日、決勝9月12日
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「ドイツ・クイズ大会」(Das große Deutschlandquiz)が ドイツ文化センター(Goethe Institut, Tokyo) 主催で行われます。すでに、パンフレットが配布されていて、ご存知の方もいるとは思いますが、基本的なデータをまとめておきます。
予選:2014年6月11日(水) 16:30/ 19:00 (各回80分、選択可)
決勝:2014年9月12日(金)
場所:ドイツ文化会館1階ホール
使用言語:「クイズは日本語とドイツ語で行われます。」
賞品:1等:ドイツ・ハンブルクへの旅(5日間)
2等:日本国内のドイツ文化センターでのドイツ語講座受講券とデジタル版「シュピーゲル」の年間講読権、その他賞品
参加条件:日本国籍の方(年齢不問)
参加申込:メールで、件名「ドイツ・クイズ大会参加申込」とし、本文に名前(漢字・ふりがな)、住所、電話番号を記したものを、 Deutschlandquiz[AT]tokyo.goethe.org 宛に 2014年5月16日 までに送付する。
なお、ドイツ文化センターの「ドイツ・クイズ大会」: 第一ラウンド|催し物カレンダーのページには、 下の方に過去のクイズ(ドイツ語・日本語)がありますので、参加したい人はここでウオーミングアップをしておくといいでしょう。 ドイツ語圏の地域事情を学んだ・学んでいる学生には、やさしい問題かもしれません。 (上記のメールアドレス中の [AT] は、@ に変えてご利用下さい。)

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2014年4月20日  Ausstellung von Emil Ruder: 2014 feiert man den 100. Geburtstag von Emil Ruder.

エミール・ルーダー誕生100年を祝した展覧会(3月30日〜4月29日)
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エミール・ルーダー(Emil Ruder: 1914-1970) は、 スイスのタイポグラファであり、かつ教育者でした。今回、エミール・ルーダーの誕生100年を祝した展覧会が、3月30日から print gallery (プリントギャラリー) で行われています。 同サイトでの紹介文を引用すると: 「本展では、切手のような小さなサイズの制作物から書籍、図録や大判のポスターまでを幅広く、作品の解説や同僚・教え子の言葉をまじえ展示」 しているそうです。フォントや本のデザインに興味がある人にとっては、必見です。 エミール・ルーダーが 1967年に著した Typografie という本は、この分野で最も影響力のあったものと言われています。
日本・スイス国交樹立150周年を記念して行われているイベントの1つですが、 タイポグラフィーと言った時にぴんとこない人もいるかもしれません。 タイポグラフィー(Typografie)は、「印刷物のデザイン法」で、典型的には本のフォントのデザインや配置などを指します。 例えば、コンピュータで使うフォントに Helvetica というのがあるのを知っている人も多いはず。 このフォントのデザインは、スイス・スタイル(Schweizer Typografie)の最も有名なものの1つで、 エミール・ルーダーを初めとする多くのスイスのタイポグラファが関わって生まれたものです。
ちなみに、Helvetia (ヘルヴェチア)というのは、スイスのラテン語名。 スイスは、略号では CHと表しますが、これは、 Confoederatio Helvetica(スイス連邦) の頭文字をとったものです。 Typography (Emil Ruder, 1967) | designers books で、1967年の本をちらりと見ることができますが、やはり実物を見たいものです。

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2014年4月7日  23. Workshop von GLT findet am 26.04.2014 an der Universität Tokyo (Komaba) statt.

第23回ドイツ言語理論研究会(GLT)が 4月26日(土)15:00-18:00に開催
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第23回(通算156回)ドイツ言語理論研究会(GLT)が 4月26日(土)15時から18時に東京大学駒場Ⅰキャンパス18号館4階、コラボレーションルーム2で開催されます。 今回の発表者は、島田 暉氏(東京大学総合文化研究科(院))。 テーマは、 「不変化詞動詞と接頭辞動詞の境界にある動詞-N+Vの複合動詞に着目して-」。
読書報告は、伊藤克将氏(東京大学総合文化研究科(院))で、扱うのは、 Steinbach, Markus (2002) Middle Voice. A Comparative Study in the Syntax-Semantics Interface of German. Amsterdam: Benjamins. の Chapter 5 です。
場所の詳細は、東京大学キャンパスマップ をご覧下さい。コラボレーションルーム2への入り方は、 ドイツ言語理論研究会(GLT) をご参照下さい。

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2014年4月4日  Reminder: Ostern findet im Jahr 2014 am 20. April statt.

2014年の復活祭の日曜日は、4月20日
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復活祭(Ostern)というと、イエス・キリストの復活を記念する移動祝日で、 「復活祭の日曜日」(イースターサンデー)が、「春分の後の最初の満月の次の日曜日」です。 この日曜日が、今年は4月20日なので、その前の金曜日(4月18日)が「聖金曜日」(Karfreitag)で、 新教では「受難日」と呼ばれます。その前の日が「聖木曜日」(Gründonnerstag)で、 今年は4月17日です。このドイツ語を直訳すると「緑の木曜日」、小学館の『独和大辞典』には、 「...ホウレンソウなど青野菜を食べる風習がある」と説明されています。そして、「復活祭の月曜日」(イースターマンデー、Ostermontag) は4月21日で祝日です。イースター関連のキリスト教の行事、さまざまな文化的背景がありますね。 今回は、Ostern Osterhase (Das Osterportal) をリンクしておきます。ついつい、ウサギが気になってしまいました。

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2014年3月29日  Die Umstellung auf die Sommerzeit 2014 in Deutschland ist am 30. März um 2 Uhr.

ドイツでは、3月30日(日)朝 2時に夏時間へ
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2014年、ドイツの夏時間は3月30日(日)朝2時に始まります(中央ヨーロッパ夏時間(英語:CEST、ドイツ語:MEZ)なので、 スイスもオーストリアも同様です)。 毎年のことながら、この3月末の日曜日には、夜が1時間短くなる、ということでもあります。 ヨーロッパの人とコンタクトを取る時には気をつけましょう(EUの国々は、一様に夏時間を導入しています)。
今回は、http://www.zeitumstellungen.com/Sommerzeit 2014 / Zeitumstellung 2014 を参照しました。このページのように、時計で示してもらうと、 「時間の切り替え」(Zeitumstellung)が実感できます。 わざわざこの時間を待って、時計の調整をする人がどれくらいいるのかわかりませんが、 もし朝起きていて自分で「マニュアル」で夏時間に切り替える場合には、 朝2時になったら時計を3時にするということです。
「節電しないと、今年の夏は乗り切れない」と言っていた時には、日本でも夏時間の導入が真剣に検討されていたと思うのですが、 最近は話題として聞えてきませんね。

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2014年3月22日  Bewerbung um ein Stipendium für Österreich, 2014.

2014年度オーストリア政府奨学金募集中, 締切が4/18まで延長される!
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2014年度オーストリア政府給費留学生募集の応募締切が、4月18日(金)までに延期されました。 オーストリア(オーストラリアではない!)への留学に関しては、 オーストリア留学(オーストリア大使館のサイト) にも説明があります。 オーストリアでは、ウィーン大学(Universität Wien)をはじめとして19の大学があり、 留学生も含め合計23万人の学生が学んでいます。 今回の政府給費留学生募集の詳細は、 オーストリア政府奨学金 - JASSO(独立行政法人日本学生支援機構) にもあります。PDF の書類は、 オーストリア政府奨学金募集要綱PDF版 - JASSO からもダウンロードできます。募集専攻分野は、人文科学、社会科学、自然科学、芸術(音楽専攻は除く)で、 ドイツ語やドイツ文学だけでなく、英語での研究が可能な専門分野であれば英語での応募も可能だそうです。
最高9ヶ月(延長申請可)で、大学生及び大学院生なら月額940ユーロの給付を受けられ、学費無料、旅費は1,460ユーロを上限に実費支給とのこと。 いかがでしょう、あなたもチャレンジしてみませんか?

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2014年3月18日  NHK Fernseh- und Radioprogramm für Deutsch: Neuer Start, ab 31. März 2014.

2014年度の『テレビでドイツ語』,『まいにちドイツ語』のテキストは3/18発売
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NHKの『テレビでドイツ語』、『まいにちドイツ語』の新シリーズは3月31日(月)から新たに始まります。 テキストの発売は、本日(3月18日)からです。
NHK Eテレで4月から9月までの『テレビでドイツ語』は、吉満たか子さん(広島大)、 ナビゲーターは岡田義徳さんで「ライン河畔の文化都市ケルンを舞台に、『使える』ドイツ語を学びます。」 放送は、火曜午後10:25-10:50、再放送は翌週火曜日の午後0:00-0:25。
NHKラジオ第2放送の「まいにちドイツ語」は、月曜日から水曜日までが入門編で 4月から9月が中山 純さん(慶應義塾大)とハンス・ヨアヒム クナウプさんが担当です。 「『初めて外国語を学ぶ』というコンセプトで構成された入門編」で、 「ドイツ語を聞いたままに発音することに重点を置いてい」るそうです。 木・金の応用編は、保阪良子さん(学習院大)担当で「言うが花のドイツ語」(2012年4月〜9月の再放送)です。 放送時間は、月曜から金曜までで、午前7:00-7:15、再放送は同日の15:15-15:30です。
NHKラジオでは、昨年の番組を「アンコール まいにちドイツ語」というタイトルで、11:30-11:45に再放送しています。 月刊のテキストは、毎月18日頃に発売され本体価格は400円ですが、 2014年3月31日までは、税込で420円、2014年4月1日以降は、税込で432円になります。ご注意!
なお、パソコン、スマホ、タブレットでも読めるテキストの電子版も電子書店で発売されています。 また、ゴガクル ドイツ語 - NHK語学フレーズをフル活用 では、「おさらいフレーズ」の音声を聞いて復習したりできます。 ラジオを持っていなくても、NHKネットラジオ らじる★らじるで、 パソコン、スマホ、タブレットで番組を聴くこともできます。いろいろなメディアが活用できますので、チャレンジしてみましょう。

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2014年2月28日  Die 3. Auflage des Apollon-Wörterbuchs wird 2014 aktualisiert.

『アポロン独和辞典』第3版第3刷発行(2014/3/1)
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『アポロン独和辞典』同学社)の第3版が改訂され、 第3刷が発売になりました。1972年に発売になった『同学社版 新修ドイツ語辞典』 がルーツのこの辞典は、度重なる改訂でその内容を充実させています。昔からの特徴は、さまざまな付加的情報が詰め込まれていることです。 ドイツ・ミニ百科には、45のトピックがあって近年の状況を考慮した解説が載っています。その他に、「使ってみよう(簡単なドイツ語会話)」、 「使える用語100」、巻末付録(和独、手紙の書き方、環境用語、福祉用語、建築様式、ドイツの言語・政治機構・歴史などなど)があります。
今回追加された新しい単語には、Smart-phone (Smart Phone)「スマートフォン」や Flyer「広告チラシ」のような英語から入ったものもありますが、 Atomausstieg「脱原発」や、Generikum「ジェネリック医薬品」のようなものもあります。 名詞の性でから見ると、Smart-phone (Smart Phone) は中性名詞なのですね。 価格は、『クラウン独和辞典』第5版 と同じ 「4200円+税」です。2014年4月から消費税が8%になりますので、4,536円になるはずです。 2014年3月末までなら、4,410円となり126円お得となります。
辞書は、それぞれ特徴がありますので、手にとって見比べてみましょう。ちなみに Piratenparteiが載っているのは『アポロン独和辞典』第3版第3刷、 Hartz IVが載っているのは『クラウン独和辞典』第5版です。

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2014年2月25日  Der Film „Oh Boy“ kommt am 1. März 2014 ins japanische Kino.

『コーヒーをめぐる冒険』3月1日よりロードショー
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新進気鋭のヤン・オーレ・ゲルスター(Jan Ole Gerster (filmportal.de)) 監督・脚本による2012年の作品『コーヒーをめぐる冒険』(原題:Oh Boy)が2014年3月1日から 渋谷シアター・イメージフォーラムで公開されます。 この作品は、2013年に「ドイツ・アカデミー賞 作品賞・監督賞を含む主要6冠制覇」を成し遂げた映画です。 主人公は、20代終わりのニコ(Niko Fischer:Tom Schilling)。 「2年前に大学を辞めたことを父に秘密にしたまま、“考える”日々を送っている青年ニコ。 恋人の家でコーヒーを飲みそこねた朝、車の免許が停止になった」ところから話が始まります。 とにかく徹底的についていないニコがベルリンの街の中でいろいろな人達に会い、出来事に巻き込まれていきます。 ベルリンを舞台とした白黒映画で、ニコのたった1日を追ったものなのに、どんどん作品に引きこまれていく魅力があります。
日本のオフィシャルサイトは、『コーヒーをめぐる冒険』 です。 ドイツでは、すでに DVD が販売されていますが、ドイツ語のオフィシャルサイトは、 OH BOY - Kinofilm (X Verleih AG, Berlin) をご覧ください。 今後の公開予定は、劇場情報:『コーヒーをめぐる冒険』 をご参照ください。

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2014年2月21日  22. Workshop von GLT findet am 07.03.2014 an der Universität Tokyo (Komaba) statt.

第22回ドイツ言語理論研究会(GLT)が 3/7(金)16:30-18:00に開催
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第22回ドイツ言語理論研究会(GLT)が、3月7日(金)に開催されます (歴史的には、通算155回目だとか)。 今回は、フンポルト財団の招聘で来日予定のデュッセルドルフ大学 (Heinrich-Heine-Universität Düsseldorf)の セバスティアン・レープナー教授(Prof. Dr. Sebastian Löbner)が、 "Metonymy and Frames" (Metonymie und Frames)というタイトルで講演を行います。 「講演は英語で行い、質疑応答はドイツ語でも受け付ける形」で行われるそうです。 場所は、東京大学駒場Ⅰキャンパス18号館4階コラボレーションルーム3です (東京大学キャンパスマップ参照)。 金曜日開催である点にご注意下さい。

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2014年2月17日  Bei der Berlinale 2014 erhielt Haru Kuroki den Silbernen Bären als beste Schauspielerin.

2014年ベルリン国際映画祭で黒木華さん銀熊賞授賞(山田洋次監督『小さいおうち』)
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ベルリン国際映画祭(Berlinale)は、2月16日に閉幕。 最優秀作品賞(金熊賞)は中国のディアオ・イーナン監督(Diao Yinan)作品 「ブラック・コール、シン・アイス」(Black Coal, Thin Ice)が授賞しました。 山田洋次監督の『小さいおうち』 は、最優秀作品賞は逃しましたが、 出演した黒木華さん(23)が主演女優賞(銀熊賞)を授賞しました。授賞の弁で、Guten Abend と挨拶。 「...もっとドイツ語を勉強しておけばよかったなと後悔しています」と発言していました(テレ朝のニュース, 2014/2/17)。 Asien räumt bei der Berlinale vier Bären ab | rbb Rundfunk Berlin-Brandenburg には、そのあたりの説明がドイツ語で書いてあります。<いざという時のドイツ語、ですね。>
最優秀脚本賞(銀熊賞)を取ったのはアンナ・ブリュッゲマン(Anna Brüggemann)と ディートリヒ・ブリュッゲマン(Dietrich Brüggemann) による作品 Kreuzweg でした。これが今回受賞した唯一のドイツからの作品でした。

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2014年2月8日  Einladung zur Veranstaltung „Wohin steuert die germanistische Linguistik in Japan?“ Zum Anlass zur Veröffentlichung dreibändiger „Einführung in die deutsche Sprachwissenschaft“ in Japan.

『講座ドイツ言語学』出版記念イベント(於:学習院大学):「ドイツ語学(ドイツ言語学)のこれからを語る」2014年3月17日(月)
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2014年3月17日(月)の14:00から18:00に、『講座ドイツ言語学』出版記念イベント「ドイツ語学(ドイツ言語学)のこれからを語る」 が開催されます。場所は学習院大学北2号館10階、第1会議室です。 2013年にすでに 第1巻 『ドイツ語の文法論』(岡本順治・吉田光演編)と 第2巻 『ドイツ語の歴史論』(高田博行・新田春夫編) が発売されていますが、2014年2月には第3巻『ドイツ語の社会語用論』(渡辺学・山下仁編)(ISBN 978-4-89476-573-3)が発売される予定です。 「ドイツ語学における精力的な研究で知られる言語学者たち」が「学術的入門書」を意識して書き上げた章から構成されるこの3巻本は、 ドイツ語学(ドイツ言語学)の分野で前例のない高レベルのものです。
今回の出版記念イベントは、3巻が揃ったところで開催されるものです。 第1部は Andreas Gardt教授(Kassel大学)による記念講演、 第2部は「『講座ドイツ言語学』全3巻の出版の経緯と意義」は、責任編集者の高田博行、岡本順治、渡辺学と ひつじ書房 代表取締役の 松本功氏 による オープニング・トークと大討論会「ドイツ語学(ドイツ言語学)を今後どう発信していくか?」で構成されています。 懇親会も予定されています。
詳細は、講座ドイツ言語学イベント(PDF) をご覧ください。
なお、このイベントは、学習院大学大学院人文科学研究科ドイツ語ドイツ文学専攻の主催、学習院大学文学会の共催(予定)で行われ、第1部、第2部への参加は無料です。

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2014年2月7日  Am 6. Februar 2014 starten die 64. Internationalen Filmfestspiele Berlin.

2月6日(日本時間2月7日)、第64回ベルリン国際映画祭始まる
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第64回ベルリン国際映画祭が、ベルリンで2月6日(日本時間7日)に始まりました。 ベルリン国際映画祭(Berlinale)は、2月16日まで開催されますが、 今年のオープニング作品には、ウェス・アンダーソン監督作品 『グランド・ブダペスト・ホテル』 (日本では、6月全国ロードショー予定)が選ばれました。
日本からの作品でコンペティション部門の金熊賞をねらうのは、 山田洋次郎監督最新作の 『小さいおうち』 (2014年1月25日から ロードショーが始まっています)です。 スポニチ(2/6)「ベルリン映画祭が開幕 「小さいおうち」金熊競う」によれば、 日本からは、さらに水江未来監督の「WONDER」(短編コンペ部門)、水尻自子監督の「かまくら」(短編コンペ部門)、 久保田直監督の「家路」(パノラマ部門)、杉田真一監督の「人の望みの喜びよ」、 平林勇監督の「SOLITON」、大須賀政裕監督の「リゾーム」(ジェネレーション部門)が出品されるそうです。
公式サイト Berlinale からは、さまざまなトレーラーが見れますので、 時間のある方はどうぞ。

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2014年2月5日  Im Jahr 2014 feiert die Schweiz und Japan das 150. Jubiläum diplomatischer Beziehungen.

2014年は、日本-スイス修好通商条約調印から150年,2/6からSWISS DAYS
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2014年は、日本-スイス修好通商条約調印から150年の記念すべき年です。 いろいろなイベントが企画されていますが、その全体像は、スイス観光局のサイト内の 日本・スイス国交樹立 150周年|スイス政府観光局 から見ることができます。
2月6日から9日までは、150周年オープニングイベント「SWISS DAYS(スイス・デイズ)」 が六本木ヒルズアリーナで開催されます。 公式サイトは、SWISSDAYS スイス・デイズ|六本木ヒルズアリーナ2014年2月6日~9日 です。スイスの伝統楽器アルプホルンのエリアナ・ブルキのバンド(ELIANA BURKI & I ALPINISTI)のコンサート、 六本木ヒルズアリーナを彩るプロジェクションマッピング、 さらに日本各地を旅してさまざまな発見をブログにつづっているトーマス・コーラ氏(Thomas Köhler)の トークショー(これは2月6日 18:30~18:45の1回だけ)などがあります。
なお、 トーマス・コーラ氏のブログのドイツ語ページは、Zu Fuss durch Japan|Thomas Köhler です。日本語のページは、Zu Fuss durch Japan /Walking through Japan からどうぞ。

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2014年2月1日  Noam Chomsky Vortrag am 5. und 6. März 2014, an der Sophia-Uni, Tokio.

3月5日,6日チョムスキー教授講演会(上智大学国際言語情報研究所)
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来る3月5日(水)、6日(木)、上智大学国際言語情報研究所にてノーム・チョムスキー(Noam Chomsky)教授講演会が催されます。 3月5日(水)15:30~17:30(14:30開場)の第1回講演は、 The Architecture of Language Reconsidered(「言語の構成原理再考」)、 3月6日(木)15:30~17:30(14:30開場)の第2回講演は、 Capitalist Democracy and the Prospects for Survival(「資本主義的民主制の下で人類は生き残れるか」) です。
会場は、上智大学四谷キャンパス10号館講堂、定員:700名、入場無料、当日会場にて先着順に受付け、定員に達したら締め切りとなります。
詳細は、上智大学国際言語情報研究所 のサイトをご覧ください。

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2014年1月28日  Ob „Mein Kampf“ um Ablauf der urheberrechtlichen Sperrfrist Ende 2015 veröffentlicht wird.

『わが闘争』は2015年末の著作権切れ後に出版されるのか?
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2014年1月25日(09:01)、時事通信 は、「『わが闘争』、注釈付き容認=全面禁書から一転-ドイツ」 というニュースを配信しました。ヒトラーの著作『わが闘争』(Mein Kampf)の著作権は、 ヒトラーが住民登録していたバイエルン州が所有しているのですが、その著作権が著者の死後70年たつ2015年末に期限切れになります。 時事通信のニュースによれば「ナチス・ドイツ総統ヒトラーの著書「わが闘争」の著作権を持つドイツ南部のバイエルン州政府は24日までに、 著作権が2015年末に切れた後、学術的な注釈を付けた同書の発行を認める方針を示した。」そうです。ドイツでは、バイエルン州政府が著作権を得てから、 同書を禁書としてきました。
フランクフルター・アルゲマイネ新聞(FAZ.NET (Frankfurter Allgemeine))は、1月22日に、 「『わが闘争』の出版 -- バイエルンは禁止を撤回」(„Mein Kampf“-Edition Bayern nimmt das Verbot zurück) という記事を掲載しています。賛否両論があり、激しい議論が続いてきましたが、これで一件落着となるのでしょうか。

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2014年1月26日  Sabine Scholl liest aus ihrem 2013 erschienen Roman „Wir sind die Früchte des Zorns.“ (Dienstag, 28.Jänner, 19:00 Uhr, Österreichische Botschaft in Tokio)

ザビーネ・ショル朗読会(1月28日)、オーストリア大使館にて
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来日中のオーストリアの作家、ザビーネ・ショル(Sabine Scholl)が、 来る1月28日17時から オーストリア大使館 にて朗読会を行います。 読まれる作品は、„Wir sind die Früchte des Zorns.“ です。 お申込み・お問い合わせは akiko.sogaKLAMMERAFFEbmeia.gv.at へどうぞ(KLAMMERAFFE はアットマーク(@)に置き換えて下さい)。

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2014年1月23日  Am 20.01.2014 ist Claudio Abbado tot.

クラウディオ・アバド、80歳で逝く。(2014年1月20日)
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世界的な指揮者、クラウディオ・アバド(Claudio Abbado)が、2014年1月20日に80歳で亡くなりました。 イタリア人の指揮者といっても、世界的に活躍し、ドイツ語圏ともつながりが非常に強かったと言えます。 ウィーン音楽院でも指揮を学び、カラヤン (Herbert von Karajan:1908-1989) に注目されてザルツブルク音楽祭でデビューしたというのは有名な話です。ウィーン国立歌劇場音楽監督や ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団芸術監督をつとめた後、ルツェルン祝祭管弦楽団でも活躍していました。 ドイツ語圏の多くの新聞で、追悼文(Nachruf)を掲載しています。 Claudio Abbado Nachruf で検索すれば、アバドのいろいろな足跡や、彼が世界に与えた影響をドイツ語で知ることができます。
ベルリン・フィルハーモニー (Die Berliner Philharmoniker) のサイトでは、Die Berliner Philharmoniker trauern um Claudio Abbado で追悼文と写真を掲載しています。 ウィーン国立歌劇場 (Wiener Staatsoper) でも Abbado verstorben (www.wiener-staatsoper.at) で追悼文を読めます。 ルツェルン祝祭管弦楽団のサイト Lucerne Festival では、アバドを偲んだドイツ語での解説やインタビューなどの動画を見ることができます。

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2014年1月21日  Das 33. Juniorenseminar (Interuni im Frühling) findet vom 14. bis zum 18. März 2014 in Nasu statt.

春のインターウニ(2014年3月14日から18日)、参加者募集中:テーマ「変化する大学」
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「インターウニは、初級からのドイツ語を学び、 また実際に使いながら、『全国各地からの新しい仲間たちと楽しく集中的にドイツ語を学ぶ』ことと 『大学生らしく批判的知性を磨く』ことという2つの目標を常に追い続ける欲張りな合宿セミナーです。」目下、今年の春に開かれるインターウニ(Interuni) の参加者を募集中です。インターウニは、日本全国(の大学)でドイツ語を学んでいる人に対して開かれた「ドイツ語・ドイツ文化ゼミナール」 (Interuniversitäres Seminar für deutsche und japanische Kultur)です。
今回の春のインターウニのテーマは、「変化する大学 ー Studium im Wandel」です。 インターウニ・ゼミナール(公式ページ)第33回 春のインターウニ・ゼミナール で今回のテーマに関する説明が読めます。 最初の部分を引用しておきます。優れた説明ですから、この続きもぜひお読み下さい。

ドイツ語で「大学で学ぶ」はstudieren、名詞はdas Studiumです。対応する日本語の「学修」 より分かりやすいですね。そのStudiumについて、皆さんは大学に入る前から、いろいろな夢やイメージをお持ちだったことでしょう。実際に大学に入ってみて、期待通りのStudiumを満喫しているところでしょうか?
大学とはそもそも何をし、何を何のために学ぶところなのでしょう? 実はこれは、国によっても時代によっても大きく異なります。日本の大学の歴史を振り返ってみるだけでも、戦前の旧制大学はもっぱら一部の男子を国家のエリートに育てる機関でしたし、第二次世界大戦中の大学生は「学徒動員」と称して戦場に駆り出されました。戦後になって民主主義が根付くにつれて、みなさん自身の大学も多かれ少なかれ、あるときは日米安保反対やベトナム戦争反対といった政治的な熱気に満ちた時代を、またあるときは公然と「大学のレジャーランド化」が語られる時代を、経験してきているはずです。こうして見ると、みなさん自身が日々体験しているStudiumもまた、当たり前のものでも普遍的なものでもなく、今の時期の日本に特有の姿をしたものだと考える方がよさそうです。
出典:第33回 春のインターウニ・ゼミナール の「変化する大学 ― Studium im Wandel」より
参加申し込みは、http://www.interuni.jp/anmeldung/ からどうぞ。 申し込み締め切りは 2014年2月28日(金)ですが、定員(80名程度)に達し次第締め切られますので、ご注意下さい。 参加費は、35,000円(4泊5日宿泊代、食事代、テキスト代、通信費、保険料を含む。往復バス利用のみ別料金)です。

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2014年1月17日  21. Workshop von GLT findet am 17.01.2014 an der Universität Tokyo (Komaba) statt.

第21回ドイツ言語理論研究会(GLT)が本日1/17(金)に開催
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学習院大学による招聘で来日中の IDS 所長 Ludwig Eichinger 教授をお招きして、 以下の要領でドイツ言語理論研究会(GLT)が本日1月17日(金曜日) に開催されます。

日時: 2014年1月17日(金)15:00 ~ 17:00
場所: 東京大学駒場Ⅰキャンパス18号館4階 コラボレーションルーム1( 東京大学キャンパスマップ参照)
タイトル:Morphologie im Satz, Wort im Text
関心のある方は、ぜひご参加下さい。

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2014年1月16日  Erster gesunder Eisbäarnachwuchs seit 41 Jahren im Zoo Am Meer, Bremerhaven.

ブレーマーハーフェンで41年ぶりの健康な北極グマの赤ちゃん(2013/12/16)
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ドイツのブレーマーハーフェン(Bremerhaven)にある動物園 Zoo Am Meer - Bremerhaven で、2013年12月16日にホッキョクグマの赤ちゃんが生まれました。 「大洋のそばの動物園」(Zoo Am Meer) で健康な赤ちゃんホッキョクグマが生まれたのは、 41年ぶりとか。お母さんのヴェレスカ(Valeska)も元気でいる様子が、2014年1月10日にもヴィデオで公開されています。
Eisbären-Nachwuchs 2013 - Zoo Am Meer Bremerhaven のページでは、これからも赤ちゃんホッキョクグマの様子を伝えてくれるようです。
YouTube にも、昨年12月27日に Radio Bremen TV の関連ニュース Eisbär-Baby im Zoo am Meer geboren (YouTube) がアップされています。12月9日に、ミュンヘンの動物園 Tierpark Hellabrunn で生まれたホッキョクグマの双子と並んで、あの熱狂的な「クヌート」ブームの再来となるのか、注目が集まっています。

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2014年1月15日  Vortrag von Prof. Dr. Ludwig M. Eichinger an der Gakushuin Uni, am 16. Januar 2014.

L. アイヒンガー教授講演会(1月16日)学習院大学にて
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ドイツ語研究所(INSTITUT FÜR DEUTSCHE SPRACHE (IDS))の L. アイヒンガー教授(Prof. Dr. Ludwig M. Eichinger) が以下の要領で講演を行います。お時間、ご興味のある方の参加を歓迎いたします。

場所:学習院大学北 2 号館 10 階 人文科学研究所会議室 (1005 室)  (学習院大学目白キャンパスマップ)
時間:2014年1月16日(木)  17時から 18時30分頃
タイトル:Bairisch — „Norddeutsch“: auch unterschiedliche Arten von Höflichkeit
(仮題:「バイエルン語と「北ドイツ語」—ポライトネスの多様性などをめぐって」、日本語要旨配布、一部通訳付き予定)

なお、当講演会は、学習院大学人文科学研究所共同研究プロジェクト「異文化コミュニケーションにおけるスタイルの日独英語対照比較研究」(代表:渡辺学) の一環で行われます。

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2014年1月12日  Wörterbuch Deutsch-Japanisch CROWN, 5. Auflage erschienen.

『クラウン独和辞典』第5版発売される
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2013年12月末に、『クラウン独和辞典』第5版三省堂)が発売になりました。 奥付けの発売日は、2014年1月1日です。第4版が2008年でした。帯の表のキャッチコピーは、「積み重ねた英知 はじまりはこの独和辞典から」、 「学習者の目線で選んだ見出し語6万4千語」、「全面改訂、第5版、CD付き、2色刷」。
 ぱらぱらと見てみると、確かに改訂されているところが見えます。 例えば、第4版では、「スイスへ行く」という時に、 前置詞 in の所に in die Schweiz reisen(スイスへ旅行する)という用例とともに書いてあり、 発見がやや困難だったものが、第5版では、Schweiz(スイス)の項目に所に Er fährt mit dem Zug in die ∼. (彼は列車でスイスへ行く.)という例文と共に掲載されたので、 発見が容易になりました。この数年間は、新正書法の改訂に振り回された感じがありましたが、今回の第5版では、 「ドイツ新正書法による表記、旧正書法にも対応」という言葉も入り、旧正書法に対する配慮が売りになったところも一味違うところです。 また「料理150選」、「つづりの読み方」のような新しい付録もつきました。 前の版から6年たって値段は据え置きの4,200円(本体価格+税)。2014年4月からは「+税」の部分が現在の 5%から 8%になりますので210円から336円となります。 ご注意。

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2014年1月6日  Ausstellung vom Kunsthaus Zürich, 25.09. bis 15.12.2014, National Art Center, Tokyo.

チューリヒ美術館展、今秋(9/25-12/15)国立新美術館にて
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2014年1月5日の朝日新聞によると、今秋(9月25日から12月15日)、国立新美術館 においてチューリヒ美術館展が開催されます。チューリヒ美術館(Kunsthaus Zürich) の作品が約70点展示されるそうで、これほどまとめたコレクションが同美術館から日本に来るのは初めてだそうです。 印象派からシュールレアリズムまでの代表作が多く展示され、「シャガールの部屋」のように一人の作家の作品を特集した巨匠の部屋を用意するほか、 「時代の部屋」、「印象派の部屋」、「キュービズムの部屋」、「シュルレアリズムの部屋」などが作られる予定。もちろん、 スイスに関連を持った著名な画家ココシュカ(Oskar Kokoschka)、 スイス生まれの巨匠クレー(Paul Klee)、 スイス生まれの多彩な芸術家ジャコメッティ(Alberto Giacometti)なども特集されるそうです。 まだ先ですが、忘れないうちに予定に入れておきましょう。

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2013年12月29日  Tawadas essayistisches Tagebuch „Kotoba-to Aruku Nikki“ erschienen (am 20.12.2013)

多和田葉子『言葉と歩く日記』(12/20発売)に見る「エクソフォニー」
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2013年12月20日に岩波新書から多和田葉子氏の『言葉と歩く日記』(新赤版 1465)が発売されました。 2012年10月17日発売の『エクソフォニー ―― 母語の外へ出る旅 (岩波現代文庫) 』 に続くエッセイ集です。多和田葉子氏が「エクソフォニー」と名づけたのは、 「自分を包んでいる(縛っている)母語の響きからちょっと外に出てみる」こと。 今回のエッセイは、旅をしながらの「自分の観察日記」ということで、 多和田氏がどのように言葉と格闘しているのかを追体験することができます。
 ちなみに、exophorisch は、『小学館大独和辞典』には 「他方代応的な、他指的な(代名詞などが文脈中の前後の語句を指示しない→deiktisch)」と説明されています。 言語学で使われる「前方照応的」(anaphorisch)とか、 「直示的」(deiktisch)という用語の親戚です。
 <外国語を学習して自分の一部にする>とはどのようなことなのか、 <母語ではなく、外国語を通して何が見えるのか>、 <外国語を使っている自分は、母語を使っている自分とは違うのか>など、 いろいろなことを考えさせるエッセイです(もちろん、ドイツ語が分かる方がより楽しむことができます)。

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2013年12月23日  A. Schnitzlers „Spiel in Morgengrauen“ wurde ins Japanisch übersetzt und veröffentlicht.

シュニッツラーの『夜明けのゲーム』、川島氏によって翻訳出版される
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A. シュニッツラー(Arthur Schnitzler;1862-1931)の最後の作品『夜明けのゲーム』(Spiel in Morgengrauen)が、 川島淳夫氏(獨協大学名誉教授)によって翻訳され、この12月に 近代文藝社 から出版されました。 川島淳夫氏は、2009年には同学社 から、 ゲオルク・フォン・デァガーベレンツ(Georg von der Gabelentz:1840-1893)の大著 『言語学 - その課題、方法、及びこれまでの研究成果』 (Die Sprachwissenschaft - ihre Aufgaben, Methoden und bisherigen Ergebnisse. (1901[1969]) を翻訳して出版したことでも話題となっていました(同学社では、すでに品切れ、Amazon では2013年12月23日時点でかろうじて1冊あるもよう)。

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2013年12月18日  Ein Buch über historische Quellenforschungen hinter den Kulissen erschienen.

大森洋平『考証要集』(12/10発売)に見る風俗習慣・言語変化史
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12月10日に発売された大森洋平『考証要集 秘伝!NHK時代考証資料』(文春文庫 お-64-1)は、 いわゆる時代劇を作るにあたってその時代の風俗習慣、 そして言葉を検証する仕事をする時代考証担当の大森洋平氏が、 これまでの考証結果をまとめたものの一部です。例えば、江戸時代に「あんみつ」はあったのだろうか、とか、 江戸時代の武士が「大山鳴動鼠一匹」と言ってもいいのかどうか、とか、質問された時にさまざまな歴史資料にあたって、 正しい答えを出したり適切な助言を与えたりすることが必要になります。 1つだけ種明かしをすると、「大山鳴動鼠一匹」は、いかにも古典的な言い回しのようですが、元は 「ラテン語の詩句を訳したもので、明治以降に広まった」ので「時代劇での使用不可」とか(同書 P.189-190)。 それならばと、『小学館大独和辞典』電子版で、 BergMaus をキーワードにして例文を検索をすると、 Der Berg (kreißt und) gebiert eine Maus 「((諺))大山鳴動してねずみ一匹(山が苦しんで生みだしたのは一匹のねずみだけ」 が見つかります。
このように、歴史的な風俗習慣や言葉を記録として検証するのは並大抵のことではないのですが、 大森洋平氏は、ラテン語、古典ギリシャ語、ドイツ語、オランダ語、英語などさまざまな言語を学びながら、 雑学的知識を大切にして情報収集をしているようです。意外なところにドイツ語やオランダ語が出てきたりします。 もちろん、歴史が好きな人にはおすすめです(上のリンクから、「立ち読み」ができます)。

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2013年12月15日  Beim 44. Deutschen Redewettbewerb (Amano-Pokal an der Dokkyo-Uni) hat Frau Yuri Yoshikawa den ersten Platz belegt.

本学科の吉川侑里さん、第44回天野杯ドイツ語弁論大会で一位に
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去る12月14日(土)、第44回天野杯ドイツ語弁論大会で、吉川侑里さん(学習院大学文学部ドイツ語圏文化学科)が、 天野杯ドイツ語弁論大会で一位を獲得しました。出場した第3部の天野杯部門は、制限時間5分以内で自作のスピーチを行い、 スピーチ終了後に内容に関する質疑応答をドイツ語で行うものです。今回の与えられた大枠のテーマは、「文化でつなぐ国と国」。 吉川さんのスピーチのタイトルは、Was kann uns die fremdkulturelle Erfahrung bringen? でした。

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2013年12月14日  Das Wort des Jahres 2013 ist „GroKo“. (Gesellschaft für deutsche Sprache (GfdS))

2013年、ドイツの今年の言葉は、GroKo(グローコ)(ドイツ語協会12/13)
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例年発表される今年の言葉。日本では、今年2013年の漢字が「輪」だということでしたが、 ドイツでは、12月13日にドイツ語協会(Gesellschaft für deutsche Sprache (GfdS)) が例年通り発表しました。第1位は、GroKo(グローコ)。これは、一部のマスコミで使われた言葉なので、 本当に今年の言葉なのか(アンケート結果でも頻度調査でもないので)、 という批判もありましたが、Große Koalition(大連立)の頭文字を3つ、2つ取って くっつけた略語です(Große Koalition)。 音としては Krokodil (クロコディル亜科のワニ)みたいだ、 という意見もあり、一般の人達に訊いても知らない人が多いとか。 いろいろと批判が多くなりつつある「今年の語」ですが、10位までを仮の訳語とともにあげておきます。
1位 GroKo「グローコ(大連立)」、 2位 Protz-Bischof「おもいあがり司教」、 3位 Armutseinwanderung「貧困移住」、 4位 Zinsschmelze「利子融解」、 5位 Big Data「ビッグデータ」、 6位 Ausschließeritis「排除病」、 7位 Generation Sandsack「砂袋世代」、 8位 Ausländermaut「外国人用通行料」、 9位 falsche Neun「間違った9」、 10位 »Freund hört mit«「友達が盗み聞きしている」。 詳細の説明は、Pressemitteilung vom 13. Dezember 2013 (GfdS) のプレス発表の説明をご覧ください。なお、同時に、それぞれの語に対するイメージ写真を、 [zur Bildergalerie] (GfdS) で10位から見ることができます(weiter をクリックして上位の語へ移動します)。
なお、2013年のドイツの若者語は、 Jugendwort: eine Initiative von Langenscheidt | Jugendwort des Jahres にあるように、 1位 Babo: トルコ語から来た「ボス、指導者」の意味の名詞、 2位 fame: 形容詞として「人気がある」ことを示す、 3位 gediegen: super, cool, lässig とほぼ同じ意味、 4位 In your face: " dir hab ich's gegeben!"とほぼ同じ意味、 5位 Hakuna Matata: "kein Problem, alles klar!"とほぼ同じ意味 (『ライオンキング』に出てくるスワヒリ語ですね)のような表現が選ばれています。 こちらは、投票で選ばれたものですので、ドイツ語協会のやり方とは異なります。
ちなみに、オーストリアでも今年の語 2013 は選ばれていて、 Österreichisches Wort des Jahres 2013 から見ることができます。さて、みなさんには今年どんな言葉が印象的でしたか? 「今でしょ」とか「梨汁ブシャー」とか…。

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2013年12月6日  20. Workshop von GLT findet am 14.12.2013 an der Sophia-Uni statt.

第20回(通算153回)ドイツ言語理論研究会(GLT)が12/14日(土)に開催
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第20回(通算153回)ドイツ言語理論研究会(GLT)が、 2013年12月14日(土)15:00 ~ 17:00 に、上智大学四谷キャンパス 2号館6階 ドイツ語学科会議室(2-615a) で開催されます。いつもとはことなる場所での開催ですので、お気をつけ下さい。場所は、 四谷キャンパスマップ | 上智大学 をご参照下さい。
発表者は、嶋崎 啓氏(東北大学文学研究科)で、タイトルは、 「ドイツ語現在完了形の通時的意味転換の構図」です。関心の有る方なら、どなたでも参加できます。

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2013年12月1日  Ab 30. November 2013 ist „Almanya-Willkommen in Deutschland“ auch in Japan zu sehen.

『おじいちゃんの里帰り』11月30日からロードショー始まる
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「ドイツ映画特集2012」 で2012年1月5日に紹介した映画が、 2013年11月30日からヒューマントラストシネマ有楽町 でロードショーです。   ヤセミン・サムデレリ(Yasemin Samdereli)監督作品 のこの映画は、Almanya –Willkommen in Deutschland というのがドイツ語の原題でしたが、日本に入ってきて『おじいちゃんの里帰り』 という分かりやすい名前(?)になりました。
ヨーロッパで7ヶ月のロングラン、ということで、気がつくとこんなにも多くの賞を取ったのか、とびっくり。 第47回シカゴ国際映画祭観客賞、第61回ドイツアカデミー賞銀賞・最優秀脚本賞、第57回ドイツ映画批評家協会賞、最優秀新人監督賞・最優秀脚本賞、 第61回ミュンヘン映画祭最優秀子役賞、第16回ニューヨーク Stony Brook 映画祭特別賞、第35回ポートランド国際映画祭最優秀作品賞。
お話の一部をパンフレットから引用すると: 「ドイツに移り住み、がむしゃらに働きつづけて50年。イルマス家の主フセインも年齢を重ねて今や70代、孫もいる大家族のおじいちゃんとなった。 [...] そんなある日、おじいちゃんが突然『故郷トルコの村に皆で行こう!』と言い出した!これには家族の誰もが大反対。しかし、 "里帰り"に寄せるおじいちゃんの強い思いに負けて渋々行くことに。」ということで、家族の皆が、それぞれの思いを抱き、 おんぼろバスで「里帰り」大冒険。トルコとドイツの間に挟まれた家族の、「涙あり、笑いあり、感動あり」のドラマです。
トルコ航空から、「東京⇔イスタンブール往復航空券」が1組2名様にプレゼントされるとか。こちらの方は、競争率が高そうです。

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2013年11月28日  42. Workshop: Medien und Sprache, am 7. Dezember 2013

第42回メディアとことば研究会, 12月7日(土)15時〜17時
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第42回メディアとことば研究会が、12月7日(土)15時から17時にひらかれます。 今回の開催場所は、早稲田大学11号館の812号室 (参照:早稲田大学キャンパスマップ)。
今回の発表者は、 Peter Backhaus氏(早稲田大学教育学部 准教授)で、 タイトルは、「今夜にでも会えませんか♪」:逆援スパムメールにおける言葉と性です。

概要:本研究は、日本語のスパムメールを対象として、特に男性相手との肉体的関係を求め ている女性のふりをした、いわゆる「逆援メール」に注目する。2009年から2012年 にかけて、2000通以上のスパムメールを収集し、電子検索可能のコーパスを作った。 発表では、逆援メールの基本的な特質を描き出した上、次の3質問に取り組むことにする。

1.性的タブーは、どのように表現されるか
2.送り手の(偽)女性性は、言葉によってどのように作り出されるのか
3.受信者にメールを開かせる・読ませる・返信させる仕組は何か

全体の目的として、日常的なメディアの一種になってきたスパムメールに対する理解 を深めて、そこに潜む言葉と性の「特別な関係」をより明確にしたい。
参加費、無料。参加希望者は、メディアとことば研究会事務局(medialalala**gmail.com)(**の ところを@に変えて送信)に、a)お名前、b)ご所属、c)懇親会参加の可否を知らせることになっています。
スケジュール: 15:00-15:05 会の紹介、 15:05-15:20 出席者自己紹介・発表者ご紹介、 15:20-16: 00 Peter Backhaus氏 ご発表(簡単な質疑応答含む)、 16:00-16:10 休憩、 16:10-16:50 全体ディスカッション、 16:50-17:00 お知らせ(今後の日程、研究会発表者、企画募集など)閉会、 17:30- 発表者を囲んでの懇親会(早稲田大学周辺)

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2013年11月22日  Tragbare, beruflich benutzte Musikinstrumente seien einfuhrabgabenfrei, ab 21.11. 2013.

携行する職業上用いられる楽器は、輸入税がかからないことに(11/21)
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日本経済新聞11月21日、コラム「文化往来」に『バイオリン差し押さえ問題、EUが規則改定』という記事が 掲載されていました。2012年8月16日、ベルギー在住のヴァイオリニスト堀米ゆず子氏(YUZUKO HORIGOME・堀米ゆず子)が 名器「グァルネリ」(Guarneri)を携えてフランクフルト空港を降りる際に、 19万ユーロの輸入売上税を請求され、没収されてしまったというニュースには驚きでした (さらに罰金19万ユーロが課された)。また、ドイツ在住のヴァイオリニスト、 有希・マヌエラ・ヤンケ氏(Yuki Manuela Janke) が2012年9月28日にドイツに帰国した際に、同じようにフランクフルト空港でストラディバリウス(Stradivari)を没収されてしまいました。 こちらは、600万ユーロとも言われているヴァイオリンで、150万ユーロの輸入税を払わないと返さないと言われたとか。 最終的には、Zöllner streiten mit Schäuble wegen Stradivari - Süddeutsche.de (8. Oktober 2012 17:52) に伝えられているように、ドイツ財務省の指示で楽器は無償で返却されました。
日本経済新聞11月21日のコラムによれば「従来は430ユーロ(約5万8千円)を超える物品をEU域内に持ち込む場合、静観への申告が必要だったが、 プロの音楽家らが職業用具として一時的に携行する場合は免除されることになる。21日から施行される。」とのこと。
さっそく調べてみると、 Zoll online - Reisegepäck の中に、「!」マークと共に以下のような注意書き(Hinweis)がありました。

Tragbare Musikinstrumente, die Sie beruflich nutzen und dadurch vorübergehend ein- und ausführen, sind einfuhrabgabenfrei.
これで、演奏家の方々は一安心でしょう。 でも、個人で使用している「430ユーロ(約5万8千円)を超える物品」にはノートパソコンなども入ってしまうので、 ドイツへ入国する際にきちんと申告すべきかどうか、相変わらず迷ってしまいます。

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2013年11月13日  25 Bilder aus dem Gurlitt-Fundus werden im Internet veröffentlicht.

再発見された「退廃芸術」作品、25点がインターネットで公開される(12.Nov.)
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2013年11月3日の Focus の記事から大騒ぎになった「退廃芸術」作品が、 インターネットで公開され始めました。まずは、25作品です。 Lost Art Internet Database - Offizielle deutsche Datenbank zur Dokumentation von Raub- und Beutekunst で公開され始めると、あっというまにアクセスが集中してつながらない状況になっています。 そのかわりに、例えば Spiegel online の、 Münchner Kunstschatz: Behörden veröffentlichen verdächtige Werke aus Gurlitt-Fundus で、公開された作品を見ることができます。 この中には、シャガールやロダンなども含まれています。
簡単に今回の公開に至った経緯を説明しておきます。 コーネリウス・グルリット(Cornelius Gurlitt)がミュンヘンの住居に 1406点の作品を隠し持っていたのですが、 ことの発端は、2010年9月22日、コーネリウス・グルリット(当時76歳)がチューリッヒからミュンヘンへ向かう急行列車の中で、税関職員の検問にかかり、 不審者として捜査されました。2012年2月28日に、ミュンヘン・シュヴァービングにある彼の住居の捜索が行われたところ、 およそ1500点の絵画が発見され、それがナチス時代に「退廃芸術」と烙印を押されて「没収」?、「押収」?、「略奪」?されたものではないか、 と推測されています。それが、今日に至るまで公開されていないことが、雑誌 Focus の記事で明らかになり、 いったいなぜ公開されないのか、という議論が世界的にうずまく結果になりました。政府とバイエルン州では、急遽、特別チームを作り、 今回の公開に至りました。いろいろと不明な点が多い事件ですが、合計1406 点あると言われている作品が何なのか、 大いに気になるところです。今後も、ネットで公開されていくことを期待しましょう。

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2013年11月12日  Bürger sagen „Nein“ zu Winterolympiade 2022 in München.

市民が2022年冬季オリンピックへの立候補にNO
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2022年冬のオリンピックにミュンヘンを中心とした地域が立候補するか否かが市民投票で決定する(Bürgerentscheid) ことになっていましたが、 11月10日の投票の結果、住民は「冬季オリンピック立候補に反対」という意思を示す結果になりました。 今回の立候補は、ミュンヘン (München) と、その周辺地域 3 箇所、 ガルミッシュ・パルテンキルヒェン(Garmisch-Partenkirchen)、 トラウンシュタイン郡 (Landeskreis Traunstein)、 ベルヒテスガーデン郡 (Landeskreis Berchtesgaden) をまとめて、冬季オリンピック開催地として立候補するという案でした。 政党では、唯一、緑の党だけが反対、スポーツ界も多くは賛成という状況でしたが、 合計130万人の地元住民は、立候補反対の意思を示したことになりました。
その内訳は、 ミュンヘン (München) が 52.1%反対ガルミッシュ・パルテンキルヒェン (Garmisch-Partenkirchen) が 51.56%反対, トラウンシュタイン郡 (Landeskreis Traunstein)が 59,67%反対ベルヒテスガーデン郡 (Landeskreis Berchtesgaden) 54%反対ということで、 全体では 4 対 0 で開催地立候補反対、となったわけです。
賛成派が、OlympiJa、反対派が NOlympia という団体を立ち上げ論戦を繰り広げました。 反対派の勝利ということになりましたが、必ずしも地元のためにならないオリンピック、商業主義に陥っているオリンピックに反対、 自然破壊が心配、多額の経済的負担などが反対の理由となったという分析がされています。 (DIE ZEITBürgerentscheid: Olympia in München fällt bei Bürgern durch. を参照しました。)そう言えば、東京がオリンピックに立候補する時には、住民投票なんてなかったですねぇ。

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2013年11月7日  Glücksatlas 2013: Wo wohnen die glücklichsten Menschen Deutschlands?

幸福の地図2013「ドイツで一番幸せな人達はどこにいる?」
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11月5日、ベルリンで発表された「幸福の地図2013」(Glücksatlas 2013) は、 ドイツ郵便(Die Deutsche Post)が専門家の協力を得て行った調査で、 ヨーロッパとドイツ国内で「生活満足度」(Lebenszufriedenheit) を調べたものです(0 から 10 までの尺度での指標で結果を表示)。 今回の調査では、 まずヨーロッパ(方面)30カ国の中で、ドイツでの「生活満足度」は 7.0 で第 8 位 (平均は 6.3、第 1 位はデンマーク(8.9)、第 2 位がスウェーデン(8.2)、 第 3 位がオランダ(8.0)、最下位がギリシャ(3.4))。
そして気になるドイツ国内の調査結果は予想外でした。ドイツ北西部(im Nordwesten Deutschland) で、「生活満足度」が高かったそうです。最も「幸福感」を感じている人々が暮らしている場所は、19 の地域の中で シュレスヴィヒ・ホルシュタイン州(Schleswig-Holstein)、ハンブルク(Hamburg)、 ニーダーザクセン州(Niedersachsen) でした。最下位のあたりにランクづけられたのは、 ブランデンブルク州(Brandenburg)、ザクセン・アンハルト州(Sachsen-Anhalt)、 テューリンゲン州(Thüringen)でした。
「それにしてもなんでシュレスヴィヒ・ホルシュタイン州なんだろう」、という疑問とその答えがいろいろなところでささやかれました。 また、ドイツに移民してきた人達の「生活満足度」も調査されています。
「幸福の地図2013」のオフィシャルサイトは、Deutsche Post Glücksatlas 2013 です。 自分で地域を選択すると、その地域の「生活満足度」の指標、ランキングを「満足度の高原」(Zufriedenheitsplateau)で 知ることができます。 専門家が関与しているとのことですが、果たしてどの程度信頼できるものなのかは分かりません。

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2013年11月1日  Vortrag von San'yu-tei Ryuraku (Rakugo-ka), am 15.11.2013, an der Gakushuin Uni.

三遊亭竜楽講演会「日本の笑いが世界を駆ける―三遊亭竜楽 ヨーロッパ落語道中」
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学習院大学ドイツ文学会主催、 学習院大学ドイツ語圏文化学科と学習院大学文学会共催で、 来る11月15日(金)に講演会が開催されます。 入場は無料で、予約も不要です。
講演者 三遊亭竜楽
講演題名 「日本の笑いが世界を駆ける―三遊亭竜楽 ヨーロッパ落語道中」
日時:2013年11月15日(金) 18時10分 - 19時30分
会場:学習院大学 西2号館501教室
詳細は、講演会「日本の笑いが世界を駆ける ― 三遊亭竜楽 ヨーロッパ落語道中」(PDF)をご覧ください。

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2013年10月29日  Nach Gender Gap Report 2013 von WEF bleiben die Schweiz (9), Deutschland (14) und Österreich (19) in den Top 20.

WEF「世界男女格差報告2013」発表、ドイツ語圏3国は20位以内にとどまる
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2013年10月25日、世界経済フォーラム(The World Economic Forum)は、 2006年以来行なっている「男女格差報告」(Gender Gap Index) の2013年版を公表しました。 すでに10月27日には、日本の一部の新聞でも取りあげられているように、対象国 136か国の中で、日本は前年度(101位)よりもさらにランクを下げ、105位でした。 一方、ドイツは、2012年が13位だったものが14位と一歩後退、オーストリアは20位から19位、スイスは10位から9位と一歩前進という結果で、 トップ20の中にとどまりました。
The World Economic Forum のサイト内の、 The Global Gender Gap Report 2013 のページから WEF_GenderGap_Report_2013.pdf(397ページ)をダウンロードして確認できます。
ハフィントンポスト「男女格差、日本は過去最低の105位 世界経済フォーラムが発表」 という記事で説明されているように、このレポートは、 「性別による格差の大きさ、範囲を示し、各国の経済・政治・教育・健康の男女格差を評価。 地域、所得層、経年による比較ができる。この報告に使用される変数14のうち13は、国際労働機関や世界保険機関といった国際機関から入手した、 信頼できるデータである。」ということで、そのデータの根拠はかなりしっかりしたものです。
2013年のランキング:1. アイスランド, 2. フィンランド, 3. ノルウェー, 4. スウェーデン, 5. フィリピン, 6. アイルランド, 7. ニュージーランド, 8. デンマーク, 9. スイス, 10. ニカラグア, 11. ベルギー, 12. ラトビア, 13. オランダ, 14. ドイツ, 15. キューバ, 16. レソト, 17. 南アフリカ, 18. イギリス, 19. オーストリア, 20. カナダ

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2013年10月19日  Der 2. Open-Campus der Gakushuin-Uni findet am 26. Oktober statt.

10月26日は、2013年第2回学習院大学オープンキャンパスの日
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2013年学習院大学オープンキャンパス(秋)は、10月26日(土)に開催されます。 ドイツ語圏文化学科は、西2号館5階503教室で、次のようなタイムテーブルで行われます。
14:45〜15:25 学科説明会、15:25〜15:30 休憩、15:30〜16:15 模擬講義、
10月26日(土)の模擬講義は、担当:高田博行、講義題名:「プロパガンダとは何か?」です。
以下は、模擬講義の説明文のさわりの部分です。
10月26日(土), 講義題名:「プロパガンダとは何か?」、担当:高田 博行
【われわれは日常生活の中で広告や政治宣伝などによってプロパガンダにさらされて、その情報戦略に知らず知らずのうちに大きな影響を受けていることが少なくない。プロパガンダが試みられるとき、送り手は受けての注意を惹くために、抽象的な観念を避けて感情に訴え、印象強さと受け入れやすさを追求する。送り手は、...】
続きは、学ぶ「WELCOME TO 学習院大学!」2013オープンキャンパスに行ってみよう! から、お探し下さい。タイムテーブルだけでなく、ダウンロードできるパンフレットもあります。

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2013年10月15日  Lesung von Yoko Tawada mit Klavierspiel von Aki Takase am 17. November 2013, Theater Χ (Ryogoku)

多和田葉子+高瀬アキ『晩秋のカバレット2013 ベルリンから気まぐれて』(11/17)
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シアター Χ(東京両国の演劇芸術を中心とした劇場)(両国シティコア内)では、 11月17日(日)に、毎年恒例の晩秋のカヴァレット『晩秋のカバレット2013 ベルリンから気まぐれて』が多和田葉子+高瀬アキによって行われます。 全席自由で、1000円です。詳細は、シアターΧ(カイ)|多和田葉子+高瀬アキ『魔の山』 をご覧ください。
なお、シアター Χ では、 東京ノーヴイ・レパートリーシアター との共同企画で、 ベルトルト・ブレヒト作『コーカサスの白墨の輪』も2013年10月から10ヶ月間、毎月上演されるそうです。11月は15日(金)、12月は9日(月)が予定されています。

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2013年10月8日  Der Film „Hannah Arendt“ kommt ins Kino in Japan. Ab 26.10.2013 auch in Iwanami-Hall.

映画『ハンナ・アーレント』10/26より岩波ホールなどでロードショー
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ハンナ・アーレント(Hannah Arendt; 1906-75)は、第2次世界大戦中にナチスの強制収容所から脱出し、アメリカへ亡命した有名な哲学者。 この映画は、ナチス戦犯アドルフ・アイヒマンの裁判に立ち会ったハンナ・アーレントが、 ザ・ニューヨーカー誌にレポートを発表した当時の状況を実話に基づき映画化したものです。 そのレポートの内容は大方の予想に反し衝撃的なもので、世間から激しい非難を浴びてしまいます。 「アイヒマンの<悪の凡庸さ>を主張し続けたアーレント。歴史にその名を刻み、波乱に満ちた人生を実話に基づいて映画化、 半世紀を超えてアーレントが本当に伝えたかった<真実>が、今明かされる─。」(オフィシャルサイトより)
監督・脚本は、ニュー・ジャーマン・シネマを牽引する有名な女性監督、マルガレーテ・フォン・トロッタ(Margarethe von Trotta)、 ハンナ・アーレント役は、バルバラ・スコヴァ(Barbara Sukowa)。迫力のあるリアルな演技に釘付けになってしまいます。
詳細は、映画「ハンナ・アーレント」オフィシャルサイトをご覧ください。
なお、ドイツでのオフィシャルサイトは、 HANNAH ARENDT - Offizielle Website zum Film です。 ドイツ語ですべて聞きたい人は、こちらをどうぞ。

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2013年10月2日  11. bis 14. Oktober findet Deutschlandfest 2013 in Toritsu-Aoyama Park statt.

今年も「ドイツフェスティバル」10/11-14, 都立青山公園にて
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日独交流150周年を迎えた2011年のクロージングイベントとして2011年10月23日に行われたのが、「ドイツフェスティバル~絆をつなごう ドイツと日本」。 この日独交流フェスティバルを継続させようと、昨年に続き今年も「ドイツフェスティバル」(Deutschlandfest)が開催されます。 名称は、「ドイツフェスティバル 2013」、主催:ドイツ連邦共和国大使館、後援:外務省、東京都、港区、協賛:ドイツ銀行グループ / Deutsche Bank Group ルフトハンザ ドイツ航空会社、ブリタジャパン、コーボルト ジャパン株式会社、ドイツ観光局、協力:公益財団法人 日独協会、Goethe-Institut Tokyo(東京ドイツ文化センター) という堂々たる顔ぶれ。制作は「ドイツフェスティバル実行委員会」
日時: 2013年10月11日(金) ~14日(月・祝), 11:00~21:00 ※11日は17:00~21:00
会場: 都立青山公園 東京都港区六本木七丁目23
入場:無料(ただし飲食は有料)
オフィシャルサイトは、http://www.deutschlandfest.com/。 Facebook は https://www.facebook.com/Deutschlandfest、 Twitter でつぶやきたい人は doitsufestival へどうぞ。
ドイツフェスティバル 2013 出店一覧 を見ると、パンやソーセージだけでなく、花や台所用品、雑貨など、 非常に多くの出店があることが分かります。覗いてみるだけでも楽しそうですね。 「日本とドイツ双方の架け橋になるような、また広がりのあるようなイベント」としての「ドイツフェスティバル」、 ぜひ定着して欲しいものです。

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2013年9月26日  Dokken(=Diplom Deutsch in Japan): Anmeldetermin bis 11. Oktober 2013.

2013年独検秋の試験(11/23)の締め切り迫る:10月11日(金)まで
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2013年秋の独検の願書受付締切は、10月11日(金)(消印有効)です。 ただし、書店・生協での払込みは10月10日(木)まで。 秋の試験は、午前が5級、3級、準1級、午後が4級、2級、1級です。 特に、準1級と1級は秋にしか受験できませんので、このチャンスを逃さないようにしましょう。
となり合せの級は併願ができます(割引は申し込みの際に「併願」を選択した時のみの適用)。 5級+4級は、6,000円、4級+3級は、8,500円、3級+2級は11,000円、2級+準1級は12,500円、準1級+1級は15,000円とお得です。
詳細は、独検:次回試験実施要領 をご覧ください。

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2013年9月21日  Der 90. Workshop von Arbeitskreis für deutsche Grammatik (an der Universität Hokkaido)

9月29日、ドイツ文法理論研究会第90回研究会(北海道大学にて)
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2013年9月29日(日)、北海道大学高等教育推進機構(旧教養部)3階 E304講義室にて、 第90回ドイツ文法理論研究会が開催されます。
プログラムは以下の通り。
13:15〜14:45  講演 高橋英光氏(北海道大学教授)「英語の命令文 — 量的分析と質的分析」
14:45-15:00  休憩
15:00-16:00  研究発表 熊坂 亮氏(北海学園大学)「スイスドイツ語チューリヒ方言における動詞群の語順について」
なお、講演ならびに研究発表の要旨については、 2013年秋の研究発表会(ドイツ文法理論研究会) をご覧ください。会員で無い方も参加できます。

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2013年9月19日  Deutschlands bekanntester Literaturkritiker Marcel Reich-Ranicki ist am 18. September 2013 tot.

マルツェル・ライヒ=ラニツキ、9月18日に93歳にて死す
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ドイツで最も著名な文芸評論家、 マルツェル・ライヒ=ラニツキ(Marcel Reich-Ranicki)が、9月18日に93歳で亡くなりました。 マルツェル・ライヒ=ラニツキは、今年に入って南ドイツ新聞の報道で((Süddeutsche Zeitung, am 4. März 2013) 癌を煩っていることが確認されていました。
グルッペ47(Gruppe 47)の一人としても知られ、近年では、2012年連邦議会でのスピーチが話題になっていました。 また、ツァイト紙 (DIE ZEIT) や フランクフルター・アルゲマイネ紙 (Frankfurter Allgemeine Zeitung) での 文芸批評や ZDF の番組 Das literarische Quartett では、 明快で辛辣な批評が常に評判になっていました。ライヒ=ラニツキは、人の心に残る数多くの言葉を残しています。
なお、同日、 フランクフルター・アルゲマイネ紙では、編集部のフランク・シルマッハー(Frank Schirrmacher) による 追悼文(Nachruf auf Marcel Reich-Ranicki)を掲載しています。

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2013年9月13日  INTERNATIONALE TAGUNG an der Gakushuin Universität Tokyo 2013 Grenzen der Lesbarkeit von Kulturen : Kulturkontakt-Modelle, am 14. und 15. September 2013.

国際会議「文化の可読性とその境界 ― 文化接触モデル」9/13-9/14 学習院大学にて
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9月14日、15日の両日、学習院大学北2号館10階にて、国際会議「文化の可読性とその境界 ― 文化接触モデル」 (Grenzen der Lesbarkeit von Kulturen : Kulturkontakt-Modelle, INTERNATIONALE TAGUNG an der Gakushuin Universität Tokyo 2013)が開催されます。 「モーリッツ・バースラー教授、ウーヴェ・ヴィルト教授をはじめ、ドイツならびに韓国からも発表者を迎え」て開催されるますが、 参加にあたっての事前登録は不要です。プログラムならびに発表要旨は、 国際会議「文化の可読性とその境界 ― 文化接触モデル」 をご参照ください。
主催:平成25年度科学研究費補助金(基盤研究C 23520394)代表者: Thomas Pekar(学習院大学), 連絡先:thomas.pekar_AT_gakushuin.ac.jp (_AT_は@)
共催:学習院大学文学会
当日のポスター(PDF)は、上記の URL からダウンロードできますが、以下にもリンクしました。 Programm der Tagung(PDF)

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2013年 9月 6日  Germanistische Linguistik in Tokyo (GLT) kündigt das nächste Treffen an: am 10. September 2013, 16:00-17:30. Vortrag von Prof. Dr. Stefan Müller (FU Berlin)

9月10日、ドイツ言語理論研究会(GLT)開催(東大駒場)
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ドイツ言語理論研究会(GLT)が、2013年9月10日(火)16:00 ~ 17:30に開催されます。 場所は、東京大学駒場 Ⅰキャンパス 18 号館 4 階 コラボレーションルーム 4 です。開始時刻が定例とは異なりますのでご注意ください。
内容:Prof. Dr. Stefan Müller (FU Berlin)
De­pik­tive Sekundärprädikate im Deutschen und En­glischen. (ドイツ語で行われます。)

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2013年8月26日  Berliner Tierpark: Am 23. August zeigt sich Wolodja zum ersten Mal in der Öffentlichkeit.

8月23日、ホッキョクグマのヴォロージャお目見え(ベルリン)
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ベルリンの動物園(Tierpark Berlin Friedrichsfelde)に、新たなホッキョクグマがお目見えです。 ロシアからやって来たヴォロージャ君(Wolodja)は、8月9日にベルリンに到着、8月23日(金)にいよいよお目見えしました。 同動物園には、すでにモスクワの動物園から来たトーニャ嬢(Tonja)もいるので、 この2頭の間にクヌート(Knut)のような可愛い子供が生まれるのが期待されています。
http://www.stern.de/Neuer Berliner Eisbär Wolodja stellt sich vor, 23. August 2013, 14:26 Uhr DPA を参考にしました。写真を見たい方は、Wolodja Tierpark Berlin を検索語として画像検索をしてみましょう。動物園を訪れた人達の撮った写真が、すでにたくさんアップロードされています。

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2013年8月19日  K. Mishima empfiehlt drei Bücher über Weimarer Reichsverfassung, in der Asahi-Zeitung am 18.08.2013.

三島憲一氏『民主主義は意外と脆い』(ニュースの本棚、朝日新聞,8/18)
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2013年8月18日(日)、朝日新聞「ニュースの本棚」で、三島憲一氏(大阪大学名誉教授)は『民主主義は意外と脆い』 というタイトルでワイマール憲法に関して書いています。もとはと言えば、麻生財務省のナチス発言に事実誤認がある、 というところから始まり、3つの本を紹介しています。
○ H.A.ヴィンクラー 『自由と統一への長い道 I・II』(昭和堂・各8400円)の第I巻は、ワイマール憲法(正式には Verfassung des Deutschen Reichs)の詳細な紹介として挙げられています。 [Winkler, Heinrich August (2002) Der lange Weg nach Westen: Deutsche Geschichte vom Ende des Alten Reiches bis zum Untergang der Weimarer Republik, C.H.Beck.]
○ ハンス・モムゼン 『ヴァイマール共和国史』(水声社・7350円)は、現代ドイツ史の専門家の本として、 憲法の問題点とその分析で紹介されています。 [Mommsen, Hans (1990) Die verspielte Freiheit. Der Weg der Republik von Weimar in den Untergang. 1918 bis 1933. Ullstein.]
○ K.D.ブラッハー 『ドイツの独裁 I・II』(岩波モダンクラシックス) (岩波書店・I: 5040円、II: 4830円)は、 特にワイマール共和国末期の理解に関する分析として推薦されています。 [Bracher, Karl-Dietrich (1997) Die deutsche Diktatur. 7. Auflage, Taschenbuch. Ullstein.]
和書は、おそらく多くの図書館で所蔵しているはずです。 どうしても購入して読みたい方には、オリジナルのドイツ語版のペーパーバック(中古)をお勧めします。なお、 ワイマール憲法(Verfassung des Deutschen Reichs)は、例えば、 ドイツ歴史博物館(Deutsches Historisches Museum)の Dokument: Verfassung: Deutsches Reich, 11.8.1919 で読むことができます。さらに、麻生財務省の発言は、板垣 英憲氏(政治評論家)による yahooニュースの記事 麻生太郎副総理はワイマール憲法改正が間違いで、... に引用されています。きちんと歴史から学ぶことは大切ですね。

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2013年8月6日  Die Grünen wollen nach der Bundestagswahl einen Veggie-Day in Kantinen einführen.

ドイツの緑の党「菜食の日」(Veggie Day)導入を提案(8/5)
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ドイツの総選挙(2013年9月22日)が迫っていますが、ドイツの緑の党は、 社員食堂(Kantine)で週に一回の「菜食の日」(Veggie Day) の導入を提案しました (8月5日、Bild-Zeitung の記事、緑の党代表 Renate Künastの発言)。 背景には例えば、ドイツ人は、 ドイツ栄養連盟(DGE: Deutsche Gesellschaft für Ernährung e.V.)が推薦するよりも3倍も多くの肉を食べており、 これによって肥満、心筋梗塞、癌の危険性が増しているという指摘があります。この他にも、環境保護、動物保護、安定した食料供給などの理由もあります。 ただし、これはドイツの緑の党が総選挙に勝った場合に、このような日をドイツ全体で導入したい、という話。
実際、ブレーメン(Bremen)や、マグデブルク(Magdeburg)を含む30の都市や いくつかの企業では Veggie Day がすでに導入済みとか(Spiegel-ONLINE: Fleischfreie Tage: Vegetarier missionieren Deutschlands Fleischesser (2013/02/28) )。 「木曜日は、菜食の日」(DONNERSTAG IST VEGGIETAG) をモットーに運動している団体 Donnerstag - Veggietag.de や、 VEGGIDAY - Klimaschutz, nachhaltige Esskultur, Gesundheit und Tierschutz は、勢いづいていますが、ドイツ緑の党は、肉食そのものを全面否定しているわけではありません。

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2013年7月31日  Der Open-Campus der Gakushuin-Uni findet dieses Jahr am 3. u. 4. August statt.

8月3日、4日は、学習院大学オープンキャンパスの日
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2013年学習院大学オープンキャンパス(夏)は、8月3日(土)、4日(日)に開催されます。 ドイツ語圏文化学科は、西5号館3階301教室で、次のようなタイムテーブルで行われます。
10:15〜10:55 学科説明会、10:55〜11:00 休憩、11:00〜11:45 模擬講義、
13:15〜13:55 学科説明会、13:55〜14:00 休憩、14:00〜14:45 模擬講義。
8月3日(土)の模擬講義は、担当:岡本 順治、講義題名:「ブレーツェルの謎」、 8月4日(日)の模擬講義は、担当:小林 和貴子、講義題名:「果てしない内面の世界へ―ドイツ・ロマン主義の諸相―」 です。
以下は、それぞれの模擬講義の説明文のさわりの部分です。
8月3日(土), 講義題名:「ブレーツェルの謎」、担当:岡本 順治
【日本のスナック菓子で「プリッツ」という製品があるが、よく見るとその商品の箱には、PRETZと書いてあることをご存知だろうか? 実はアメリカでは、Pretzel(プレッツェル)と呼ばれ、ドイツではBrezel(ブレーツェル)と呼ばれるパンがその原型である。 特にドイツ南部では、...】
8月4日(日), 講義題名:「果てしない内面の世界へ ― ドイツ・ロマン主義の諸相 ―」、担当:小林 和貴子
【真の芸術とは天才的な芸術家その人の内から流れ出るものの結晶 ― 今日まで続くこの芸術のイメージの基礎をなす考えは、 1800年頃のドイツに生まれました。この模擬講義では、絵画や音楽、文学をはじめとする様々な領域において個人の内面の世界に無限 の可能性を見出した、ドイツ・ロマン主義の芸術家たちの...】
続きは、学ぶ「WELCOME TO 学習院大学!」2013オープンキャンパスに行ってみよう! から、お探し下さい。

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2013年7月23日  Deutsche Filmwoche: Restrospektive - Berliner Schule, 17. bis 23. August 2013, Shibuya (Tokio)

ドイツ映画の一週間:「ベルリン派の作家たち」8/17-8/23, 渋谷アップリンク
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渋谷アップリンク では、8月17日(土)から8月23日(金)の7日間、 「ベルリン派の作家たち」を特集した映画を上映します。「21世紀に現れたドイツ映画の新しい波 ベルリン派と呼ばれる 映画作家たちの代表作10作品を特集」します。 主催は、東京ドイツ文化センターアップリンクアテネ・フランセ文化センターです。 全作品、日本語字幕付き(デジタル上映)、20日(この日だけは3本)を除き、 毎日4本上映。各回入れ替え制。一般は800円、アテネ・フランセ文化センター会員・アップリンク会員は600円です。
上映作品は、 Thomas Arslan (2000) Der schöne Tag, Ulrich Köhler (2002) Bungalow, Benjamin Heisenberg (2005) Schläfer, Christian Petzold (2005) Gespenster, Valeska Grisebach (2006) Sehnsucht, Matthias Luthardt (2006) Pingpong, Angela Schanelec (2007) Nachmittag, Thomas Arslan (2007) Ferien, Christian Petzold (2007) Yella, Thomas Arslan (2010) Im Schatten の10本です。
どの映画をいつやるかは、 特集 ベルリン派の作家たち Restrospektive - Berliner Schule| UPLINK でご確認下さい。

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2013年7月15日  Shinji Okazaki (27) unterschreibt einen Dreijahresvertrag bei FSV Mainz 05.

岡崎がマインツ(FSV Mainz 05)へ移籍
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2013年7月13日の共同電によると、岡崎慎司は、1部リーグ、シュツットガルトからマインツへ移籍し、7月13日に入団記者会見をしたそうです。 岡崎は、「『新しい環境でFWとして結果を出したい』と抱負を述べた」とのこと。 すでに、ドイツのサッカー専門誌 kicker に、6月25日付で、 Japaner unterschreibt Dreijahresvertrag: Okazaki wechselt nach Mainz (「日本人、3年契約にサイン:岡崎はマインツへ移籍」)という記事が出ていて話題になっていました。 移籍先は、FSV Mainz 05 で、ホームページは、 FSV Mainz 05 Bundesliga - Die offizielle Webseite です。 FSV Mainz 05 のトレーナー、トーマス・トゥヘル(Thomas Tuchel)は、 岡崎のことを、「チームプレーができ、攻撃では柔軟にプレーができ、ゴールを常に脅かすことができ、ゴール際に強い」と絶賛しています。 („Er spielt total mannschaftsdienlich, ist in der Offensive flexibel einsetzbar und dabei immer torgefährlich und abschlussstark.“) 3年契約ですが、新天地でも活躍を見たいものです。

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2013年7月8日  Andreas Gursky Ausstellung findet vom 3.07.2013 bis 16.09.2013 bei THE NATIONAL ART CENTER, TOKYO statt.

アンドレアス・グルスキー展: 国立新美術館(7/3-9/16)
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2013年7月3日(水)から、国立新美術館 の企画展示室1Eにて 「アンドレアス・グルスキー展」が開催中です(9月16日(月・祝)まで)。 アンドレアス・グルスキー(Andreas Gursky)は、1955年ライプツィヒ生まれの写真家です。 その作品は、「まるで抽象絵画のような写真」と言われ、「すべてが等価に広がる独特の視覚世界を構築」しているとも評されます。 「近年ますますコンセプチュアルな様相を強め」ていると言われるグルスキーの作品の実物を見るチャンスです。
詳細は、公式サイト アンドレアス・グルスキー展 あるいは、 国立新美術館のアンドレアス・グルスキー展:国立新美術館 をご覧ください。

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2013年7月1日  Interuni-Seminar im Sommer 2013: „Stimmen der Bürger“ : Anmeldung bis 19. Juli 2013

夏のインターウニ・ゼミ:テーマは「市民の声」参加申し込みは7月19日まで
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夏のインターウニ・ゼミナールの締切が7月19日と迫ってきました。 インターウニ・ゼミナールは、ドイツ語を学んでいる日本全国の学生が自由に参加できるオープンなゼミです。 「ドイツ語を話す機会を持つ、ドイツ語を学ぶ、さまざまな人や考え方に出会い、ドイツ語をつかって考え、議論をする」ことを目指しています。
今年の夏のテーマは、「市民の声」(Stimmen der Bürger)です。 「公共的な言論空間(Öffentlichkeit)で私たち『市民』の一人ひとりが『声』をあげることにどんな意味があるのか、 改めて問い直してみたいと思います。変貌する『市民の声』のあり方を日独韓の間で比較しながら、 国家の中で私たちが『市民』として生きることの意味や責任について、ともに議論し考えてみましょう。」とのことです。
テーマに関する説明の詳細は、インターウニゼミナール をご覧ください。 ゼミの参加申し込みは、http://www.interuni.jp/anmeldung からできます。携帯からの申し込みは http://www.interuni.jp/keitai からどうぞ。

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2013年6月24日  Der Kasseler Bergpark Wilhelmshöhe ist Unesco-Weltkulturerbe.

カッセルのヴィルヘルムスヘーエ公園が世界文化遺産に登録される
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日本では、富士山が世界文化遺産になったということで盛り上がっていますが、 ドイツでは、ヴィルヘルムスヘーエ公園(Bergpark Wilhelmshöhe) が世界文化遺産になりました(ドイツでは38番目の世界遺産)。 カッセル(Kassel)というと、 ヴィルヘルムとヤーコブのグリム兄弟が活動した街として知られていますが、 今回、世界文化遺産に指定された公園は、丘陵に造られたヨーロッパで最も美しい公園として知られ、 総面積はおよそ240ヘクタールのイギリス風景式庭園です。 ここには、およそ300年前に作られ今だに動き続けている「仕掛け噴水」(Wasserspiel)や、 カールスベルク(Karlsberg)山頂に約300年立ち続けるヘラクレス像があることで有名です。公式サイトは、 Bergpark Wilhelmshöhe です。 これまでは、Wilhelmshöhe というと、ただ ICE の停まる駅と思っていた人も、 この際、認識を新たにして立ち寄ってみましょう。 fr-online (Frankfurter Rundschau) の、記事 unesco-welterbe-kassel--wir-sind-welterbe (am 22.06.2012) を参照しました。

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2013年6月22日  Ab 23. Juni wieder bei BS1: Darin ha gaikokujin Nr.2 („Mein Darling ist Ausländer“)

6月23日23時45分からBS1で5回「ダーリンは外国人」第2シリーズ始まる
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6月23日から、NHK BS1で5回「ダーリンは外国人:ベルリン生活はじめました 第2シリーズ」が放送されます (6/23, 24, 25, 27, 28)。23時45分から5分間のミニ番組です。公式サイト 「NHK ダーリンは外国人 ベルリン生活はじめました」 では、 5回のテーマと内容が紹介されています。第2シリーズは、6月26日(水)だけがなぜか抜けているので、5夜連続ではありません。 テーマだけ紹介しておきます。23日(日)が「魅力的なカフェがいっぱい」、24日(月)が「夫婦の住まい」、 25日(火)が「トニーの好きな黒いパン」、27日(木)が「日曜日の過ごし方」、28日(金)が「“世界一芸術家が暮らしやすい”街」です。
第1シリーズも何回か再放送がありましたので、第2シリーズも再放送を期待できそうです。

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2013年6月19日  Wetter-Wahnsinn: Hochwasser an der Elbe und dann die Hitze in Nordrhein-Westfalen!

ドイツではエルベ川の大水の後、今度は猛暑?
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この数週間、ドイツの東部での大水(Hochwasser)の被害は深刻さを増し、エルベ川(die Elbe)沿いに被害は北上。 ブランデンブルク、ニーダーザクセン、メクレンブルク・フォアポンメルン、シュレスヴヒ・ホルシュタインなど各州のエルベ川沿いの住民は、 深刻な状況にありましたが、ようやく徐々に水は引きつつあるようです( Bund und Länder ringen um Details der Fluthilfen (de.nachrichten.yahoo.com) )。
今度は、アフリカから熱波がやってきて、ノルトライン・ヴェストファーレン州を直撃。6月18日にデュッセルドルフは、摂氏36度を越えたとか。 常軌を逸した天気(Wetter-Wahnsinn)に、「暑気休み」(hitzefrei)を望む声が出ているそうです。 Wüsten-Hitze in NRW – 50 Grad in praller Sonne (Die Welt) という記事を参照しました。この記事の中では、炎天下で摂氏50度を越えると言っていますが、一方では、 Deutschland genießt die Hitze. (「ドイツは、熱さを楽しんでいる」)という動画も載せているあたり、熱さに対する感覚の違いを感じさせます。

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2013年6月10日  Gedenkveranstaltung für Professor Tatsuji Iwabuchi, am 07. Juli 2013.

7月7日、岩淵達治先生追悼『ブレヒト演劇の現在 ― ブチ氏のアンコール』
岩淵達治先生追悼『ブレヒト演劇の現在 ― ブチ氏のアンコール』 am 07.07.2013 ---
2013年7月7日(日)、学習院創立百周年記念会館 正堂にて、岩淵達治先生追悼『ブレヒト演劇の現在 ― ブチ氏のアンコール』 が開催されます。ロビー開場13時 開演14時、参加費不要です。
詳細は、素敵なホームページ 岩淵達治先生をしのぶ会 にありますので、ご参照下さい。

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2013年6月2日  Oktoberfest 2013 in Japan findet dreizehn Mal in 11 Orten statt!

日本のオクトーバーフェスト、今年は11会場で13回も!今は駒沢公園で
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オクトーバーフェストと言えば、ミュンヘンで大々的に開かれる「十月祭」。と言っても、9月後半から10月前半までで終わってしまいます。 今年2013年は、Oktoberfest 2013 München によると、 9月21日から10月6日まで。ところが近年、日本では春先から「オクトーバーフェスト」をやっているんです。しかも、どんどん開催する場所が増え、 今年は11会場で、13回も行われます。 現時点で公表されている情報では、1.お台場(春) 4.26-5.6、2.日比谷 5.17-5.26、3.駒沢 5.31-6.9、4.東北(仙台) 6.7-6.16、5.奈良 6.21-6.30、 6.豊洲 7月下旬、7.大井 7.29-8.2、8.立川 8月上旬、9.大井 8.12-8.16、10.芝 8.16-8.28、11.日比谷 9.6-9.16、 12.長崎 9.13-9.23、13.お台場 9.27-10.6 という予定。詳しくは、OKTOBERFEST 2013 日本公式サイト をご覧ください。
5月31日から6月9日の予定で、現在は駒沢オリンピック公園中央広場で開催中です。詳細は、 駒沢オクトーバーフェスト2013 をご覧ください。 ほとんど一年中「10月祭」と言われても困るなあ、と思いますが、ドイツのお祭りの雰囲気をちょっとだけでも体験できる機会が増えることは悪くありません。 ちなみに、ミュンヘンのオクトーバーフェストも日本のオクトーバーフェストも、10月6日に終わるところは同じようです。

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2013年5月26日  Laut BBC-Umfrage 2012-13 ist Deutschland das beliebteste Land der Welt.

世界で最も肯定的に見られている国(2012-13)はドイツ(BBC,5/23)
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世界で最も肯定的に見られている国(the most positively viewed nation in the world)を毎年調査しているBBCのランキング2012-13年版では、 「主に肯定的」(mainly positive)と答えた人の割合が59%(昨年に比べて3%アップ)でドイツがトップとなりました。 ドイツに対して、「主に否定的」(mainly negative)と答えた人の割合は15%(昨年に比べて1%ダウン)でした。 このBBCのアンケート調査は、 BBC poll: Germany most popular country in the world (23 May 2013 Last updated at 15:58 GMT) で見ることができますが、全部で16の国とEUが対象で、22カ国の26,000人を対象に、「主に肯定的」か「主に否定的」かを尋ねたものです (ただし、自国については尋ねないという方針ですので、21カ国の人に尋ねた結果が混じっています)。この結果は、ドイツのメディアでも AFP電/dpa電 で広く報道されました。
ちなみに、昨年2012年では、トップが日本でした。今回の結果で、日本に対して「主に肯定的」と答えた人の割合は51%(昨年に比べて7%ダウン)で4位、 「主に否定的」と答えた人の割合は27%(昨年に比べて6%アップ)でした。昨年、日本がトップだったときは、多くのメデイアが報道しましたが、 今年は4位に落ちたので、日本ではほとんど注目されていないようです。なお、ドイツ語の記事は、tagesspiegelLaut BBC-Umfrage Deutschland beliebtestes Land der Welt (23.05.2013 13:35 Uhr) を参照しました。

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2013年5月23日  Mit einem neuen Denkmal hat Leipzig am 22. Mai den 200. Geburtstag Richard Wagners gefeiert.

ライプチヒにリヒャルト・ヴァーグナーの記念碑が登場(5/22)
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今年は、ご存知のようにリヒャルト・ヴァーグナー(Wilhelm Richard Wagner:1813-1883)生誕200年の記念の年です。 ヴァーグナーと言えば、バイロイト(Bayreuth)、そしてバイロイト音楽祭を思い出しますが、 意外に知られていないのは、ヴァーグナーは1813年5月22日にライプチヒ(Leipzig) に生まれたということです。その生誕の日に、ライプチヒには、新たにリヒャルト・ヴァーグナーの記念碑が登場しました。 場所は、ブリュール(Brühl)にあるヴァーグナー生家の近くのプロメナーデンリング(Promenadenring)。 彫刻家シュテファン・バルケンホール(Stephan Balkenhol)によって制作されたもので、 http://www.wagner-denkmal.com/ でも、原型を見ることができます。 彩色された彫刻ですが、背後に黒い大きな影がついています。
Leipziger Volkszeitung Online には、昨日の様子が記事として掲載されていますし、 Stern.de では、彫刻家シュテファン・バルケンホールとのインタビューが載っています。 Die Welt には、5月15日付でWarum Leipzig sein Wagner-Denkmal nicht liebt という記事を掲載しています。

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2013年5月21日  Vortrag von Prof. Y. Birumachi an der Gakushuin-Uni: Ogai Mori in Müchen ... am 17.06.2013.

学習院大学人文科学研究所主催講演会, 美留町義雄氏「ミュンヘンの森鷗外 ...(6/17)
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学習院大学人文科学研究所主催で下記の講演会が開催されます。 奮ってご来場ください。講演会終了後、同所で懇親会が開催される予定です。
講師:美留町義雄(びるまち よしお) 大東文化大学・准教授
タイトル:「ミュンヘンの森鷗外 ―メイドカフェ、オクトーバーフェストそして『うたかたの記』―」
日時:2013年6月17日 午後5時00分~午後6時30分
場所:学習院大学(目白駅下車)北2号館10F1005号室   人文科学研究所会議室 (アクセスマップは、学習院大学目白キャンパス をご参照下さい。) また、学習院大学人文科学研究所のお知らせ には、ポスター・イメージ画像付き案内が掲載されています。

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2013年5月17日  Ein rosa Traumhaus ist auf dem Alexanderplatz in Berlin eröffnet.

ピンクの「バービー・ドリームハウス」がベルリンに誕生、しかし...
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2013年5月17日(金)9時15分配信の共同通信ニュースによると、フロリダ州につぎ 「ドイツの首都ベルリンに16日、女の子に人気のバービー人形の家『バービー・ドリームハウス』がオープンした。 [...中略...] 8月25日まで公開された後、解体され、欧州各地を巡回する。」そうです。 実は、3月26日にオープンの予定だった Barbie Dreamhouse が、 建築資材の輸送に手間取って開館が遅れていたとか。さらに、tagesspiegelJulia Prosinger による Dreamhouse eröffnet in Berlin-Mitte Barbies rosarote Lebenswelt(16.05.2013) という記事によれば、16日にオープンした当日には、抗議する人達が現れ、ど派手なピンクの館を訪れた家族ずれの見学者は、 思いのほか少なかったそうです。 大人15ユーロ、子供12ユーロ、3才以下無料だそうですが、アトラクションによっては、さらにお金を取られるとか。 Barbie The Dreamhouse Experience/Berlin.de Das offizielle Hauptstadtportal から、住所や開館時間はご確認下さい。 ピンクの「バービー・ドリームハウス」の迫力は、すでにネット上に多くの写真で確かめることができます。 オフィシャルサイトは、Barbie The Dreamhouse をご覧ください。

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2013年5月16日  Dokken(=Diplom Deutsch in Japan): Anmeldetermin bis 17. Mai 2013.

2013年独検春の試験(6/23):締め切りは5月17日(金)!
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2013年春の独検の願書受付締切は、5月17日(金)(消印有効)です。 ただし、書店・生協での払込みは5月16日(木)まで。 春の試験は、午前が5級と3級、午後が4級と2級となっています。となり合せの級は併願ができます(割引は申し込みの際に「併願」を選択した時のみの適用)。 5級+4級は、6,000円、4級+3級は、8,500円、3級+2級は11,000円とお得です。
詳細は、独検:次回試験実施要領 をご覧ください。

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2013年5月13日  In der Saison 2012/13 ist Yuki Ogimi (1. FFC Turbine Potsdam) Torschützenkönigin geworden.

大儀見優季(Ogimi, Yuki)、ドイツ1部リーグで得点王に!
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女子サッカーのドイツ1部リーグで活躍中の 大儀見 優季 (Ogimi Yuki) は、時事通信(5月13日0時7分配信)によると、 「...12日、各地で最終節が行われ、大儀見優季が所属するポツダムは、敵地でギュータースローに2―0で勝った。 後半に今季18点目を挙げた大儀見は同チーム移籍4季目で、初の得点王に輝いた。」そうです。 大儀見が活躍中のチームは、1. FFC Turbine Potsdam です。 Turbine というのは「タービン」のこと。なにやら迫力のある名前ですね。 Turbine Potsdam は、勝ち点49で2位となったので、欧州チャンピオンズリーグの出場権を確保しました。
ちなみに、得点王というのは、ドイツ語では、Torschützenkönig、 大儀見の場合は、女王になるので、Torschützenkönigin となります。 なお、歴代の女子サッカーのドイツ1部リーグの得点女王は、 Torschützenköniginnen_der_Frauen-Bundesliga (de.wikipedia.org) にあります。 もし、ベルリンへ行けるのなら、2013年5月14日(火)18時30分からベルリン日独センター (Japanisch-Deutsches Zentrum Berlin) で、 大儀見優季&ピエール・リトバルスキーによる 「日独のサッカー事情-選手との交流を通じて得た貴重な経験」 という催し物(対話サロン)に参加するのも面白そうです。

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2013年5月12日  1500 Kumamon-Bären seien im Bruchteil einer Sekunde ausverkauft!

Steiff製クマモン1500体は、一瞬にして完売?
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2013年5月11日(土)に流れたニュースで、「『くまモン』テディベアに シュタイフ社製で限定1500体」(00:13, スポーツ報知) というものがありました。なんでも、ドイツのシュタイフ(Steiff) が限定1500体のクマモンを制作、「一体2万9400円。公式サイトで、5月12日午前0時から予約を受け付けるほか、東京などの一部百貨店でも取り扱う」 とのことでしたが、5月12日午前0時を待って日本の公式サイトhttp://www.steiff.co.jp/ にアクセスした有志によると、 つながった瞬間すでに「在庫切れ」の文字が表示されたとか。ドイツで制作され順次輸入されるそうですが、果たして増産されるのか否か、「東京などの一部百貨店」 とは、いったいどこなのか憶測が乱れ飛んています。それにしても一体2万9400円が一瞬で売れるなんて、信じられない加熱ぶりです。

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2013年5月9日  „Der Ampelmann“ taucht jetzt in Shibuya auf.

あっ、アンペルマンだ! こんどは渋谷に登場!
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Ampelmann, fotografiert in Leipzig am 11.03.2013 アンペルマン(Ampelmann)と言えば、東ドイツの歩行者用信号として登場し、 ドイツ統一後も、絶大な(?)人気を誇り、今でも歩行者用信号に用いられている「信号男」です。 ベルリンには、専門のお店もあり、いろいろなグッズを販売しているのですが、 今や日本にもアンペルマン・ショップがある時代となりました。 1号店は港区高輪に、そして、この4月24日には2号店が渋谷にオープン。 AMPELMANN JAPAN SITE [アンペルマン公式サイト] があります。アンペルマンのグッズ販売はもとより、関連した情報を流すブログや、アンペルマンにまつわる基本情報もあります。 いったい、この素朴な図柄のどこにそんなに魅力があるのでしょうか。不思議ですね(左の写真は、 2013年3月にライプツィヒで働く現役のアンペルマン様のお姿を撮影したものです)。

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2013年5月3日  UEFA Champions League: Am 25. Mai 2013 begegnet der BVB dem FC Bayern im Endspiel.

UEFAチャンピョンズリーグ、なんと決勝はドイツのクラブチーム同士
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UEFAチャンピオンズリーグ(UEFA Champions League - UEFA.com)と言えば、 言わずと知れた、欧州サッカー連盟(UEFA)の主催のクラブチームによるサッカーの大陸選手権大会。 32クラブの中から、頂点を目指して毎年クラブチーム同士の壮絶な戦いが繰り広げられます。 今年は、なんとボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund (BVB))と FC バイエルン(FC Bayern)が、5月25日に ロンドンのウェンブリー・スタジアムで開かれる決勝戦で対決することになりました(ドイツ勢同士での決勝は史上初)。 FC バイエルンは、2年連続10度目の決勝進出で、5度目の欧州制覇を目指します。 日本語なら、UEFAチャンピョンズリーグ UEFA.com、 ドイツ語なら、UEFA Champions League - UEFA.com からいろいろな情報を得ることができます。あなたはどちらを応援しますか?

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2013年4月27日  Salzburger Festspiele 2013 beginnen am 19. Juli. Dieses Jahr spielt die NHK Symphony Orchestra TŌRU TAKEMITSU, TOSHIO HOSOKAWA und HECTOR BERLIOZ im Rahmen von Salzburger contemporary.

ザルツブルク音楽祭2013、今年はNHK交響楽団も演奏
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バイロイト音楽祭と並んで有名なクラシック音楽の祭典と言えば、 オーストリアのザルツブルクで開かれるザルツブルク音楽祭(Salzburger Festspiele) があります(PCのヴォリュームを上げてアクセスしましょう)。 今年、2013年のザルツブルク音楽祭は、7月19日から9月1日までで、 NHK交響楽団Salzburger contemporary という枠で、武満徹、細川俊夫、HECTOR BERLIOZの作品を演奏する予定です。まだ夏休みは遠い先だ、という方も多いとは思いますが、 コンサートのチケットは早めにおさえておきたいものです。ヨーロッパへお出かけの予定がある方は、 Salzburger Festspiele / Spielplan で日にちとプログラムを確認して、 予約を入れておくことができます。予定を見ると、もうチケットが売り切れている日もありますね。 ちなみに、NHK交響楽団は Salzburger Festspiele / Konzert/ NHK Symphony Orchestra, Tokyo のページで紹介されています。

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2013年4月24日  Bungakuza führt Brechts Leben des Galilei im Juni 2013 auf.

6月の文学座公演、ブレヒトの「ガリレイの生涯」
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ベルトルト・ブレヒト(Bertolt Brecht:1898-1956)作、 「ガリレイの生涯」(Leben des Galilei (1948)) を6月に 文学座 が高瀬久男氏の演出で上演します。 「ガリレイの生涯」は、岩淵達治氏(1927~2013)によって和訳されたものに基づいています。 公演は、東京メトロ有楽町線「東池袋駅」に直結するあうるすぽっと で、 2013年6月14日(金)~6月25日(火)の期間行われます。 前売・予約開始は、2013年4月25日(木)から。 入場料(全席指定・税込)は、一般 6,000円、夜割 4,000円(6月14・17・19日、夜の部のみ)、 ユースチケット 3,800円、中・高校生 2,500円、夫婦割 10,000円、 豊島区民割引 5,500円があります。 詳細は、6月の文学座公演「ガリレイの生涯」 をご覧ください。
以下は、文学座のサイト「ガリレイの生涯」のページからの引用です。

「もし科学者が権力者に脅迫され、知識のための知識だけで満足するようになったら、 科学はただ新たな苦しみを生みだすこととなり、なにか新しい成果を獲得したといってあげる歓喜の叫びは、恐怖の叫びによって答えられることになるだろう。」

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2013年04月22日  Germanistische Linguistik in Tokyo (GLT) kündigt das nächste Treffen an.

4月27日、ドイツ言語理論研究会(GLT)が開催されます(東大駒場)
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2013年4月27日(土)15:00 ~ 18:00に、ドイツ言語理論研究会(GLT)が、東京大学駒場Ⅰキャンパス18号館4階 (コラボレーションルーム4)で開催されます。 発表は、清野智昭氏(千葉大学)「動詞語彙のコーパス研究-心理動詞を中心に」、 読書報告は、阿部一哉氏(跡見学園女子大学)で、対象論文は、 Stefan Müller (2007) Qualitative Korpusanalyse für die Grammatiktheorie: Introspektion vs. Korpus. です。
開催場所に関しては、東京大学(駒場)キャンパスマップ をご参照下さい。 なお、詳細に関しては、日本独文学会の ドイツ言語理論研究会(GLT)開催のお知らせ もご参照下さい。

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2013年4月15日  5-tägige Serie bei BS1: Darin ha gaikokujin („Mein Darling ist Ausländer“): ab 23.45 Uhr.

4月15日23時45分からBS1で5夜連続「ダーリンは外国人」始まる
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4月15日から、NHK BS1で5夜連続「ダーリンは外国人:ベルリン生活はじめました」が放送されます (4/15, 16, 17, 18, 19)。23時45分から5分間のミニ番組です。公式サイト 「NHK ダーリンは外国人 ベルリン生活はじめました」 では、 5夜連続のお話のテーマも紹介されています。公式サイトでの紹介によると、 ベルリンで「人気漫画『ダーリンは外国人』の作者・漫画家の小栗左多里さんと漫画にも登場する"ダーリン"こと夫のトニー・ラズロさん、 そして小学生の愛息トニーニョくんが生活をスタート」する様子が描かれるそうです。期待できそうですね。

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2013年4月11日  Kulturseminar Nr.56 von JDG am 22. April 2013: Vortrag von Frau Emi Kawaguchi-Mahn „Deutschlands Wahl“

日独協会ドイツ語圏文化セミナー56 川口マーン惠美氏「ドイツの選択」
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公益財団法人 日独協会 では、2013年4月22日の19:00~21:00に、ドイツ語圏文化セミナーの一環で、 川口マーン惠美氏の講演「『ドイツの選択』~ 2013年 人気者メルケルに漂う暗雲 ~」が行われます(使用言語:日本語)。 川口マーン惠美氏は、『ドイツ料理万歳!』、『ベルリン物語』(平凡社新書)、『サービスできないドイツ人、主張できない日本人』(草思社)などでも知られていますが、 近年は、シュトゥットガルト通信 でも注目されています。 参加費は、日独協会会員 1,000円、一般 1,500円、参加にあたっては、事前予約(E-Mail, FAX oder 電話)が必要です。 詳細は、ドイツ語圏文化セミナー56「ドイツの選択」~ 2013年 人気者メルケルに漂う暗雲 ~をご覧ください。

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2013年4月5日  „Deutsche Sprachwissenschaft: Sprachgeschichte“ im Februar 2013 erschienen

講座ドイツ言語学 第2巻『ドイツ語の歴史論』発刊
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ひつじ書房 から、講座ドイツ言語学 第2巻『ドイツ語の歴史論』が発刊されました。 高田博行・新田春夫編で、 執筆者は、井出万秀(立教大学)、黒田享(筑波大学)、清水誠(北海道大学)、高田博行(学習院大学)、新田春夫(武蔵大学)、 藤井明彦(早稲田大学)、細川裕史(学習院大学)の7名。全体は2部構成になっており、 「第1部では完了形、受動構文、使役表現、機能動詞構造、語順、造語といった文法カテゴリーに関して体系的な通時的記述」、 「第2部では、15世紀から19世紀に至るドイツ語の歴史を、印刷工房、宗教改革、文法家、日常語、大衆新聞という切り口から社会とコミュニケーションと関連づけて、 過去におけるドイツ語話者の息づかいが聞こえてくるように描」かれているのが特徴。 一流の専門家がドイツ語の歴史を系統的・学術的に解説した今までにない歴史言語学の入門書です。
なお、講座ドイツ言語学は、3巻本として企画され、第1巻『ドイツ語の文法論』(岡本順治・吉田光演編)は2013年4月、 第3巻『ドイツ語の社会語用論』(渡辺学・山下仁編)は2014年2月に発売される予定です。 第2巻に関する詳細は、講座ドイツ言語学 第2巻 ドイツ語の歴史論(ひつじ書房) をご覧ください。(A5判上製,定価4,000円+税,ISBN978-4-89476-572-6)

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2013年4月2日  Ein neues Arbeitsbuch für die deutsche Ausspracheübung erschienen

『DVD & CDで学ぶ ドイツ語発音マスター』発売(4月5日)
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2013年4月5日に 第三書房 から、 新倉 真矢子 著『DVD & CDで学ぶ ドイツ語発音マスター』が発売になります。 音声の専門家による親切な図解による解説と、CDに収録された母語話者の発音、さらには、舌や口の動きを見て学べる DVDでの解説もあり、 これまでなかった発音練習を可能としています。定価は、本体2,400円+税、ISBN 9784808601553 です。

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2013年3月31日  Am 31. März 2013 beginnt die Sommerzeit in Mitteleuropa.

2013年は、3月31日午前2時からドイツは夏時間(Sommerzeit)!
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2013年3月31日(日)の午前2時に、中央ヨーロッパ時間(Mitteleuropäische Zeit:MEZ)の国々は、 中央ヨーロッパ夏時間(Mitteleuropäische Sommerzeit: MESZ)に移行しました。 2013年3月31日(日)の午前2時になった瞬間に時計を1時間進めて3時にするので、1時間1日の長さが減ってしまいます。 これによって、例えば、日本とドイツの時差は、7時間となりますのでご注意下さい。夏時間の終了は、2013年10月27日(日)の3時(現地時間)です。 http://wwp.greenwichmeantime.com/time-zone/europe/european-union/germany/(グリニッジ標準時)を参照しました。

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2013年3月26日  „Wie kommt es denn so? Französich aus der deutschen Sprache betrachtet“: Serienartikel von Prof. Seino beginnt in der Zeitschrift „Furansu“

連載「なんでそうなるの? ドイツ語から見たフランス語の不思議」始まる
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月刊誌『ふらんす』(毎月22日頃刊行) の4月号から、 連載「なんでそうなるの? ドイツ語から見たフランス語の不思議」が始まります。 担当は、清野智昭氏(ドイツ語)と治山純子氏(フランス語)というお二人の言語学者です。 ドイツ語を学んだ後にフランス語を学ぶと、 いろいろと不思議なことに気がつきます。「なんでそうなるの?」という疑問です。
第1回のテーマは、「場所を表す前置詞の不思議」。ドイツ語では、「存在の場所」と「移動」は、 前置詞の用法でもかなりきちんと区別されますが、フランス語では、「移動の着点」、「存在の場所」、 「活動の場所」が同じ前置詞で表されている、いったいなぜ、というお話です。
NHKラジオ講座や放送大学のドイツ語担当として有名な清野智昭氏が、 切り込みます。ドイツ語だけでなく、フランス語も学びたいという人にとって、 月刊誌『ふらんす』で<2度おいしい>この連載はうれしいですね。今後の記事にも期待しましょう。

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2013年3月24日  NHK Fernseh- und Radioprogramm für Deutsch: Neuer Start, ab 1. April 2013.

2013年4月からのNHKドイツ語、テレビとラジオは?
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NHKの教育テレビ(Eテレ)では、4月から「テレビでドイツ語」が新たに始まります。「五感+αでザクセン州を体感」という EURO24シリーズ。放送は、火曜午後10:25-10:50、再放送は翌週火曜日の午後0:00-0:25。 講師は、岡村りらさん(獨協大学専任講師)、ナビゲーターは高橋光臣さん。
NHKラジオ第2放送では、「まいにちドイツ語」という総合タイトルがついています。月曜日から水曜日までが入門編で 「月の光ソナタ ― ヒカリとあきら」(Mondscheinsonate) という題名。講師は、柿沼義孝さん(獨協大学教授)が担当。木・金は応用編。講師は、相澤啓一さん(筑波大学教授)で 「ドイツ語が見てきたNIPPON」(2011年4月〜9月「まいにちドイツ語」、2012年「アンコールまいにちドイツ語」の再放送)。 放送時間は、月曜から金曜までで、午前7:00-7:15、再放送は同日の15:15-15:30です。
「テレビでドイツ語」の講師の岡村りらさんは、学習院大学独文科出身で、ドイツ語圏文化学科でも現代地域事情で、 数年前から非常勤講師をされています。
なお、ラジオでは、昨年の番組を「アンコール まいにちドイツ語」というタイトルで、11:30-11:45に再放送しています。 月刊のテキストは、毎月18日頃に発売され税込で420円(!)ですが、今では、スマホでも読めるテキストの電子版(NHK出版, 昨年とはurlが変わっています)も電子書店で発売されます。また、NHK語学番組ホームページ では、パソコンで放送の翌週一週間、ラジオ講座を聴くこともできます。あの手この手でいろいろ学べるようになっていますので、 大いに活用しましょう。NHKのドイツ語講座のサイトを利用したり、 ゴガクル(NHKエデュケーショナル)で「おさらいフレーズ」の練習をしたりもできます。 月刊CDもNHKサービスセンターからダウンロード購入もできるとか。 ラジオを持っていなくても、NHKネットラジオ らじる★らじるでPCやスマホで聴くこともできます。

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2013年2月19日  Am 16. Feb. bekommt der rumänische Film „Pozitia Copilului“(Die Stellung des Kindes) den Goldenen Bären.

第63回ベルリン国際映画祭閉幕、金熊賞はルーマニア映画 „Pozitia Copilului“(Child's Pose) に
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2月16日、第63回ベルリン国際映画祭で、今年度の受賞作品等が発表されました。カリン・ペーター・ネッツァー監督(Calin Peter Netzer)による ルーマニア映画„Pozitia Copilului“(Die Stellung des Kindes)が 金熊賞(der Goldene Bär)を受賞しました。 37歳のカリン・ペーター・ネッツァー監督は、1983年からシュトゥットガルト(Stuttgart)で学校に通っていたそうで、1994年からルーマニアに戻りブカレストの映画アカデミー で勉強したそうです(Westdeutsche ZeitungCalin Peter Netzer: Der Preisträger - Kopf des Tages - Panorama - Home 参照)。
その他の受賞に関しては、 Preise der Internationalen Jury をご参照下さい。 なお、本賞とは別のエキュメニカル賞(Preise der Ökumenische Jury)のスペシャルメンションに 池谷薫監督の「先祖になる」が選ばれました。この作品は、「東日本大震災で被災し自宅を再建する男性を追ったドキュメンタリー作品」(ベルリン:2月16日ロイター)だそうです。

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2013年2月14日  Am 7. Februar 2013 ist Prof. em. Tatsuji Iwabuchi verstorben.

去る2月7日に岩淵達治先生、他界
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岩淵達治先生(ドイツ文学)が、去る2月7日(木)享年85歳で他界されました。 ここに謹んでご冥福をお祈りするとともにお知らせいたします。 なお、ご葬儀は近親者のみで2月12日(火)に執り行われました。

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2013年2月12日  21. Workshop von SPG−SocioPragmatica Germanica, an der Gakushuin Uni (am 9. März 2013)

第21回「社会と行為から見たドイツ語」研究会、学習院大学にて(3月9日(土))
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「社会と行為から見たドイツ語」研究会の第21回研究会が、来たる3月9日(土)、14:30〜17:45に開催されます。 興味、関心のある方は、奮ってご参加下さい。
場所: 学習院大学(キャンパス地図) (JR目白駅下車徒歩1分、地下鉄副都心線雑司が谷駅下車徒歩10分)
   中央教育研究棟507教室
 14:30- 細川裕史 (学習院大学): 「書きことばに取りこまれた「近いことば」の文構造 ― 書簡体小説『若きウェルテルの悩み』を一例として」
 16:00- 休憩
 16:15- Katharina Muelenz (Rikkyo Universität): Ein Forschungsprojekt zu Qualitativer Gesprächsforschung zweisprachiger Jugendkommunikation im Spiegel des aktuellen Forschungsstands
発表要旨は、 「社会と行為から見たドイツ語」研究会(日本独文学会新着情報)をご参照下さい。

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2013年2月8日  Die 63. Filmfestspiele in Berlin beginnen am 7. Feb. 2013.

第63回ベルリン国際映画祭が2月7日開幕
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第63回ベルリン国際映画祭が2月7日に開幕しました(2月17日まで)。この日は、Altweiberfastnacht でもありました。 公式ホームページは、http://www.berlinale.de/de/HomePage.html です。 オープニングに上映された作品は、ウォン・カーウァイ監督(長編コンペ部門の審査員長)のThe Grandmaster でした (euronews cinema - Kung-Fu-Film "The Grandmaster" wird die Berlinale eröffnen (YouTube))。 今回、日本作品は、短編部門で3本出品されています(川本直人監督の「渦汐」、津谷昌弘監督の「定常と非定常との狭間」、仲本拡史監督の「無言の乗客」)。 また、生誕100年を迎える木下惠介監督の5作品、小津安二郎監督の名作映画『東京物語』(1953)も上映されます。 Berlinale 2013 からいろいろなトレーラーを見ることもできますし、 Die 63. Berlinale - mit Yahoo Kino live bei der Berlinale 2013 のような特集サイトからも耳より情報を得ることができます。 金熊賞の発表は、2月16日(現地時間)の予定です。お楽しみ下さい。

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2013年2月1日  Die Aufführung des Tokyo Engeki Ensembles/Brechtraum Tokyo, 01.03. bis 10.03.2013

東京演劇アンサンブル『忘却のキス』公演(3/1-3/10)
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東京演劇アンサンブル は、「ブレヒトの芝居小屋」 にて、3月1日から3月10日に、 ボート・シュトラウス(Botho Strauß)原作の『忘却のキス』(Der Kuss des Vergessens) を上演します。 訳・構成(ドラマトゥルク)は大塚直、演出は公家義徳、 音楽はクロマチック・アコーディオンのかとうかなこという組み合わせです。 現代ドイツ語圏を代表する劇作家として知られるボート・シュトラウスのこの作品は、日本初演ということです。 関心のある方は、『忘却のキス』(東京演劇アンサンブル) や、 <東京演劇アンサンブル>『忘却のキス』公演のお知らせ(独文学会新着情報) も合わせてご覧ください。料金は、当日が4,500円、前売り(一般)が3,800円、前売り(学生)が3,000円となっています。 ロープライスデーや、割引もあるようです。

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2013年1月24日  Ein Buch über Forstwirtschaft in Deutschland und Wälder in Japan erregt Aufmerksamkeit!

岸 修司[著]『ドイツ林業と日本の森林』が話題に!
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2012年10月に、岸 修司 (著)『ドイツ林業と日本の森林』が 築地書館 が出版されました。 値段は、2,400円+税。執筆者の岸 修司氏は、2年間に渡り、ドイツのドイツの森林局、森林研究所、 フライブルク大学森林科学環境学部、ロッテンブルク専門大学営林学科で最新のドイツ森林学(Forstwissenschaft) を学んで帰国しました。この本は、ドイツで森がいかに大切にされ、管理され、愛されているかを伝えるものであるのと同時に、 日本の森がこれまでいかに扱われてきたかを克明に報告しています。 築地書館の紹介ページでは、 本書『ドイツ林業と日本の森林』の「目次」と「はじめに」を公開しています。 この本の魅力を垣間見ることができます。以下は、キャッチコピーの引用です。
「世界中から学生が集まる林学教育の先進性。」 「改革をせまられる日本林業への示唆に富むドイツ林業最新リポート。」 「ドイツ林業の骨格となる「ドイツ連邦森林法」「ラインラント・パルツ州森林法」を日本語で初めて収載。 自らの体験にもとづく、ドイツで林学を学ぶ人のための留学ガイドつき」
ということで、あなたも森林監督官(Förster)になれるかもしれません。

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2013年1月20日  Das Unwort des Jahres 2012 in Deutschland ist „Opfer-Abo“.

ドイツにおける 2012年の「粗悪語」は „Opfer-Abo“
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2012年の粗悪語(Unwort)が、2013年1月15日に http://www.unwortdesjahres.net/ によってプレス発表されました。第1位は、„Opfer-Abo“。 気象キャスターのイェルク・カヘルマン(Jörg Kachelmann)によって使われたこの言葉は、 直訳すれば、例えば「犠牲の予約購読」。 カヘルマンは、女性暴行の嫌疑がかけられ雑誌Spiegel などで2012年秋から多くのインタビューを受けていますが、 その際に、Frauen hätten ein "Opfer-Abo" in der Gesellschaft. (女性は社会の中で、Opfer-Abo (犠牲の予約購読)をしている)という趣旨の発言を繰り返したと言われています。 例えば、SPIEGEL-GESPRÄCH: Kollektiver Blutrausch (08.10.2012) を参照。 この言葉は、《女性たちをひとまとめにあつかい、さらに容認できないことだが、自らが犯人で性的暴力をでっちあげているという疑惑をもたらす》 (Das Wort „Opfer-Abo“ stellt in diesem Zusammenhang Frauen pauschal und in inakzeptabler Weise unter den Verdacht, sexuelle Gewalt zu erfinden und somit selbst Täterinnen zu sein.) というのが粗悪語である理由として挙げられました。
第2に挙げられたのは、Pleite-Griechen(「倒産したギリシャ人」)。 この概念は、《ある国民全体を不適切に、かつ認定不能なほど誹謗中傷するものだ。》 (Der Begriff "Pleite-Griechen" diffamiere ein ganzes Volk in "unangemessener und unqualifizierter Weise") と説明されています。さらに、Lebensleistungsrente(「人生給付年金」?) という言葉は、《非常に限定された条件の元で国のほんの少しの追加給付が与えられる計画に対して付けられた誤解を招くシニカルな名称》 (eine irreführende bis zynische Bezeichnung für ein Vorhaben, bei dem unter sehr restriktiven Bedingungen eine geringfügige Zusatzleistung des Staates versprochen wird.) であると説明されました。合成語として、Lebensleistung + Rente と考えると、 いったいこの追加年金が対象とする Lebensleistung とは何なんだ、という疑問が生じます。
ドイツ語による詳細な説明は、pressemitteilung_unwort2012.pdf をご覧ください。

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2013年1月9日  Ab 19. Januar 2013 kommt der Spielfilm „Barbara“ ins Kino in Tokio.

ペッツォルト監督作品『東ベルリンから来た女』が1/19から東京でも上映
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クリスティアン・ペッツォルト(Christian Petzold)監督作品『東ベルリンから来た女』(ドイツ語原題は"Barbara") が2013年1月19日から東京でも上映されます(Bunkamura ル・シネマ)。 日本の公式サイトは、『東ベルリンから来た女』。 ドイツでは2012年3月に公開され、公式サイトは、Barbara - Ein Film von Christian Petzold です。 2013年1月8日の東京新聞夕刊には、ペッツォルト監督のインタビュー記事「"忘れ去られた時代": 今こそ語るべき」が掲載されています。
物語は、1980年の夏、ベルリンの壁が崩壊する9年前の東ドイツの田舎町。主人公のバーバラ(Barbara) (ニーナ・ホス;Nina Hoss) は医者で左遷されてこの地に来ます。当時の東ドイツ社会をどのように描いているのか、主人公バーバラをめぐって、 どのような人間関係が構築され、最終的にバーバラはどうするのか、当時の日常を描こうとした作品として、今までとは一味違った東ドイツの日々を見せてくれる映画です。 東京以外での上映予定など詳細は、公式サイト『東ベルリンから来た女』 をご覧ください。 なお、Barbara という女性名は、公式サイトや映画の字幕では「バルバラ」となっていますが、 カタカナで書くならドイツ語の発音も「バーバラ」が普通で自然です。

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2012年12月31日  Das Wort des Jahres 2012: Rettungsroutine (am 14.12.2012 von der Gesellschaft für deutsche Sprache (GfdS))

ドイツの2012年の言葉は、Rettungsroutine「支援ルーティーン」
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2012年12月14日に、恒例となっているドイツの「今年の言葉」(Wort des Jahres)が、 ドイツ語協会(Gesellschaft für deutsche Sprache (GfdS) )で発表されました。 選定基準は頻度ではなく、簡単に言ってしまえばその年を象徴するような語ですが、 毎年のように「そんな言葉聞いたこともない」という批判が出ていますのでご注意下さい。 以下の紹介では、「」括弧内に試訳を載せますが定訳ではありませんし、使用実態がよく分からないものも和訳しています。
第1位は、Rettungsroutine「支援ルーティーン」です。 この語は、決して多く用いられた語ではありませんが、 気がつくとEUのギリシャ支援は、緊急支援というよりもルーティーン化してしまっていたという話です。
第2位は、Kanzlerpräsidentin(「首相大統領」;メルケル首相が大統領よりも目立っている?[使われた状況不明])、
第3位は、Bildungsabwendungsprämie(「教育転向報奨金」?[使われた状況不明])、
第4位は、Schlecker-Frauen(「シュレッカーの女性たち」; ドラッグストアのチェーン店Schlecker が倒産したのにともない、そこで働いていた女性たちを指して)、
第5位は、wulffen(大統領の名前を動詞化したもので、1. 怒りのメッセージを留守録に残す、2. 違法な不当利益を得る、3. 本当のことをしぶしぶ小出しにする、というような複数の意味で)、
第6位は、Netzhetze(「ネットでの誹謗」)、
第7位は、Gottesteilchen(「神の素粒子」;ヒッグス粒子(Higgs-Teilchen)発見のニュースから)、
第8位は、Punk-Gebet(「パンクの祈り」; 逮捕され裁判にかけられたパンクバンドPussy Riotを救い出そうとする運動から)、
第9位は、Fluch-Hafen(「呪いの空港」;ベルリンの未だに開港していないWilly Brandt空港)、
第10位は、ziemlich beste ...(2012年初頭に話題となった映画»Ziemlich beste Freunde« のタイトルから。「かなり最高の…」というのは、言葉の使い方としてもちろん変。2011年のフランス映画で、日本では『最強のふたり』というタイトル。)
ドイツ語での解説は、GfdS Pressemitteilungen, 14.12.2012 をご覧ください。

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2012年12月23日  Last-Minute zum Weihnachtsshopping 2012

クリスマスショッピングはお済みですか?
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クリスマス直前になってしまいました。ドイツ語圏では、クリスマス・マーケット(Weihnachtsmarkt) も昨日の土曜日で幕を降ろし、あとは静かなクリスマスを待つばかりとなっているはず。一方、日本では、 12月25日まで「ドイツクリスマスマーケット」を六本木や大阪梅田でやっています。そう、日本ではまだクリスマスショッピングのチャンスが残されています! クリスマスマーケット2012 - 六本木ヒルズ や、ドイツクリスマスマーケット大阪2012 をご参照下さい。また、羽田空港ターミナル BIG BIRDでも、 12月25日まで"Romantic Airport Xmas 2012 in BIG BIRD" を開催中です。 ご参考までに、ベルリンのクリスマス・マーケットとショッピングの雰囲気をちょっと知ることができるように、 Entspanntes Weihnachtsshopping in Berlin のページをリンクしておきます。

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2012年12月19日  Gadamers Wahrheit und Methode III wurde ins Japanische übersetzt.

ガダマーの『真理と方法 III』翻訳書出版される(2012月11月)
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法政大学出版局 から、H.-G. ガダマー(Hans-Georg Gadamer: 1900-2002)の 『真理と方法 III』の翻訳が出版されました。翻訳者は、轡田 收氏(学習院大学名誉教授)、三浦 國泰氏(成蹊大学文学部教授)、 巻田 悦郎氏(東京理科大学准教授)。 『真理と方法 III』(法政大学出版局) の説明によれば、「歴史解釈における経験の媒体であり存在論の地平でもある〈言語〉に光を当てた第三部に、「解釈学と歴史主義」論文 および「原著第三版あとがき」を併録」しているそうです。「テクストの理解および世界認識の方法を独自の解釈学として深化させた」 ガダマーを読む方にお勧めです。(定価:3,800円 + 税、ISBN978-4-588-00177-2 C1310)

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2012年12月10日  Laut Mercer-Studie 2012 nimmt Wien zum vierten Mal in Folge im internationalen Vergleich der Lebensqualität den ersten Platz ein.

ウィーンが4年連続で「生活の質」世界一の都市に選ばれる
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アメリカのコンサルタント会社マーサー(Mercer)は、 2012年12月4日、世界の221都市の「生活の質ランキング」 (Quality-of-living rankings by Mercer)を発表し、 オーストリアの首都ウィーン(Wien)を第1位に4年連続で選びました。 ここで「生活の質」(Lebensqualität)と呼ぶものは、 政治、社会、経済、環境、安全性、健康上や教育上の提供するもの、交通機関、 公共機関のサービスなど39の基準によって評価されているそうです。 なお、ウィーンは、国連の State Of The World Cities 2012/2013 という調査でも、世界70の都市の中で、最も成功した都市に選ばれています。 Politik und Verwaltung - wien.at では、 ドイツ語で今回のランキングに関する紹介を読むことができます。
アメリカのコンサルタント会社Mercer の「生活の質ランキング」では、 2位チューリヒ(Zürich)、3位オークランド(Auckland)、 4位ミュンヘン(München)、5位ヴァンクーヴァー(Vancouver)、 6位デュッセルドルフ(Düsseldorf)、7位フランクフルト(Frankfurt a.M.) とドイツ語圏の都市が7位までに5つもランクインしているのが目を引きます。

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2012年12月3日  20. Workshop von SPG−SocioPragmatica Germanica, an der Gakushuin Uni (am 14. Dezember 2012)

第20回「社会と行為から見たドイツ語」研究会、学習院大学にて(12月14日(金))
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「社会と行為から見たドイツ語」研究会の第20回研究会が、来たる12月14日(金)、15:00〜18:15に開催されます。 興味、関心のある方は、奮ってご参加下さい。
場所: 学習院大学(キャンパス地図) (JR目白駅下車徒歩1分、地下鉄副都心線雑司が谷駅下車徒歩10分)
   中央教育研究棟507教室
15:00- 渡辺学 (学習院大学):読書報告
    Inken Keim (1995): Sprachvariation und soziale Kategorisierung.
    Inken Keim (2002): Sozial-kulturelle Selbstdefinition und sozialer Stil.
16:30- 休憩
16:45- 小川敦(一橋大学特別研究員)「近年のルクセンブルクにおける言語使用と言語意識」
発表要旨は、 「社会と行為から見たドイツ語」研究会(日本独文学会新着情報)をご参照下さい。

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2012年11月4日  100 Lieder über Röslein werden am 18.11.2012 in Kita-Topia gesungen.

ドイツ歌曲『野ばら』が、11月18日、一日で100曲演奏される!
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ゲーテ(Johann Wolfgang von Goethe,1749〜1832)の詩にシューベルトやヴェルナーが作曲した 『野ばら』という歌曲は広く知られています。しかし、『野ばら』という歌曲は、 「野ばら×91〜91人に囲まれたゲーテ〜」 によると、 その数は「154曲」もあるのだそうです。上記のサイトによれば、 「残念な事に、[...] 現存する楽譜は91曲しかありません。 「しかありません…」とは言え、91曲もあります。そこで—「この91曲を一日で全て演奏してしまおう!」というのがこのプロジェクト」だそうです。
ドイツ歌曲『野ばら』91曲+9曲が演奏されるコンサートは、 北とぴあ国際音楽祭2012 で、 2012年11月18日(日)、開演13時(開場、及び当日券販売開始は12時30分から)、場所は、 北とぴあ、つつじホール で行われます。
プログラム(programm.pdf)によると、終了予定は、20時56分。全体は、7部構成。 詳細は、野ばら×91 〜 91人に囲まれたゲーテ〜 の説明をご覧ください。
主催:野ばら×91制作委員会/Ruhe Japan、後援:ドイツ連邦共和国大使館、東京藝術大学同声会、DAAD友の会、 共催:(公財)北区文化振興財団、東京都北区、Lieder Einladung 実行委員会です。

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2012年11月1日  Miyazaki Aoi spielt Empompie in der „Frosch-Reklame“.

宮崎あおい、ドイツの手遊び歌 Empompie に挑戦
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ドイツでエコな洗剤として有名な Frosch が、このたび日本でも旭化成から発売されることになり、 宮崎あおいが出演するテレビCMが作られたそうです。 時事ドットコム(2012/10/31)によると、「撮影はフロッシュが誕生したドイツで行われ、日本でいう「アルプス一万尺」や 「おちゃらかホイ」のような、ドイツの子どもたちが実際に遊んでいる「Empompie(エンポンピー)」という手遊び歌を、 少女と口ずさみながら遊んでいる内容となっている。」ということで、 興味のある方は、YouTube で、Frosch Empompie をキーワードにして探してみましょう。このような手をたたいて遊ぶものは、ドイツ語では、Klatschspiel と言い、今回のエンポンピーは、例えばhttp://www.kikisweb.de/Em pom pie に遊び方と言葉の説明があります。impompi は、7分05秒もありますが、 1分10秒あたりから見れば手の動きと言葉の対応はすぐわかります。
この他にも YouTube で、Empompie Klatschspiel を検索語にするといろいろなものが出てきます。 Bei Müller hat's gebrannt も、なかなか楽しい Klatschspiel です。 実は、エンポンピー、ヨーロッパのいろいろな地域、国々で遊ばれていて、ヴァリエーションもいっぱいあります。

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2012年10月28日  In der Nacht zum Sonntag werden die Uhren um 03.00 Uhr wieder um eine Stunde zurückgestellt.

2012年10月28日(日)、ドイツ、オーストリア、スイスなどは冬時間に
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2012年10月28日、日曜日の朝3時に、ドイツ、オーストリア、スイスなど(中央ヨーロッパ時間の国々)では時計を一時間戻します。 これによって、冬時間(Winterzeit) が始まります。日本の時間(JST)を基準に考えると、日本時間マイナス8時間(JST - 8)となります。
Bild am Sonntag の委託により行われたアンケートによると、 ドイツ人回答者の48%は、時間の切り替え(Zeitumstellung)を負担に感じているそうですが、 逆に52%の人たちは受け入れているとのこと。3年前のアンケートでは、55%の人たちが廃止を望み、41%の人たちが サマータイムをいいものと評価していたそうです。ということは、3年前に比べると、否定的に考えている人が減ったということ。 アンケート結果は、ドイツの東西の差、男女差、年齢層による差もあり、興味深いところもあります。詳細は、 Umfragen:Jeder Zweite fühlt sich genervt von Zeitumstellung (www.welt.de) 及び、 Am Sonntag wird umgestellt: Brauchen wir die Winterzeit wirklich? (www.bild.de) をご参照下さい。 時差が分からなくなった時には、例えば Time-j.net 世界時計 というサイトで、 ドイツの時差と現在時刻 を見るのが早道かもしれません。

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2012年10月24日  Vortrag und Konzert von Kitamura Genzou (Trompeter) zum 60. Jubiläum des Deutschen Seminars an der Gakushuin, am 15. Dezember 2012.

北村源三氏によるトランペット演奏とトーク(12月15日,学習院創立百周年記念会館にて)
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Vortrag und Konzert von Kitamura Genzou (Trompeter), am 15.12.2012, an der Gakushuin Uni 学習院大学 ドイツ文学科・ドイツ語圏文化学科 創立60周年記念を記念して、 来る12月15日に記念講演会を開催いたします。 入場は無料で、予約も不要です。 講演会では、元・NHK交響楽団トランペット奏者の北村源三氏に、 トランペット演奏と、ウィーンとのかかわりについてお話をしていただきます。
日時:2012年12月15日(土) 14時開演(13:30開場)
場所:学習院創立百周年記念会館 正堂 学習院大学アクセスマップ 及び、学習院大学キャンパスマップ をご参照下さい。)
北村源三氏「ウィーンと私」(オルガン:飯 靖子氏)
主催:学習院大学ドイツ語圏文化学科
共催:学習院大学ドイツ文学会、学習院大学文学会
詳細は、学習院大学 ドイツ文学科・ドイツ語圏文化学科 創立60周年記念講演会ポスター(PDF)をご覧ください。 みなさまのお越しをお待ちしております。

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2012年10月17日  Am 16.10. hat der Film „Die Vermessung der Welt“ Premiere gefeiert.

『世界の測量』のプレミア試写会、ベルリンで開かれる(10/16)
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37週もベストセラーのトップに君臨していたダニエル・ケールマン(Daniel Kehlmann)の『世界の測量』 (Die Vermessung der Welt)が映画化され、10月16日にベルリンでプレミア試写会が行われました。 ドイツの映画館に登場するのは、10月25日。監督は、Detlev Buck、ガウス役は、Florian David Fitz、 アレクサンダー・フォン・フンボルト役は Albrecht Abraham Schuch で、3Dの1時間30分の作品に仕上がっています。 トレイラーは、Die Vermessung der Welt (Warnerbros official site) でご覧ください。

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2012年10月13日  Der 88. Workshop von Arbeitskreis für deutsche Grammatik (an der Chuo Universität, Tama)

10月14日、ドイツ文法理論研究会第88回研究会(中央大学にて)
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2012年10月14日(日)13時15分から16時に、中央大学多摩キャンパス 3号館3208教室で第88回ドイツ文法理論研究会が開催されます。 今回は、13時15分から30分までが臨時総会です。
その後のプログラムは以下の通り。
13:30〜15:00  講演 藤原浩史氏(中央大学 文学部教授)
表題:『枕草子』の潜在的論理
15:10-16:00  研究発表 坂本 真一氏(中央大学大学院博士後期課程)
表題:ドイツ語の発話末のイントネーション—教材分析の視点から—(仮題)
なお、講演ならびに研究発表の要旨については、 2012年秋の研究発表会(ドイツ文法理論研究会) をご覧ください。会員で無い方も参加できます。

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2012年10月5日  Abstracts der Germanistentagung 2012 (Herbst) veröffentlicht

2012年日本独文学会秋季研究発表会要旨が公表される
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2012年10月13、14日に中央大学(多摩キャンパス)で開催される日本独文学会秋季研究発表会の要旨が公表されました(10/4)。 2012秋日本独文学会発表要旨(PDF) をダウンロードできます。大会プログラムは、 日本独文学会2012年秋季研究発表会プログラム(PDF) にあります。

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2012年10月2日  Klimts Atelier in Wien wird als Gedenkstätte der Öffentlichkeit zugänglich gemacht.

クリムトの ウィーンのアトリエ、9月30日より公開
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今年はグスタフ・クリムト(Gustav Klimt, 1862-1918) の生誕150周年にあたります。 オーストリアのさまざまな美術館などで記念行事が行われていますが、晩年に使われたウィーン( Feldmühlgasse 11, 1130 Wien) のアトリエが復元され9月30日から一般公開されています。 ウィーンを訪れる際には、是非立ち寄ってみたい場所です。 詳細は、Aktuelles, News, Gustav Klimt Ausstellung, letztes Atelier や、 オンライン・ウィーンガイド または、 Der Online-Reiseführer für Wien をご覧ください。

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2012年9月26日  Dokken(=Diplom Deutsch in Japan): Anmeldetermin bis 12. Oktober 2012.

2012年独検秋の試験:締め切りは10月12日(金)まだ間に合う!
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2012年秋の独検の願書受付締切は、10月12日(金)(消印有効)です。 ただし、書店・生協での払込みは10月11日(木)まで。 秋の試験では、全級を受験することができます。午前が5級、3級、準1級、午後が4級、2級、1級です。となり合せの級は併願ができます(割引は申し込みの際に「併願」を選択した時のみの適用)。 5級+4級は、6,000円、4級+3級は、8,500円、3級+2級は11,000円、2級+準1級は12,500円、準1級+1級は15,000円とお得です。
詳細は、独検:次回試験実施要領 をご覧ください。

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2012年9月25日  Germanistische Linguistik in Tokyo (GLT) kündigt das nächste Treffen an.

ドイツ言語理論研究会、10月20日開催
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ドイツ言語理論研究会(GLT)が以下の予定で開催されます。
日時: 2012年10月20日(土)15:30 ~17:30
場所: 東京大学駒場Ⅰキャンパス18号館4階 コラボレーションルーム4(東京大学(駒場)キャンパスマップ参照)
発表者:大矢俊明(筑波大学大学院・人文社会科学研究科)
発表題目:「bekommen 受動 再考 - Reis (1985)の再検討を中心に -」
日本独文学会新着情報 もご参照下さい。

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2012年9月10日  Ein fleißiger Reiseführer in Deutschland „Baedeker“: Aus einer Kolumne in der Nikkei-Zeitung am 09.09.2012.

「独の勤勉な旅行本ベデカー」日本経済新聞(2012/9/9)
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2012年9月9日の日本経済新聞に「独の勤勉な旅行本ベデカー」というタイトルの樺山紘氏によるコラム記事が掲載されていました。 近年の日本の旅行本と言えば、地図、観光地紹介とならんで、おみやげ店とグルメ情報が中心です。でも、ここで紹介されているのは、 「ベデカー」(Baedeker)と呼ばれているドイツの旅行案内書です。 1827年にカール・ベデカー(Karl Baedeker)が出版社を創立して以来存在する旅行案内書(Reiseführer)で、 その信頼性は世界的に有名です。 赤表紙に金の文字というのが定番だったようですが、近年は赤い帯状の部分に国名・地名が入る形です。 その地域の歴史や地理に関する解説もあるために、ついつい真面目に読みふけってしまう人も多いとか。 Baedeker online がホームページです。 今度、どこかへ出かける時は、ベデカーで下調べをしてみてはいかがでしょうか。

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2012年9月4日  Ab 15. 09. 2012 kommt „Der ganze große Traum“ ins japanische Kino.

9月15日より『コッホ先生と僕らの革命』が日本でも上映
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セバスティアン・グローブラー(Sebastian Grobler)監督の映画 『コッホ先生と僕らの革命』 (Der ganz große Traum) が、9月15日よりTOHOシネマズシャンテ などで上映されます。 コッホ先生と呼ばれているのは、「ドイツ・サッカーの父」と 呼ばれれた1846年生まれの実在した人物 Konrad Koch のこと。19世紀末のドイツにサッカーを紹介し、 1875年には、ドイツ語で初めてサッカーのルールブックを出版したことでも知られています。 「あきれめることに慣れてしまった、すべての大人たちへ―」というキャッチコピーを見ても想像がつくように、 困難な状況に立ち向かう子供たちの純粋な思いを追体験できます。 「あきらめない」という姿勢は、重要ですね。
なお、目下開催中の豊洲オクトーバーフェスト(8/31-9/9) に行くと、 『コッホ先生と僕らの革命』特製うちわを配布しているそうです(個数限定)。

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2012年7月3日  Japanische Gesellschaft für Deutschstudien: Symposium „Entscheidung für den Atomausstieg in Deutschland“ am 7.7.2012 an der Uni Tokio (Komaba)

日本ドイツ学会 第28回総会・シンポジウム「ドイツ・脱原発の選択」(7/7)
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来る7月7日(土)に、日本ドイツ学会は、第28回総会及び、 シンポジウム「ドイツ・脱原発の選択」を東京大学大学院数理科学研究科大講義室(駒場キャンパス)で開催します。 シンポジウムは、共催 OAGドイツ東洋文化研究協会、FESフリードリヒ・エーベルト財団、東京ドイツ文化センターで、参加費 500円(当日受付可)です。
午前の部 10:20 -11:50
1 ドイツにおける核廃棄物問題・・・佐藤温子(リューネブルク大学)
2 ドイツ環境政策の複雑さを理解する ― 環境政策史的アプローチによる問題提起・・・喜多川進(山梨大学)
午後の部 13:00 - 17:30
3 基調講演(日本語) 〈核〉危機と政策転換‐福島後のドイツと日本・・・Miranda A. Schreurs(ミランダ・A. シュラーズ ベルリン自由大学)
4 脱原子力の運動と政治 ― 日独比較の観点から・・・本田宏(北海学園大学)
5 ドイツにおける原子力施設反対運動の担い手たち ― 人々はなぜ運動に身を投じてきたのか?・・・青木聡子(名古屋大学)
6 映画『イエロー・ケーキ~クリーンなエネルギーという嘘』 2005-2010
    監督:ヨアヒム・チルナー 抜粋上映
Beispiele zum Energieautarken Wohnbau in Japan(日本におけるエネルギー自給型住宅の例)・・・ Oskar Bartenstein (O. バルテンシュタイン IFCJ株エコライフラボ) 通訳つき、 司会:村山聡(香川大学)、藤原辰史(東京大学)
発表の概略等の詳細は、日本ドイツ学会 をご覧ください。

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2012年6月25日  Zwei Iwanami-Bücher (Iwanami-Shinsho) empfohlen: „Martin Luther“ und „Energie-Politik in Europa“

岩波新書(6/20発売)『マルティン・ルター ―ことばに生きた改革者』と『欧州のエネルギーシフト』
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6月20日発売の岩波新書の中に、徳善義和著『マルティン・ルター ―ことばに生きた改革者』(新赤版1372)と脇阪紀行著『欧州のエネルギーシフト』(新赤版1370)があります。これまでのルターに関する本とは一味違い、「ことば」に注目してルターという人間を描こうとしています。
もう一冊の本は、ヨーロッパにおけるエネルギー政策の変化を追ったもので、「現場を訪れ、政策担当者や企業関係者に取材してきた記者による最新報告」 です。多くの国がそれぞれの事情のもとに苦悩しながら、新たなエネルギー政策を模索している様子が描かれています。 詳細は、岩波新書編集部(2012年6月) をご覧ください。

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2012年6月14日  Europa Meisterschaft 2012 in Polen und der Ukraine

サッカー・ヨーロッパカップ、ドイツB組で2勝目(6/13)
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2014年ワールドカップ・ブラジル大会アジア最終予選が始まり、日本代表も順調な滑り出しを見せましたが、 ヨーロッパでは、6月9日からヨーロッパカップ(Europa-Meisterschaft)が始まり、 ドイツは、B組で、すでに2勝(勝ち点6)です。 日本時間で今朝行われた対オランダ戦では、バイエルンのフォワード、ゴメス(Mario Gomez) が2本のシュートを決め、相変わらずのスーパー・マリオ(Super-Mario)ぶりを見せています。
ドイツ語では、UEFA EURO - UEFA.com (de)、 日本語では、UEFA EURO - UEFA.com (jp) からほぼリアルタイムでの情報を得ることができます。 日本では、地上波で UEFA EURO2012|TBSテレビ が連日、熱戦を伝えています。ドイツチームにB組で残された試合は、6月17日の対デンマーク戦です。

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2012年6月9日  Ausstellung von Ernst Kreidolf im Bunkamura-Museum (Shibuya), 19.06. bis 29.07.2012.

画家クライドルフの日本で初めての回顧展、2012年6月19日から Bunkamura ザ・ミュージアムにて
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「子供のような無垢な眼差しと自由な想像力で、小さな生き物たちを主人公にした不思議な世界を詩情あふれる文章とともに生み出した絵本画家エルンスト・クライドル」 の展覧会が、6月19日から7月29日まで開催されます。 クライドルフ協会・財団(Verein Ernst Kreidolf, Stiftung Ernst Kreidolf)と、 ベルン美術館(Kunstmuseum Bern) の全面的に協力し、「スイスで育まれた画家クライドルフの作品世界を、絵本原画を中心とした約220点でたどる日本で初めての本格的な回顧展」です。
詳細は、Bunkamuraザ・ミュージアム、エルンスト・クライドルフ展 をご覧ください。エルンスト・クライドル(Ernst Kreidolf; 1863-1956)を知っている人は少ないかもしれませんが、 実際に見てみると、その独特な世界に納得できるはず。なお、Bunkamuraザ・ミュージアムでの展覧会の後、郡山市立美術館(福島、8/4-9/17)、 富山県立近代美術館(富山、11/10-12/27)、そごう美術館(横浜、2013/1/30-2/24)でも公開される予定です。

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2012年6月3日  Ausstellung der Staatlichen Museen zu Berlin beginnt am 13. Juni 2012.(The National Museum of Western Art)

「ベルリン国立美術館展」2012年6月13日から国立西洋美術館にて
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「ベルリン国立美術館展 学べるヨーロッパ美術の400年」が、2012年6月13日から9月17日までの予定で、 上野の 国立西洋美術館 で始まります。 オフィシャルサイトは、ベルリン国立美術館展 で、 すでに作品紹介、壁紙やスクリーンセーバー、動画などがアップされています。スペシャルコンテンツも近日公開予定。
今回は、ベルリン美術館群所蔵の作品107点が公開されますが、 日本初公開フェルメール《真珠の首飾りの少女》がなんといっても注目されています。その他にも、 クラーナハ(父)《マルティン・ルターの肖像》、ミケランジェロ《聖家族》、リーメンシュナイダーの木彫、フェルメール、レンブラント、ボッティチェッリ、 デッラ・ロッビアなど、「ヨーロッパ美術史における黄金の400年」を観ることができるそうです。 前売券は2012年6月12日まで販売中。なお、東京での公開の後、10月9日から12月2日までは、 福岡会場の 九州国立博物館 でも公開されます。

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2012年6月1日  11. Workshop vom Arbeitskreis für germanistische Linguistik, an der Uni Tokyo (Komaba I Campus, 18-4), 15.00 - 18.00 Uhr.

第11回ドイツ言語理論研究会、6月2日15時〜(東京大学駒場Iキャンパス)
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第11回ドイツ言語理論研究会が、東京大学駒場Iキャンパス18号館4階コラボレーションルーム4で開かれます。 場所は、東京大学駒場Iキャンパス、アクセスマップ をご参照下さい。
15:00 - 16時15分: 高 裕輔(東京大学大学院)<議論提題>「副詞節の主文性と従属性」
16時30分 - 18時: 保阪靖人(日本大学) <読書報告>
FRANK KELLER AND ANTONELLA SORACE: Gradient Auxiliary Selection and Impersonal Passivization in German: An Experimental Investigation
Journal of Linguistics 39:1, 57 - 108, 2003
当日は、18号館入り口が閉じられているとのことですので、コラボ4にお電話するのを忘れずに。 独文学会新着情報 もご参照ください。

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2012年5月28日  Am 19.05. 2012 hat Wakiko Kobayashi einen Preis von der Gesellschaft zur Förderung der Germanistik in Japan bekommen.

本学科の小林和貴子先生、ドイツ語学文学振興会奨励賞を受賞
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学習院大学文学部ドイツ語圏文化学科の小林和貴子先生が、ドイツ語学文学振興会奨励賞を受賞しました。 おめでとうございます。 詳細は、学習院大学新着情報(2012年5月24日) をご覧ください。

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2012年5月26日  Noch zwei Tage bis zum Ende des Hibiya-Oktoberfests 2012, aber es gibt noch mehr Bierfeste ...

日比谷オクトーバーフェスト2012、残りあと2日。でも...
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5月18日から日比谷で始まった恒例の 「日比谷オクトーバーフェスト」は、今日5月26日(土)と5月27日(日)で終了です。 「ああ、しまった。今年は行きそびれた」と思っている人にとっては、朗報かもしれないのは、 OKTOBERFEST 2012 日本公式サイト を見れば分かるように、 なんと年に7回も日本では「オクトーバーフェスト」が開かれるのです。もちろん、本来は、「10月祭」という意味なので、とっても変なのですが。 日比谷の後は、仙台(6/10-6/17)、芝(8/17-8/26)、豊洲(8/31-9/9)、神戸(9/14-9/23)、長崎(9/14-9/23)と開催されます。 もちろん、最後は、ご本家の第179回のミュンヘンでのオクトーバーフェスト(9/22-10/7)ですね。 Oktoberfest: Die offizielle Wiesn Seite zum Oktoberfest 2012 in München をご覧ください。ハイライトを集めたビデオを見て、雰囲気を味わうこともできます。

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2012年5月20日  Dietrich Fischer-Dieskau, weltberühmter Bariton, ist tot. (am 18.05.2012)

ドイツリートの巨匠ディートリヒ・フィッシャー・ディースカウ逝く(5/18)
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2012年5月18日、ドイツリートの巨匠ディートリヒ・フィッシャー・ディースカウ(Dietrich Fischer-Dieskau) が86歳でこの世を去りました。1925年5月28日生まれでしたので、87歳の誕生日を迎える少し前でした。 ドイツリートのバリトン歌手として、特に、シューベルトの『冬の旅』(Winterreise)では独自の世界を築いたとされます。 1992年を最後に、歌手としての活動は休止していましたが、その後も指揮者として、また、教育者、作家、画家としても活躍していました。 すでにさまざまなサイトで、伝えられていますが、ここでは tagesschau の、 Trauer um "Jahrhundertsänger" Liedsänger Fischer-Dieskau ist tot をリンクしておきます。

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2012年5月15日  86. Workshop von Arbeitskreis für deutsche Grammatik, am 20.05. 2012 an der Sophia Universität.

ドイツ文法理論研究会、春の研究発表会、2012/05/20 上智大学にて
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2012年5月20日(日)13時15分から16時に上智大学で、ドイツ文法理論研究会は、第86回研究会を開催します。 プログラムは、以下の通りです。
13:15-13:30 総会
13:30-15:00 講演:福井直樹氏(上智大学教授)
    「言語間変異の本質について」
15:10-16:00 研究発表:柏原 与里子氏(上智大学大学院外国語学研究科言語学専攻 博士後期課程)
    「ドイツ語の否定極性項目の分布」
講演並びに研究発表には、非会員の方も参加できます。 場所は、上智大学四谷キャンパス教室です。 講演・発表の概要に関しては、2012年春の研究発表会(ドイツ文法理論研究会) を ご参照ください。

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2012年5月14日  Germanistentagung an der Sophia Universität (am 19. u. 20. Mai 2012)

日本独文学会春季研究発表会、上智大学にて(5月19,20日)
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2012年5月19日(土),20日(日)に、上智大学(四谷キャンパス)にて、日本独文学会春季研究発表会が開催されます。 場所は、上智大学四谷キャンパスアクセスマップ です。 学会発表要旨は、2012春季研究発表会発表要旨.pdf は、 すでに4月30日にホームページにアップロードされています。

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2012年5月10日  Am 4. Mai ist Katzencafé „Neko“ in Wien eröffnet.

猫カフェ Neko がウィーンにオープン(4. Mai 2012)
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2012年5月4日にウィーン(Wien)に猫カフェ Neko がオープンしました。 ロイター発のYahoo 速報、「ウィーンで初の「猫カフェ」オープン、店主は日本人女性」 に写真もあります。店主は、ウィーン在住の石光貴子さん。Vienna Online でも、 Das ist das neue Katzencafé Neko (4. Mai 2012) として紹介されています。朝日新聞でも、5月8日に「中世の街にお出ましだニャー」という記事が出ています。 同記事によると、日本ではすでに約150店も猫カフェがあるそうですが、2000店以上のカフェのあるウィーンにも、これまで猫カフェはありませんでした。 出店のためのさまざまな許可を得るのに2年かかったとか。店内にいる5匹の猫は、動物保護施設から譲り受けたものだそうで、 名前は、Moritz, Luca, Haru, Momo, Sonia, Thomas。ホームページは、まだ始まったばかりで、これからの充実を期待しましょう。 5匹の猫の紹介がされています。Café Neko をご参照下さい。

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2012年5月2日  Der Große Krieg: Deutschland und Frankreich im Ersten Weltkrieg 1914-1918 wurde ins Japanische übersetzt und publiziert.

『仏独共同通史  第一次世界大戦』が2012年3月に発売される
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1914年6月の「サラエボ事件」がきっかけとなって始まったと言われる第一次世界大戦。今年は、2012年ですから、それから約100年が経過しました。 あの時、いったい何が起きたのか、という事実を羅列しただけでは歴史になりません。そもそも事実は何だったのか、ということ自体が、後の世代の人たちによる解釈 を免れないわけで、ドイツ語で歴史を Geschichte と呼ぶこともそのような観点と無縁ではありません。
今回、ご紹介するのは、 ジャン=ジャック・ベッケール(Jean-Jacques Becker),ゲルト・クルマイヒ(Gerd Krumeich)著、剣持久木,西山暁義訳 『仏独共同通史  第一次世界大戦』岩波書店)です。 第一次世界大戦中、フランスとドイツは敵対して戦いましたが、このような場合、それぞれの国の立場から見た歴史は異なるものです。 そのような溝を埋める試みとして出版されたのが本書です。 ドイツ語版は、2010年にすでにKlartext Verlagから発売になっており、 タイトルは、Der Große Krieg: Deutschland und Frankreich im Ersten Weltkrieg 1914-1918 で、価格は、24,95 € です。4月29日には、日本経済新聞の本の紹介コーナーに書評がありました。 これまでと違った歴史像が展開されているのかどうか、気になるところです。

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2012年4月30日  Dokken(=Diplom Deutsch in Japan): Anmeldetermin bis 18. Mai 2012.

2012年独検春の試験:締め切りは5月18日(金)
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2012年春の独検の願書受付締切は、5月18日(金)(消印有効)です。 ただし、書店・生協での払込みは5月17日(木)まで。 春の試験は、午前が5級と3級、午後が4級と2級となっています。となり合せの級は併願ができます(割引は申し込みの際に「併願」を選択した時のみの適用)。 5級+4級は、6,000円、4級+3級は、8,500円、3級+2級は11,000円とお得です。
詳細は、独検:次回試験実施要領 をご覧ください。

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2012年4月26日  Kulturseminar von JDG: Herr Sakayori, der Übersetzer des Romans „Verbrechen“, spricht von Ferdinand von Schirach und deutschen Krimis.

日独協会「ドイツ語圏文化セミナー49」:酒寄進一氏による<ドイツミステリが熱い!!>
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(公益財団法人)日独協会 は、5月21日(月)19:00~21:00に、「ドイツ語圏文化セミナー」の一環として 「ドイツミステリ翻訳事情 ~今、ドイツミステリが熱い!!~」を開催します。今回取り挙げられるのは、 「全国書店員が選んだ いちばん!売りたい本 2012年本屋大賞」 の翻訳小説部門で大賞に輝いた ドイツ人作家フェルディナント・フォン・シーラッハ(Ferdinand von Schirach) による作品『犯罪』Verbrechenです(ここでのリンクは、 刑事弁護人であり、作家でもあるシーラッハ自身のページです)。 日独協会による今回のセミナーでは、翻訳者である酒寄進一氏が登場。会場は、新宿文化センターです。 同セミナーに関する詳細な情報は、日独協会のドイツ語圏文化セミナー49 をご覧ください。参加には、事前申し込みが必要です。
なお、ドイツ語版のペーパーバックはPiper Verlag、 翻訳は東京創元社から出ています。 Ferdinand von Schirach: Verbrechen をご参照下さい。

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2012年4月12日  2012 feiert man 100-Jahr-Jubiläum der Jungfraubahn in der Schweiz.

2012年は「ユングフラウ鉄道」が全線開通して100周年
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2012年は、スイスの「ユングフラウ鉄道」(Jungfraubahn)が全線開通してから、100周年にあたります。 ユングフラウ鉄道は、アルプスを貫いてヨーロッパ最高地点の鉄道駅「ユングフラウヨッホ」 (Jungfraujoch,海抜3,500m) へと結ぶスイスを代表する登山鉄道(アプト式鉄道(Zahnradbahn))です。 この記念すべき年に合わせて、3月30日には、 すでに「アルパイン・センセーション」(Alpine Sensation)というアトラクションが、ユングフラウヨッホに作られ、オープンしています。 ここでは、「ユングフラウ鉄道とユングフラウ地方の歴史と魅力が新感覚のギャラリー・アトラクション」として紹介されているそうです。
スイスに行く機会があったら、訪れてみてはいかがでしょうか。 ユングフラウ鉄道100周年の年ということで、他にもいろいろなイベントが計画されているようです。 詳しくは、スイス政府観光局のサイトの ユングフラウ鉄道開通100周年スペシャル のページをご覧ください。

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2012年4月6日  Karfreitag ist heute: der 6. April 2012.

2012年は、今日(4/6)が「聖金曜日」(Karfreitag)
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2012年は、4月6日(金)が「聖金曜日」(Karfreitag)です。 ということは、次の日曜日、4月8日が復活祭[イースターの日曜日](Ostersonntag)、 4月9日がイースターの月曜日[復活祭の翌日](Ostermonntag)となります。 「聖金曜日」も「イースターの月曜日」もドイツではbundesweitに祝日です。
復活祭(Ostern)に関するドイツ語の説明で、比較的簡単に読めて情報量の多いサイト http://www.german-easter-holiday.com/ をリンクしておきます。Fröliche Ostern!

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2012年4月4日  Q-Cells hat am 3. April Insolvenzantrag gestellt.

太陽光パネルで急成長したQ-Cells社、4/3に破産申請
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「太陽光発電システム」を製造販売するQ-Cells社(日本支社は、Q-Cells Japan)が、 4月3日に破産申請を行いました。 1999年に創業され、急成長し、2007年には、ソーラー・セルの生産量で世界第1位となり、日本でも環境ビジネスで大成功を収めた企業として さまざまな番組で紹介されてきましたが、近年、ソーラー・セルの値段の値下がりと中国の企業の安価な製品の登場で、 数ヶ月前から経営危機がささやかれていました。dapd発のニュースによると、 2011年には 8億4600万ユーロ(846 Millionen Euro)の赤字だったそうです。 目下、国レベルで救済を行うか否かが議論されています。
例えば、AFP発の Debatte über Staatshilfen für Pleitefirma Q-Cells をご覧ください。

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2012年3月29日  Tischtennis-WM in Dortmund 2012 (25.03. bis 01.04.2012)

「世界卓球2012 ドルトムント」(3/25-4/1)は、連日熱い
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3月25日から始まった「世界卓球2012 ドルトムント」は、連日、テレビ東京で生中継されています。 もう残りわずかになりましたが、今日の時点で(3/29)、 日本女子チームは、Gruppe C: 5勝0敗、日本男子チームは、Gruppe D: 4勝1敗です。 ドイツ女子チームは、Gruppe C: 4勝1敗、ドイツ男子チームは、Gruppe B: 5勝0敗とこれも優秀な成績です。 決勝トーナメントの組み合わせが本日決まりましたが、男子も女子も日本とドイツが激突する可能性があります。 詳細は、テレビ東京の「世界卓球 2012 ドルトムント」 と、 Liebherr Team-WM 2012をご覧ください。

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2012年3月25日  Am 25. März 2012 beginnt die Sommerzeit in Mitteleuropa.

2012年は、3月25日からドイツは夏時間(Sommerzeit)!
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2012年3月25日(日)の2時に、中央ヨーロッパ時間(Mitteleuropäische Zeit:MEZ)の国々は、 中央ヨーロッパ夏時間(Mitteleuropäische Sommerzeit: MESZ)に移行します。 厳密には、2時になった瞬間に時計を1時間進めて3時にします(1時間減ってしまいます)。 これによって、例えば、日本とドイツの時差は、7時間となりますのでご注意下さい。夏時間の終了は、2012年10月28日(日)の3時です。 http://www.uhrzeit.org/Zeitumstellung 2012, Sommerzeit, Winterzeit auf einen Blick を参照しました。

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2012年3月24日  19. Workshop von SPG−SocioPragmatica Germanica, an der Gakushuin Uni (am 31. März 2012)

第19回「社会と行為から見たドイツ語」研究会、学習院大学にて(3月31日)
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「社会と行為から見たドイツ語」研究会の第19回研究会が、来たる3月31日(土)、14:40〜17:40に開催されます。 興味、関心のある方は、奮ってご参加下さい。
場所: 学習院大学(キャンパス地図) (JR目白駅下車徒歩1分、地下鉄副都心線雑司が谷駅下車徒歩10分)
   中央教育研究棟507教室
14:40- 芹澤円 (学習院大学大学院 博士課程前期): 「ドイツ最古の週刊新聞(1609年)の言語的特徴
             ― 口語性から文語性への進展」
16:00- 休憩
16:20- 板倉歌 (日本大学):「ドイツ語の話法の助動詞の意味分布について ― wollenとsollenの場合 ―」
発表要旨は、「社会と行為から見たドイツ語」研究会(日本独文学会新着情報)をご参照下さい。

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2012年3月19日  Joachim Gauck ist der 11. Präsident der Bundesrepublik Deutschland.

ヨアヒム・ガウク氏が、ドイツの第11代大統領に選出される(3/18)
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2012年3月18日、連邦集会(Bundesversammlung:連邦議会議員および16の州議会からそれぞれ選出される同数の代議員によって構成される)において、 1240票中991票(およそ80%)を第1回の投票で獲得し、第11代ドイツ連邦共和国大統領に選ばれました。ヨアヒム・ガウク氏は、東ドイツの人権運動家でもあった人物で、 選出後の会見では、「政治と市民の間にある隔たりを減らし」(die Kluft zwischen Politik und Bürgern zu verringern)たいと述べています。 すでに、ドイツ連邦大統領のサイトhttp://www.bundespraesident.de/ には、 今回の結果の速報が載っています。
ちなみに、3月18日という日は、1948年、ベルリンで「3月革命」が起きた日で、 さらに1990年、東ドイツ(正式名称はドイツ民主共和国: Deutsche Demokratische Republik)で、 初めて自由選挙が実施された日だったとのことです。

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2012年3月15日  NHK Fernseh- und Radioprogramm für Deutsch: Neuer Start, ab 3.April 2012.

2012年4月からのNHKドイツ語講座
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NHKの教育テレビ(Eテレ)では、4月3日から「テレビでドイツ語」が新たに始まります。「24の街あるきフレーズで、ハンブルクを体感」という EURO24シリーズ。放送は、火曜午後10:25-10:50、再放送は翌週火曜日の午後0:00-0:25。 講師は、岡村りらさん(獨協大学専任講師)、ナビゲーターは勝村政信さん。
NHKラジオ第2放送では、「まいにちドイツ語」という総合タイトルがついています。月曜日から水曜日までが入門編で 「きっと新しい私に出会える "大人な女"のひとり旅」(Mihos Traumreise) という題名。講師は、白井宏美さん(慶應義塾大学准教授)が担当。木・金はこれまでとはちょっと違った応用編で、 「言うが花のドイツ語」(Wer spricht, gewinnt.)という題名。 講師は、保阪良子さん(学習院大学准教授)が担当。放送時間は、月曜から金曜までで、午前7:00-7:15、 再放送は同日の15:15-15:30です。
「テレビでドイツ語」の講師の岡村りらさんは、学習院大学独文科出身で、ドイツ語圏文化学科でも現代地域事情を中心に、 数年前から非常勤講師をされています。また、「まいにちドイツ語」の担当の保阪良子さんは、ドイツ語圏文化学科の現職教員です。
なお、ラジオでは、昨年の番組を「アンコール まいにちドイツ語」というタイトルで、11:30-11:45に再放送しています。 月刊のテキストは、毎月18日頃に発売され税込で380円ですが、今では、スマホで読めるテキストの電子版(NHK出版) も電子書店で毎月25日頃に発売されています。また、NHK語学番組ホームページ では、パソコンで放送の翌週一週間、ラジオ講座を聴くこともできます。あの手この手でいろいろ学べるようになっていますので、 大いに活用しましょう。NHKのドイツ語講座のサイトを利用したり、 ゴガクル(NHKエデュケーショナル)で「おさらいフレーズ」の練習をしたりもできます。 月刊CDもNHKサービスセンターからダウンロード購入もできるとか。 ラジオを持っていなくても、NHKネットラジオ らじる★らじるでPCやスマホで聴くこともできます。

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2012年3月6日  „YELLOW CAKE - Die Lüge von der sauberen Energie“ ist noch im japanischen Kino zu sehen.

2010年ドイツで制作された映画『イエロー・ケーキ』上映中
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2010年にドイツで制作された『イエロー・ケーキ ─ クリーンなエネルギーという嘘』 (YELLOW CAKE - Die Lüge von der sauberen Energie)という映画が、目下、 渋谷アップリンク等で上映中です。この映画は、 「ウラン鉱石の粉末精製の裏に迫るドキュメンタリー」映画です。「イエロー・ケーキ」とは、 「ウラン化合物の黄色い粉末状の混合物」(ein gelbes, pulverförmiges Gemisch von Uranverbindungen)です (参照:Yellowcake (de.wikipedia.org))。 原子力発電によるエネルギーは、「二酸化炭素も出さず再利用も可能なのでクリーンなエネルギーだ」 と主張する人々がいます。果たして本当にクリーンなのでしょうか? この映画は、5年間にわたって世界各国のウラン採掘現場への取材(旧東ドイツ南部、ナミビアのロッシング鉱山、 カナダやオーストラリアなど)を元に作られています。日本でも、人形峠の放射能汚染が長年問題となっていますが、 世界中であまり知られていない採掘現場の現状が明らかにされています。
日本のオフィシャル・サイトは、『イエロー・ケーキ』(パンドラ映画)、 ドイツのオフィシャル・サイトは、YELLOW CAKE (www.yellowcake-derfilm.de) です。なお、渋谷アップリンクでは、ニコラウス・ゲイハルター監督作品『プリピャチ』も上映中です。

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2012年3月1日  Die teuerste Stadt der Welt ist Zürich?

世界一物価が高い街は、スイスのチューリヒ?
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The Economist onlineの2月13日の発表(Cost of living index, 2011年12月)によれば、 世界で一番物価の高い街は、東京を抜いてスイスのドイツ語圏の街チューリヒ(Zürich)だったそうです。 このランキングでは、 1位がZürich、 2位が東京、3位がOslo、4位がParis、 5位がSydneyとなっています。 6位以下は、Singapore, Frankfurt, London, Madrid, São Paulo の順。 フランクフルト(Frankfurt am Main)が7位に入っています。
詳しくは、 Daily chart, ZuRich (The cost of living across the globe,The Economist online) をご参照下さい。なお、タイトルのZuRichは、too rich をもじったものです。 マイン川沿いにあるフランクフルトは、アメリカのマンハッタンにかけて、Mainhattanとも呼ばれるとか。
このようなランキングは、さまざまな要素を考慮して行われまずが、毎年、為替レートの変動もありますので、 現実の生活実態を必ずしも反映していない可能性もあります。視点を変えると、チューリヒは、 2008年に公開された Focus onlineによる世界の街ランキングでは、 「最も住む価値のある街」(Die lebenswerteste Stadt der Welt)に選ばれ、ポジティブな評価を受けています。 詳細は、Städteranking: Die Top-Metropolen der Welt (Mittwoch, 27.08.2008) をご覧ください。

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2012年2月23日  In der Berlinale 2012 bekommen Paolo und Vittorio Taviani mit „Caesar Must Die“ den Goldenen Bären.

タビアーニ監督兄弟が "Caesar Must Die" で金熊賞受賞
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少し遅くなりましたが、第62回ベルリン映画祭(Internationale Filmfestspiele Berlin) は、2月18日に受賞作品を発表して終了しました。金熊賞品は、イタリアの80歳を越える監督兄弟 Paolo & Vittorio Taviani による"Caesar Must Die"が受賞しました。刑務所の囚人達がシェークスピアの「ジュリアス・シーザー」を演じるというこの映画は、 実はどちらかと言うとノンフィクションに分類され、「政治的解釈」がされうる作品として、金熊賞を受賞するとは予想されていなかったようです(dapd 19. Feb 2012)。 でも、もともとベルリン映画祭での受賞作品は、カンヌやベネチアの映画祭とは異なり、「興行的に成功する映画」(Leinwandhit) になることは希なようで、 だからこそ商業主義と離れたところで価値のある映画を見つける映画祭とも言えるのではないでしょうか。 ということで、この金熊賞受賞作品も、日本に入ってくるかどうかは分かりません。
銀熊賞には、審査員賞、最優秀監督賞、最優秀女優賞、最優秀男優賞、芸術貢献賞、最優秀脚本賞などがありますが、 銀熊賞(審査員賞)は、Bence Fliegauf監督の "Csak a szél" (Just The Wind)が、 また、銀熊賞(最優秀監督賞)には、Christian Petzold監督の„Barbara“が受賞。 "Just The Wind"も高い評価を受けていたようです。 „Barbara“は、1980年代初めに東独で生きた女医をめぐる話。
なお、和田淳監督のアニメ「グレートラビット」が短編映画部門で、銀熊賞(審査員賞)を獲得したのは、 すでに日本でもすぐに報道されていたとおりです。どれも見てみたい映画です。

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2012年2月18日  Am 17.02. 2012 gibt Christian Wulff das Präsidentenamt auf.

2月17日、ヴルフ大統領辞任
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クリスティアン・ヴルフ(Christian Wulff)氏がついに、2月17日、大統領を辞任しました。 昨年から、さまざまな過去の疑惑(「休暇の格安提供」、「貸付金スキャンダル」、「ポルシェ救済謝礼疑惑」、「自著の広告代金支払い」、「脅迫電話」) で窮地に追い込まれていましたが、結果的には、大統領在任期間598日という最短記録を作ってしまいました。 後任は、3月18日までに決定するという予定だそうです。たくさんの記事が出ていますが、例えば Rücktritt: Bundespräsident Christian Wulff legt sein Amt nieder (de.nachrichten.yahoo.com) をご参照下さい。

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2012年2月17日  Unser Nussknacker wurde aus dem Spielzeug-Krankenhaus entlassen.

くるみ割り人形、「国分寺おもちゃ病院」を無事退院(学習院大ローカル)
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Nussknacker, an der Gakushuin Uni 学習院大学ドイツ語圏文化学科の巨大な「くるみ割り人形」(Nussknacker)のマスコットは、 昨年、腕が取れてしまい無残な状況でしたが、このたび 国分寺おもちゃ病院 で治療をうけ、無事に退院してきました。2012年2月14日には、現役復帰を果たしました。 カルテによると、診断は「腕がもげている(ダボが細すぎ)、足首ぐらつき(固定不十分)、 腰のつなぎぐらぐらしている(ネジが効かない)、手の小道具外れている(ダボが細すぎ)」 ということで、単純にボンドで接着するのではなく、8ミリ、12ミリの丸棒や六角ネジで固定しなおし、 安定が悪いとのことで、より大きな台の上に再度固定し、色がはげている部分は着色していただきました。
国分寺おもちゃ病院には、本当にお世話になりました。この場を借りてあらためて感謝いたします。(退院した大きな「くるみ割人形」を見たい方は、 こちら。)

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2012年2月9日  Die 62. Berlinale beginnt heute. (09. bis 19. Februar 2012)

第62回ベルリン映画祭、本日開幕(2012/2/09-2/19)。
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第62回ベルリン映画祭(Internationale Filmfestspiele Berlin) が、本日、2012年2月9日から開幕します。コンペティション部門では、18本の映画が上映予定ですが、日本からの作品はありません。 フォーラム部門では、原発関係の3作品が上映されます。岩井俊二監督作品 friends after 3.11、 藤原敏史監督作品「無人地帯」(Mujin chitai:No Man's Zone)、 舩橋淳監督 Nuclear Nation です。「アラブの春」関係の映画と並んで、注目されています。

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2012年2月8日  In Deutschland ist es noch knackig kalt.

ドイツでは、まだ「カチンカチン」に寒い。
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今年のヨーロッパは、とても寒い冬になっています。 すでに、日本でも報道されているので、ご存じの方も多いと思いますが、 ドイツ北部では、氷点下20度なんていう気温も観測されています。 そんなドイツから、2つの話題を紹介します。
2月6日、ザールブリュッケン(Saarbrücken)からドレスデン(Dresden)へ向かうICE 1557 が、エアフルト(Erfurt)付近で立ち往生。乗客350人ほどを乗せ、 外気温が氷点下14度の中をおよそ3時間に渡って動かない状況に陥ってしまいました。 その後、代わりの IC が助けに駆り出され、乗客はその列車に乗り換え救出されました。 故障の原因は、まだ分かっていません。何しろ、knackig kalt(カチンカチンに寒い) な状況にあったので、その寒さに耐えられなかった機械/装置/部品があったのかもしれません。 ICE bei Erfurt mit technischem Defekt liegengeblieben (Thüringer Allgemeine) 参照。
このような寒さの中で、外でスマートフォンは使えるのか、というのが次の話題です。 Spiegel OnlineVideo をクリックし、Wintertipp Smartphone をキーワードにすると出てくる映像があります。 本当に寒い時、外でスマートフォンを取り出して指で画面をタッチするのは、辛いものがあります。 普通の手袋をはめて操作しようとしてもできません。そこで、最近は画面をタッチしてちゃんと操作できる手袋が販売されています。 しかし、このヴィデオの中で紹介されている奥の手とは、なんと、Wienerwürstchen。 これが、ちゃんと反応するんですね。興味のある方は、上記のヴィデオを検索してご覧下さい。

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2012年2月4日  Vom 25. Februar ist Wim Wenders „Pina“ auch in Japan zu sehen.

ヴィム・ヴェンダース監督の「Pina」2月25日より上映開始
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ヴィム・ヴェンダース(Wim Wenders)監督の「Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち」 がいよいよ、2012年2月25日より上映開始となります。1月30日に発売された AERA の表紙に、 ヴィム・ヴェンダース監督の写真が載り、 P.5には、略歴とともに、インタビューが掲載されています。2011年10月に福島を訪れた時の感想も掲載されています。
さて、映画そのものの話ですが、キャッチコピーは、「名匠ヴィム・ヴェンダースが、アート系作品世界初の最新3Dに挑む。 すべての映画、観劇ファンの概念を覆す、五感の限界をぶち壊す映像革命!!」となっています。一足先に、特別試写会に行きたい人は、 「Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち」の最新情報にさまざまなリンクがありますので、 お急ぎ下さい。複数のところで、特別試写会が開催されますが、応募締切は、2月6日や2月8日となっています。 現在、まだ発売中の AERA 以外にも、ファッションプレス のサイト内の、 映画「ピナ・バウシュ」特別試写会チケットプレゼントにもインタビューが掲載されています。

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2012年1月27日  Thema des Interuni-Seminars 2012 ist „Medien und Gesellschaft“ : Anmeldung bis 6. Februar 2012

インターウニ・ゼミの参加締切迫る:今年のテーマは「メディアと社会」
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恒例のインターウニ・ゼミナールの締切が2月6日と迫っています。 インターウニ・ゼミナール(正式には「ドイツ語・ドイツ文化ゼミナール」, Interuniversitäres Seminar für deutsche und japanische Kultur)は、 全国からドイツ語を学んでいる1年生の学生から留学経験のある学生まで、さまざまなバックグラウンドをもった学生が 参加できるゼミで、教員も、日本人、ドイツ語話者、それぞれ10人近くの方が参加するオープンなゼミです。 「ドイツ語を話す機会を持つ、ドイツ語を学ぶ、さまざまな人や考え方に出会い、ドイツ語をつかって考え、議論をする」ことを目指しています。
今年のテーマは、「メディアと社会」(Medien und Gesellschaft)です。 「大量の情報が伝達される社会の中で、私たちは、どのようにメディアとつきあえばよいの」か、現代社会における大きなテーマです。 参加して、いろいろな大学の人達と議論してみませんか? 申し込みは、インターウニゼミナール からできます。 また、今回のゼミの詳細な情報は、Ausschreibung_jp_2012.pdf にもあります。

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2012年1月21日  Am 17.01. 2012 wurde der Entwurf für Knut-Denkmal vorgestellt.

1月17日、北極グマ「クヌートくん」の記念碑原型モデルが紹介される
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2006年12月に生まれ、2007年に動画で公開されて話題となった北極グマ「クヌート」(Knut)は、 2011年3月19日に池の中に落ちて溺死してしまいました(後になって、脳に障害があったことが判明)。 みんなに愛されたクヌートは、 Tierpark BerlinZoo Berlin 振興会によって、 記念碑として残されることが決定し、2012年1月17日、記念碑の原型モデルが紹介されました。
ブロンズと花崗岩で作られる記念碑は、1万5000ユーロの寄付金でZoo Berlin に建てられる予定ですが、 これまで1万ユーロの寄付金が集まっているとのこと。 今回発表された原型モデルは、ニュルンベルク在住の彫刻家 Josef Tabachnyk 氏によってデザインされたもの。 例えば、 Süddeutsche.deBerliner Zoo Eisbär Knut bekommt ein Denkmal で、その原型モデルを見ることができます。40もの候補の中から選ばれた作品、 「クヌート -- 夢見るクマさん」(Knut -- der Träumer)のイメージをよく捉えています。

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2012年1月18日  Das Unwort des Jahres 2011 ist „Döner-Morde“.

2012年1月17日、2011年の粗悪語(Unwort)が発表される: 1位は、„Döner-Morde“
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2011年の粗悪語(Unwort)が、2012年1月17日に発表されました。1991年から始められたこのアクションは、 1991年から94年までは、ドイツ語協会(GfdS)で選定されて発表されていましたが、 以後は中立的な選定者によって選ばれ、www.unwortdesjahres.net で発表されています。2011年は、„Döner-Morde“が選ばれました。 警察や一部マスコミによって使われたこの言葉は、直訳すれば「デナー殺人」。 Dönerとは、「ドネル・ケバブ」(Dönerkebab)の短縮形です。 意訳すれば「ケバブ殺人事件」ですが、このような語を作ってネオナチのケバブ屋さん襲撃事件を表現することにより、 「特定の人達全体を締め出し、犠牲者達を最大限に差別した」(ganze Bevölkerungsgruppe ausgegrenzt und die Opfer selbst in höchstem Maße diskriminiert)ということです。 昨年、この表現には、すでに多くの批判が寄せられていました。
第2位に選ばれたのは、„Gutmensch“。 「いい人」と直訳してしまうと悪くないように思えますが、 ネットのフォーラムで「他の考え方をする人達をひとくくりにし、彼らの議論を問題にせずに誹謗し、愚直だとけなすため」 (um Andersdenkende pauschal und ohne Ansehung ihrer Argumente zu diffamieren und als naiv abzu¬qualifizieren) に用いられたそうです。Duden Rechtschreibung (2006)には、すでにこの語は登録されていますが、 「(しばしば蔑)政治的な正しさに積極的に参加している人」 (oft abwertend für jmd., der sich besonders für Political Correctness engagiert)と説明しています。 今回の粗悪語としてのエントリーは、この意味の説明を超えて、「他の考え方をする人を誹謗する」ために用いられるという側面を指摘しています。 第3位は、„Marktkonforme Demokratie“(市場に一致した民主主義)。 メルケル首相の発言にさかのぼることができると言われるこの表現は、 経済の市場に民主主義の原理が左右されてしまうという「許容できない相対化」を示しているとのことです。
詳しくは、www.unwortdesjahres.net pressemitteilung_unwort2011.pdf をご参照下さい。

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2012年1月15日  1. Olympische Jugend-Winterspiele haben in Innsbruck begonnen. (13.01.-22.01.2012)

2012年1月13日、冬季ユース五輪第1回大会インスブルックで始まる
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オーストリアのインスブルック(Innsbruck)で、 第1回冬季ユース・オリンピック(1. Olympische Jugend-Winterspiele 2012)が始まりました。 現地時間では、2012年1月13日(日本時間では、1月13日)から1月22日までの予定です。 すでに、ジャンプ女子で高梨沙羅選手が金メダルを獲得したというニュースが入ってきています。
冬季ユース・オリンピックの公式サイトは、Youth Olympic Games - Innsbruck 2012 で、ドイツ語、英語、フランス語(右上のDE/EN/FRをクリック)で見ることができます。 インスブルックは、もともとイン川(Inn)にかけられた橋(Brücke) というところから来た名称です。オーストリアは、もちろんドイツ語圏の国ですが、語彙はドイツとはちょっと違っていることもあります。 Youth Olympic Games - Innsbruck 2012のサイトのドイツ語のページを見れば、 まず目に入ってくるのは、Jänner でしょう。1月という時に、Januarとは言わずに、 Jänner と言うんですね。冬季ユース五輪を、公式サイトのドイツ語で楽しんでみてはいかがでしょう。 冬季(ユース・)オリンピックでのオーストリアの選手、かなり強いです。

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2012年1月11日  Piratenpartei: Eine neue, moderne Art der politischen Partei?

「パイレーツ・オブ・ベルリン」:新しい現代的な政党の形?
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2012年1月6日の朝日新聞第一面に、「カオスの深淵:壊れる民主主義」というコラムに、「パイレーツ・オブ・ベルリン」 というタイトルが踊りました。このタイトルは、「パイレーツ・オブ・カリビアン」(カリブの海賊)を思い起こさせるタイトルです。 海賊というと、ソマリア沖の海賊、OPなどが連想されますが、「ドイツ海賊党」(Piratenpartei Deutschland) は、2006年9月に作られ、asahi.com は2011年9月19日19時4分に 「ベルリン市議選で社会民主党勝利 連立与党の敗北続く」で、 「メルケル首相率いるキリスト教民主同盟(CDU)は23.4%で、連立与党の自由民主党(FDP)は議席獲得に必要な5%に満たない1.8%と惨敗した。一方、インターネットの自由を訴える新興政党・海賊党が8.9%と躍進し、州議会レベルで初めて議席を獲得した。」と伝えています。
「海賊党」という名称は物騒な名前ですが、(1)日常的にネットを使う若い世代が中心になって結成され、(2) 国家のインターネット規制反対(ネット上での自由な情報交換の保証) が主張の中心にあります。現在では、すでにヨーロッパ10カ国に「海賊党」が結成され、大きなうねりになっています。 2011年に起きた「アラブの春」や、各国の社会格差に反対するデモの背景にFACEBOOKなどによる情報交換があり、 ネットメディアで社会への働きかけが可能であることが明らかになってきました。1月6日の朝日新聞の記事では、 海賊党が実は「新しい民主主義」を目指しており、 「これからの政党は自分たちで政策を考えて住民に問うのではなく、住民が自由に討論できる場をネット上に作り、そこでのアイデアを受け入れる役割にかわるべきだという。」 と紹介しています。 「ドイツ海賊党、今年の政党大賞に決定!?」(www.net--election.com, 2011年12月7日 11:00) でも紹介されていますが、今後の動向に注目が集まっています。

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2012年1月5日  Deutsche Filmtage in Tokyo - Goethe-Institut Tokyo, 19.01. bis 21.01. 2012.

「ドイツ映画特集2012」: ドイツ文化会館ホール(1/19-1/21)
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2012年1月19日(木)~2012年1月21日(土)に、ドイツ文化会館ホール で、「ドイツ映画特集2012」が開かれます。 東京ドイツ文化センターとドイツ映画輸出公団が共催、ドイツの新しい映画4本が上映されます。
アンドレアス・ドレーゼン(Andreas Dresen)監督作品「どうする、人生真っただ中」 (Halt auf freier Strecke)、 ヤセミン・サムデレリ(Yasemin Samdereli)監督作品「アルマニヤ ドイツへようこそ」 (Almanya –Willkommen in Deutschland)、 マルクス・オットー・ミュラー(Marcus O. Rosenmüller)監督作品「若き天才音楽家たち」 (Wunderkinder)、 レアンダー・ハウスマン(Leander Haußmann)監督作品「ホテル・ルックス」 (Hotel Lux)。
なんといっても、ドイツ国内では140万人の観客を動員し、2011年のドイツ映画大賞に輝いた 「アルマニヤ ドイツへようこそ」は是非見てみたいものです。「ホテル・ルックス」は、 ミヒャエル・ヘルビヒ(Michael Herbig))とユルゲン・フォーゲルJürgen Vogel)が出演している喜劇なので、 これも必見です。「どうする、人生真っただ中」(これは、オリジナルのドイツ語のタイトルとは随分違いますが) はカンヌ国際映画祭で上映され、部門「ある視点」で最優秀賞を獲得した感動的な作品。 「若き天才音楽家たち」は、史実を踏まえた心を揺さぶる作品だそうです。 なおレアンダー・ハウスマン監督が、オープニング上映にあわせて来日予定。 ¥600(1上映)、¥1000(2回券)で、ドイツ語版・日本語字幕付きです。 詳しくは ドイツ文化センターの催し物案内 をご覧ください。

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2011年12月29日  „PIANOMANIA“ ab 12. Jan. 2012 ins japanische Kino.

「ピアノマニア」2012年1月21日からロードショー
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2009年に公開された映画PIANOMANIA(「ピアノマニア」)が、2012年1月21日から日本でも公開されます。 「崇高なる芸術の誕生と、その瞬間のためだけに我が身を捧げる"マニア"たちの途方もない格闘の軌跡!」 というキャッチコピーが語るように、ピアノ調律師のシュテファン・クニュプファー(Stefan Knüpfer) が一流ピアニストと共に/あるいは、対決して徹底的に音を作っていく様をドキュメンタリーとして撮った映画です。 クラシック・ファン、ピアノ・ファン、音にこだわる人なら必見です。ドイツ語のオフィシャル・サイトは、 http://pianomania.de/、日本のオフィシャル・サイトは、 http://www.piano-mania.com/ です。

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2011年12月17日  „Stresstest“ ist das UnwWort des Jahres 2011.

2011年ドイツの「粗悪今年の言葉」1位 Stresstest, 2位 hebeln、3位 Arabellion
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2011年12月16日に、 恒例となっているドイツの「粗悪今年の言葉」(UnwortWort des Jahres)が、 ドイツ語協会(Gesellschaft für deutsche Sprache (GfdS) )で発表されました。 (12/22 「粗悪語」から「今年の言葉」へ訂正)
第1位に輝いたのは、Stresstest(ストレス・テスト)です。この語は、医学用語としてもともと用いられていたもので、 気がつくと「銀行の財政」、「Stuttgart 21プロジェクト」、「バーデン・ヴュルテンベルク州の社民-緑の党連立政権」、「原発」など非常に多方面に 使われ、もう次のDuden Universalwörterbuchに収録されることが決まっているそうです。
第2位は、hebeln(「(経済的に)持ち上げる」;EUにおける財政危機に陥った国々を救い出そうとする試みに対して用いられた経済用語)、
第3位は、Arabellion(アラブの春に対して作られた造語)、
第4位は、Merkozy(「メルコジ」;ギリシャ問題に対してのメルケル&サルコジの連携が目だったので作られた語、 MerkelSarkozyの合成)、
第5位は、Fukushima(福島原発事故から有名になった地名で、気がつくと原発事故の符号となり、 ドイツのエネルギー政策に大きな影響を与えることになった語)、
第6位は、Burnout(「バーンアウト」;すでに長い間使われている語だが、スピードを求める現代社会の中で、非常に多く用いられたため)、
第7位は、guttenbergen(「グッテンベルクる」;ご存知Karl Theodor zu Guttenberg氏の博士論文剽窃問題から、 abschreibenの意味で用いられるようになった動詞)、
第8位は、Killersprossen(「殺人芽野菜」;腸管出血性大腸菌(EHEC)の原因となった芽野菜から)、
第9位は、Ab jetzt wird geliefert!(「今すぐ届けられます」;FDPの代表となったPhilipp Röslerの言葉で、 重要な問題に対する具体的解決策を提出する時に政治家が使う新しい言葉?として注目された)、
第10位は、Wir sind die 99%(「私たちは99%だ」;権力とお金の不平等な分配を象徴する言葉として、世界各地で起きたデモで用いられた)となっています。
ドイツ語での解説は、GfdS Pressemitteilungen, 16.12.2011 をご覧ください。

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2011年12月14日  Vortrag von Prof. Dr. Oya über Mittelkonstruktion im Deutschen und im Niederländischen, am 16. Dez. 2011, an der Sophia Universität, Tokio.

大矢俊明氏講演「結果構文・中間構文のシンタクスと意味」(12/16)上智大学
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大矢俊明氏(筑波大学人文社会系教授)が、2011年12月16日(金) 15:00〜16:30に、 上智大学 四谷キャンパス中央図書館8階 L-821において講演をします。 タイトルは、「結果構文・中間構文のシンタクスと意味 —英語とドイツ語・オランダ語の対照研究から— 」。 参加費無料 (事前申込不要)です。
詳細は大矢俊明氏講演(上智大学) をご参照下さい。

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2011年12月9日  „Die 4. Revolution“ jetzt in Japan

ドキュメンタリー映画「第4の革命 - エネルギー・デモクラシー」上映(12/17)
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「第4の革命 - エネルギー・デモクラシー」が、 2011年12月17日(土)に、ヒューマントラストシネマ渋谷にてロードショーされます。 上記オフィシャル・サイトによると、

「ドイツを「脱原発」決定へと導いたのが、ドキュメンタリー映画「第4の革命 - エネルギー・デモクラシー」だ。 2010年にはドイツ全土で上映され、異例の13万人を動員。3.11後にはテレビ放映され、200万人が視聴し、 一気にドイツの再生可能へのエネルギーシフトを決断させることとなる。100%再生可能エネルギーシフトは可能だ!日本にいよいよ上陸。」

だそうです。貴重なドキュメンタリー映画ですので、是非見てみたいものです。なお、ドイツのサイトは、 Die 4. Revolution、あるいは、 Die 4. Revolution -- Energy Autonomyをご覧ください。

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2011年12月7日  DMS-Weihnachtsparty am 8. Dezember 2011.

クリスマスパーティー(12/8)、早稲田大DMSからのお誘い
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早稲田大学政経学部の学生主体のドイツ語クラブ(DMS)が、12月8日(木)19時から、染谷記念国際会館1階で クリスマスパーティーを開催するそうです。他大学の方も歓迎ということなので、ドイツ語を学んでいる大学生で、 興味がある方は是非どうぞ。参加費は、1000円、暖かい食事、飲み物が出る予定。申し込みは、dma_AT_list.waseda.jp まで。
場所は、早稲田マップ/染谷記念国際会館(PDF) を参照して下さい。

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2011年12月6日  Das Jugendwort des Jahres 2011 ist „Swag“

2011年のドイツ若者ことば、第1位は Swag
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2011年12月4日のWELT ONLINE によれば、Langenscheidt社が インターネット投票の形で実施した「2011年の若者ことば」(応募総数約4万)で、Swag が一位になったそうです。 上記の記事によれば、2010年末から有名になったオーストリアのラッパーMoney BoyYouTube にアップロードした „Dreh den Swag auf“ というヴィデオが、 1400万クリックを超える大反響を呼んだのがきっかけとなっているとか。その意味は、 beneidenswerte, lässig-coole Ausstrahlung(うらやましいくらいの、さりげないクールな魅力) とか、charismatisch-positive Aura(カリスマ的で肯定的なオーラ)と説明されているように、 非常に肯定的な意味のようですが、だからこそ皮肉にも用いられるとか。もとはと言えば、アメリカのラッパーSoulja Boy"Turn my swag on" という曲で広めたそうなので、 アメリカ英語からの流入のようです。
なお、「2011年の若者ことば」は、 2位Fail/ Epic Fail、3位guttenbergen、4位Körperklaus、 5位googeln となっています。詳細は、http://www.jugendwort.de/ Swag ist das Jugendwort des Jahres 2011(WELT ONLINE) をご覧ください。

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2011年12月1日  23. Internationales Dokkyo Forum 2011, am 2. u. 3. Dezember.
„150 Jahre japanisch-deutsche Beziehungen Gesellschaft, Kultur, Wissenschaft — Blick auf eine gemeinsame Zukunft.“

獨協インターナショナル・フォーラム「日独交流の歴史から未来を見据えて」
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1987年から続いている獨協インターナショナル・フォーラムは、今年で23回。 「1861年に締結された江戸幕府とプロイセン政府の修好条約から数えて、2011年は150周年」となる今年は、 12月2日(金)13:00〜と12月3日(土)10:00〜に、獨協大学天野貞祐記念館大講堂を会場にして行われます。 使用言語は日本語・ドイツ語(同時通訳あり)で入場無料です。 フォルカー・シュタンツェル駐日ドイツ連邦共和国大使の基調講演に始まり、 1日目は、第1部「歴史」、第2部「社会」、2日目は、第3部「文化・学問」、そして「最終討議」 へと進みます。日独交流のさまざまな側面を扱った専門家の発表がありますので、お勧めです。 詳細は、獨協インターナショナル・フォーラム をご覧ください。

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2011年11月26日  Ein öffentliches Symposium über „Zwerg“, am 17.12.2011 an der Toyo-Uni (Hakusan-Campus).

公開シンポジウム「『こびと』という異界」、東洋大で12月17日(土)に開催
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東洋大学人間科学総合研究所では、2011年12月17日(土)15:30~18:00に 公開シンポジウム:「こびと」という異界 -- 現代文化と自然との関わりから -- を開催します。 司会:石田 仁志氏(東洋大学文学部)、竹原威滋氏(奈良教育大学教育学部)コメンテーターですすめられ、
1.「異界」の意味領域 -言説史の観点から-
  池原陽斉氏(東洋大学大学院博士後期課程)
2.『借りぐらしのアリエッティ』にみる「こびと」像 -英国ファンタジーとジブリ映画のはざまで-
  信岡朝子氏(東洋大学文学部)
3.グリム童話『白雪姫』にみる「こびと」像 -北欧・ゲルマン神話とディズニー映画のはざまで-
  大野寿子氏(東洋大学文学部)
4.「小さ子」譚にみる日本の「こびと」像-御伽草子「一寸法師」と昔話研究を中心に-
  大村達郎氏((財)宮本記念財団研究員)
の発表があります。なお、事前申し込み不要、入退室自由だそうです。場所は、 東洋大学白山キャンパス 6号館3階6309教室です。

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2011年11月23日  35. Workshop: Medien und Sprache, am 17. Dezember 2011

第35回メディアとことば研究会, 12月17日(土)15時〜18時
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第35回メディアとことば研究会が、2011年12月17日(土)15時〜18時に開かれます。 場所は、〈東京会場〉が東洋大学白山キャンパス5号館2階 5201教室、 〈関西会場〉が武庫川女子大学研究所棟6階 I‒609 言語文化研究所です。 一般の参加費は、500円(会員は無料 ただし、会員年会費は普通会員2,000円 大学院生1000円)です。
○ 発表者:村松麻里(立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科博士後期課程)
  タイトル:絵本というメディア(仮)
  キーワード:絵本論、めくり、記号、メディアとことば、物語、遊び
○ 発表者:増田祥子(大阪府立大学大学院博士後期課程)
  タイトル:言葉遣いの実用書における敬語の扱いの変遷
  キーワード:規範意識、言葉遣いの実用書、敬語、男女差、変化
研究発表の内容に関する要旨は、 メディアとことば研究会のホームページをご覧ください。 研究会後には懇親会も予定されています。 なお、参加にあたっては、メディアとことば研究会のホームページの下の方に、 事前申し込みの仕方が書いてありますので、ご参照下さい。

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2011年11月21日  „Berlin Day“ heute!: Kulturtalk zum Thema „Kulturschaffende zwischen den Welten“

11月21日:ベルリンの文化とトークイベント「異文化と芸術活動」
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2011年11月21日(月)16:00から、東京都現代美術館 にて、ベルリンの文化のプレゼンテーション、トークイベント「異文化と芸術活動」(Kulturschaffende zwischen den Welten)、 デジタル・コンサート上映などが行われます。ドイツ語、日本語、英語(同時通訳)で行われ、入場無料ですが、事前申し込みが必要です(本来は、 美術館休館日なので入れません)。詳細は、ゲーテ・インスティテュート催し物カレンダー の情報をご覧ください。この催しは、ベルリン市首都キャンペーンbe Berlin と東京都現代美術館(MOT)共同主催の「ベルリン・デイ」の一環として行われます。 当日の進行予定は、ベルリン・イン・東京(PDF) に記載されています。http://www.be.berlin.de/ もご覧ください。

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2011年11月17日  Theatergruppe Uzume führt das Stück von Ágota Kristóf auf. Am 25.,26. 27. November 2011.

劇団<うずめ劇場>「エレベーターの鍵」をペーター・ゲスナーの演出で舞台化
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劇団『うずめ劇場』は、 2011年7月27日に逝去したアゴタ・クリストフ(Ágota Kristóf, 1935-2011)の戯曲 「エレベーターの鍵」(La clé de l'ascenseur)を ペーター・ゲスナー( Peter Gössner (linked:Wikipedia))の演出で舞台化し、 2011年11月25日(金)19:30、26日(土)14:00、19:30、27日(日)14:00 の計4回の公演を行います。 以下は、メールによる紹介文の引用です。
「グリム童話などに登場する『塔の美女伝説』をモチーフに、現代に生きる一人の女性の魂の叫びを、残酷なまでに美しく描き出す。 アゴタ・クリストフが、その生涯で追い求めた、"人間の魂の真実”。彼女の独特の文体から醸し出される世界を、 常に社会と対峙し、人と人のつながりと対立を描いてきたゲスナーが緊張感のある、スリルに満ちた演出で、舞台化します。」
◎会場は、レインボーコート参宮橋スタジオ (小田急線参宮橋駅より徒歩2分)、チケット料金は、一般3000円、学生2000円(前売・当日とも)となっています。 予約は、劇団『うずめ劇場』の<チケット>(TEL.0120-240-540) からできるようですが、すでに25日の分は完売のようです(11/17現在)。

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2011年11月10日  Der 11. November 2011! Der Karneval beginnt schon wieder.

2011年11月11日、今年もカーニバルシーズンへ突入!
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今年も、残すところわずか50日あまりになりました。 http://www.wetteronline.de/によると、 ドイツではすでに夜は摂氏1度から5度。本格的な冬が始まっています。11月11日というと、 昨年も紹介したように、ドイツ語圏の一部地域では、カーニバルシーズンの始まりです。 今年は、2011年ということで、「1」がさらに2つ加わり、Schnapszahl も一段と盛り上がっている(?)ようです。 ケルンのカーニバル(Kölner Karneval)は、 ことのほか有名ですが、カーニバルをやる地域は基本的に、カトリック地域です。 おでかけになる際は、Karneval, Fastnacht und Fasching im Internet のサイトであらかじめ情報収集しておくといいかもしれません。行かない人も、このサイトで雰囲気を味わうことができます。

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2011年10月30日  „Goethe!“ Ab 29. Okt. 2011 ins japanische Kino.

『ゲーテの恋〜君に捧ぐ「若きウェルテルの悩み」〜』10/29よりロードショー
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若き頃のゲーテを題材にした映画『ゲーテの恋〜君に捧ぐ「若きウェルテルの悩み」〜』 が、TOHOシネマズ シャンテ他でロードショーが始まりました。原題は、Goethe!、「!」が付いているところが映画のタイトルの特徴です。 2010年10月14日にドイツでは封切られたようなので、ほぼ1年して日本に登場。ゲーテというと古典、というイメージがありますが、 若き頃の天才ぶりをロマンスを交えて描いた作品。これを見ると、親近感が増すかもしれません。ドイツのサイトは、 Goethe! です。
「人気ドイツ料理店5店舗で、公開記念メニューを御注文のお客様に「ゲーテ」も愛した黒ビール“ケストリッツァー”をプレゼント!」 という企画も日本では進行中です(詳細は上記サイト参照)。 ケストリッツァーを見てみたい方は、KöstritzerJA を選択してみましょう。

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2011年10月27日  Dokumentarfilm „PRIPYAT“ von Nikolaus Geyrhalter wird am 3.12. und vom 6. bis 10.12. 2011 in Athénée Français (Tokyo) aufgeführt.

ニコラウス・ゲイハルター監督作品『プリピャチ』上映:12月3, 6-10日, アテネフランセで
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『いのちの食べかた』で日本でも有名になったニコラウス・ゲイハルター(Nikolaus Geyrhalter)監督が、 「ナレーションや音楽を排し、モノクロの映像で記録」したチェルノブイリ原発事故後の立入制限区域で生きる人々を撮ったドキュメンタリー映画が公開されます。 場所は、アテネ・フランセ文化センター。 ウクライナ北部の街「プリピャチ」(PRIPYAT)がタイトルになっています。 公開日は、2011年12月3日(土)、12月6日(火)ー12月10日(土)の合計6日間。ニコラウス・ゲイハルター監督も来日予定だとか。 詳細は、プリピャチ をご覧ください。 1999年の作品で、イスタンブール映画祭国際ドキュメンタリー賞、オディヴェーラス映画祭グランプリ、ニヨン映画祭審査員賞・観客賞、 ディアゴナーレ・オーストリア映画祭グランプリ、ミュンヘン国際ドキュメンタリー映画祭グランプリを獲得したものです。
ニコラウス・ゲイハルター監督は、自分の制作会社 「ニコラウス・ゲイハルター・フィルム・プロダクション」(geyrhalterfilm - NGF)を持ち、 精力的に作品を生み出しているオーストリアの映画監督です。目下オーストリアで公開中の Michael も、 話題の映画で見てみたいですね。

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2011年10月25日  „Thomas Mann - Worte, Ironie, Widerstand“: Veranstaltung vom Goethe-Institut Tokyo und der Kobunsha Verlag, am 28. Oktober 2011.

「クルルの保守的な発言とトーマス・マンの政治的な立場」10/28日,東京ドイツ文化センター
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2011年10月28日(金)18時30分から、東京ドイツ文化センター図書館 にて、ドイツの古典図書を古典新訳文庫で読む第二回企画が始まります。 第1回は、「クルルの保守的な発言とトーマス・マンの政治的な立場」です。 トーマス・マン(Thomas Mann, 1875–1955))の小説 『詐欺師フェーリックス・クルルの告白』(Bekenntnisse des Hochstaplers Felix Krull)をめぐって、 翻訳者、岸美光氏が解説します(3回連続の講演と解説)。第2回は、11月25日「トーマス・マンのパロディーというスタイル」、 第3回は、12月16日「トーマス・マンのイロニーという視線」となっています。 入場無料ですが、参加希望者は、メールにて申し込みをすることになっています。
詳細は、催し物カレンダーをご覧ください。

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2011年10月22日  ROSAT stürzt ab, aber wann und wo?

ドイツの人工衛星ROSAT、日本時間10月23日午前3時から同午後9時に落下?
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ドイツ航空宇宙センター(DLR: Deutsches Zentrum für Luft- und Raumfahrt は、10月22日、ドイツのエックス線観測衛星(Röntgensatellit) ROSAT が、日本時間10月23日午前3時から同午後9時に 落下するとの見通しを発表しました。「日本を含む北緯53度から南緯53度までの広い地域に破片が落下する恐れがある」(読売新聞)との報道もあり、 目がはなせません。ROSAT の公式ホームページは、DLR の DLR PORTAL - ROSAT です。 日本では、USTREAM での追跡が German ROSAT Satellite Live Tracking Showで見れます(10/23に終了)。 といっても、どこに落ちるかは分からないようですが。できることと言えば、DLR の上記のサイトをいち早くドイツ語で読むしかなさそうです。 文部科学省では、DLR の情報をホームページや facebook を使って日本語に訳して発表しています。

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2011年10月17日  Deutschlandfest – An der Seite Japans –, am 23. Oktober in Arisugawa-Park (Minami-Azabu)

ドイツフェスティバル 「絆をつなごう ドイツと日本」10/23(有栖川宮記念公園)
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2011年10月23日(日)に、ドイツフェスティバル が在日ドイツ大使館、東京ドイツ文化センター、在日ドイツ商工会議所主催で開催されます。 会場は、有栖川宮記念公園と在日ドイツ大使館で、 時間は、11時~21時です。 11時に開幕し、有栖川宮記念公園内には、ドイツの料理や企業のスタンドが出て、アミューズメントやさまざまな展示も行われる予定。 当日は、ドイツ大使館の一部が一般に公開されます。その他にもいろいろな催し物(ステージプログラム、夜のプログラムなど)も 用意されています。もちろん入場は無料。
詳しくは、ドイツフェスティバル を参照してください。この催しに際して、 ドイツ連邦共和国大統領クリスティアン・ヴルフ(Bundespräsident Christian Wulff) も来日予定です。
なお、日独交流150周年関係の各種イベントの中には、 東日本大震災の影響で受け中止されたものもかなりあったことから、 「日独交流150周年」の閉幕は2011年12月31日ではなく、2012年の春頃まで延期することが決まったそうです。

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2011年10月11日  85. Workshop von Arbeitskreis für deutsche Grammatik, am 16. 10. 2011 in Kanazawa.

ドイツ文法理論研究会秋の研究発表会、2011/10/16 金沢大学にて
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2011年10月16日(日)13時15分から16時に金沢大学で、ドイツ文法理論研究会は、第85回研究会を開催します。 プログラムは、以下の通りです。
13:15-13:30 総会
13:30-15:00 講演:武居 渡氏(金沢大学 学校教育学類 准教授)
    「言語を作り出す力-ホームサイン研究から-」
15:10-16:00 研究発表:城本 春佳氏(東京大学大学院博士後期課程)
    「日本語連体修飾節構文とコト志向性-ドイツ語との対照を通して-」
講演並びに研究発表には、非会員の方も参加できます。 場所は、金沢大学角間キャンパス自然科学本館自然科学棟講義室 203教室です。 講演・発表の概要に関しては、ドイツ文法理論研究会 秋の研究発表会 を ご参照ください。

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2011年10月7日  Gedächtnis der Nation im Internet

ドイツの近代史を語るネットのサイト公開(Das Gedächtnis der Nation)
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ついにGedächtnis der Nationが公開されました。 YouTube には、トレーラーが、Gedächtnis der Nation Trailer がアップロードされていますが、肝心のサイトは、http://www.gedaechtnis-der-nation.de/ です。近代から現代にかけてのドイツ史の貴重な証言を見聞きできます。しばらくの間は、アクセス数が多くなることも予想されますが、まずはお試し下さい。

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2011年10月4日  Prof. Odoris Buch Geschichte der Schweiz ist im August 2011 erschienen.

踊 共二先生の『図説 スイスの歴史』出版される
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本学のドイツ語圏文化学科でもスイスに関する講義をして頂いてきた 踊 共二先生の『図説 スイスの歴史』 が出版されました。河出書房新社 の「図説シリーズ ふくろうの本」の中の1冊です。 スイスというと、「アルプスの山々、永世中立国、直接民主制、EUに加盟していない国」などが頭をよぎりますが、 意外にその実体は、日本では知られていません。過去から現代に至るまで、いったいどのような歴史があったのか、 さまざまな絵や地図、写真などをみながらイメージできる本です。
なお、『図説 ドイツの歴史』は、すでに2007年に出版されていますが、『図説 オーストリアの歴史』は、 2011年9月に発売になったばかりです。ウィーンやハプスブルク以外のオーストリアの話を日本語で調べるのが難しかったので、 これも大歓迎です。詳細は、「図説シリーズ ふくろうの本」 をご覧ください。

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2011年10月3日  Märchenstunde: Veranstaltung von Japanisch-Deutscher Gesellschaft e.V., Tokyo, am 13. Oktober 2011.

「Märchenstunde ドイツ物語を読みましょう」、日独協会にて(10月13日)
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(公益財団法人)日独協会 は、「Märchenstunde ドイツ物語を読みましょう」 というシリーズの催しを2011年10月13日から始めます。以下、 日独協会の Märchenstunde からの引用です。
「=> ドイツ人なら誰でも知っている短い物語を一緒に読みませんか。 桃太郎、花咲じじいなど、子供のころ読んだ物語は今でも覚えているでしょう。では、ドイツの物語はご存じですか。 ドイツは地方によって、食文化などはいろいろ違いますが、物語はほとんど一緒です。物語を通してドイツの文化が伝わってきます。 => 一回目の授業はトライアルですので、参加費は無料です。」
1回目に読む予定のお話は、グリム童話の中の Sterntaler だそうです(Stern は、「星」、Taler は、「(16〜18世紀に通用していた)ターレル銀貨」のこと)。 ご存知ですか?
時間は、14:00-15:30、場所は、日独協会セミナールームです。詳細は、 Märchenstunde ドイツ物語を読みましょう(日独協会) をご覧下さい。

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2011年9月29日  18. Workshop von SPG−SocioPragmatica Germanica, an der Gakushuin Uni (am 1. Oktober 2011)

第18回「社会と行為から見たドイツ語」研究会、学習院大学にて(10月1日)
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「社会と行為から見たドイツ語」研究会の第18回研究会が、来たる10月1日(土)、15:00〜18:00に開催されます。 興味、関心のある方は、奮ってご参加下さい。
場所: 学習院大学(キャンパス地図) (JR目白駅下車徒歩1分、地下鉄副都心線雑司が谷駅下車徒歩10分)
   中央教育研究棟507教室
15:00- 田中愼 (千葉大学):「日独言語学共同研究のためのミュンヘン大学サマーコースおよびワークショップについて」
16:20- 休憩
16:30- 山下仁(大阪大学),渡辺学(学習院大学),高田博行(学習院大学):「鼎談:『言語意識と社会』の現在」
発表要旨は、「社会と行為から見たドイツ語」研究会(日本独文学会新着情報)の下の方をご参照下さい。

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2011年9月24日  Ausstellung: Berlin 2000-2011 Playing among the Ruins, 23.9.2011 - 09.1.2012 (Museum of Contemporary Art Tokyo)

「ゼロ年代のベルリン―わたしたちに許された特別な場所の現在(いま)」展覧会
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東京都現代美術館(Museum of Contemporary Art Tokyo) では、 昨日、2011年9月23日から来年1月9日までの予定で、 「ゼロ年代のベルリン―わたしたちに許された特別な場所の現在(いま)」という現代アートの展覧会が開かれています。 日独交流150周年を記念してドイツ文化センターとの共催で開催されている注目の催し物です。
ベルリンは、1989年の壁の崩壊後も、「政治、経済、文化の実験場」的な色彩を帯びた街。 そこでどんな現代アートが登場しているのかを目撃してみませんか。
詳細は、東京都現代美術館の ゼロ年代のベルリン ―わたしたちに許された特別な場所の現在(いま) 展覧会概要 を、場所は、東京都現代美術館アクセスマップ をご参照下さい。
ヨン・ボック(John Bock)の「東京を舞台にした新作」や、 10月29日以降に出展される予定の空間実験研究所(Institut für Raumexperimente) (Olafur Eliasson設立)など、見ものがいっぱいです。

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2011年9月20日  „Pina“ kommt endlich ins japanische Kino.

話題の映画「Pina 3D ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち」いよいよ上陸
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ヴィム・ヴェンダース(Wim Wenders)監督作品で ピナ・バウシ(Pina Bausch, 1940-2009)の「軌跡を描いたダンスドキュメンタリー」3D映画、 Pina の日本上映開始日と日本語タイトルが9月15日に発表されました。上映開始予定日は、2012年2月25日、 日本語タイトルは、「Pina 3D ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち」です。ドイツのサイトは、 Pina - Ein Film für PINA BAUSCH です。
まだ先だなあ、と思われる方は、10月21日(金)より開催される東京国際映画祭の 特別招待作品として上映されることが決定されていますので、その機会にどうぞ。なお、ドイツでは、2011年9月30日から、 DVDとBlu-Ray でも発売されます。

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2011年9月15日  Das 178. Oktoberfest beginnt am 17. September 2011, und am 15. September fängt das japanische Asahibier-Oktoberfest in Hibiya an.

ミュンヘンの「十月祭」まであと2日、「オクトーバーフェスト 日比谷」は9/15から
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ミュンヘンでの第178回「十月祭」(Oktoberfest)が、 9月17日から始まり、10月3日まで行われます。日本では、この時期、9月15日から18日までの4日間ですが、 『アサヒビール オクトーバーフェスト 日比谷 秋の収穫祭 2011』 が行われます。今回が第7回ですが、ヨーデルクイーン「ベロニカ・レンツ」と「Top 4 plus」が登場予定。 忙しい日々に、ちょっと気をやすめて雰囲気を味わってみてはいかがでしょうか。

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2011年9月7日  Vortrag von Prof. Dr. Gabriele Diewald an der Sophia Uni, Tokyo: 15.00 -16.30 Uhr, am 10.Sept. 2011.

ディーヴァルト教授講演会、9月10日、上智大学にて
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来日中のガブリエレ・ディーヴァルト教授(Prof. Dr. Gabriele Diewald, ハノーファ大学)による講演会が、 9月10日(土)に、上智大学中央図書館8階 L-821で、15:00-16:30に開かれます。 タイトルは、„Probleme und Kontexte der Grammatikalisierungsforschung. “ (文法化の諸問題と文脈)で、講演はドイツ語で行われます。事前申し込み不要。 主催は、上智大学ヨーロッパ研究所です。 場所は、上智大学四谷キャンパスマップ をご参照下さい。

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2011年9月4日  „Mein bester Feind“: ab 10. September 2011 im Kino.

『ミケランジェロの暗号』2011年9月10日よりロードショー
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ヴォルフガング・ムルンベルガー(Wolfgang Murnberger)監督による『ミケランジェロの暗号』(2010年、オーストリア)が、 2011年9月10日より公開されます(TOHOシネマズシャンテ他)。 ドイツ語のオリジナルタイトルは、„Mein bester Feind“(「私の最も素晴らしい敵」)。 悲劇的要素の入ったコメディー(Tragikomödie)とも言われるこの作品は、 『ヒトラーの贋札』のスタッフが出演する<手に汗握る>歴史サスペンスでもあります。 ミケランジェロの絵画をめぐって、その絵を政治的に利用しようとするナチスと画商の駆け引きが見ものです。 日本での公式サイトは、映画『ミケランジェロの暗号』(http://code-m.jp/)、 オーストリアのサイトは、Mein bester Feind (http://www.meinbesterfeind.at/) です。

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2011年8月24日  34. Workshop: Medien und Sprache, am 16. September 2011

第34回メディアとことば研究会, 9月16日(金)
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第34回メディアとことば研究会が、2011年9月16日(金)15時〜18時20分に開かれます。 場所は、武庫川女子大学中央キャンパス 文学1号館 LI-505教室です。 一般の参加費は、500円(会員は無料 ただし、会員年会費は普通会員2,000円 大学院生1000円)となっています。
○ 発表者:岸本千秋(武庫川女子大学言語文化研究所助手),佐竹秀雄(武庫川女子大学言語文化研究所教授)
  タイトル:「M&L研究の現状と将来—過去の研究をふまえて」
研究会後には参加自由の懇親会が予定されています。奮ってご参加下さい。発表内容の概要、および、参加事前申し込みに関しては、 メディアとことば研究会のホームページをご参照下さい。

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2011年8月17日  9 Dokumentarfilme von Harun Farocki werden vom 23. bis 27. August 2011 in Athénée Français (Tokyo) aufgeführt.

ハルーン・ファロッキ監督ドキュメント映画,アテネ・フランセ文化センターにて上映(8/23-27)
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ハルーン・ファロッキ監督(Harun Farocki)のドキュメント映画9作品が、 2011年8月23日(火)から8月27日(土)の期間、アテネ・フランセ文化センターにて上演されます。 ドイツ語・日本語字幕付き付きで、一般が800円、ドイツ文化センター学生、アテネ・フランセ文化センター会員が600円です。
詳細は、 ハルーン・ファロッキ監督特集:上映スケジュール および、 ハルーン・ファロッキ監督特集:作品解説 をご覧ください。
ハルーン・ファロッキ監督は、1944年に今日のチェコに生まれ、映画監督として90以上の作品を発表してきていますが、 四方幸子氏のアテネ・フランセ文化センターに寄せた解説によれば、「感情的な誘導もメタファーも特定のストーリーもなく、 あくまでも即物的に構成されたドキュメンタリー映像。重ねられる分析的なナレーション。各作品には、 ファロッキならではの技術や人間に対する根源的な批評——技術の進展と連動し発達した視覚および映像システム、 それによって促進された視る側と視られる側との非対称的関係への——が込められている。」そうです。 なお、8月26日(金)18:00から、四方幸子氏(キュレーター、批評家)による講演「ハルーン・ファロッキとその作品」が予定されています。
上演される映画のタイトル: 「消せない火(燃え尽きない火焔)」(Nicht löschbares Feuer), 「見ての通り(物の見え方)」(Wie man sieht), 「この世界を覗くー戦争の資料から(世界の映像と戦争の刻銘)」(Bilder der Welt und Inschrift des Krieges), 「ルーマニア革命ビデオグラム(ある革命のビデオグラム)」(Videogramme einer Revolution), 「労働者は工場を去って行く」(Arbeiter verlassen die Fabrik), 「静物」(Stilleben), 「監獄の情景」(Gefängnisbilder), 「隔てられた戦争(識別と追跡)」(Erkennen und Verfolgen), 「リスクへの挑戦」(Nicht ohne Risiko).

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2011年8月9日  Dokumentarfilm über U 864(Spiegel TV/Cream Productions 2007) in BS1 am 12. August 2011.

「Uボート ノルウェー沖の海戦〜日本を目指したU-864〜」BS1 8月12日
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2011年8月12日(金) 金曜深夜[土曜午前 0:00~0:50](時間変更!)に、 BS1 で「Uボート ノルウェー沖の海戦〜日本を目指したU-864〜」が放映されます。 このドキュメンタリーは、Spiegel TVCream Productions が2007年に共同制作したもので、 原題は、U-864: Hitler's Last Deadly Secret です。詳しい紹介は、 Uボート ノルウェー沖の海戦(BS1) にあります。「1945年2月、ドイツのUボートがドイツ占領下のノルウェー、 ベルゲン港から日本に向けて出航」していた、という話を知る人は少ないでしょう。このUボート(U-Boot)の使命とは何だったのか、 いったい何が積まれていたのか、撃沈されてしまっていたUボートの謎に迫ります。
なお、このUボート(U-864)に関しては、http://www.klammi.de/html/u864.html に詳細な情報があります。

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2011年7月30日  „Nanga Parbat“: Ab 06. August 2011 im japanischen Kino.

「ヒマラヤ 運命の山」2011/8/6からロードショー
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暑い夏、寒い雪山の映画はいかがでしょうか。ドイツ語の原題は、„Nanga Parbat“。 ナンガ・パルバット(標高8125m、世界で9番目の高さ)はヒマラヤ山脈の西に位置し(パキスタン)、 1970年6月、メスナー兄弟(Reinhold Messner, Günther Messner) が初登頂を果たした山です。2010年1月にドイツで公開されたこの映画は、ヨゼフ・フィルスマイアー監督(Joseph Vilsmaier) によるもので、極限の登山家(Extrembergsteiger)として知られる ラインホルト・メスナー氏(Reinhold Messner) の原作Der verzauberte Berg.(ISBN-13: 978-3835402270) に基づき、彼が全面的に映画制作に協力した映画です。 弟のギュンター・マイスナーは、ナンガ・パルバットの登山で帰らぬ人となってしまいましたが、この事故に関しては、 その後、裁判となり、いったい何が起きたのかに関しては、当時の登山チームからもさまざまな異論が出されています。 この映画は、ラインホルト・メスナー氏の視点で描かれているものです。日本での公式サイトは、 「ヒマラヤ 運命の山」(オフィシャル・サイト) でどうぞ。

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2011年7月10日  Im Viertelfinale der FIFA Frauen-WM hat Japan gewonnen.

準々決勝「日本対ドイツ」、日本の勝利
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FIFA 女子ワールドカップ・サッカー 2011(FIFA Frauen-Weltmeisterschaft 2011) 準々決勝、日本は前優勝国ドイツと激突。延長戦の末、なんと1:0 で勝利しました。アウェーで、しかも最強国のチームと戦ったのですから、 この結果はたいしたものです。準決勝も期待しましょう。

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2011年7月3日  Publikumsgespräch: Sachiko Hara über Sachiko Hara, am 10. Juli 2011(14 - 16Uhr, im Europa-Saal des Goethe-Instituts Tokyo)

ドイツで活躍する俳優 原 サチコ のトーク(7/10)
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2011年7月10日(日)14~16時に、ドイツ文化会館1階ホールで、現在、 ハノーファー州立劇場(Staatsschauspiel Hannover)専属の俳優として活躍中の 原サチコのトークが開催されます。聞き手は、伊達なつめ(演劇ジャーナリスト)、入場無料ですが、参加にあたっては申込みが必要です。 原サチコは、2001年にベルリンに拠点を移し、 クリストフ・シュリンゲンジーフ(Christoph Schlingensief)、 ニコラス・シュテーマン(Nicolas Stemann)、 ルネ・ポレシュ(René Pollesch)といった名だたる演出家の下で活躍してきました。 今回は、そんな彼女のここまでの「軌跡や、ドイツで生きる俳優としての日常、 これまで一緒に仕事をした演出家や俳優について、原サチコでなくては語れない貴重なエピソード」が聞けるそうです。 詳細は、催し物カレンダー Goethe Institut Tokyo をご覧ください。なお、本人のブログは、サチコのドイツ演劇ドタバタ記 です。

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2011年7月1日  Der deutsche Bundestag hat den Ausstieg aus der Atomkraft bis 2022 beschlossen.

ドイツ連邦議会、2022年末までに原発から撤退を決議(2011.6.30)
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2011年6月30日、ドイツ連邦議会(Bundestag)は、 2022年末までに脱原子力発電を達成することを決議しました。 詳細は、 Abstimmung über Atomausstieg und Energiewende をご覧ください。
スイスも脱原発に舵を切っています(2034年に最後の原発が停止予定)。 イタリアも国民投票の結果、原発の再稼動をストップしました。オーストリアは、憲法に原発を放棄することを明記したとか。 Atomkraft in Europa: ≪von niemals≫ bis ≪auf Dauer≫ (Deister- und Weserzeitung) には、 このような原子力発電に対する、さまざまな国の情報が、短くまとめられています。 もちろん、経済界からの反発や、現在、原子力発電に従事している人々からの反発はあります。 これから、本当に原発をやめ、再生可能エネルギー(erneuerbare Energie)へとシフトしていくことができるのかどうか、 世界の注目の集まるところです。

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2011年6月28日  Buchenwälder, Fagus-Werk in Alfeld und Prähistorische Pfahlbauten sind als Welterben anerkannt worden.

ドイツではブナの森、ファーグス工場、杭上家屋が新たに世界遺産に
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日本では、小笠原諸島と平泉が世界遺産に認定されたというニュースが流れていた時、ドイツでは、 世界自然遺産にブナの森(Buchenwälder)が認定され、世界文化遺産にファーグス工場(Fagus-Werk) と杭上家屋(コウジョウカオク:Pfahlbauten)が認定されていました。
ブナの木の森は、人類の定住と深く関わっているとされ、今回の世界自然遺産に登録されたドイツの森は、5箇所です (Grumsiner Forst in Brandenburg, Nationalpark Kellerwald-Edersee in Hessen, Nationalpark Jasmund auf Rügen, Müritz-Nationalpark in Mecklenburg-Vorpommern, der Nationalpark Hainich in Thüringen)
ファーグス工場(Fagus-Werk)は、ハノーファ郊外のアルフェルト(Alfeld)にある製靴工場で、 バウハウスの建築家として有名なW. グロピウス(Walter Gropius) とA. マイヤー(Adolf Meyer)によって設計されたものです。
杭上家屋とは、杭(クイ)を打って水面の上などに立てた家ですが、 今回世界文化遺産に指定されたものは、合計111箇所でアルプス周辺諸国(ドイツ、フランス、イタリア、スイス、オーストリア、スロベニア)に点在する遺跡です。 古いもので紀元前5000年にも遡るとか。ドイツでは、ボーデン湖(Bodensee)周辺に9箇所、 オーバーシュバーベン(Oberschwaben)に6箇所、 シュタルンベルガー湖(Starnberger See)に3箇所。
最後に、2009年に世界自然遺産に登録された、ヴァッテンメア(Wattenmeer)は、 今回、ハンブルク周辺の地域まで拡大されました。
ユネスコの世界遺産の情報は、Welterbe - Deutsche UNESCO-Kommission 及び、 Welterbe in Deutschland (UNESCO) からも得ることができます。

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2011年6月29日  FIFA Frauen-Weltmeisterschaft 2011 hat am 26. Juni begonnen.

FIFA 女子ワールドカップ・サッカー 2011がドイツで6月26日に始まる
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FIFA 女子ワールドカップ・サッカー 2011がドイツで6月26日に始まりました。 ドイツ語のFIFAの公式ページは、FIFA Frauen-Weltmeisterschaft 2011 です。日本サッカー協会もFIFA女子ワールドカップ ドイツ 2011 特設ページ を立ち上げています。初日は、すでに伝えられているように、ドイツ対カナダは、2:1でドイツ、ナイジェリア対フランスは、0:1でフランスが勝利。 今日6月27日現地時間15時(日本時間22時)には、ナデシコ・ジャパン(1次リーグB組)がボッフム(Bochum)でニュージーランドと対戦します。 テレビ中継は、NHK-BS1で、6月27日(月)21:50~0:00に生中継が予定されています。
もう一方では、ご信託タコのパウル君の2世の座を狙って、8匹のタコが オーバーハウゼンの水族館(Sealife Aquarium in Oberhausen)で後継者争いをしています。 第一戦のドイツ戦を占ったところ、3匹が的中させたとか。これからが大変そうです。

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2011年6月21日  Verborgene, traurige Geschichten in Deutschland: Ein neues, japanisches Buch über die deutsche Geschichite.

菊池良生著『哀しいドイツ歴史物語』6/10発売
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ちくま文庫(筑摩書房)から、 菊池良生著『哀しいドイツ歴史物語ー歴史の闇に消えた九人の男たち』が6月10日に発売になりました。 実は、この本は、2000年11月に小学館から発売になった『犬死ー歴史から消えた8人の生贄』という本を改題、文庫本化したものです。 ドイツの15世紀から19世紀にかけて登場する人々で、「華やかな歴史群雄の底に埋もれてしまうような人物」が中心に描かれていますが、 歴史好きな人々にとっては、おもしろいことうけあいです。全体は8章から構成され、「お人好しな太鼓叩き」、「叩き上げ傭兵隊長」、 「哀しい官僚」などが登場。文庫本化にともない、医師・作家の鎌田實氏の解説が付きました。小学校3年生からの友人なんだそうで、 筆者の意外な側面が語られています。なお、菊池良生氏は、同じ ちくま文庫から、 『ハプスブルク家の光芒』も出しています。

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2011年6月13日  Die Website des Deutschen Wetterdienstes erregt öffentliche Aufmerksamkeit in Japan. Infos zur möglichen Ausbreitung radioaktiv belasteter Luft werden mit Grafiken gezeigt.

ドイツ気象庁のサイト、日本でも有名に:放射能に汚染された大気の流れは このサイトで
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ドイツの気象庁(Deutscher Wetterdienst)のサイトが、日本の放射能に汚染された大気の流れに関する予想を発信していることが、 日本でも話題になっています(日本の気象庁はやっていないので)。 当初は、時々情報が更新される程度でしたが、5月31日からは、Ausbreitung Japan というバナーがトップページ の右側にでき、定期的に更新されるようになっています。この予想は、高度250mにおける放射能に汚染された大気がその時の気象状況に応じてどのように流れるか、 というシュミレーションを6時間おきに地図上で示したものです。ただし、注意書きにもあるように、放射能物質の放出の度合いは分からないので、 示されている値に関しては、あくまでも相対的な分布と拡散に基づいているので正確ではなく、結果から原因を推論すること(Rückschluss) は不可能です、と書かれていますのでご注意。
さらに、同ページには、ドイツの環境省 (本当は、「環境・自然保護・発電所の安全のための連邦省」 Bundesministerium fuer Umwelt, Naturschutz und Reaktorsicherheit という) へのリンクがあり、ここでも、REAKTORKATASTROPHE IN JAPAN(日本における発電所崩壊)という窓が右側に用意されています。 この政府のサイトでは、さらに Fukushima-Informationsportal (福島情報ポータル)というサイトへのリンクがあり、 より詳細なデータが公表されています(正確には、 Informationen zur Lage in den japanischen Kernkraftwerken Fukushima, Onagawa und Tokai/ GRS - Fukushima-Informationsportal という名前のページです)。日本では手に入らない情報が、こういうサイトから手に入ることもあります。

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2011年6月8日  33. Workshop: Medien und Sprache, am 18. Juni 2011

第33回メディアとことば研究会, 6月18日(土)
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第33回メディアとことば研究会が、2011年6月18日(土)15時〜18時に開かれます。 場所は、〈東京会場〉が東洋大学白山キャンパス5号館2階5201教室(訂正になりました)、 〈関西会場〉が武庫川女子大学研究所棟6階 I‒609 言語文化研究所です。 一般の参加費は、500円(会員は無料 ただし、会員年会費は普通会員2,000円 大学院生1000円)となっています。
○ 発表者:布尾勝一郎(財団法人海外技術者研修協会(AOTS)AOTS日本語教育センター(JLTC))
  タイトル:「メディアとことば」研究における分析対象としての新聞—その位置付けと特徴(仮題)
○ 発表者:古川敏明(大阪大学大学院言語文化研究科講師)
  タイトル:多声的な言説行為としてのユーモア—ハワイのローカル・コメディー
研究会後には参加自由の懇親会があり、さらに詳しい話を訊けるようです。 参加にあたっては、メディアとことば研究会のホームページにあるように、 事前に申し込みをする必要があります。

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2011年6月6日  Sprosse als EHEC-Infektionsquelle?: Nach Angabe des niedersächsischen Verbraucherschutzministeriums am 05. Juni 2011

芽野菜が腸管出血性大腸菌(EHEC)の原因か?
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6月5日のニーダーザクセン州(Niedersachsen)消費者保護庁の広報官ゲルト・ハーネGert Hahneによれば、 腸管出血性大腸菌(EHEC: Enterohämorrhagische Escherichia coli)が原因と考えられる大きな感染源で共通に生で食べられていたものとして、 芽野菜(Sprosse)があることを発表しました(情報源:dapd: EHEC-Welle soll auf rohe Sprossen zurückgehen)。 Mungbohnen(リョクトウ)や、Sojabohnen(ダイズ) から作られていたモヤシを生で食べたこととの関係性が疑われています。
日本では、腸管出血性大腸菌として O-157 が有名で、最近も立て続けに被害者が出ていますが、今回のヨーロッパ、特にドイツを騒がせているのは、 O-104:H4 だと言われています。6月5日の段階で、世界12カ国で1700人を超える人々が感染し、ドイツでは死者21名、感染者は1526名、 O-104が原因とされる溶血性尿毒症症侯群(HUS: Hämolytisch-urämisches Syndrom)にかかっている人が627名にのぼるそうです。 引き続き、キュウリ、トマト、サラダ野菜を生で食べないようにと呼びかけられています。 ドイツでの現状分析は、Robert Koch Institut をご参照下さい。 また、日本の外務省でも「海外安全ホームページ:スポット情報」として、6月2日付けで ドイツ:腸管出血性大腸菌による感染症の発生 についての注意を呼びかけました。従来は、この大腸菌で感染して重症化するのは幼い子供が中心だったそうですが、 今回は成人、特に女性の感染者が多いというのが特徴、そしてやっかいなことに抗生物質が効きにくい、というのも大きな問題です。

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2011年5月31日  Meisterwerke von Werner Herzog, 11. bis 24. Juni 2011, Theater Image-Forum in Shibuya

ヘルツォーク傑作選2011, 6/11 - 6/24 シアター・イメージフォーラムにて
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6月11日(土)〜24日(金)に、あの強烈な個性のドイツ人映画監督 Werner Herzog の8作品が上映されます。 今回は、日本未公開作品として、My Son, My Son, What Have Ye Done (2009)と、 The Wild Blue Yonder(2005)が上映予定です。「人並みの人生などヘルツォークには用がない。」 とか、「ヘルツォークは誰も見ていない世界を見るために映画を作る。」(柳下毅一郎) とか、さまざまな形容がされるヘルツォーク作品、 この機会に是非どうぞ。当日一般 1,500円、学生1,200円、シニア会員1,000円、特別鑑賞券1,300円、3回券3,300円となっており、お得な買い方もできます。 詳細は、ヘルツォーク傑作選2011 をご覧ください。

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2011年5月28日  Einladung zum Symposium am 05. Juni 2011: Das Rahmenthema „Einladung zur Ikai(Grenzen zur anderen Welt)“

シンポジウム:「異界」へのいざない, 2011年6月5日13時より
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2011年6月5日(日)午後1時から3時半まで、聖徳大学 言語文化研究所の主催で、松戸駅東口の同大学生涯学習社会貢献センターにおいて、 「『異界』へのいざないードイツ、日本、中国の文学・音楽からー」というテーマでシンポジウム(公開研究発表会)が開催されます。 「異界」をテーマに比較文学文化という視点からドイツ文学文化をみつめてみる。 現代にいきる我々日本人にとっての「異界」の在り方をともに多角的な視点で考えていく催しです。 事前申し込み不要、入退場は自由です。
詳細は、東洋大学の 「異界」へのいざない―ドイツ、日本、中国の文学・音楽から― Event Guide あるいは、「異界」へのいざない(日本独文学会サイトでの紹介) をご参照下さい。聖徳大学のサイトには、パンフレット(pdf) もあります。

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2011年5月25日  Das 6. Hibiya-Oktoberfest findet in Hibiya-Park vom 20. bis 29. Mai statt.

「日比谷オクトーバーフェスト 2011」は5月29日まで開催中
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今年で第6回になる日比谷オクトーバーフェスト。今年も5月20日から日比谷公園・噴水広場で開催されています。 今年は2種類の樽生ビールが登場するそうです。
日時: 2011年5月20日〜5月29日
月〜金:12:00〜21:30, 土日:11:00〜21:30
(20日のみ17:00オープンで、ラストオーダーは、各日終了の30分前)
入場料は無料(ただし飲食は有料)、ステージでは、ドイツ音楽の演奏が行われ、さまざまなグッズの販売も予定されています(オリジナルコースターもあり)。 なお、東北復興支援として東北地方の地酒を販売する「東北SAKEフェスタ」も同時開催されます。 詳細は、日比谷オクトーバーフェスト 2011 をご参照下さい。

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2011年5月18日  Am 16. Mai 2011 ist Kiyoshi Kodama gestorben.

児玉 清氏、5月16日に他界
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俳優でありテレビ司会者としても活躍した児玉清氏が、5月16日に他界しました。詳細は、 児玉清さんが死去(MSN産経ニュース) 等をご覧ください。児玉清氏は、学習院大学ドイツ文学科を卒業され、学習院でもたびたび講演を行って頂いていました。 心からご冥福をお祈りいたします。

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2011年5月17日  „The Red Baron“ kommt ins japanische Kino, am 21. Mai 2011.

2011年5月21日、映画「レッドバロン」公開
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2011年5月21日から、丸の内ルーブルなどでドイツ映画「レッドバロン」が公開されます。 日本で「レッドバロン」というと、同名の「新車・中古のバイク販売の店名」を思い出しますが、 実は、第一次世界大戦時の実在のドイツ空軍エース・パイロット、マンフレート・フォン・リヒトホーフェン(Manfred von Richthofen) のこと。この映画の日本の公式サイトは、レッドバロン で、 ドイツで2008年に公開されたこの映画の公式ページは、 Der Rote Baron です。 ドイツ映画なのに、原語は英語ですので、日本で公開されるこの映画も英語です(ドイツでは、ドイツ語に吹き替えられて公開されました)。
この映画のドイツでの評判は、Pressespiegel zum Thema Film & KinoDer Rote Baron (www.film-zeit.de) にまとまっていますので、概観できます。

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2011年5月13日  Dokken(=Diplom Deutsch in Japan): Anmeldetermin bis 20. Mai 2011.

2011年独検春の試験:締め切りは5月20日(金)
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2011年春の独検の願書受付締切は、5月20日(金)(消印有効)です。 ただし、書店・生協での払込みは5月19日(木)まで。 春の試験は、午前が5級と3級、午後が4級と2級となっています。となり合せの級は併願ができます。 5級+4級は、6,000円、4級+3級は、8,500円、3級+2級は11,000円とお得です。
詳細は、独検:次回試験実施要領 をご覧ください。

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2011年5月9日  Am 2. Mai ist „Baltic 1“ in Betrieb gegangen. Der neue Wind weht.

5月2日、「バルティック 1」稼働。新しい風がふく。
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2011年5月2日、バルト海(Ostsee)では初めての商業風力発電施設が稼働しました。民間企業が全額出資する洋上風力発電施設で、 「再生可能エネルギー国際経済フォーラム」(IWR - Internationales Wirtschaftsforum Regenerative Energien) によれば、21基の風力発電機(Windräder)を備え、1基当たり2,3 MW(メガワット)、総発電容量は48.3MWとのこと。 この民間会社のサイトは、EnBW AG です。原子力発電所の見直しが盛んに議論されるドイツですが、 再生可能エネルギーへの取り組みは、同時進行で進んでいる様子が見えます。
もう一方では、バーデン・ヴュルテンベルク州(Baden-Württemberg)や、ラインランド・プファルツ州(Rheinland--Pfalz) では、緑の党(Die Grünen)と社会民主党(SPD)の連立政権が誕生します。 これらの動きは、福島第一原子力発電所の事故とも関連していると言われています。どうやらエコな風が強まっているようです。 今回は、 IWREnBW: Merkel weiht Baltic 1 offiziell ein. と、 faz.net„Baltic 1“ In der Ostsee drehen sich die ersten Windräder. というタイトルの記事を参考にしました。

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2011年4月29日  Ab 30. April 2011 läuft „Mahler auf der Couch“ im Kino.

「マーラー 君に捧げるアダージョ」4月30日より上映
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グスタフ・マーラー(Gustav Mahler, 1860-1911) というと、後期ロマン派の著明な作曲家で、かつ指揮者として有名ですが、 そんなマーラーの結婚生活の危機とフロイトとの出会い等を描いた映画「マーラー 君に捧げるアダージョ」が4月30日から公開されます。 日本の公式サイトは、「マーラー 君に捧げるアダージョ」 で、 パーシー・アドロン(Percy Adlon)監督とフェリックス・アドロン(Felix Adlon)監督のドイツ・オーストリア合作作品です。 ドイツ語の公式サイトは、Mahler auf der Couch で、どちらのサイトでもドイツ語の予告編を見ることができます。
19世紀末の雰囲気の中で、フロイトやクリムトがどのように描かれているのかも気になります。上記のドイツ語サイトでは、 この映画に関してのドイツの新聞記事の論評もPDF版で提供されていますので、興味のあるかたはどうぞ。

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2011年4月25日  Zwei neue Bücher zur Erweiterung deutscher Ausdrücksmöglichkeiten für Japaner

ドイツ語の表現力をつける2冊の新刊紹介:<きちんと書く>か<考える>か?
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今日(2011年4月25日)は、イースターの月曜日(Ostermontag)で、ほとんどのヨーロッパの国々ではお休みです。 日本では、通常通りの blauer Montag ですが、今日は2冊の4月の新刊本の紹介です。
1冊目は、『ドイツ語できちんと書いてみる:中級ドイツ語文法と作文』 という 三修社 から出された本で、副題が示すように、ドイツ語学習の初級を終えた後で、 中級文法を意識して基本的なドイツ語の文を書くための手引き書・練習帳的な性格を持っています。執筆は、高田博行・飯田道子・平井敏雄の学習院大トリオ。
もう1冊は、白水社 の新しいシリーズ ≪日本語から考える!≫ の1冊として出版された『日本語から考える! ドイツ語の表現』。 執筆者は、日本語学専門の山田敏宏(岐阜大学)とドイツ語学専門の清野智昭(千葉大)。 日本語の簡単な表現が、文法的にどのような特徴を持っているかが解説され、その中のいくつかの単文がドイツ語ではどのように表現されるかが詳しい解説付きで載っています。 レベル的には、中級以上の学習者でしょうが、ドイツ語の細かいニュアンスや、言語の分析に興味のある人達にとっては、 興味深い読み物になっています。1つだけ簡単な例をあげます。「(田中さんに向かって)これ、田中さんに差し上げます。」(P.18)は、 ドイツ語で何と言ったら適切でしょうか?

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2011年4月21日  Ab 1. Mai 2011 dürfen die Osteuropäer, deren Staaten 2004 der EU beigetreten sind, frei in Deutschland arbeiten, aber ...

ドイツでは、5月1日から一部の東欧の労働者が自由に働けるようになるが、...
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2011年4月17日の FAZ NET に、 Deutscher Arbeitsmarkt: Gastarbeiter dringend gesucht (「ドイツの労働市場:外国人労働者急募」) という記事が掲載され、その中で、2011年5月1日から、2004年にEU に加盟した東ヨーロッパの国々 (ポーランド、チェコ、スロヴァキア、スロベニア、ユーゴスラビア、バルト諸国)の人達が、ドイツで自由に働けるようになることが紹介されていました。 従来は、近隣の国々からの「外国人労働者」(Gastarbeiter)が、ドイツ人の職を奪うということが心配されていましたが、 今回の労働市場の自由化は、実はあまり変化をもたらさないのではないか、と言われています。
まず、他のヨーロッパの多くの国々と同様に、ドイツでも専門職(医者、看護師、技術者、手工業者など)の人材は大量に不足しています。 イギリス、アイルランド、スウェーデンなどは、すでに2004年に労働市場を解放しています。2006年には、スペイン、ポルトガル、 フィンランド、ギリシャ、イタリアが労働市場を解放。そんな流れから取り残されていたのがドイツとオーストリアだった、 という訳です。今回の自由化により、ライン・ヴェストファーレン経済研究所(Rheinisch-Westfälisches Institut für Wirtschaftsforschung)の所長 Christoph Schmidt 氏は、新たに東欧から入ってくる年間の労働者を10万人と予想。 労働市場・職業研究所(Institut für Arbeitsmarkt- und Berufsforschung (IAB))は、最も多くの労働者が入ってくる場合でも、 13.4万人と予想しています。もうすでに優秀な労働者は、ヨーロッパのより良い職についているのではないか、という観測が背後にはあります。 さて、どうなるでしょうか?

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2011年4月17日  Angela Merkel und die Ministerpräsidenten der Länder wollten schnellstmöglich aus der Kernenergie aussteigen. (15.04.2011)

メルケル首相と州大統領、核エネルギーからできるだけ早く撤退することを宣言(4/15/2011)
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2011年3月11日以前は、現存する原子力発電所(Atomkraftwerke)をより長く使おうという計画があったドイツですが、 2011年3月11日以降、現在稼働中の原子力発電所の安全点検を始め、さらに4月15日には、メルケル首相は、各州の大統領と会談し、ついに、 「原子力エネルギーからできるだけ早く撤退し、再生可能エネルギーへ乗り換えたい」 (Wir alle wollen schnellstmöglich aus der Kernenergie aussteigen und in die Versorgung mit erneuerbaren Energien ein- und umsteigen.) と発表しました。これで、ドイツは、脱原発路線に明確に回帰したことになり、今後、実行に移すにあたり各種の法整備や具体的な計画を建てることになります。
さまざまなメディアで、すでに伝えられていますが、例えば、WELT ONLINEEinig und eilig will Deutschland den Atomausstieg をご参照ください。

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2011年4月14日  Am 11. April 2011 ist Prof. em. Tsunekazu Murata verstorben.

去る4月11日に村田經和先生、他界
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村田經和先生(ドイツ文学)が、去る4月11日(月)享年80歳で他界されました。ここに謹んでご冥福をお祈りするとともにお知らせいたします。 なお、ご葬儀はご親族のみで執り行われます。

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2011年4月12日  NHK Fernseh- und Radiokurse Deutsch 2011

2011年のNHK テレビ、ラジオのドイツ語講座
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紹介が遅れましたが、2011年3月28日から新年度のNHK語学講座が始まっています。 テレビでは、火曜日午後11:25〜11:50(再放送は、翌週火曜日午後1:30〜1:55)に放送中。 Euro24 というコラボ企画の中で、 ドイツ語、フランス語、スペイン語、イタリア語で24の動詞に注目して進行します。 「テレビでドイツ語」では、<シュヴァルツヴァルト 黒い森に癒される>というタイトルで進行、講師は吉満たか子(広島大)、 ナビゲーターは、内田恭子、レポーターはLena Fritsch、パートナーは、 Daniel Kern, Kerstin Haring, Julian Ando の3名です。
ラジオは、「まいにちドイツ語」というタイトル。 放送は、午前7:00〜7:15(再放送は、同日の午後3:15〜3:30)で、月曜日〜水曜日が入門編でタイトルは「ゾフィーのドイツ語教室」。 講師は渡部重美(獨協大)、 パートナーは、Dr. Angelika Werner(獨協大), Thomas Meyer の2名。 木曜日と金曜日は、講師が相澤啓一(筑波大)と Reinhard Zöllner(ボン大学)による「ドイツ語が見てきたNIPPON」というテーマ。 ラジオ講座は、放送の翌週1週間は、NHK語学番組のホームページ から聞くことができます。 また、NHKの番組と連動した無料の語学学習サイト ゴガクル もぜひご利用下さい。 学習のペースを作るのに、NHKの語学放送はもってこいです。どんどん利用しましょう。

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2011年4月4日  Putzmeister schickt noch 4 Riesen-Pumpen nach Japan.

プッツマイスター社、あと4台の巨大ポンプ車を日本へ送ることに
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4月2日(土)に来日したドイツの外務大臣グイード・ヴェスターヴェレ氏(Guido Westerwelle (FDP)) は日独外相会談で、「危機的状況が安定した後の日本の経済的復興に向け『民主的な価値観を共有するパートナーとして支援していきたい』と表明」し、 さらに、 「既に原発冷却に使われている自国製コンクリートポンプ車(通称キリン)を同日、追加で1台投入し、 さらに3台を後日送る意向を伝え」たそうです(毎日新聞、4月2日)。
ここで話題になっているのは、プッツマイスター社(Putzmeister)のポンプ車。最初に投入されたのは、 Putzmeister M58Welt-Online (参照記事は、Deutsche-Putzmeister-Pumpe-soll-Atomruine-kuehlen, 3月31日)によれば、 今度は、Putzmeister M626 が、すでに木曜日にシュトゥットガルト空港で ロシア製の輸送機Antonow 124に積み込まれたそうですが、その重量はおよそ80トン。 通常は、分解して輸送し現地で組み立てるのだそうですが、今回のような緊急の場合は、それでは間に合わないということから、分解せずに輸送されるとか。 前回のものに比べ、「テレスコープ腕は4メートル高く(62m)、1時間に16万リットル」放水できるそうで、今後投入される3台とともに活躍が期待されています。
福島原子力発電所の事故は、連日のように世界に報道されていますが、一日も早く安全な状態になることを祈ってやみません。 なお、ドイツ語での報道では、super-GAU という表現が目立ちますが、もともとGAU とは、 größter anzunehmender Unfall(想定可能な最大規模の事故)のことで、特に原子力発電所の事故に対して使われる言葉です。

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2011年3月15日  Wegen des katastrophalen Erdbebens mit Tsunamis am 11. März 2011 werden viele Vortäge, Seminare und Veranstaltungen abgesagt.

東北地方太平洋沖地震の影響で、各種講演会、ゼミなどが中止に
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2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震および大津波のために、東北地方を中心として甚大な被害が出ています。 被災者の皆さまには、心からお見舞い申し上げます。
なお、このような大災害にあたり、多くの各種講演会、ゼミ、研究会などが中止になっています。 当新着情報で扱っているものでも、中止になっているものがありますので、元情報をご確認下さるようお願いします。
第32回メディアとことば研究会(3月18日)も中止になりました。
さらに、第16回ドイツ語教授法ゼミナール(3月18日〜3月21日)、 東京、神戸、札幌の計4大学で開催予定だったAguado教授講演会、 第53回文化ゼミナール(3月20日〜3月26日)、各地開催予定のGilcher-Holtey教授講演会、 第18回「社会と行為から見たドイツ語」研究会(3/31)も中止となっています。

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2011年3月11日  Filmvorführung „Wholetrain“ + Podiumsdiskussion mit Florian Gaag und Taboo1 + live „Sprühen“: am 18. März 2011, Goethe-Institut Tokio

WHOLETRAIN上映:ガーク監督とTABOO1を招いてのライブ・ペインティング、トーク
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2011年3月18日、ドイツ文化会館ホールで、 フロリアン・ガーク監督(Florian Gaag)の映画 WHOLETRAIN (2006年公開、89分、日本語字幕付き)が上映されます。今回のイベントは、 ミュンヘンのグラフィティを代表するライターでもあるガーク監督が、日本のグラフィティ・ライター、TABOO1 と語り合い、さらには、グラフィティ製作の実演も行うというところが見ものです。最初に、ライブ・ペインティングが行われ、その後に、映画上映と なる予定のようです。
17:00 〜 ライブ・ペインティング(フロリアン・ガーク&TABOO1による実演)
18:00 〜18:30  開場、19:00-  WHOLETRAIN 上映
20:30 〜   トーク:フロリアン・ガークと日本のライターTABOO1を迎えて (日本語・ドイツ語逐次通訳付き)
21:20 〜   グラフィティ・パーティー(ホワイエ)
参加は無料ですが、メールで申し込みが必要です。詳細は、 ゲーテ・インスティテュート東京、催し物カレンダー をご覧ください。

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2011年3月9日  18. Workshop von SPG−SocioPragmatica Germanica, an der Gakushuin Uni (am 31. März 2011)

第18回「社会と行為から見たドイツ語」研究会、学習院大学にて(3月31日)中止!
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「社会と行為から見たドイツ語」研究会の第18回研究会が、来たる3月31日(木)、14:30〜17:45に開催されます。 興味、関心のある方は、奮ってご参加下さい。
場所: 学習院大学(キャンパス地図)西2号館-506教室
プログラム (要旨に関しては、日本独文学会新着情報をご参照下さい)
14:30- 板倉歌(日本大学):ドイツ語話法助動詞の意味分布についての一考察 ― 英語との比較において
15:30- 休憩
15:45- 山下仁(大阪大学)、渡辺学(学習院大学)、高田博行(学習院大学):鼎談:「言語意識と社会」の現在

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2011年3月8日  Beliebte Pappkameraden im Rosenmontagszug 2011?

2011年のバラの月曜日、誰が人気の張り子になったか?
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2011年のバラの月曜日(Rosenmontag)は、3月7日でした。ドイツ語圏でのカーニバルの最も盛り上がる日ですが、 特に有名なのがケルン(Köln)、 マインツ(Mainz)、 デュッセルドルフ(Düsseldorf)、そして エッシヴァイラー(Eschweiler) です。 バラの月曜日の仮装行列(Rosenmontagszug)というと、毎年、話題になる人達が張り子(Pappkamerad) になって登場するのですが、今年は、何と言っても3月1日に防衛大臣を辞任したばかりの カール・テオドーア・ツー・グッテンベルク氏(Karl-Theodor zu Guttenberg)だったようです。 その他に、グッテンベルク氏の処遇で困っているアンギー(Angie)が、Angies Voodoo Lounge として登場したり、 昨年、『ドイツは自滅する』(Deutschland schafft sich ab.) という本で一大議論を巻き起こしたティロ・ザラツィン(Thilo )などが登場。 3月9日が、灰の水曜日(Aschermittwoch)で、もうカーニバルは終わってしまいますが、 今年の仮装行列の様子は、いろいろなサイトにあがっていますので、ネットでも楽しむことができます。 WELT ONLINEVoodoo-Merkel, Guttenberg und die Jecken でも16枚の写真を見ることができます。

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2011年3月6日  Einladung zum 13. DaF-Workshop, am 26. März 2011 an der Ryutsu Kagaku Uni

第13回ドイツ語教授法ワークショップ, 3/26, 流通科学大学(神戸)
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第13回ドイツ語教授法ワークショップが、神戸の流通科学大学で開催されます。今回は、 カッセル大学(Universität Kassel)の Prof. Dr. Karin Aguado 氏が第16回教授法ゼミナールに招聘され来日するのを機に、 Evaluation mündlicher Leistungen im Fremdsprachenunterricht: Kriterien, Verfahren, Probleme というテーマで ワークショップが開催されます。詳細問い合わせ、参加申し込みは、Mmayumi_Itayama Klammeraffe red.umds.ac.jp まで(Klammeraffeは、アットマークに読み替えて下さい)。

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2011年3月5日  32. Workshop: Medien und Sprache, am 18. März 2011

第32回メディアとことば研究会, 2011年3月18日(金)開催中止になりました(3/15)
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第32回メディアとことば研究会が、2011年3月18日(金)に以下の要領で開かれます。 会員でない方も500円の参加費で参加できます(会員は無料。ただし、会員年会費は普通会員2,000円 大学院生1000円)。関心のある方は、奮ってご参加下さい。
日時:2011年3月18日(金)15時〜18時
場所:東洋大学白山キャンパス,5号館1階 5101教室
発表1:村松麻里(立教大学大学院異文化コミュニケーション研究科博士後期課程1年)
タイトル:絵本というメディア
キーワード:絵本論、めくり、物語、記号、表象、メディア論
発表2:三宅和子(東洋大学文学部日本文学文化学科教授)
タイトル:メディア時代のウチ・ソト・ヨソ
キーワード:対人把握、ウチ・ソト・ヨソ、電子メディア、選択的・部分的人間関係、コミュニケーションのゆらぎ
発表の概要、参加申し込み等の詳細は、メディアとことば研究会 をご参照下さい。

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2011年2月28日  Am 17. Feb. 2011 ist Ken'ichi Mishima mit der Ehrendoktorwürde der FU Berlin ausgezeichnet worden.

三島憲一氏、ベルリン自由大学から名誉博士号を授与される(2/17)
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2011年2月17日、哲学者の三島憲一氏は、ベルリン自由大学(Freie Universität Berlin) から名誉博士号(Ehrendoktorwürde)を授与されました。そのもようは、 „Ein Mann des wahrhaft kritischen Denkens“ (「本当に批判的思考を持つ人」)として紹介されています。なお、授与式当日は、あのユルゲン・ハーバーマス(Jürgen Habermas, Link:de.wikipedia.org) が、三島憲一氏を讃えるスピーチ(Laudatio)を行いましたが、そのスピーチは、FAZ.NETJürgen Habermas über Kenichi Mishima: Er zeigt auf unseren blinden Fleck. で読むことができます。

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2011年2月26日  „Sprachbewusstsein und Gesellschaft: Deutsche und japanische Perspektive“ ist am 15. Feb. erschienen.

『言語意識と社会:ドイツの視点・日本の視点』2月15日に発売
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「言語を意識するとは、どういうことなのだろうか? 意識は、どのように、言語化されるのだろうか? 言語と意識は、社会とどのように取り結ばれているのだろうか?」 そんな問いかけをする本が 三元社 から2月15日に発売されました(上記の文章は、同書の帯からの引用)。 『言語意識と社会:ドイツの視点・日本の視点』 に詳細な目次が掲載されて紹介されていますが、 日本とドイツの言語研究者、合計10名による論集となっています。「言語と社会」というテーマに関心がある人、さらには、 従来のいわゆる「欧米」との比較にいささか不満をもっている人、より詳細な事実に裏付けられた現状を把握したい人などにおすすめです。 定価 3700円+税。編集は、山下仁(大阪大学大学院)+渡辺学(学習院大学ドイツ語圏文化学科)+高田博行(学習院大学ドイツ語圏文化学科)の3人です。

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2011年2月21日  Berlinale endet am 20.Feb. 2011: Jodaeiye Nader az Simin (Nader And Simin, A Separation) von Asghar Farhadi erhielt den Goldenen Bären.

ベルリン国際映画祭終了:金熊賞は、イランのファルハディ監督作品に
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2月20日に閉幕した第61回ベルリン国際映画祭 (Berlinale)。 金熊賞は、イランのアスガー・ファルハディ監督 (Asghar Farhadi) の 『ナデール・アンド・シミン、ア・セパレーション(英題)』(Jodaeiye Nader az Simin (Nader And Simin, A Separation)) が受賞。瀬々敬久監督の大作『ヘヴンズ ストーリー』 (Heaven's Story)は、 国際批評家連盟(Fédération Internationale de la Presse Cinématographique)によるフォーラム部門賞 (Preis für einen Film der Sektion Forum)と最優秀アジア映画賞(NETPAC-Preis)を受賞しました。 ドイツからの作品では、ウルリヒ・ケーラー監督(Ulrich Köhler)が、『眠り病』( Schlafkrankheit) で、最優秀監督賞の銀熊賞(SILBERNER BÄR FÜR DIE BESTE REGIE)を獲得しています。

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2011年2月14日  61. Internationale Filmfestspiele Berlin: 10. bis 20. Feb. 2011

第61回ベルリン国際映画祭(2011年2月10日〜2月20日)開催中
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第61回ベルリン国際映画祭が2月10日から始まっています。  日本からは、瀬々敬久監督の4時間38分の大作 『ヘヴンズ ストーリー』、 深川栄洋監督の『白夜行』 などが上演されています。 『ヘヴンズ ストーリー』は切符が売り切れたとか、『白夜行』の主演悪女役の堀北真希がサイン攻めにあったとか、日本にも情報がパラパラと入ってきています。 この2つは、かなりの注目度のある社会派映画です。その他にも、さまざまなジャンルの面白い映画がありますが、注目映画を発見するには、 公式サイト Internationale Filmfestspiele Berlin (Berlinale) をこまめにチェックするしかありません。 多くの映画は、それぞれカタログもダウンロードできるようになっていますので、それを見て概略をつかむこともできます。もちろん、 ベルリンで実際に見るのが一番なんですが。

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2011年2月10日  Nichimandoku: Nichi(JAPAN)+Man(Manga)+Doku(Deutschland). Ein Versuch, in dem eine japanische Mangaka und ein deutscher Comickünstler zusammen eine Geschichte zeichnen, ohne sich je getroffen zu haben.

「日マン独」=「日本+マンガ+ドイツ」の実験!
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一度も会ったことがない日本人マンガ家とドイツ人のマンガ家が、一緒に1つのマンガを描いたらどうなるでしょう。 そんな実験的なサイトが http://www.nichimandoku.jp/ です。 日本人マンガ家としては、まつおか・わか、 ドイツ人マンガ家としては、ディルク・シュヴィーガー(Dirk Schwieger (Webseite des eigen•verlags)) が、この実験的な企画に取り組んでいます。どのようにからんでくるのかは、これからのお楽しみですが、 ドイツ側には、クリスティーナ・プラカ(Christina Plaka)も参加する模様。 すでに、1回目が1月24日、2回目が1月31日、3回目が2月7日にアップされています。(マンガをクリックして大きくして読めます。) 思いもよらないブレイクを期待したいところです。

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2011年2月7日  Gastvortrag von Prof. Dr. Bernd Müller-Jacquier (Universität Bayreuth, Gastforscher an der Gakushuin Universität)

ベルント ミュラー・ジェキ教授講演会「非直接性:多義的な解釈可能性の再構築」(3月4日)
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2011年3月4日(金)、学習院大学人文科学研究所主催で、バイロイト大学(Universität Bayreuth)教授、 学習院大学客員研究員であるベルント ミュラー・ジェキ氏 (Prof. Dr. Bernd Müller-Jacquier) による講演会が開かれます。 演題は、Indirektheit: Rekonstruktionen mehrdeutiger Interpretationsvorlagen(非直接性:多義的な解釈可能性の再構築)。 ベルント ミュラー・ジェキ氏は、異文化間コミュニケーション、異文化間ゲルマニスティクの分野で著明、 著書には、『異国でのドイツ人』(Deutsche in der Fremde Assimiliation – Abgrenzung – Integration, 2007)、 『異文化間コミュニケーション:間文化性』(Interkulturelle Kommunikation – Interkulturalität, 2008)などがあります。
講演は、ドイツ語で行われますが、日本語要旨配布予定です。予約不要、参加費無料。詳細は、 日本独文学会新着情報をご覧ください。
日時:2011年3月4日(金)午後5時半〜午後7時ごろ
場所:学習院大学(JR目白駅、地下鉄副都心線雑司が谷駅下車)北2号館10階、人文科学研究所会議室

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2011年2月1日  Einladung zum Arbeitskreis für deutsche Sprachforschung, am 19. Feb. 2011

ドイツ言語理論研究会(2011年2月19日)のご案内
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ドイツ言語理論研究会では、2011年2月19日(土)2時半より、 秋葉原ダイビル12階(1202室)会議室A(駅前の大きなビル)にて例会を開きます。 今回は、
読書報告:黒田 享(筑波大学):Christopher Schmidt: "Kulturtheoretische Dimensionen: Überwindung eines überkommenen Paradigmas" In: M. Szurawitzki/Ch. Schmidt (eds.): Interdisziplinäre Germanistik im Schnittpunkt der Kulturen. (2008) S. 305-315.
と、その論文の執筆者であるフィンランド、オーボアカデミー大学(Åbo Akademi)の Christopher Schmidt 氏による研究発表 "Wie kann man Unternehmensidentitäten durch kognitionslinguistische Bild-Schematik kommunizieren? Das Beispiel Hitachi" が予定されています。関心のある方は、どなたでも参加できます。奮ってご参加下さい。 詳細は、ドイツ言語理論研究会 (新サイトに移行)をご覧ください。

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2011年1月27日  Tôru Kumagais Buch über Deutschland (erschienen im Jan. 2011)

熊谷徹『あっぱれ技術大国ドイツ』(2011年1月)
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在独20年のジャーナリストで、『住まなきゃわからないドイツ』、『ドイツ病に学べ』、『ドイツは過去とどう向かい合ってきたか』などで知られる 熊谷徹氏が新潮文庫(く-23-3)から『あっぱれ技術大国ドイツ』を出しました。 「中規模企業」(Mittelstand), 「テュフテルン」(tüfteln), 「シュヴァーベン人」(Schwabe) などをキーワードに現代ドイツの<もの作り>の世界をみることができます。 ドイツに住み、実際にさまざまな企業や研究所の取材から最新のドイツの動向を観察している熊谷徹氏の分析は、 とても興味深いものです。日本にほとんど知られていないドイツ製品・ドイツ企業の話が盛り沢山。2つだけ例をあげれば、 アウグスブルク(Augsburg) にある BÖWE SYSTEC 社の「自動封入・封緘機」(Kurvertierautomat)、 Fischerwerke 社の「デューベル」(Dübel) をご存知ですか? 438円+税で手に入る驚きの最新ドイツ事情です。

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2011年1月22日  Das Unwort des Jahres 2010 ist „alternativlos“

2010年ドイツの粗悪語(Unwort)は、„alternativlos“(対案なし)
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2011年1月18日に発表された2010年度の「粗悪語」(Unwort)は、„alternativlos“(対案なし)でした。 審査委員長のホルスト・ディーター・シュロッサー氏(Horst Dieter Schlosser)は、その語の選択理由を、 「不適切にも、最初から決断を下す過程で対案がなく、だから議論の必要性がないということを暗示している」と説明しています。 アンゲラ・メルケル首相がギリシャ支援の関係で使ったり、健康保険制度改正、「シュトゥットガルト21」プロジェクト、 フランクフルト空港の改修問題でも使われたと言われています。
例年のことですが、2010年を特徴づけるもっと「適切な」粗悪語があったという指摘もあり、皮肉まじりに「対案はなかったのか?」と疑問視する向きもあります。 同時に、「融和拒否者」(Integrationsverweigerer)と、 「目下のおしゃべり」(das Geschwätz des Augenblicks)も粗悪語として付け加えられられました。 注意しなければならないのは、これらの言葉の粗悪性が「誰がどのような文脈で使ったかによる」ということです。「融和拒否者」は、移民問題に関して内務大臣が使い、 「目下のおしゃべり」は、主席枢機卿がカトリック教会に対する非難をかわす文脈で使ったとのことです。詳細は、 "Alternativlos" ist Unwort des Jahres (tagesschau.de) をご覧ください。なお、シュロッサー氏の発表時の音声も聞ける AudioUnwort des Jahres: "alternativlos" (tagesschau.de) もあります。

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2011年1月20日  Sechsteilige Vortragsreihe: Gen Nakayama spricht von Kant, ab 28. Jan. 2011 im Bibliothek des Goethe-Instituts, Tokyo.

中山元氏による全6回連続講演『自由の哲学者、カント』第一章 1月28日
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中山元氏による全6回連続講演『自由の哲学者、カント』が、2011年01月28日(金)18:00からスタートします。 場所は、東京ドイツ文化センター(Goethe-Institut Tokyo)図書館。 中山元氏は、第一線で活躍されている哲学者ですが、 近年は、光文社古典新訳文庫 で、全7巻になると予告されている 『純粋理性批判』 (Kritik der reinen Vernunft)の新しい翻訳でも知られています(2011年1月現在、4巻まで刊行)。 「これまでの『カントは難解』との常識をくつがえす、非常にわかりやい」翻訳と、「丁寧な解説」が話題となっています。
例えば、中山元氏の『純粋理性批判1』(光文社古典新訳文庫)は、422ページの内、244ページが翻訳部分、その後22ページの訳注があり、 その後、150ページにわたる解説がついています。例えば、Vorstellung という語は、日本では「表象」という定訳が使われてきましたが、 中山元氏は、あえて「像」と「観念」に訳し分けています(この理由に関しては、前掲書247ページ以降を参照)。
「その中山元氏が講師となり、この『純粋理性批判』の新訳を軸としながら、それをさらに展開し、 「自由」の概念に着目してカント哲学全体の核の部分を探」る今回の講演。参加費無料ですが、事前申し込みをメールで登録する必要があります。 詳細は、催し物カレンダー(Goethe-Institut, Tokyo) をご覧ください。 今年は、カントに挑戦してみませんか?

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2011年1月17日  Opossum Heidi in Leipzig ist schon weltberühmt?!

ライプツィヒのハイディ(オポッサム)は、もう世界的に有名?!
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2011年1月16日の日本経済新聞に、ライプツィヒ動物園のオポッサム(フクロネズミ;有袋類)が有名になっているという話が掲載されていました。 さっそくその情報源を追ってみると、まず、詳細は情報は ZOO LEIPZIG の、 Einige Fakten zum Opossum Heidi から得られます。2010年5月5日にライプツィヒ動物園に3匹のオポッサム(Opossum)やってきたそうで、 その内の2匹は姉妹。その姉妹の片方がハイディ(Heidi)、もう片方がナイラ(Naira)。 現在、2歳半のこの姉妹は、アメリカのノースカロライナ州で捨てられていたところを保護され、一旦はデンマークの動物園にいたもの。
まだ一般公開されていない(2011年7月1日に「熱帯体験ワールド・ゴンドワナ大陸」(Tropenerlebniswelt Gondwanaland)で公開予定) ハイディがなぜこんなにネットで人気を得て、すでに歌までできているのか、定かなことは言えませんが、2010年末にルポルタージュが作成されたこと、 雑誌 Der Spiegel (07.01. 2011) が写真付きで紹介したのがきっかけだったとの情報もあります。 ハイディのチャームポイントは、まんまるな、かわいい「より目」。ドイツ語では、das schielende Opossum Heidi と呼ばれています。ナイラとともに、なぜより目なのかはっきりした原因は分かっていませんが、推測するところ、 「アメリカで飼育されていた時のエサ」か、「眼球の裏側に脂肪が溜まっていること」に関係するのではないか、とのこと。 すでに、YouTube には、ハイディ関連の動画が多数アップロードされています。 [Opossum Heidi] をキーワードに検索してみて下さい。Knut君、 Paul君に続くHeidiちゃん、ちまたではもう大ヒットの予想があり、 ざまざまなグッズが企画されているそうです。

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2011年1月14日  Ein Tanker gekentert, am 13. Jan. 2011. Und das hat mit ihrem Singen die Lore-Ley getan?

ローレライの岩の近くでタンカーが沈没:歌が聞こえたか?(2011年1月13日)
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2011年1月13日、ライン川(der Rhein)のあのローレライ(Loreley)の岩の近くで、 硫酸(Schwefelsäure)2400トンを積んでいたタンカーが転覆してしまいました。 場所は、ザンクト・ゴアハウゼン(St. Goarshausen)付近。 DerWesten: Das Portal der WAZ Mediengruppe の記事によれば、 4名の乗組員の内、1月13日の段階では2名が行方不明。 Stern の記事によれば、少量の硫酸が流れ出たもよう。ただし今のところ多量の硫酸がさらに流れ出る危険性は少ない、 という見方がマインツ(Mainz)の環境省から発表されているそうです。
このニュース、もちろん、船の転覆が、ローレライ伝説と関係するのか、なんていう憶測が流れてしまいます。 転覆現場の目撃者はいないようなので裏付けできませんが、歌声は聞こえなかった模様。その場の写真は、 新聞 Die Welt のサイトの、 Tanker-nahe-der-Loreley-gekentert (Welt Online) で見ることができます。

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2011年1月9日  Einladung zum Film „Die Feuerzangenbowle“ vom Goethe-Institut, Tokio (am 14. Jan. 2011)

東京ドイツ文化センターで『フォイヤーツァンゲンボウレ』上映会(2011/1/14)
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フォイヤーツァンゲンボウレ (Feuerzangenbowle) をご存知ですか? 『独和大辞典』(小学館)には、「ラムを浸した砂糖棒に点火しボウルの上にしたたらせて作る飲料」となっていますが、 ドイツでは特に、寒い冬、クリスマスから大晦日に飲まれたり、大学での新年に飲まれたりするものです。 〖Feuerzange(火ばさみ)とBowle (鉢;パンチ)を足しても、作れません。〗 詳しくは、Feuerzangenbowle (de.wikipedia.org) に写真と作り方が載っています。
今回上映される映画は、ハインリヒ・シュペルル (Heinrich Spoerl) とハンス・ライマン (Hans Reimann) 原作の同名の小説をヘルムート・ヴァイス(Helmut Weiss) 監督が1944年に映画化したもので、 東京ドイツ文化センターの案内文には、「映画の主人公はハンス・ファイファーという若い作家で、彼は仲間とこのカクテルを飲むうちに、 自分が経験できなかった学校生活と青春を取り戻したいと思い、学生に扮するところから物語は始まります。 他愛ないおふざけや恋愛がテーマの新年にふさわしいコメディー映画です。」となっています。
日時:1月14日(金)19:00~22:00, 「フォイヤーツァンゲンボウレ」上映 19:00~
ドイツ、1944年、モノクロ、94分、ドイツ語版・英語字幕付き
場所: ドイツ文化会館ホール
参加は無料、申し込みや詳細な情報は、Tokyo - 催し物カレンダー Geothe-Institut をご覧ください。

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2011年1月6日  Shinji Kagawa (MF: BVB) eröffnet seine Homepage am 1. Jan. 2011.

ボルシア・ドルトムントの香川真司、ホームページをオープン(2011/1/1)
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ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)のMFとして大活躍中の香川真司が、 2011年1月1日にホームページ 香川真司オフィシャルウェブサイト を立ち上げました。 チームのホームページの中の紹介は、 Shinji Kagawa (BVB)。 ブンデスリーガ(Bundesliga)の中で活躍する日本人プレーヤーの中で、 ひときわ目立つ存在ですが、今後も頑張って欲しいですね。
目下、ブンデスリーガには、香川の他に、 長谷部誠 (VfLヴォルフスブルク VfL Wolfsburg)、 内田篤人 (シャルケ04 FC Schalke 04)、 矢野貴章 (SCフライブルク SC Freiburg)がいますが、 2010年12月のニュースでは、さらに 槙野智章が、1.FCケルン(1. FC Köln)へ、 細貝萌がレヴァークーゼン(Bayer 04 Leverkusen) へ移籍する(もっとも当初は、ブンデスリーガ2部の FC Augsburg 1907 に貸し出されるよう)とか。 ますます、ブンデスリーガから目が離せなくなりました。

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2011年1月4日  Ab 22.01.2011 „Soul Kitchen“ von Regisseur Fatih Akin in japanischen Kinos

ファティ・アキン監督『ソウル・キッチン』2011年1月22日より公開
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2009年ヴェネチア国際映画祭で審査員特別賞受賞を受賞したファティ・アキン(Fatih Akin)監督の 『ソウル・キッチン』(Soul Kitchen【魂のこもった台所】)が、いよいよ2011年1月22日より日本で公開されます (シネマライズ)。 舞台はドイツの大都市ハンブルク(Hamburg)のとあるレストラン。 主人公ジノス(Zinos)はレストラン「ソウル・キッチン」の経営者でギリシャ系。 いろいろな民族の人達が集まってくるこの絶好調の多文化共生(Multikulti)のレストランに、つぎつぎと思いもしなかった事件が勃発。 シリアスなドイツ映画という目でみると、うっちゃられてしまうこの明るく楽しい「新しい種類のハイマート映画」(Heimatfilm neuer Art)。 日本のオフィシャル・サイトは、『ソウル・キッチン』、 ドイツでは、Soul Kitchen。ご機嫌な音楽と、ハンブルクの街の様子も見逃せません。
大阪、神奈川、千葉では、2月12日からロードショーの予定です。 シネマライズなら、モバイルサイト からモバイルクーポンをゲットして行くのもお得です。

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2011年1月2日  Sonderbriefmarke aus Anlass des 150sten Jahrestages der Aufnahme diplomatischer Beziehungen(am 24.01.2011)

「日独交流150周年」記念切手の発売(2011年1月24日)
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今年2011年は、日独交流150周年 ですが、1月24日に80円切手が発売になります。 記念切手1シートの絵柄は、レーゲンスブルク(Regensburg)旧市街(世界遺産)を背景に、 (1) レーゲンスブルク旧市街、(2) 薬師寺、(3) ブランデンブルク門( das Brandenburger Tor (wikimedia))、(4) フラウエン教会(Frauenkirche (Dresden))、 (5),(6) シュヴェリーン城(Schloss Schwerin)、 (7),(8) バンベルク旧市街(Bamberg)、 (9) ノイシュバンシュタイン城(Schloss Neuschwanstein)、 (10) ツォルフェライン炭鉱業遺産群(Zollverein (Essen))です。詳細は、 日本郵便特殊切手「日独交流150周年」のページをご覧ください。 世界遺産満載の切手です。なくならないうちに、手に入れたいですね。

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2010年12月23日  Weihnachten 2010

2010年のクリスマス
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ヨーロッパでは、寒気が入りあちこちの空港が麻痺状態というニュースが流れていましたが、一服した様子。 すでにクリスマス直前なので、ドイツ語圏では故郷へ帰る準備をしている人達、すでに故郷へ返った人達も多いことでしょう。 先日、今話題の「デジタル世代のキリスト誕生」の動画を紹介され、びっくり!(YouTubedigital story nativity で検索を)。
また、日本のあるテレビ局では、近年、日本でもあちこちで開かれるようになったクリスマス・マーケットの紹介をしていましたが、 なんと「ドイツのクリスマス・マルシェでは…」とアナウンサーが繰り返し言っているのにはびっくり!! フランス語では、Marché de Noël、英語では、christmas market、 これをくっつけてドイツの Weihnachtsmarkt(ヴァイナハツ-マルクト)の紹介をしていたのです!!!
日々、多くの驚かされるニュースに囲まれている中、クリスマスぐらいはドイツ語圏と同じように静かに過ごしたいものです。 同じデジタル技術を使っていても、YouTubeDie Westfälischen Nachtigallen(ヴェストファーレン合唱隊) のクリスマスにちなんだ曲などはいかがでしょう。(westf. Nachtigallen Weihnachten で検索を)

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2010年12月21日  Zwei weiße Löwenbabys zur Welt gebracht: Nero und seine Schwester Niza.

2頭の白ライオンの子供生まれる:ネロとニナ(ハノーファのサファリ動物園で)
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2010年12月17日のNorddeutscher Rundfunkのニュースによれば、ハノーファ(Hannover) にあるサファリ動物園、ゼレンゲティ・パルク・ホーデンハーゲン(Serengeti Park Hodenhagen)で、 2頭の白いライオンが誕生したそうです。一年前に南アフリカから3頭の白いライオンを入手したこの動物園で、11月30日にKotenay と名づけられている白ライオンの横に、小さな白い赤ちゃんライオンが一頭いるのが発見されたそうですが、48時間後に残念ながら死亡。1頭だけ生まれるはずがない、 と調べたところ、あと2頭いることが分かり、帝王切開(Kaiserschnitt)で2頭が無事救出されたとの事。
Drama bei der Geburt von zwei Löwenbabys(NDR) で赤ちゃんホワイトライオン、ネロ(Nero)とニツァ(Niza)の姿が見れます。 ちなみに、このハノーファのサファリ動物園では、今年7月にも白い虎の赤ちゃんが4頭生まれています。無事に育つといいですね。

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2010年12月19日  Wort des Jahres 2010: „Wutbürger“

2010年の言葉(ドイツ)は、「怒(れる)市民」(Wutbürger)
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2010年12月16日にドイツ語協会(Gesellschaft für deutsche Sprache) が発表したドイツの今年の言葉(Wort des Jahres 2010)は、Wutbürger(「怒(れる)市民」)。 具体的には、シュトゥットガルト駅改築に関する計画、 (Stuttgart-Ulm rail project) に対する市民の反対運動は、 連日放送されていましたし、 Castor(放射性廃棄物容器)の運搬に対しての反対運動も起きていました。
現在のシュトゥットガルト駅(Bahnhof Stuttgart)は、 頭端式(Kopfbahnhof)。これを地下駅とし、さらにごく普通の通過式(Durchgangsbahnhof)にする Stuttgart 21 という計画を表す言葉が、2位でした。
以下、3位が「ザラツィンの遺伝子」(Sarrazin-Gen:皮肉です)、 4位が「サイバー戦争」(Cyberkrieg )、5位が「ウィキリークス」(Wikileaks )、 6位が「(線路のジャリを)取り除く」(schottern:これも反対運動の一貫で逆の意味を獲得した動詞)、 7位が「灰の雲」(Aschewolke)、 8位が「ヴヴゼラ」(Vuvuzela)、9位が「フェミテイメント」(Femitainment )、 10位が「ユーロ救済策の中に入り込む」(unter den Eurorettungsschirm schlüpfen)でした。
ドイツ語協会の解説は、 Wort des Jahres 2010 をご覧ください。全体的に言って、確かに政治家の決断に対する市民の不満が爆発していた感じはあります。
それに対して、日本の ユーキャンの新語・流行語大賞 のトップは、「ゲゲゲの」だそうです。 平和ですね。漢字一文字での世相を表す漢検協会の発表した語は、「暑」。確かに、暑かった夏でした。さて、 皆さんにとって、今年を象徴する言葉は何だったでしょうか?

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2010年12月12日  31. Workshop: Medien und Sprache, am 18. Dezember 2010

第31回メディアとことば研究会開催, 2010年12月18日(土)15時〜18時
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第31回メディアとことば研究会が、2010年12月18日(土)に以下の要領で開かれます。 会員でない方も500円の参加費で参加できます(会員は無料)。関心のある方は、奮ってご参加下さい。 東京会場と関西会場を結んでテレビ会議システムを使って行われますので、近い方にご参加下さい。
日時:2010年12月18日(土)15時〜18時
場所:〈東京会場〉東洋大学白山キャンパス,5号館1階5101教室
〈関西会場〉武庫川女子大学, 研究所棟6階 A‒609, 言語文化研究所 (阪神鳴尾駅下車徒歩7分)
発表1:新井保裕(東京大学大学院 総合文化研究科・日本学術振興会特別研究員)
タイトル:「情報行動の日韓対照研究—携帯電話における音声通話と文字メールの行為選択に注目して」
発表2:出口由美(関西大学大学院 文学研究科博士後期課程)
タイトル:「フランスメディアの科学ディスコースを通した知識の伝達—科学の確実性を構成する要素に着目して」
詳細は、メディアとことば研究会 をご参照下さい。

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2010年12月9日  Serienvorführung von Michael Hanekes Filmen: 4.12. bis 17.12. 2010 in Yurakucho, Tokio

映画祭「ミヒャエル・ハネケの軌跡」2010年12月4日〜12月17日まで
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ミヒャエル・ハネケ監督の「白いリボン」の2010年12月4日から封切られていますが、その作品への興味が高まったことをうけ、 急遽、「ミヒャエル・ハネケの軌跡」という総合タイトルの元に、これまでの作品が連続上映されています。 上映される作品は、 「セブンス・コンチネント」(Der Siebente Kontinent, 「ベニーズ・ビデオ」(Benny's video, 「71 フラグメンツ」(71 Fragmente einer Chronologie des Zufalls, 「カフカの『城』」(Das Schloss, 「ファニーゲーム」(Funny Games, 「コード・アンノウン」(Code inconnu, 「ピアニスト」(La Pianiste, 「タイム・オブ・ザ・ウルフ」(Le temps du loup, 「隠された記憶」(Caché, 「ファニーゲーム U.S.A.」(Funny Games U.S., 「毎秒[24]の真実」(24 Wirklichkeiten in der Sekunde(特別上映) の11作品です。
2週間に渡る上映期間の内、すでに半分近くの時間が経過してしまいましたが、繰り返し上映されていますので、 今からでも時間さえ都合がつけば、全部みられるはずです。場所は、 有楽町イトシア、イトシアプラザ4階にある ヒューマントラストシネマ有楽町(テアトルシネマグループ)です (JR有楽町駅のすぐそば)。 一日2本の上映で、1本目が17時から、2本目が19:40分からです。
詳細なパンフレットは、「白いリボン」(公式サイト) に、あるPDF ファイルをご覧ください(「ラインアップ」と「スケジュール」の2つ)。ドイツ語作品だけでなく、フランス語や英語の作品もあります。

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2010年12月7日  Frau Yoshikawa (Gakushuin Uni) errang den 1. Platz auf dem D.U.K. Pokal 2010.

吉川さん(学習院大)、第41回天野杯ドイツ語弁論大会第1部で一位に
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2010年12月4日、獨協大学ドイツ語会話研究会により毎年開催されている天野杯ドイツ語弁論大会 の第1部(D.U.K.杯、指定テキストの朗読)で、学習院大学ドイツ語圏文化学科の1年生、吉川侑里さんが一位になりました。1ヵ月半の練習が実を結んだものです。 おめでとう!

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2010年11月27日  Michael Hanekes „Das weiße Band“, ab 4. Dezember 2010 ins Kino (in Japan)

ミヒャエル・ハネケ監督「白いリボン」、2010年12月4日封切り
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第一次世界大戦前夜、北ドイツのプロテスタントの小さな村での出来事をモノクロ映像で追った「人間の心の闇」をえぐり出すような作品。 ミヤエル・ハネケ(Michael Haneke)監督と言えば、これまでもさまざまな問題作を作り出してきた現代の鬼才。 怖いものが見たいけれども、残忍なシーンはいやだ、というあなたにピッタリです。昨年は、カンヌ映画祭でパルムドールを受賞した他、 数多くの賞を獲得した作品です。詳しくは、「白いリボン」(公式サイト) をご覧ください。 東京では、銀座テアトルシネマ で封切られます。 ドイツ後での説明は http://dasweisseband.x-verleih.de/ をご覧ください。

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2010年11月24日  Vortrag von Prof. Dr. Sybille Krämer an der Waseda-Uni, am 03.12.2010. „Sprache als Gewalt: Warum verletzen Worte?“

クレーマー教授講演「暴力としての言語:なぜ言葉は人を傷つけるか?」早稲田大学(12/3)
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2010年12月3日(金)18時00分~20時00分に、早稲田大学文学部・文学研究科ドイツ語ドイツ文学コース主催で、 ベルリン自由大学哲学科(Institut für Philosophie, Freie Universität Berlin) のジュビレ・クレーマー教授(Prof. Dr. Sybille Krämer) による講演会が行われます。 テーマは、「暴力としての言語:なぜ言葉は人を傷つけるか?」(Sprache als Gewalt: Warum verletzen Worte?)で、 講演はドイツ語で行われます。場所は、早稲田大学戸山キャンパス33-2号館(プレハブ校舎)第一会議室。場所の詳細は、 早稲田大学戸山キャンパスマップでご確認下さい。

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2010年11月19日  Ausstellung: Kandinsky und der blaue Reiter, Mitsubishi-Ichigokan-Museum, Tokyo (23.11.2010 bis 06.02.2011)

「カンディンスキーと青騎士」展、三菱一号館美術館(2010.11.23-2011.2.6)
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11月23日から、日独交流150周年記念イベントとして、「カンディンスキーと青騎士」展が、三菱一号館美術館 で開かれます。今回の「青騎士」(Der blaue Reiter)コレクションは、ミュンヘン市立レンバッハハウス美術館 (Städtische Galerie im Lenbachhaus und Kunstbau in München) から来たものです。レンバッハハウス美術館は、2008年3月から2012年まで改修工事のために閉鎖されていますが、 今回は、ロシア人でフランスやドイツで活躍した表現主義画家のカンディンスキー(Wassily Kandinsky; 1866-1944)が中心。 ドイツ人女性画家のガブリエーレ・ミュンター(Gabriele Münter;1877-1962)、 「青騎士」の共同創立者のドイツ人画家フランツ・マルク(Franz Marc; 1880-1916)、 ドイツ表現主義画家でおそらく最も著名なアウグスト・マッケ(August Macke; 1887-1914)など60点の作品が見られます。 三菱一号館美術館は、東京千代田区丸の内にあり、二重橋前(千代田線)や日比谷(都営三田線)、東京駅(JR)などからも近いので行きやすいところにあります。 詳しくは、「カンディンスキーと青騎士」展のサイト をご覧ください。

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2010年11月16日  17. Workshop von SPG−SocioPragmatica Germanica, an der Gakushuin Uni (am 27. November 2010)

第17回「社会と行為から見たドイツ語」研究会、学習院大学にて(11月27日)
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「社会と行為から見たドイツ語」研究会(SPG: SocioPragmatica Germanica)は、以下の要領で第17回研究会を開催します。
日時:2010年11月27日(土), 14時から17時30分頃まで
場所: 学習院大学 (JR目白駅下車徒歩1分または地下鉄副都心線雑司が谷駅下車下車徒歩10分)
北2号館10階、中会議室(エレベーターを降りてすぐの部屋です)(学習院大学目白キャンパス参照)
プログラム:
14時~ Patrick Heinrich (獨協大学): Gesellschaftliche Bedingungen für den Erhalt von Mehrsprachigkeit: Deutschland und Japan
15時45分~ 田原 憲和(大阪市立大学非常勤)「ルクセンブルク語は如何にして「発見」されたか」
発表内容のアブストラクトは、日本独文学会の 「社会と行為から見たドイツ語」研究会第17回研究会のご案内 をご参照下さい。興味と関心のある方の積極的な参加をお待ちしています。

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2010年11月12日  Deutsche Filmtage Yokohama, Berlin & Animation, 12. bis 14. November 2010.

「横浜ドイツ・フィルム・デイズ ― ベルリン & アニメーション」11/12-14
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11月12日(金)から横浜のMOVIX 本牧で、 「横浜ドイツ・フィルム・デイズ ― ベルリン & アニメーション」 が3日間にわたって開催されるというお知らせが来ています。 11月13日(土)14時より、トーク・イベント「ベルリンとアニメーション」(参加無料)、 11月14日(日)14時より、イザベラ・プリュシンスカ監督を迎えて作品「ベルリンの野うさぎ」の上映など盛りだくさん。 詳しくはドイツ文化センター(東京)をご覧ください。

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2010年11月11日  Was ist besonders am 11. November?

11月11日って何の日?
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11月11日って何の日、と聞くと最近は、「ポッキーの日」という返事がちらほら。ドイツの一部の地域では、11月11日11時11分からカーニバルが始まるのでした。 ということで、その中でも最も有名な(?)ケルン(Köln)のカーニバルのサイトをリンクしておきます。 http://www.koelnerkarneval.de/ というサイトで、そのものズバリです。 もし、ケルンのカーニバルに行ったら、Kölle Alaaf! と3回、言いましょう。 場合によっては、Kölle と誰かが言ったら、その後に Alaaf! と続けて言うことになるかもしれません。 http://www.planet-wissen.de/ という質問に答えてくれるサイトによると、この掛け声は、 Köln über alles とか、alles lobe Köln という意味だそうです。ケルン方言は、なかなか難解です。

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2010年11月6日  Vortrag von Prof. Dr. Ursula Hirschfeld an der Keio-Uni, am 09.11. 2010.

Hirschfeld教授講演会「外国語としてのドイツ語における発音習得の方法について」慶応義塾大学
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2010年11月9日(火)18:00〜20:00に、慶應義塾大学(日吉キャンパス,来往舎大会議室)にて、 ハレ・ビッテンベルク大学(Martin-Luther-Universität Halle-Wittenberg) 教授のウルズラ・ヒルシュフェルト氏 (Prof. Dr. Ursula Hirschfeld) の講演会『外国語としてのドイツ語における発音習得の方法について』が開催されます。 慶応義塾大学外国語教育研究センター主催、ドイツ学術交流会・日本学術振興会後援です。 講演では、「一般的な方法論的原則と伝統的な発音練習法を踏まえ、聴き取りから出発して、具体的な 文脈を持ち、文法や語彙の練習を包括しつつ、学習者が高度な自動化のレベルに到達することを可能にする方法論と練習法について講演いただく予定」 だそうです。講演会は、ドイツ語で行われ、事前予約・参加費不要です(どなたでも参加できます)。 詳細は、慶応義塾大学外国語教育研究センターをご覧ください。

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2010年11月2日  Vortragsreihe Nr.2 im Forschungskurs Deutsche Sprache und Literatur an der Gakushuin Uni, am 13. November 2010

学習院大学大学院 ドイツ語ドイツ文学専攻主催第2回連続講演会,2010年11月13日(土)
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学習院大学大学院「ドイツ語ドイツ文学専攻」は、学習院大学ドイツ文学会と共催で、 第2回目のドイツ語学に関する連続講演会を2010年11月13日(土)に開催します。 詳細は学習院大学大学院ドイツ語ドイツ文学専攻第2回連続講演会のお知らせ(PDF) をご覧下さい。この講演会は、「ドイツ語ドイツ文学専攻」の大学院生およびドイツ語圏文化学科の学生を主たる対象として開催されるものですが、 広く興味関心をお持ちの方々の参加も歓迎いたします。
第2回連続講演会<ドイツ語研究の魅力を語る Part II 語学の秋>
日時:2010年11月13日(土)12:30~16:00
会場:西2号館506教室
12:30-14:00 木村護郎クリストフ氏(上智大学)「越境言語学の可能性 -- ドイツ・ポーランド国境地域における接触場面から」
14:20-15:50 保阪靖人氏(首都大学東京)「ドイツ語における階層性と機能範疇について:ドイツ語の独自性」

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2010年10月28日  Vortrag von Prof. Peter Matussek an der Rikkyo-Uni am 3. November 2010

ペーター・マトゥーセック教授講演会、11月3日、立教大学にて
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11月3日(水)18:30-20:00 に、立教大学池袋キャンパス12号館第1・2会議室で、 ジーゲン大学(Universität Siegen) 教授ペーター・マトゥーセック(Peter Matussek)氏の講演会があります。 タイトルは、「メディア文化学としてのドイツ文学・語学にとってのメディア美学」。主催は、立教大学文学科ドイツ語専修ですが、 一般人の聴講も可能です。詳細は、文学部文学科ドイツ文学専修主催公開講演会 をご覧ください。

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2010年10月27日  Orakel-Oktopus Paul ist tot./am 26.10.2010

サッカーのご神託パウル君、死す。2010年10月26日
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オーバーハウゼンの水族館(Sealife Aquarium in Oberhausen)の、 タコのパウル君(Paul)が、2010年10月26日に帰らぬタコとなりました。皆に惜しまれての最期でしたが、 http://eurosport.yahoo.com/ のニュースによれば、記念碑(Denkmal)が建てられるそうです。

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2010年10月26日  Barbara Bollwahns „Der KLASSENFEIND+ICH“ ins Japanische übersetzt.

バーバラ・ボルバーン 著『階級の敵と私 ベルリンの壁崩壊ライブ』出版される
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バーバラ・ボルバーン(Barbara Bollwahn)著の DER KLASSENFEIND+ICH が、落合直子 訳 『階級の敵と私 ベルリンの壁崩壊ライブ』として、未知谷 から出版されました。 「20年前から存在しなくなった国」、ドイツ民主共和国で人生の最初の25年間を過ごした著者、 Barbara Bollwahn による青少年向けの小説です。 「日記体」で書かれたこの小説は、本人いわく「かなりの部分において私の自伝的な物語」。 この国で何が起きていたのかを知る手段がだんだんと風化しつつある現在、貴重な記録であると同時に、 現代社会が抱えるいろいろな問題を考えさせられる作品でもあります。
巻末には、「著者による『語句の説明』」もついており、当時の東ドイツを知るためのキーワードが解説されている点も見逃せません。 2,500円(税別)、ISBN978-4-89642-319-8 C0097。

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2010年10月23日  Open Campus an der Gakushuin-Universität 2010: 23. Oktober

2010年10月23日(土)は学習院大学オープンキャンパスの日
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10月23日(土)は、学習院大学オープンキャンパスの日。 ドイツ語圏文化学科では、西2号館5階503教室 で、14時45分〜15時25分に学科説明、15時30分〜16時15分に模擬講義を行います。
本年度10月23日(土)の模擬講義の担当は、渡辺学、トピックは「日本の不思議、ドイツの不思議 - 異文化コミュニケーションの視点から -」です。 詳細は、学習院大学オープンキャンパス のページの、 10/23模擬講義(2)(PDF) をご覧ください。

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2010年10月20日  Albrecht Dürer Ausstellung: Sammlung von National Gallery of Victoria (Australien) im National Museum of Western Art, Tokyo (26.10.2010 bis 16.01.2011).

「アルブレヒト・デューラー版画・素描展」国立西洋美術館で10月26日から
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国立西洋美術館では、2010年10月26日(火)〜2011年1月16日(日)の予定で、 「アルブレヒト・デューラー版画・素描展」が開催されます。 アルブレヒト・デューラー(Albrecht Dürer, 1471-1528)と言えば、15世紀末から16世紀にかけてのドイツを代表する画家・版画家ですが、 今回展示されるのは、オーストラリアのメルボルン国立ヴィクトリア美術館(National Gallery of Victoria)所蔵の 版画と素描、105点が中心。 ニュルンベルク(Nürnberg) のデューラー・ハウス(Albrecht-Dürer-Haus) とは違ったものが見られます。
また、2010年10月23日(土)〜12月5日(日)には、東京藝術大学大学美術館 で、 「黙示録—デューラー/ルドン」展(Apocalypse: From Dürer to Redon)が開催されます。 「この展覧会は、デューラーの«黙示録»連作を中心に、西洋美術における黙示録図像の変遷を、中世末期から近代までたどるもの」だそうで、こちらも必見です。

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2010年10月15日  Leitartikel der Asahi-Zeitung am 13. Oktober 2010: 20 Jahre in Deutschland

朝日新聞社説(2010/10/13)「ドイツの20年:欧州統合への歩みに学ぶ」
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10月13日の朝日新聞に、「ドイツの20年:欧州統合への歩みに学ぶ」というタイトルの社説が載りました。 ドイツ統一から20年経過し、「置かれた環境は異なるが、ドイツの経験に学べることは少なくない。」と結んでいる社説の中に、 「統一記念式典で演説したウルフ大統領の言葉は印象的だ。」として、以下の言葉が統一式典での演説の一部として(翻訳)引用されています。
「旧東独の人々の叫びが、眠っていた国民のアイデンティティーを呼び覚ましました。20年後のいま、この国には新しい自信、 緩やかな愛国心、そして過去への大きな責任とともに、未来を担おうとの意識がうまれている」
さて、まず現大統領は、2010年6月30日から第10代大統領についたばかりのクリスティアン・ヴルフ(Christian Wulff) 氏です(「ウルフ」ではありませんので、ご注意)。ドイツの大統領のサイト http://www.bundespraesident.de/ から、大統領の演説を Reden und Interviews から読むことができますが、今回のヴルフ大統領の演説は、 10月3日にブレーメン(Bremen) で行われた Vielfalt schätzen - Zusammenhalt fördern(多様性に価値をおく - 団結を推進する)という演説の一部です。 上記大統領のサイトから、ダウンロードできるドイツ語オリジナルのスピーチの原稿の、4ページ目の中頃からの 「1989」で始まるパラグラフの中にあります。 比較的簡単なドイツ語ですので、ぜひ読んでみて下さい。さて、このパラグラフのトピック・センテンスはどれでしょうか?

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2010年10月13日  Dokken(=Diplom Deutsch in Japan): Anmeldetermin bis 15. Oktober 2010!

2010年独検秋の試験:締め切りは10月15日!
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独検の願書受付期間は、10月15日(金)(消印有効)です。 ただし、書店・生協での払込みは10月14日(木)まで。 秋の試験は、全級の出願ができる唯一のチャンスです。お忘れなく!
詳細は、独検:次回試験実施要領 をご覧ください。

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2010年10月11日  3 Filme von Thomas Arslan: 18.10. bis 20.10. 2010 im Athéneé Français in Tokyo

トーマス・アルスラン監督作品一挙3作品上映:アテネ・フランセ(10/18-20)
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トルコ系移民2世の監督として、あるいは、 若き映画作家集団≪ベルリン派≫の代表的存在として注目を浴びている トーマス・アルスラン(Thomas Arslan,1962-)監督作品が、一挙3作品上映されます。 10月18日から20日にかけて、場所は、アテネ・フランセ文化センター。 上映作品は、『兄弟』(Geschwister;1996, 82分)、 『売人』(Dealer; 1999年、74分)、『晴れた日』(Der schöne Tag; 2000年、74分)です。 一般1回券が1,200円、3回券が3,000円、アテネ・フランセ文化センター会員の1回券は800円となっています。 10月18日、19日は、17:00-、20日は、16:30- で1日で2作品を上映するようなプログラムになっています。なお、 最終日の19:40からは、渋谷哲也氏(ドイツ映画研究者)による講演(入場自由)もあります。 日程の詳細は、 トーマス・アルスラン作品集(アテネ・フランセ文化センター)をご覧ください。

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2010年10月9日  Workship des Arbeitskreises für deutsche Grammatik, am 10. Oktober 2010 an der Universität Chiba

ドイツ文法理論研究会の秋の研究発表会(2010年10月10日、千葉大学にて)
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ドイツ文法理論研究会 は、日本独文学会秋季研究発表会の2日目終了後に、 以下の講演と研究発表会を開催します。
日時: 2010年10月10日(日)13時30分から16時
場所:千葉大学西千葉キャンパス 総合校舎D号館D32
プログラム:
(1) 講演(13時30分〜15時) 松本泰丈氏(まつもとひろたけ 日本語文法,方言学)
標題:「さまざまな<膠着> ー<膠着>再説 ー」
(2) 研究発表(15時〜16時) 西脇麻衣子氏(東京大学大学院 人文社会系研究科 博士後期課程)
標題:「ドイツ語の属格の意味論 ー 古高ドイツ語を手がかりに意味機能の派生をモデル化する」
研究発表の要旨は、ドイツ文法理論研究会(Top Page) にあります。関心のある方は、振るってご参加下さい。

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2010年10月7日  Filmvorführung im Goethe-Institut Tokyo am 15. Oktober 2010: Sarah Derendingers Familientreffen

サラ・デレンディンガーの『家族会議』上映会:10/15 於:ドイツ文化会館ホール
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スイス人映画監督サラ・デレンディンガー(Sarah Derendinger)の 『家族会議』(Familientreffen) という映画(2009年、60分、日本語字幕付ドイツ語上映) の上映会が、10月15日(金)18:30より、ドイツ文化会館ホール で行われます。 この作品は、スイスを代表する演出家、クリストフ・マルターラー(Christoph Marthaler) が演劇作品『山のホテル劇場(仮題)』(Das Theater mit dem Waldhaus)を制作する現場を記録した作品です。
上映後に、演劇研究科の新野守広氏によるレクチャー、久野敦子氏(セゾン文化財団)を交えたトークが企画されています。 参加希望者は、10月12日までに、veranstaltung(AT)tokyo.goethe.org 宛に、名前を添えて申し込んで下さい。
なお、クリストフ・マルターラーは、「ポストドラマ演劇を代表する演出家」として知られ、今年11月には、自らの演出作品『巨大なるブッツバッハ村』 をたずさえて フェスティバル/トーキョー に招聘され、参加する予定です。

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2010年10月1日  Vortrag von Herrn Joschka Fischer an der Waseda Uni, am 08.10. 2010.

ヨシュカ・フィッシャー氏講演会、10月8日(金)、早稲田大学にて
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EUIJ早稲田 主催、ドイツ大使館協力のもとに、 10月8日(金)15:00〜16:15、早稲田大学 早稲田キャンパス 14号館201教室で、ヨシュカ・フィッシャー(Joschka Fischer)氏 の講演会が開かれます。緑の党(Die GRÜNEN)の党員として活躍して一躍有名になり、連邦元副首相兼連邦外務大臣までつとめ、 2005年には政界を引退した、あの有名な元政治家です。講演は、ドイツ語で、日本語の同時通訳がつきます。参加には、申し込みが必要ですので、 ヨシュカ・フィッシャー ドイツ連邦元副首相兼外務大臣 講演会 をご参照下さい。講演タイトルは、"Europe and Unified Germany"となっています。

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2010年9月28日  Vortrag von Frau K. M. Kawaguchi:„Wir sind ein Volk - auch wirtschaftlich?“

日独協会ドイツ語圏セミナー:川口マーン恵美氏<Wir sind ein Volk - auch wirtschaftlich?>
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(財)日独協会主催で、2010年10月18日(月)19:00〜20:30 に、ドイツ文化センター2階207号室で、川口マーン恵美氏による講演が行われます。 タイトルは、<Wir sind ein Volk - auch wirtschaftlich? - 計画経済から、自由市場経済への移行の苦難 -> です。ベルリンの壁崩壊以降の東ドイツの経済状況を振り返り、「現在まで続く経済の東西格差の原因を探」るもの。川口マーン恵美氏は、 シュトゥットガルト(Stuttgart)在住、日本では、近年、『日本はもうドイツに学ばない?』(徳間書店)、『ドイツ料理万歳!』(平凡社新書) などでも知られています。
参加にあたっては、(財)日独協会ドイツ語圏文化セミナー35 をご参照の上、 事前申し込みをして下さい。参加費:一般 2,000円、日独協会会員・日独協会ドイツ語受講生、ゲーテ・インスティトゥート現受講生 1,500円です。 (※ ソフトドリンク、お菓子付)  定員に達し次第、受付は終了するようなので、お早めに。

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2010年9月25日  Mehr Kampfhunde landen im Wiener Tierheim: Wegen der Einführung der Hundeführerscheine?

ウィーンの動物保護施設に闘犬が増加:犬飼育免許導入の影響か?
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2010年9月22日の朝日新聞(国際)に「大型犬の飼育免許制度導入で…」,「ウィーン 捨て犬の都」, 「『面倒』飼育放棄、施設も満杯」という見出しの記事が掲載されました。 実は、2010年7月1日からウィーン(Wien)では、Kampfhunde を飼うためには、犬飼育免許証(Hundeführerschein)が必要になりました。 そして、その飼育免許証取得のための試験を受けるのが面倒なためか、 それまで飼っていた「大型犬」を動物保護施設(Tierschutzhaus)に連れ込むケースが増え、 ウィーンの動物保護施設が満杯になっている、という記事です。
 注意したいのは、(1) このウィーンの犬飼育免許制度は、89%の人が賛成したので導入されたこと。 (2) 対象となるのは、いわゆる「大型犬」ではなく、「闘犬」(Kampfhunde)であること。 そして、(3) この制度が導入される以前から、ウィーンの動物保護施設は、満杯に近づいていたこと、です。 この制度が導入される前(2010年2月21日)に OE24.at に掲載された Immer mehr Kampfhunde landen im Tierheim (「ますます多くの闘犬が動物保護施設にやってくる」)という記事でも分かります。 さらに、指定を受けた12種類の犬が、すべて本当に「闘犬」と言えるのかどうかも問題視されています。 (Bullterrier, Staffordshire Bullterrier, American Staffordshire Terrier, Mastino Napoletano, Mastin Espanol, Fila Brasileiro, Mastiff, Bullmastiff, Tosa Inu, Pitbullterrier, Rottweiler, Dogo Argentino)
 もちろん、市民の安全を考えての措置なのですが、2010年8月20日のAPA(オーストリア通信社)発のニュースによれば、 その時点で684人の申請者があり、およそ半数の人しか試験に合格していないとか。 犬飼育免許と試験の例題に関しては、ウィーン市庁のサイト 内の Verpflichtender Hundeführschein をご覧ください。その中に、Fragenkatalog 192 KB PDF(fragen-hunde.pdf) があり、試験の例題とその答えを見ることができます。3択問題で、 全然難しくないと思うのですが…。

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2010年9月22日  „Relation“, die älteste Zeitung der Welt, erschien schon im Jahr 1605.

世界最古の新聞 Relation は、1605年シュトラースブルクで創刊
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2010年9月17日の朝日新聞(国際)に「最古の新聞「父」は職人」、「1605年欧州 製本の副業で創刊」、「郵便網を利用 週1回」という見出しで、 世界最古の新聞が紹介されていました。1605年当時、神聖ローマ帝国のドイツ語圏の町だったシュトラースブルク(ドイツ名:Straßburg, フランス名Strasbourg)で、ヨハン・カロルス(Johann Carolus) によって作られた週間の新聞が世界最古だそうです。その名は、Relation(当時はBericht の意味)。 朝日新聞の記事に登場するのは、グーテンベルク博物館(Gutenberg-Museum Mainz) の理事マルティン・ヴェルケ博士(Dr. Martin Welke)。それまでの定説「世界最古の新聞Relationは、1609年に創刊された」 を覆し、1605年であることを証明する史料を発見したとのことです。
すでに、この史実は広く知られており、世界新聞教会(World Association of Newspapers)のサイト A Newspaper Timeline (WAN) でも確認できます。 現物は、ハイデルベルク大学図書館(Universitätsbibliothek Heidelberg(HEIDI)) から、Relation をキーワードにすればイメージを見ることができますが、 どちらかというと本サイズで、グーテンベルクの印刷術が利用され、かなり鮮明なものだそうです。ハイデルベルク大学図書館にあるものは、1609年のもの。 およそ400年前の新聞の実物、何が書いてあるのか興味津々ですね。
なお、世界最古の日刊新聞は、1650年7月1日に、Timotheus Ritzschによってライプチヒ(Leipzig)で創刊された、Einkommende Zeitungen だそうです。 (情報源:Zeitungen und ihre Leser in Stichworten (Anja Pasquay))

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2010年9月12日  Symposium über „Exil in Ostasien, insbesondere in Japan (1933-1945)“ am 17.9. u. 18.09. 2010

シンポジウム「東アジアへの亡命、日本を中心として(1933-1945)」2010/9/17〜9/18
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2010年9月17日(金)10時から、ドイツ文化会館ホール (東京ドイツ文化センター(Goethe-Institut Tokyo)) にて、シンポジウム 「東アジアにおける亡命(1933-1945)」が開かれます。 Thomas Pekar 氏(学習院大学)による Forschungsprojekt: Exil in Ostasien, insbesondere in Japan (1933-1945) というプロジェクトの一環として行われ、日独同時通訳つきです。9月17日(金)には、 「パネル I:世界および東アジアにおけるユダヤ人亡命者」、「パネル II:上海におけるユダヤ人亡命者」、「パネル III:日本におけるユダヤ人亡命者」 という3つのパネルが予定されています。詳細は、「東アジアにおける亡命(1933-1945)」(PDF) をご覧ください。
なお、2010年9月18日(土)には、引き続き、学習院大学北2号館10階で、「パネル IV:メディアおよび文化的文脈における亡命Ⅰ」、 「パネル V:メディアおよび文化的文脈における亡命II」、「パネル VI:異文化交流の観点からの「亡命」理解」が開かれます。 興味と関心のある方は、是非ご参加下さい。

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2010年9月9日  8. Versammlung von Abeitskreis für germanistische Linguistik, am 18.09.2010

「ドイツ言語理論研究会」第8回の集まり (2010/9/18)
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ドイツ言語理論研究会が以下の要領で開催されます。 興味・関心のある方は、誰でも参加できます。
日時:2010年9月18日(土) 14時30分~17時30分(予定)
場所:学習院大学 北2号館10階中会議室(学習院大学目白キャンパス、アクセスマップ参照)
プログラム:
研究発表:三瓶 裕文(一橋大学)『体験話法の特性と機能について』(仮題)
読書報告:天立 健一(立教大学文学研究科ドイツ文学専攻博士課程前期1年)
Buss, Mareike(2009): Alles Theater? Konfiguration der Theatermetapher in aktuellen kulturwissenschaftlichen und linguistischen Diskursen.
In: Mareike Buss, Stephan Habscheid, Sabine Jautz, Frank Liedtke, Jan G.Schneider (Hrsg.): Theatralität des sprachlichen Handelns: Eine Metaphorik zwischen Linguistik und Kulturwissenschaften. München : W. Fink, S.37-57.
終了後に懇親会を兼ねた情報交換会を予定しています。

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2010年9月6日  „L'APPEL DU 18 JUIN“ im NHK-BShi, am 19.09.2010

「ド・ゴールとチャーチル〜ナチス・ドイツ フランス侵攻の30日〜」NHK-BShi、9月19日放映
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9月19日(月)22時45分〜からNHK-BShiのハイビジョン特集 フロンティアで、「ド・ゴールとチャーチル〜ナチス・ドイツ フランス侵攻の30日〜」 が放映されます。NHK/FTD・BORÉALES(フランス)の国際共同制作のこの作品は、 ハイビジョン特集「ド・ゴールとチャーチル」 によれば、「ヨーロッパ史の転換点となった、ナチス・ドイツのフランス侵攻からの30日間をドラマで描き、水面下で繰り広げられた英・仏・独の駆け引きの実像に迫る」 もので、「ド・ゴール将軍(Charles André Joseph Pierre-Marie de Gaulle)の有名なBBCでのラジオ演説の舞台裏」を描き、 ド・ゴールとチャーチル首相(Sir Winston Leonard Spencer-Churchill)の間での水面下の駆け引きを追っています。 あの時なにが起きていたのか、違った角度から歴史を振り返ることができそうです。

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2010年9月5日  Ein Begleiter für Japanisch-Deutsche Übersetzungen erschienen

清野智昭著『しくみが身につく中級ドイツ語作文』発売
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2010年9月5日、清野智昭著『しくみが身につく中級ドイツ語作文』 (本体2300円+税、白水社)が発売されました。 著者は、『中級ドイツ語のしくみ』でも有名になった清野智昭氏。ここで作文と呼ばれているのは、 日本で普通に行われている比較的単純な日本語の文章を外国語に翻訳する課題です(長文の文章を組み立てる作文ではありません)。
何がユニークかといえば、言語研究者が自らの研究成果や経験に基づいて書いていること。ドイツ語と日本語の違いを十分意識しながら 解説しているので、読んでいるだけで「なるほど、そうなのか」と納得できます。第1部の「しくみを理解して自然なドイツ語に」 には、ドイツ語を理解するために必要な考えかたが凝縮されています。第2部「日本語から自然なドイツ語へ」は、中級をめざす学習者にぜひ目を通してもらいたい部分。 その他にコラムもありますので、息抜きをしながら楽しめます(例えば「タコとイカの話」など)。

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2010年8月13日  UNESCO-Welterbe-Komitee hat eine neue Brücke bei der Loreley genehmigt, aber ...

ユネスコ世界遺産委員会は、ローレライの近くに建設される新しい橋を許可、でも…
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2010年7月31日に「『ローレライの岩』 世界遺産の架橋承認」(共同)というニュースが流れました。世界文化遺産となっているのは、2002年に承認された 「上流中部ライン渓谷」(Oberes Mittelrheintal)です。 「州政府は2016年に着工し、18年の完成を目指す。ローレライのすぐそばには建設せず、景観を台無しにしないように十分配慮する。」とのことでしたが、 ここでの州政府とは、ラインラント・プファルツ州(Rheinland-Pfalz)のこと。
これまで、コブレンツ(Koblenz)とマインツ(Mainz) の間のライン川沿い 85km の地域には、橋もなければトンネルもありませんでした。 では、現状はどうかというと、ほぼ10kmおきに、フェリー(Fähre)があり、それを利用しています。 もちろん、橋ができればこれまでより便利にライン川を越えることができます。問題は、(1) 本当に新しい橋が景観を乱さないのか、 (2) フェリーを運用している業者への経済的影響はどうするのか、(3) 建設にはどれくらいの経費がかかるのか、(4) 環境への悪影響はないのか、 など。Neubau im Welterbe. Unesco erlaubt Brücke über den Rhein (SPIEGEL ONLINE) には、計画されている橋のイメージが紹介されています。付加価値税抜きで、40,000,000ユーロかかると言われているこの橋、 ローレライの岩のすぐそばには作らないと言われている一方で、そんなに遠くない所に作るとも言われていて、たとえUNESCOがOKを出しても、 これからも論争が続きそうです。本当は、トンネルにすればいいのに、という話もあったのですが、そうすると建設費が膨大になるそうです。

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2010年8月2日  300 Jahre nach der Gründung der Meissener Porzellan-Manufuktur

マイセンの磁器製造業、今年で設立300年
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1710年に、「ポーランド王立・ザクセン選帝候立磁器製造」(Königlich-Polnische und Kurfürstlich-Sächsische Porzellan-Manufaktur) としてスタートしたマイセン(Meißen)磁器の本格的製造は、ことしで300年を迎えました。 ヨーロッパで初めて白い磁器を作ったという伝統は、今日まで受け継がれ、「交差した刀」 (gekreuzte Schwerter) のマークは、世界的に知られています。
読売新聞(2010/7/23)には、「マイセン磁器生き残り懸命」、「再建請負人 多角化推進▽売り上げ25%増」というタイトルで紹介記事が掲載されています。 それまで「...採算を度外視して生産されてきたが、財政難にあえぐ州は2008年、方針を転換。...企業再建の専門家クリスティアン・クルツケ氏(41)を社長に送り込んだ」 そうで、それ以来、インテリアや新しい宝飾品開発も手がけるようになり、売り上げ増加につながっているとか。
実際に、Staatliche Porzellan-Manufaktur Meissen のサイトを見ると、若者にもアピールするような装飾品や、 室内装飾の斬新なデザインを見ることができます。ザクセン州(Sachsen)に行く機会があったら、マイセンの2005年に改装された博物館は必見です。 「子供たちのためのマイセン磁器動物園」(Meissener Porzellan- Zoo für kleine und große Kinder)という展覧会も、2010年末までやっています。
不況の中で、経営立て直しをはかっている磁器製造業、ドイツでは、その他にも ローゼンタール(Rosenthal) やヴィレロイ・ウント・ボッホ(Villeroy & Boch) など有名なブランドがありますが、 なんとか不況を乗り切ってもらいたいものです。

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2010年7月29日  Open Campus an der Gakushuin-Universität 2010: 1. und 2. August

2010年8月1日、2日は学習院大学オープンキャンパスの日
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8月1日(日)と8月2日(月)は、学習院大学オープンキャンパスの日。 ドイツ語圏文化学科では、西5号館3階301教室 で、両日ともに、10時15分〜10時55分に第1回学科説明、と11時〜11時45分に第1回模擬講義を行います。 同日の午後1時15分から1時55分に第2回学科説明、午後14時〜14時45分に第2回模擬講義を行います(同日中の模擬講義は同じものです)。
本年度の模擬講義の担当は、8月1日(日)が、大貫敦子、「絵本にみる子ども観の変遷」、8月2日(月)が保阪良子、「ベルリン、そして文化の多様性」です。 詳細は、学習院大学オープンキャンパス から、 8/1模擬講義(2)(PDF) と 8/2模擬講義(2)(PDF) をご覧ください。

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2010年7月23日  Konzerthausmusiker(Berlin) spielen Vuvuzela. (ZEIT ONLINE Rekorder)

ベルリンのコンサートハウスのメンバー、ヴヴゼラを演奏(ZEIT ONLINE)
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猛暑の中、暑さを吹き飛ばすようなものが必要だと考えているあなたに最適なのが、あのワールドカップを騒がせたヴヴゼラ(Vuvuzela)の演奏。 ベルリンのコンサートハウス・オーケストラに、なんとブブゼラを専門とするグループが誕生(?)。 Johannes Brahmsの交響曲第一番と、Maurice Ravelのボレロの、ヴヴゼラ・パートを Vuvuzela Concert(YouTube) で堪能できます。 さらに、ベルリンフィルも黙ってはいません。 Berliner Philharmoniker Vuvuzela Concert (www.facebook.com 内)の再生には、flash が必要です。ヴヴゼラの可能性を考えさせられた2つの動画でした。

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2010年7月20日  Sakihana Masaya als Fitnesstrainer in der deutschen Nationalmannschaft 2010

ドイツ・ナショナルチーム2010で活躍した咲花正弥さん
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ワールドカップ・サッカー2010が終り、ドイツチームは3位となりましたが、そのドイツチームを支えた1人として、 新聞各紙で紹介されているのが咲花正弥(さきはな・まさや)さん。新聞では、フィジカルトレーナー(physical trainer) と呼ばれて紹介されていますが、ドイツ語では、Fitnesstrainer です。 今回最も詳しい紹介をしたのは、中日スポーツ でしたが(「ドイツ代表を支えた日本人フィジカルトレーナー」聞き手・原田公樹)、 そこで咲花正弥さん(現職は、Athletes' Performanceのフルタイムのトレーナー)は、 「今回、ボクの仕事は大きく分けて4つでした。練習や試合前のウオームアップ。筋トレを含めたフィジカルトレーニング。 走り込みのメニューを考えて実施するフィットネストレーニング。あとはセルフストレッチのプログラムを考えてやらせるなどのリカバリー。この4つを指導することがメインでした」 (中日スポーツ、2008年7月10日)と語っています。
1つのチームは、影でいろいろな人達によって支えられています。Deutscher Fussballbund - Die Nationalmannschaft のページには、「裏のチーム」Das Team hinter dem Team の紹介がされており、その中のFitnesstrainer の1人として、Sakihana Masaya さんも紹介されています。 (このページでは、導入されていたトレーニングも見ることができます。) 表のチームを支える人達の層の厚さ、すごいですね。そんなバックルーム・スタッフの1人に日本人がいた、 というのも驚きです。

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2010年7月14日  Atsuto Uchida wechselt zu Schalke 04.

内田篤人、ブンデスリーガのシャルケ(Schalke 04)と正式契約
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鹿島アントラーズのディフェンス内田篤人が、ブンデスリーガ(Bundesliga) 一部に属するチーム、 と正式契約をしたとのニュースが7月13日に流れました。ゲルゼンキルヒェン (Gelsenkirchen) のヴェルティンス・アレーナ (Veltins-Arena) を本拠地とするこのFCは、 チームの歴史を1904年にまで遡ることができる伝統のある強豪です。すでに、 Magath: Uchida passt sehr gut hierher という契約当日の様子を伝えるページが Schalke 04 のホームページに上がっており、そこでは、インタビューのヴィデオも見られます。 ちなみにヴィデオのタイトルは、 Atsuto Ushida schon auf deutsch: Gebe mein Bestes für Schalke となっていますが、 これはフェリックス・マガト(Felix Magath)監督が、インタビューで「ウシダ」と発音してしまったため。 内田篤人は、インタビューで„Ich gebe mein Bestes für Schalke!“ とドイツ語で挨拶。 さらに、日本語でのインタビューでは、「ドイツ人になったつもりでこの国に対応していく。通訳も早く取っ払いたい」と語ったようです(7月14日8時0分配信 スポーツ報知)。 ディフェンダー(Verteidiger)としての活躍だけでなく、今後のドイツ語のインタビューにも期待しましょう。

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2010年7月11日  NHK-BShi strahlt einen Dokumentarfilm über Herbert von Karajan aus. (am 13. Juli 2010, um 20 Uhr)

NHK-BShi、カラヤンのドキュメンタリーを2010年7月13日(火)に放映予定
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ヘルベルト・フォン・カラヤン(Herbert von Karajan)というと、20世紀を代表したカリスマ的指揮者として有名ですが、 クラッシックファンの間では、好き嫌いがはっきりと分かれることでも知られています。そんなカラヤンの素顔を追ったドキュメンタリーが、 NHKのBSハイビジョン(BShi)で、7月13日(火)プレミアム8で午後8:00~午後9:35(95分)に放映されます。なんであんなにカリスマ的だったのか、 さまざまな記録映像とインタビューで構成され、インタビューのドイツ語が日本語の字幕とともに流れます。自家用ジェット機を操縦していたのは有名な話ですが、 今回の映像にも実際にコックピットで操作する姿が映し出されます。カラヤンの指揮を可能にしていたものは、果たして何だったのか、 という秘密にせまるドキュメンタリーです。

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2010年7月7日  Was ist denn ...? Paul für Spanien.

タコのパウル君、対スペイン戦でスペインの勝利を予言。波紋が広がる...
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オーバーハウゼンの水族館(Sealife Aquarium in Oberhausen)の、 タコのパウル君(Paul)、現地時間で7月7日20時30分に始まる準決勝(Halbfinale)のドイツ vs.スペイン戦で、 なんとスペインの勝利を予言、波紋が広がっています。パウル君の予言を信じるよりも、ドイツチームの勝利を信じたいと思うファン心理は当然でしょう。 今回は、ケムニッツ動物公園(Tierpark Chemnitz)にいるヤマアラシ (Stachelschwein) のレオン君(Leon)もスペインの勝利を予想。えらいこっちゃ。 動物達によるサッカーの「お告げ」(Fussballorakel)も加熱ぎみです。9つの脳と3つの心臓を持つパウル君の予想は、 果たして当たるのでしょうか?「お告げ」のシーンは、Sealife Aquarium in Oberhausen - Eine Fanseite でご覧ください。

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2010年7月2日  "Japan EU Friendship Run 2010" als Auftaktveranstaltung 150 Jahre deutsch-japanische Beziehungen

日独交流150周年オープニング「ジャパン EU フレンドシップ ラン2010」の受付開始
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日独交流150周年 のオープニング行事として、ジャパン EU フレンドシップ ラン2010」が2010年10月16日(土)に開かれます。 場所は東京横浜独逸学園(Deutsche Schule Tokyo Yokohama)。 緑豊かな住宅街を走る10km, 5km, 2.5kmのレースで、参加資格は「健康で完走可能な人」。参加人数は、700人で、先着順に受け付け、 店員に達し次第締め切りになります。距離、種目、部門に応じて、参加費は1,500円から3,500円までの幅があります。参加賞のTシャツと、完走メダルもあります。
大会当日は、東京横浜独逸学園では「オクトーバーフェスト」の開催中で、バンドや模擬店も出る予定です。申し込みは、ネットからなら、RUNNET で7月1日から始まっています。トップページの「大会検索」で、キーワードに EU と入力すれば出てきます。実際に走るのはまだまだ先ですが、 エントリーして、すがすがしい秋に気持ち良く走ってみませんか?

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2010年6月29日  Fußball-WM: Paul der Oktopus prophezeit weiter so?

タコのパウル君、これからも予言を的中させるか?サッカー・ワールドカップ
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日本のメディアでも紹介されて一躍有名になった、オーバーハウゼンの水族館(Sealife Aquarium in Oberhausen) にお住まいの、タコのパウル君(Paul)。サッカーのワールドカップで、 準々決勝(Achtelfinale)でのドイツ対イングランド戦でもドイツが勝つと予言し、的中させたというので大騒ぎ(これまでの的中率が、100%とか?)。 日本では、パウル君しか紹介されていませんが、同じようなことをあちこちでやっているようです。ヤマアラシ(Stachelschwein) のレオン君(Leon)や、 カバ(Flusspferd)のペティちゃん(Petty)、キヌザル(Krallenäffchen)のアントン君(Anton)など。 まったく何をやっているの、と思わず苦笑。それでも、7月3日のドイツ対アルゼンチン(Argentinien) の試合は当てるのだろうか、と気になってしまいます。
そんな人には、オーバーハウゼンの水族館のファンが作ったサイト Sealife Aquarium in Oberhausen - Eine Fanseite をおすすめします。 もちろん、「おつげ」をしたあの対イングランド戦の場面の動画もあります。 ついでに、FIFA のドイツ語のページ Fédération Internationale de Football Association (FIFA) のチェックも忘れずに。

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2010年6月24日  Das 32. interuniversitäre Sommerseminar findet von 31.Juli bis 4. August statt.

夏のインターウニ(2010年7月31日〜8月4日)、テーマは「近代化と文化交流 --- ドイツとアジアの150年」
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夏のインターウニ・ゼミナールの参加者募集のお知らせが届いています。2010年のテーマは、「近代化と文化交流 --- ドイツとアジアの150年」。 インターウニのサイトの テーマ紹介のページ に書いてある通り、 「とかく文化交流史というものは、心温まるエピソードや美談に彩られて語られがち」ですが、美談にのみ終始せず、もっと掘り下げて調べて考えることこそ、 本当の文化交流につながることです。今回のゼミの参加申込締切は、7月20日です。募集人数は25名程度(募集人員に達し次第締切)。 ドイツ語をやっている日本中の大学からの参加者を求めています。 申し込みは、http://www.interuni.jp/anmeldung の申し込みフォームからできることになっています。 携帯からは、http://www.interuni.jp/keitai でどうぞ。

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2010年6月15日  Japan-Tournée von Kustmuseum Winterthur beginnt im Juni 2010.

「ザ・コレクション・ヴィンタートゥール」、2010年6月より日本各地で
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スイスのヴィンタートゥール美術館(Kunstmuseum Winterthur)の日本初公開作品が、 6月から日本各地を回ります。皮切りは、6月13日から7月27日の予定で、栃木県の宇都宮美術館。 その後、8月7日から10月11日までが、東京都世田谷区の世田谷美術館、 10月21日から12月28日までが神戸の兵庫県立美術館、2011年1月21日から3月21日まで、 長崎県美術館となっています。「全90作品が日本初公開! ゴッホ、モネ、ルノワール、ピカソ、ルソー、クレー、ジャコメッティ...」ということです。詳細は、上記の美術館サイトだけでなく、 今回の展覧会の公式ホームページ「ザ・コレクション ヴィンタートゥール展」 からも見ることができます。

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2010年6月10日  Fußball-Weltmeisterschaft 2010 in Südafrika beginnt am 11. Juni.

南アフリカで開催されるワールドカップ・サッカー2010、6月11日開幕
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今回のワールドカップ・サッカー(Fußball-Weltmeisterschaft)、ドイツはD組(オーストラリア、セルビア、ガーナ)で、 スイスはH組(スペイン、ホンジュラス、チリ)に入っています。日本は、ご存知のようにE組で、本日のコートジボワールとの親善試合も3試合とも 0-0 で、 心配は増すばかり(6/11訂正)。スイスのキャプテン、アレックス・フライ(Alex Frei)は、 南アフリカに発つ前の練習中に右足の距骨関節(Sprunggelenk)を痛めたという心配なニュースも入っています。
ドイツの初戦は、6月14日の対オーストラリア戦ですが日本では中継がないようです。スイスの初戦は、6月16日の対スペイン戦でこちらは、中継あり。 さてどうなることやら。今回は、WM 2010: Alles zur Fußball-Weltmeisterschaft 2010 in Südafrika と、スイスのswissinfo (WM_2010) にリンクをはっておきます。

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2010年6月9日  Y. Kawasakis „Einführung in die afrikaanse Sprache“ im Mai 2010 publiziert.

河崎靖著『アフリカーンス語への招待』が出版される(2010/5)
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サッカーのワールド・カップは、6月11日から南アフリカ共和国で開催されますが、南アフリカ共和国で話されている アフリカーンス語のことをご存知でしょうか? 2010年5月に現代書館 から発売された河崎靖著『アフリカーンス語への招待』(3,000円+税) は、アフリカーンス語のの過程から、文法や語彙、参考書などを紹介するだけでなく、CDまでついいて音声を聴くこともできます。同書から簡単に アフリカーンス語の紹介をすると、「[...]実際には、200万人の白人・200万人以上のカラード(混血)に用いられている[...]」(P.6) 言語で、「[...]言語学的にはもともとオランダ語の方言(17世紀のゼーラント(Zeeland)方言)であったことばが、 南アフリカの旧白人政権のもと正式な国語となり、オランダ語から独立した言語となった[...]」(P.12)ということですが、 さらには、「[...]フランス語やドイツ語などの欧州諸言語、マレー語や現地の言語が融合してできあがった[...]」(P.12)という側面もあります。 英語ができ、ドイツ語も知っている人、さらにはオランダ語も少しかじったことがある人にとっては、非常に親近感の持てる言語です。
英語の Does he speak Afrikaans well? は、 ドイツ語では、Spricht er gut Afrikaans?、 オランダ語では、Spreekt hij goed Afrikaans?となり、 アフリカーンス語では、Praat hy goed Afrikaans? となります(P.72)。 1994年には、マンデラ大統領の登場とともに、11の諸言語が公用語として認定された南アフリカ共和国、 この機会にこの国の歴史や言語を学んでみるのはいかがでしょうか?

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2010年6月5日  Bundespräsident Köhler tritt am 31. Mai 2010 plötzlich zurück.

2010年5月31日、ドイツの連邦大統領ケーラー氏突然の辞任
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日本では鳩山由紀夫首相が6月2日に首相を辞任し、6月4日には菅直人氏が新首相に選ばれましたが、 ドイツの連邦大統領(Bundespräsident)、 ホルスト・ケーラー氏(Horst Köhler)も、実は2010年5月31日に突然辞任しています。 背景としては、憲法違反の疑いのある連邦軍のアフガン出兵に対しての自分自身のコメントが誤解されたことにあるようです。 詳細は、例えば SPIEGEL-ONLINEÜberraschung in Berlin: Bundespräsident Köhler tritt zurück をご覧ください。
現在は、連邦参議院議長(Bundesratpräsident)であるイェンス・ベルンゼン氏(Jens Böhrnsen, SPD) が臨時代理を務めていますが、6月30日には大統領選挙が行われる予定です。目下の所、3人の候補者がいますが、実質的には、 CDU/CSUとFDPのおすクリステイアン・ヴルフ氏(Christian Wulff)と、 SPDとGrünen が おすヨアヒム・ガウク氏(Joachim Gauck[linked to: de.wikipedia.org])の一騎打ちになりそうです。

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2010年6月4日  Lena Meyer-Landrut hat am 29. Mai den Eurovision Song Contest in Oslo gewonnen.

レナ・マイヤー・ラントルート、ユーロヴィジョン・ソング・コンテストで優勝(5/31)
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日本ではあまり知られていませんが、ヨーロッパでは知られたポピュラーソング・コンテストに、ユーロヴィジョン・ソング・コンテスト (Eurovision Song Contest)があります(今回で、55回目)。 ドイツ代表に選ばれたレナ・マイヤー・ラントルート(Lena Meyer-Landrut(Die offizielle Website)) は、Eurovison Song Contest - Oslo 2010 で5月31日についに優勝。 ドイツ代表が優勝したのは、1982年以来ということで快挙です。ドイツではちょっとしたニュースになりました。 19歳のハノーファ(Hanover)出身の女の子で、 歌ったのは、英語の曲 Satellite でした。気になる方は、上記のユーロヴィジョン・ソング・コンテストのサイト、 あるいは、YouTube などでチェックして下さい。

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2010年6月1日  Sprachcafé: Veranstaltung von Japanisch-Deutscher Gesellschaft e.V., Tokyo, am 10. Juni 2010.

日独協会主催の „Sprachcafé“ で、ゲームをしながらドイツ語(6/10)
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(財団法人)日独協会 では、きたる 6月10日(木)14時30分〜15時30分に、恒例の „Sprachcafé“ を開催します。参加は無料。参加に関する制限はありません。 場所は、日独協会セミナールーム(千代田区麹町 5-1 NK真和ビル9階, 四谷駅より徒歩7〜8分)。事前申し込みは必要なので、 日独協会,シュプラッハ・カフェ のページを参考にして申し込みをしてください。 ドイツ語を使ったゲームをやっていると、自然にドイツ語の単語を覚えてしまいます。気がついたら語彙力がアップしていた、 なんて素敵ですね。

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2010年5月27日  Workship des Arbeitskreises für deutsche Grammatik, am 30. Mai 2010 an der Keio Uni

ドイツ文法理論研究会の春の研究発表会(2010年5月30日、慶應義塾大学にて)
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ドイツ文法理論研究会春の研究発表会が以下の予定で開催されます。日本独文学会終了後の時間ですので、 お気軽にご参加下さい。
日時:2010年5月30日(日)13時15分〜16時
会場:慶応義塾大学日吉キャンパス、独立館(研究発表会と同じ建物)D307
プログラム:
(1) 13:15〜13:30 総会
(2) 13:30〜15:00 講演 杉岡洋子氏(慶應義塾大学教授)
表題:「複合語の統語と意味 -- 語形成の多モジュール性を考える」
(3) 15:10〜16:00 研究発表 今泉 詠吉氏 (日本大学大学院 文学研究科 博士前期課程)
表題:「文彩とその効果 - ネット上での誕生日の祝辞を資料として -」
アブストラクトは、ドイツ文法理論研究会春の研究発表会 でご覧になれます。

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2010年5月25日  Einladung zur deutschen Küche: das Thema ist „Farbe“. 29. Mai, 2010.

日独協会主催ドイツ料理教室:今回のテーマは「色」2010年5月29日
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(財団法人)日独協会ドイツ語圏文化セミナーの一環で、「ドイツ料理教室」を5月29日(土) に開催します。今回のテーマは「色」(Farbe)。場所は、駒込地域文化創造館4階。13時30分から、17時までの予定。
講師は、Gudrun Wilhelm さん。事前申し込みが必要で、日独協会会員の方は、3800円、一般は4700円の参加費が必要(事前振込み)。 詳細は、日独協会「ドイツ料理教室」をご覧ください。

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2010年5月20日  Hibiya Oktoberfest 2010 findet vom 21. bis 30. Mai in Hibiya-Park statt.

日比谷オクトーバーフェスト、5月21日〜5月30日まで、日比谷公園にて
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ミュンヘン(München) のオクトーバーフェスト (Oktoberfest (linked: oktoberfest.de)) は、 1810年に始まったと言いますから、今年で200年ということになります。文字通りの意味では、「10月祭」です。 今年(2010年)のミュンヘンでのオクトーバーフェストは、9月18日から始まり、 10月3日まで行われる予定です。日比谷オクトーバーフェストは、日比谷公園大噴水広場で5月に開催されてしまいます!
詳細は、日比谷オクトーバーフェストのサイトをご覧ください。 出店ビール一覧や、出店料理一覧をながめて、スケジュールを確認し、 会場では Grasleitn Musi の音楽を聞きながら、 バイエルンにいる気分になることができそうです。

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2010年5月18日  Vortrag von Herrn Uwe Walter, Shakuhachi-Flötenspieler, am 22. Mai 2010, an der Gakushuin-Uni.

5月22日(土)、尺八奏者 Uwe Walter氏による講演会、学習院大学にて
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2010年5月22日(土) 13時から14時30分まで、学習院大学西5号館 202教室にて、 尺八奏者Uwe Walter 氏(ウベ・ワルタ氏) による講演会「すり足〜足の裏で日本文化体験〜」が開かれます。入場は無料です。 当日は、尺八の演奏も含めて講演が行われます。詳しくは、 学習院大学ドイツ文学会 のサイトをご覧ください。主催は、学習院大学ドイツ文学会と学習院大学ドイツ語圏文化学科です。 ドイツ人の尺八奏者から、果たしてどのような話と音色を聞くことができるでしょうか。 楽しみです。

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2010年5月14日  Jan Hillesheims Buch über Bier, mit dem man Deutsch lernen kann. (Sanshusha-Verlag)

ヤン ヒレスハイム著『ビールを楽しむドイツ語』(2009) が話題
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世の中にビールに関する本はたくさんありますが、日本で出版されて、ドイツ語の勉強になるようなものは、 ほとんどありませんでした。2009年に発売されたヤン ヒレスハイム(Jan Hillesheim)著 金子 みゆき訳 ビールを楽しむドイツ語(三修社) は、そんな中で異色の出来で、 面白いと話題になっています。三修社|ビールを楽しむドイツ語 には、シーン別会話集、ビールテイスティング、インタビュー、豆知識+ビール検定の章があり、 読み進るうちにビールに関する基礎知識を深められるだけではなく、 特定の場面で、ビールの味についてドイツ語で語ることができるようになります。「ビール検定」には、 ビールに関する知識を問う4択テストがあり、楽しみながら<うんちく>を深めることができます。 Deutsch beim Bier というのは、いいのですが、くれぐれも飲みすぎないように!(もちろん、未成年の飲酒は禁止されています。)

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2010年5月11日  Vorstellung eines Romans von Charlotte Link, „Das Haus der Schwestern“ im Goethe-Institut, Tokyo.

図書紹介の夕べ(ドイツ文化センター図書館):シャルロッテ・リンク『姉妹の家』
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2010年5月18日(火)18:00から、ドイツ文化センター図書館にて、<図書紹介の夕べ>が催されます。 紹介される本は、シャルロッテ・リンク(Charlotte Link, 1963-) の『姉妹の家』。 園田みどり氏訳で集英社文庫から2010年3月19日に翻訳が発売されています。 日本では、あまり知られていませんが、シャルロッテ・リンクは、ドイツでは非常に多くの読者を獲得した現代作家です。
ドイツ文化センター催し物カレンダーのページに詳しい説明がありますが、 当日は、この本の翻訳者園田みどり氏が、「ビデオの一部をまじえながら、この本の内容と背景、また作家シャルロッテ・リンクについて語って」 下さるそうです。原作は、Das Haus der Schwestern (1999) で、テレビドラマ化され、現在では DVD で購入することも可能です。 この機会に、シャルロッテ・リンクの作品や作家像を知り、読書の幅を広げてみてはいかがでしょうか。無料ですが参加には、事前登録が必要です。 催し物カレンダーのページをご覧ください。

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2010年5月7日  Vorstellung eines neuen Portals: Alumniportal-Deutschland.

「ドイツ同窓会」ポータルサイトのご紹介
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「ドイツ同窓会」ポータルサイト紹介のパンフレットが届いています。 www.alumniportal-deutschland.org からアクセスできますが、 ドイツ連邦経済協力開発省(Bundesministerium für wirtschaftliche Zusammenarbeit und Entwicklung) が出資し、ドイツ学術交流会(DAAD)や、 ゲーテ・インスティトゥート(Goethe-Institut)、 AvH(Alexander von Humboldt-Stifung) など5つの公的期間が共同運営しているサイトです。
入会登録をしなくても、さまざまなドイツ語の記事が読めるだけでなく、「オンラインドイツ語学習」のページでは忘れかけたドイツ語をブラッシュアップしたり、 自分のドイツ語力を試したり、PodCastを聞いたりできます。
もちろん、入会登録をすれば(無料)、もっと可能性が広がります。さまざまな人と知り合いになったり、各種のイベント情報を得たり…。 詳しくは、DAAD Tokyo のサイトの ドイツ同窓会 のページに説明があり、 日本語ユーザーガイド(PDF)のダウンロードもできます。(サイトの言語は、2010年5月現在、ドイツ語、英語、中国語、ロシア語にしか対応していませんので、 ドイツ語で読みましょう!)

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2010年4月29日  Diplom Deutsch in Japan, Anmeldetermin bis 21. Mai 2010!

独検2010年春の申し込み締切は、5月21日まで
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独検 春の試験の締切は5月21日(金)です(当日消印有効。書店・生協での申し込みは、5月20日(木))。 春は、2級、3級、4級、5級で、準1級と1級はありませんのでご注意。忘れない内に申し込みを済ませておきましょう。 なお、2+3、3+4、4+5のように複数級を受験する場合には、割引があります。ドイツ語の勉強の1つの目標として、活用しましょう。

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2010年4月23日  SHIKI THEATRE COMPANY führt Wedekinds Frühlings Erwachen auf.(Ab 22. April 2010)

劇団四季、ヴェーデキントの「春のめざめ」を再演、2010年4月22日より
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昨年の「熱烈な反響に応えて、衝撃の舞台」が帰ってきました! ヴェーデキント(Frank Wedekind (Projekt Gutenberg-DE), 1864-1918) 原作「春のめざめ」(Frühlings Erwachen) のミュージカル版が 劇団四季 によって再び上演されます。 場所は、浜松町の自由劇場。 席数限定ではありますが、かなりお得な学生割引もあります。
今回は、さらに、4月27日(火)と5月11日(火)にはリハーサル見学会が16:00〜16:30に、 5月1日(土)と5月4日(火・祝)には、バックステージツアーが15:50〜16:30の予定で企画されています。 緊張した本番前のリハーサルを見るのも、舞台に隠された秘密を間近で見るのもいいですね(ただし、こちらも席数は限定のようです)。

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2010年4月20日  Johanna Spyris „Heidi“ hat eine Vorlage?

ヨハンナ・シュピーリの『ハイジ』には原型があった?
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4月13日の讀賣新聞夕刊には、「『ハイジは盗作』スイスで波紋、ドイツに酷似の小説」という記事が掲載されました。 また、同日東京新聞夕刊には、「ハイジ原作に盗作騒ぎ、独研究者ペーター氏指摘」という記事が載りました。 (ペーターは姓ではないので、ペーター氏というのは変です。)
発端は、チューリヒ (Zürich) に暮らすドイツ文学研究者のペーター・ビュットナー(Peter Büttner) 氏が、 フランクフルト大学図書館でヘルマン・アダム・フォン・カンプ(Hermann Adam von Kamp,1796–1867) の1830年に発表した作品『アデレード、アルプスの少女』(Adelaide, das Mädchen vom Alpengebirge) を見つけたところから始まります。日本語では、「アルプスの少女ハイジ」と呼ばれている作品は、スイス人女性作家 ヨハンナ・シュピーリ(Johanna Spyri, 1827-1901)によって1880年, 1881年に書かれました(ドイツ語読みでは、 Heidi は「ハイディ」の方が近い発音)。『アデレード』の方が50年も前に書かれています。
このお話に出てくるアデレードは、 「女の子で、アルプスのおじいさんの所で暮らし、その後故郷を離れ、見知らぬ土地で暮らしてホームシックになり、最後にまた帰郷する」 という話の流れになっているとか。また、およそ12箇所に類似した記述があるそうです。
ただし、ビュットナー氏は、盗作(Plagiat)とは言っておらず、原型(Vorlage) となった可能性があるとテレビで発言しただけ。それにもかかわらず、 スイスのフランス語のタブロイド紙「バン・ミニュット」(20minutes) が少々誇張して一面に 「ハイジは盗作。神話は崩壊した」(Heidi est un plagiat, le mythe s'effrite!)と4月8日に報道したので、大騒ぎになったようです。 もう少し冷静な記事としては、Neue Züricher Zeitung (15.04.2010)に Die Mär vom Ur-Heidi. Gibt es für Johanna Spyris «Heidi» eine Vorlage? があります。この記事の中で、ビュットナー氏は、「盗作の議論ではまったくない」(Um eine Plagiatsdebatte gehe es ihm keinesfalls) と強調しています。なお、シュピーリの『ハイジ』は、Projekt Gutenberg-DE で読むことができます。

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2010年4月17日  „Wurstmarkt Tokio 2010“ findet in Tokio-Midtown statt: vom 28.04. bis 09.05.2010.

東京ミッドタウンで、「ヴルストマルクト 東京 2010」 開催:4月28日〜5月9日
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ラインランド・プファルツ州(Rheinland-Pfalz)にある、マンハイムの西にある小さな町、 バート・デュルクハイム (Bad Dürkheim) は、 Wurstmarkt と呼ばれる世界最大のワイン祭りが開かれる所として有名です。 今年でなんと594回目のこのお祭りは、9月に開かれますが、今年初めて、 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン 芝生広場「ヴルストマルクト 東京 2010」 が開催されます。 主催は、株式会社ザート商会。 ドイツ大使館とドイツ観光局の後援で、期間は、2010年4月28日(水)〜5月9日(日)、 平日は、16:00~22:00、土・日・祝は、12:00~22:00。
アコーデオンの演奏の元で、各種ワインだけでなく、ソーセージ、パンなども楽しめるようです。 ワイン好き、ドイツ・ソーセージ好きの方なら、 時間を作ってどんな様子かのぞいてみたくなるイベントですね。なぜ、「ソーセージ市」(Wurstmarkt) と呼ばれるかに関しては、 ヴルストマルクト 東京 2010 にも説明があります。

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2010年4月15日  Herr Kitamura, Experte für Sprichwörter und Lektor an der Gakushuin Uni, tritt jeden Freitag in einem Fernsehrprogramm auf.

北村孝一先生、金曜日に「笑っていいとも」に出演中
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ことわざ学会代表理事で、目下、学習院大学で<総合基礎科目「言語と文化」ことわざの世界>をご担当中の 北村孝一 先生が、金曜日の 笑っていいとも に登場しています。 「ことわざを現代風にアレンジしてみようというコーナー」をご担当とのこと。 このコーナーを見て、ことわざの魅力を再認識してみませんか?

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2010年4月14日  Neu entdeckte Exoplaneten stellen Planetentheorie auf den Kopf?

新たに発見された系外惑星が、惑星理論をひっくり返す?
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2010年4月13日のスイスの新聞は、いっせいに「6個の系外惑星(Exoplaneten: われわれの太陽系ではない、別の太陽系に属する惑星) が軌道上で太陽の回転方向に従っておらず、逆の方向に回転している」という研究結果を紹介しています。これは、イギリスのグラスゴーで目下開催中の RAS National Astronomy Meeting NAM2010 で、 ジュネーブ天文台(Observatorium von Genf) とエジンバラにある聖アンドリュー大学 (University of St Andrews) の研究者たちによる発表に基づいています。 チリにあるヨーロッパ南部天文台の望遠鏡を使い、27の太陽系外の惑星をより厳密に研究した結果、その内の6つの「熱い木星」(heiße Jupiter) と呼ばれる惑星が太陽の回りを逆に回っていることを確認したそうです。これは、今までの惑星運行に関する理論をひっくり返すもので、 さらに、このような事態から「地球と似た惑星が存在する可能性が少なくなった」という推測がなされています。
より正確なニュースは、「ヨーロッパ南部天文台」(ESO: European Southern Observatory) のサイトでご覧ください。 ドイツ語での解説は、「ヨーロッパ南部天文台」サイト内の Planetentheorie, auf den Kopf gestellt にあります。

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2010年4月8日  Wiener Cafés sind wegen Umbaukosten für das kommende Rauchverbot in Krise.

ウィーンのカフェ、禁煙のための改装費で危機
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朝日新聞2010年2月3日(国際)が「ウィーン カフェ苦境:禁煙の波 改装費が経営圧迫」という見出しで報じたように、 300年を越える歴史を持つ伝統的なウィーンのカフェが危機的な状況にあります。およそ3ヵ月後の2010年7月1日から、 床面積50平方メートル以上の店で喫煙を許容する場合には、「煙を遮断する壁や換気装置を設けねばならない」という法律が暫定移行期間を過ぎて施行されるからです。 伝統的なカフェは、建物や内装にも伝統的価値があるため、そう簡単に喫煙ゾーンを付け足すことはできません (Kaffeehäuser in der Altstadt, http://www.wien.info/ 内のリンク)。今回は、その中でもなんとか生き残った2つのカフェの話です。
この記事の中で話題となっている Cafe Museum は、2009年末に改装費のめどがたたずに閉店しましたが、 建築家 Adolf Loos (1870-1933) の設計である店を大胆に改装し、5月初旬に再オープンすることになりました (http://www/vienna.at/ 2010年2月3日, Radikaler Umbau soll Wiener Cafe Museum wiederbeleben)。
Cafe Ritter(http://www.caferitter.at/) は、 一時は倒産の危機にありましたが、弁護士の Walter Kainz の尽力の結果、新たな経営者 Harald Holzer の元に、3月1日からオープンしています。こちらは、これまでの伝統的雰囲気を損なわないように、今年の夏にかけて徐々に改装していくとか。 たとえば「ゆったりとした時間の流れの中で、コーヒーを飲みながら新聞を読み、世相を語り、タバコをふかす」というような光景は、 過去のものになりつつあるようです。公の場での禁煙は世界的な傾向です。 ただし、「何でも速く早くかたずける」のを良しとする現代社会にあって、 ゆったりとした時間の中に身を置くことができるウィーンのカフェのような場所は、貴重な憩いの場なのではないでしょうか。

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2010年4月2日  Aprilscherz 2010

2010年エイプリル・フールの冗談
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昨日は、ご存知のようにエイプリル・フールでした。 今年もさまざまな所で、「4月の冗談」(Aprilscherz) がとばされました。 GoogleTopeka に名称変更する話(もちろん、冗談)は、日本のテレビニュースでも紹介されていました。 今回、ドイツでもっとも大がかりなものは、57のラジオ放送業者が、一斉に午前中から流したニュースで、 6月から電子メール1通に1セントの料金がかかるようになる、 そのために、「デジタル切手」が販売される、 郵便切手の販売の大幅な落ち込みによって生じた税収の穴が、それによって埋められる、 というようなものでした。この報道の結果として、放送局にはかなりの問い合わせがあったとか。また、 FDP の副総理グイード・ヴェスターヴェレ(Guido Westerwelle)が、 動物保護団体の PETA Deutschland の広告にほとんど裸で登場。「毛皮を着るくらいなら、裸でいたほうがいい」(Lieber nackt als im Pelz) と一言(合成写真でした)。(情報源は、Yahoo Nachrichten
エイプリル・フールに、人をかつぐことを、ドイツ語では、jemanden in den April schicken (〜を4月に送る) と言います。また、エイプリル・フールの冗談だったことを告げる時には、April, April! (4月だ、4月だ!)と叫びます。 まんまとかつがれた人は、呆然とする、怒り出す、笑い出すなど、いろいろ。今年もかつがれてしまった人、いますか?

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2010年4月1日  Der Rhein ist nicht 1320 Kilometer, sondern etwa 1230 Kilometer!?

ライン川は1320キロメートルではなく、およそ1230キロメートル!?
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2010年3月29日東京新聞夕刊に「ライン川 90キロ短かった:ケルン大教官調査  80年ぶりに独が訂正へ」という記事が掲載されました。 元になった記事は、南ドイツ新聞(Die Süddeutsche Zeitung)の3月27日の記事。 ネット配信は、3月28日(20:09)加筆発信で、タイトルは、Der Rhein ist kürzer als gedacht Jahrhundert-Irrtumという、 Christopher Schrader, Berit Uhlmann によるもの。ケルン大学のブルノ・クレマー氏(Bruno Kremer) が、ライン川に関する本を執筆するために資料を収集していたところ、1903年の Brockhaus、 1907年の Herder、1909年の Meyer の事典では、 1230km となっていたのに、1932年の Knaurs Lexikon や、1933年の Brockhaus では、1320km と 「間の 2 と 3 が入れ替わってしまっていた」とか。 南ドイツ新聞のネット記事には、さらに、1920年代の事典でも、1320km という間違った値が使われているものがある、 という読者からの指摘が加わっています。引用を繰り返す内に、間違った値が広まってしまったようなのですが、正確な原因究明には至っていません。
コブレンツ・ライン博物館(Rhein-Museum Koblenz)では、すでに、1230km に訂正しているそうですが、 4月には、「国際ライン地域水文学委員会」 (Internationale Kommission für die Hydrologie des Rheingebietes; KHR) の委員会が開かれ、 正式にライン川の長さの検証、及び、正式な長さの表示を関係機関に求めることが話し合われるだろう、ということです。 同記事は、KHRの広報係の Ankie Pannekoek 氏の談話を引用し、再計算の結果、1232km だったという数字も紹介しています。 ということで、目下のところ、「ライン川は、およそ1230km です。」と言うしかなさそうです。いずれ、検証されると、また長さが変わるかもしれません。

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2010年3月28日  Am 28. März 2010 beginnt die Sommerzeit in Mitteleuropa.

2010年3月28日、中央ヨーロッパ時間に属する国々の夏時間始まる
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2010年3月28日(日)の2時に、中央ヨーロッパ時間(Mitteleuropäische Zeit:MEZ)の国々は、 中央ヨーロッパ夏時間(Mitteleuropäische Sommerzeit: MESZ)に移行します。 2時になった瞬間に時計を1時間進めて3時にします。 これによって、例えば、日本とドイツの時差は、7時間となりますのでご注意。夏時間の終了は、2010年10月31日(日)の3時。 Der Online-Shop für Markenuhren und Schmuckhttp://www.uhrzeit.org/zeitumstellung.php を参照しました。

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2010年3月25日  Bach-Museum Leipzig wird am 20. März 2010 wieder eröffnet.

ライプツィヒのバッハ博物館、2010年3月20日に再オープン
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作曲家ヨハン・セバスチャン・バッハ(Johann Sebastian Bach, 1685-1750)の生誕325年を翌日に控えた3月20日、 ライプツィヒ(Leipzig)にあるバッハ博物館(Bach Museum Leipzig)が、 2年3カ月ぶりに改修を終えて再オープンしました。この博物館は18世紀に建てられたバロック様式の建物の中にあり、旧博物館の2倍の広さ(約750平方メートル)。 自筆の楽譜や手紙などの重要資料のほか、自身が弾いたパイプオルガンの演奏台も展示。なんと1,000を超えるバッハの全作品を試聴できるオーディオ室も設置されているそうです。 一般公開は、3月23日から始まっており、日本語の案内のウエブページもあります (新しいバッハ ミュージアム)。
バッハが好きな人は、見逃せないスポットが増えました。

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2010年3月21日  Ende März verschwindet Deine „Alte Liebe“ in Tokyo?

「アルテ リーベ TOKYO」3月末閉店?
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東京新聞(2010/3/19,T発)によると、 「ドイツ歌劇中心の音楽レストラン『アルテ リーベ TOKYO』(港区新橋)が、今月末で四十余年の歴史に幕を下ろすことになった」そうです。 アルテ・リーベ (Alte Liebe) というと、ドイツ語では、「昔の恋」とか「昔の恋人」という意味。 同記事によると、同店は1965年に日比生一虎さん(とんかつ店「和幸」の創業者)が横浜市に開業したレストランからスタート。1967年には銀座に進出、 2000年に創業者の日比生さんが他界し、横浜店は経営者が交代しウィーン風室内楽演奏店となり、銀座店は妻の日比生英子さんが引継ぎ2002年に新橋に移転。 「だが、若者のクラッシック離れや常連客の高齢化で客足が落ち」ついに閉店の決断が下されたとか。
もっとも、アルテ リーベ TOKYO を惜しむ声は強く、テノール歌手の古島肇さんの呼びかけで再建の議論が始まり、 4月中旬から5月下旬まで、店を借りて試験営業することになりました。かつては、声楽家の立川清登さんが顧問を務めて歌手の登竜門だった時期もあるほどのレストラン、 また、古き良きドイツレストランの雰囲気を大切にしたレストランでもあります。再建を支援するためには、まずお店に行くことから。 しばらくご無沙汰している人は、お友達と久しぶりに アルテ リーベTOKYO へでかけてみませんか?

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2010年3月20日  Pollenflug startet dieses Jahr extrem spät, Ende März und Anfang April am schlechtesten?

ドイツにおける今年の花粉の飛来は遅れてやって来る(3月末、4月上旬が最悪?)
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花粉症というと、ドイツ語では、Heuschnupfen、英語の hay fever にも通じる言い方で、 元来は「干草」が原因の症状を指していました。現在では、ドイツ語でも、Pollenallergie という花粉症にあたる言い方が広まっています。 日本では、花粉症の原因として最も知られているのは、何と言ってもスギ(Zeder)。ドイツでは、なんとシラカバ(Birke)です。 Deutscher Allergie- und Asthmabund e. V. によると、ドイツ人の16%が毎年花粉症に悩まされているとか。 その中でも、最悪と言われているシラカバの花粉は、3月から5月がシーズンですが、 2010年は冬が長く続いたため、3月末から本格化しそう(ZDF heute 19.03.2010)。 例年なら1月から飛び始めるハシバミ(Hasel)や2月から飛び始めるハンノキ(Erle)の花粉も、 これから遅れて始まるという話もあり、今年は、3月末、4月上旬が最悪状況になるかもしれません。 ドイツで知られた「花粉症を引き起こす原因物質」(Auslöser des Heuschnupfens)に関しては、 http://www.allergie-ratgeber.de/pollen/pollen.html に一覧表があります。 場所が変われば、花粉も違います。でも、花粉症(Pollinosis)は、おそらく世界中にあるのでしょう。

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2010年3月16日  NHK Fernseh- und Radiokurse für Deutsch, 2010.

2010年4月からのNHKのドイツ語講座
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2010年3月18日に、4月からのNHK語学講座 のテキストが発売になります。4月号は早めに買わないと売り切れる恐れがありますので、 4月から新たに新しい外国語をNHK語学講座を利用して勉強しようと思う人は、早めに入手することをお勧めします。
ドイツ語の番組は:
「テレビでドイツ語」。水曜日午前0:30分〜0:55分、再放送が翌週の火曜日午前6:00〜6:25。 4月から9月までの講師は、吉満たか子さん(広島大学)。「いま注目のベルリンにショートスティ。コンサートに、のみの市探訪、列車の旅…とベルリーナー になりきって楽しみながら日常会話を身につけましょう。」テキストは、定価360円。
「まいにちドイツ語」 初級編は、月〜木。担当講師は、市川明さん(大阪大学)。「2人の女性を主人公にしたストーリーを楽しみながら、しっかりドイツ語の基礎を学習。」 応用編は、金曜日のみ。担当講師は小塩節さん(フェリス女学院)。「政治家や文学者たちの名言を紹介。ドイツ語の美しさ、文化の奥深さを探り、ドイツ語の名曲も取り上げ」 るそうです。ラジオ第2放送、月〜金は、午前6:45〜7:00、再放送は月〜金は、午後3:15〜3:30。応用編のみ、土曜日の午後0:10〜0:25に再放送。テキストは、定価360円。
「アンコール まいにちドイツ語」 (4〜9月)は前年度(10〜3月)の再放送で、テキストも年2回の発売です(3月と6月、定価860円)。「『カナ』手本ドイツ語」は、 保阪良子さん(学習院大学)担当。「フェリックスの日記集〜これでナットク!ドイツ語文法〜」は太田達也さん(慶応義塾大学)担当。 ラジオ第2放送、月〜金の午前11:30〜45分です。 なお、テキストは NHK出版 でも注文も可能です。

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2010年3月11日  Wasabi, japanischer Meerrettich, ist auch in Deutschland zu kaufen.

「わさび」は、ドイツでも売っています!
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一説には、レモンの20倍のビタミンCを含む「わさび」。日本では、「つーんとするので、嫌い」という若者が増えているという話もあるこの頃ですが、 2010年2月11日の東京新聞でも紹介されていたように、日本の食品会社がドイツでもわさび(der/das Wasabi) を売っています。「金印」という名古屋市に拠点を持つ食品会社がフランクフルトに拠点を置いて売っているとか。 確かに、Kaufberatung online (http://www.dooyoo.de/) のようなドイツ版価格・商品比較サイトで、 kinjirushi wasabiで検索すると、ちゃんと出てきます(このサイトの名前は、「ねえ、これって<どーよ>」 から来ているのかも?)。
ドイツ語での説明は、いろいろなサイトで見つけることができますが、文化まで踏み込んだ説明をしているのは、 オーストリアのグラーツ大学の Gernot Katzer 氏の Wasabi(Gernot Katzers Gewürzlexikon) の説明です。 日本文化の説明に使えそうな、すぐれた説明です。

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2010年3月7日  „Komm tanz mit mir“ von Tanztheater Wuppartal, am 8., 9., 11., 12., 13. Juni 2010 in Shinjuku-Bunka-Center

ピナ・バウシュ ヴッパータール舞踊団、6月に新宿文化センターで „Komm tanz mit mir“を初演
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ピナ・バウシュ(Pina Bausch)というと、2009年6月30日に惜しまれて他界した世界的に有名な舞踊演出家ですが、 2010年6月8日、9日、11〜13日に、新宿文化センター大ホール で、ピナ・バウシュ率いる ヴッパータール舞踊団(Tanztheater Wuppertal)が、 „Komm tanz mit mir“(「私と踊って」)上演します(本邦初演)。 主催は、日本文化財団。東京だけでなく、2010年6月5日(土)には、 びわ湖ホールでも公演予定です。不朽の名作と言われる作品、是非見てみたいものです。詳細は、日本文化財団 のサイトで。

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2010年3月4日  Herr Shiro Nakano, Bungakuzas Regisseur, spricht von seinem Aufenthalt 2007/2008 in Berlin. (am 16. April 2010)

文学座の演出家、中野志朗氏、2007/2008年の「ベルリン演劇修行」を語る。(4/16)
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(財団法人)日独協会ドイツ語圏文化セミナーの一環で、 文学座の演出家、 中野志朗氏が、2007年から2008年にかけて1年間、文化庁の在外研修生としてベルリンに滞在した時の経験談を語ります。 「ベルリンの劇場案内から各劇団の特徴」だけでなく「ドイツ演劇の流れと現状」や「注目作品」などを画像、映像とともに紹介してくれるようです。 演劇ファンは見逃せませんね。
時間は、4月16日(金)19時〜20時30分頃まで、場所は、 ドイツ文化会館 2階207号室(ゲーテ・インスティトゥートのアクセスマップ参照)、 会費は、日独協会会員・日独協会同一後受講生が500円、 ゲーテ・インスティトゥート受講生・学生が500円、一般は800円です。参加するには事前予約が必要です。 詳細は、(財)日独協会イベントカレンダー の4月16日をご覧下さい。

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2010年3月2日  „Die Frau ohne Schatten“ von Richard Strauss, am 20., 23., 26., 29. Mai, am 1. Juni 2010 in Opera Palace (New National Theatre Tokyo)

リヒャルト・シュトラウスの「影のない女」5月20,23,26,29日、6月1日オペラパレスで
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新国立劇場 のオペラパレスでは、5月20,23,26,29日、6月1日に、 リヒャルト・シュトラウス(Richard Georg Strauss, 1864-1949)のオペラ「影のない女」 を上演します。台本は、フーゴ・フォン・ホフマンスタール(Hugo von Hofmannsthal, 1874-1929)によるもの。 東京交響楽団で、指揮は、エーリヒ・ヴェヒター(Erich Wächter)。 合唱は、新国立劇場合唱団です。詳細は、影のない女|オペラ|新国立劇場 をご覧ください。3月1日から一般先行受付が始まっています。S席(23,100円)からZ席(1,500円)まであります。全3幕でドイツ語上演ですが、 字幕付きです。演出は、イタリアとドイツを中心に活躍しているドニ・クリエフ(Denis Krief)。 日本で本演目が本格的に公演されるのは、18年ぶりとか。注目ですね。

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2010年2月27日  „Nordwand“, ab 20. März 2010 ins Kino (in Tokio)

『アイガー北壁』2010年3月20日からロードショー
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ナチス政権下の1930年代、前人未踏だったアルプスのアイガー北壁(die Eiger-Nordwand) に挑戦した実話を元にした映画のロードショーが始まります。 2008年スイス・ロカルノ国際映画祭でプレミア上映の後、2008年10月にはドイツで公開され、ロングランヒットした作品。 「無慈悲なほどの自然の脅威と極限に置かれた男たちの壮絶な闘い」を追体験してみませんか? 山登りをこよなく愛する方は、特に必見です。
詳細は、映画『アイガー北壁』オフィシャル・サイト をご覧ください(日本語字幕付き Trailerあり)。なお、 オーストリアのオフィシャル・サイト Nordwand (Der Film) ではドイツ語のみの Trailer も見れます。 東京では、ヒューマントラストシネマ有楽町新宿バルト9 で3月20日から。神奈川、大阪、京都、兵庫、名古屋、福岡、札幌でもロードショーの予定です。

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2010年2月25日  Oper-Filme Aufführung in Ginza, Tokyo-Gakuga-kai, 14.03., 29.05. und 31.07.2010

東京楽画会、オペラ映画特別上映会 in 銀座、3/14, 5/29, 7/31
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東京 楽画会(がくがかい)では、以下の予定で "銀座ブロッサムホール にてオペラ映画特別上映会を催します。
3月14日(日)(a) 10:30-, (b) 15:00-  リヒャルト・シュトラウス「ばらの騎士」(Der Rosenkavalier)
5月29日(土)(a) 10:30-, (b) 14:00-, (c) 17:30 ジュゼッペ・ヴェルディ「オテロ」
7月31日(土)(a) 10:30-, (b) 14:00-, (c) 17:30- ジョルジュ・ビゼー「カルメン」
「ばらの騎士」はドイツ語、「オテロ」はイタリア語、「カルメン」はフランス語ですが、日本語字幕スーパー付きです。全席自由席で、前売りは、 「ばらの騎士」だけが、2800円、「オテロ」と「カルメン」は2500円です。詳細は、東京楽画会 のページをご覧ください。

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2010年2月23日  Berlinale 2010: Bal(„Honig“) gewinnt Goldenen Bären, Shinobu Terajima wurde als beste Darstellerin ausgezeichnet.

ベルリン国際映画祭、Bal(蜂蜜)が金熊賞、寺島しのぶは最優秀女優賞
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第60回ベルリン国際映画祭(Berlinale)は、2月21日に終了、話題の金熊賞(Goldener Bär)には、 トルコの Semih Kaplanoglu 監督による、„Bal“(蜂蜜)が選ばれました(熊が蜂蜜を取ったのではなく、「蜂蜜が熊を取った」という報道もありました)。 養蜂家の父を持つ6歳の男の子がある日、奇妙な夢を見た後、しばらくして 蜂が突然消え、父は蜂を求めて遠く離れた山に出かけた後、戻ってこなくなります。一言もしゃべらなくなった少年は、行方不明になった父を探しに出かけ...。
一方、日本でもすでに報道されているように、最優秀女優賞(die beste Dartstellerin)に選ばれたのは、 若松孝二監督の映画「キャタピラー」(Caterpillar)に主演した寺島しのぶ。 若松監督は、UNITED RED ARMY を作っていた時に、この映画の着想を得たようです。 „Während der Dreharbeiten zu UNITED RED ARMY ist mir die Idee zu diesem Film eingefallen. Ich begriff, dass ich, um die jungen Leute der 60er und 70er Jahre zu verstehen, zuerst einen Film über die Jugend ihrer Eltern hätte drehen müssen, über die Zeit des Pazifikkriegs. ...“ 続きは、Berlinale のサイトの映画紹介のページでお読み下さい。

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2010年2月21日  16. Workshop von SPG−SocioPragmatica Germanica, an der Gakushuin Uni (am 19. März 2010)

第16回「社会と行為から見たドイツ語」研究会、学習院大学にて(3月19日)
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「社会と行為から見たドイツ語」研究会(SPG: SocioPragmatica Germanica)は、以下の要領で第16回研究会を開催します。
日時:2010年3月19日(金), 14時から17時30分頃まで
場所: 学習院大学 (JR目白駅または地下鉄副都心線雑司が谷駅下車)
西1号館3階、302教室(学習院大学目白キャンパス参照)
プログラム:
14時~ 田中愼(千葉大学) 「ダイクシスとアナファー:言語行動における2つのストラテジーと文法」
15時50分~ 浜 由依(関西大学大学院 博士課程後期課程)「日独の「謝罪」表現 ―異なる発話行為で使用される要因―」
発表内容のアブストラクトは、日本独文学会の 「社会と行為から見たドイツ語」研究会第16回研究会のご案内 をご参照下さい。興味と関心のある方の積極的な参加をお待ちしています。

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2010年2月19日  Neue Auswärts-Trikots der deutschen Nationalmannschaft ist schwarz. --- Na, und?

サッカー・ドイツナショナルチームのアウェーの新しいユニフォームは黒
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2010年はサッカー・ワールドカップが南アフリカで開催される年。 出場国と対戦が決まり、サッカーファンはだんだんと加熱しているようです。 そんな中、2010年1月27日に、ドイツのナショナルチームが着る新しいアウェーのユニフォーム(Auswärts-Trikots) が発表されました。色は黒。これに目をつけたイギリスの新聞 Daily Star は、GERMANY BRING BACK THE THE BLACK SHIRTS(ドイツは黒シャツを復活させる)という記事を掲載。 "GERMANY is set to kick up a Reich stink at the World Cup by playing in Nazi-style black shirts." (Daily Star, Jan. 28, 2010) と「ナチ・スタイル」と言って煽ったので大騒ぎになりました。 ドイツの多くの雑誌や新聞がこぞってこの記事を取りあげたので、Daily Star には抗議のメールが殺到したとか。(東京新聞2月10日)
1月29日には、Daily Starが、GERMANS GO TO WAR WITH DAILY STAR(ドイツ人はデイリー・スターと戦争に入る) というタイトルで、 "HUMOURLESS Germans are up in arms after we revealed they will be playing at the World Cup in Nazi-style black shirts." (Daily Star, Jan. 29, 2010) と「ユーモアに欠けるドイツ人」と発言したところから、表面的には沈静化しました。 まあ、この種類の発言が、果たして「ユーモア」なのかどうか、疑問が残ります。「熱くなっている」サッカーファンは、世界中にいるので、 ワールドカップまで緊張が続きます。ドイツ語のワールドカップに関するニュースサイト FUSSBALL-WM-total も見逃せません。

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2010年2月17日  STUDIO LIFEs Aufführung von „Thoma-no-shinzo“ von Hagio Moto, 27.02. bis 22.03.2010.

スタジオライフ、萩尾 望都の「トーマの心臓」第7回上演(2/27-3/22)
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萩尾 望都(はぎお もと)作の「トーマの心臓」は、1974年の『少女コミック』で発表された名作コミック。 ドイツのギムナジウム(Gymnasium)と寄宿舎生活を舞台に繰り広げられる物語です。 スタジオライフ(STUDIO LIFE) という劇団は、すでに1996年から「トーマの心臓」を上演していますが、 今回は、創立25周年を記念して7回目の上演を新宿紀伊国屋ホール で行います。これまでに、すでに延べ6万人以上を動員しているそうです(東京新聞、2010年2月4日夕刊)。 詳細は、『トーマの心臓』STUDIO LIFE、 および、紀伊国屋ホールの 紀伊國屋ブルテンボード2 をご覧下さい。
原作のコミックは、萩尾 望都 (著)(1995/08)『トーマの心臓』小学館文庫で読むことができます。 コミックは苦手、という人は、小説化された森博嗣(著)(2009)『トーマの心臓』メディアファクトリー、でどうぞ。

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2010年2月15日  Yebisu International Festival for Art & Alternative Visions, 2.19. bis 2.28.2010.

第2回恵比寿映像祭、2010年2月19日から2月28日まで
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第2回恵比寿映像祭 が2010年2月19日から2月28日までの予定で、 東京都写真美術館、恵比寿ガーデンプレイスセンター広場などで開かれます。チケットの一般販売は、1月30日からすでに始まっており、 「チケットぴあ」でも購入可能。一回券が前売りで900円(当日券は1,000円)。4回割引券(前売りのみ)は、3,200円です。
東京都写真美術館における展示では、エンネ・ビアマン(Aenne Biermann)の作品が見れます。上映では、2月24日と27日に、 オーストリア実験映像配給組織「シックスパックフィルム」(sixpackfilm)によるプログラムを見ることができます。 G.ドイチュ(Gustav Deutsch)、 P. チェルカススキー(Peter Tscherkassky)、 V. ヴィードリッヒ(Virgil Widrich) などの短編作品ですが、2月26日にはブリギッタ・ブルガー・ウッツァー(Brigitta Burger-Utzer)のトークもあります。
今回の映像祭のテーマは、「歌をさがして」(" Searching Songs")。もちろん、 日本を含む世界のさまざまな作品を見て体感することができます。詳しくは、第2回恵比寿映像祭 をご覧下さい。

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2010年2月13日  Am 12. Februar beginnt die Winterolympiade 2010 in Vancouver.

2010年2月12日、ヴァンクーヴァー冬季オリンピック始まる
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ついに、冬季オリンピックが Vancouver で始まります。 ネットでは、オフィシャル・サイト http://www.vancouver2010.com/ がおそらく一番かたよりのないニュースを提供してくれるとおもいます。 日本では、当然のように日本の選手を中心に報道されます。例えば、「ジャンプノーマルヒル予選を4位で通過した伊東大貴」のように。
では、ジャンプノーマルヒル(Normalschanze)の予選の一位通過選手は? ネットでは、バンクーバーオリンピック Yahoo! スポーツ でも詳しい模様を調べられますが、 トップ通過は、ドイツのミヒャエル・ウアマン(Michael Uhrmann)、2位通過は、チェコのヤクブ・ヤンダ(JANDA Jakub)、 3位通過は、ドイツのミヒャエル・ノイマイヤー(Michael Neumayer)でした。
ネットでは各国の選手の活躍の様子をさまざまな角度で見ることができます。ドイツでの選手の活躍の様子は、例えば T-Online の提供する Olympia 2010 Olympische Winterspiele in Vancouver はいかがでしょう。 オーストリアもスイスも、ウインタースポーツは強いですね。 オーストリアは、オーストリアオリンピック委員会(Österreichisches Olympisches Comité)、 スイスは、MSN Sport のスイス版(Olypmische Spiele Vancouver 2010 MSN Sport) からも情報を得られます。ドイツ語圏からの視点で冬季オリンピックを見てみるのはいかがでしょうか。なかなかすばらしい選手がいて強いですよ。

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2010年2月9日  Symposium: „Perspektive in den Höflichkeitsformen und Modalität im Japanischen“, am 26. Februar 2010

シンポジウム「敬語における視点とモダリティー: 歴史語用論とポライトネスの観点から」(2/26)
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2009年末に休刊となった『月刊 言語』最終号における対談、金水敏+滝浦真人「日本語の『今』を捉え損ねないために  --- ポライトネス研究と歴史語用論から見えてくるもの」の中で十分議論できなかったところが、シンポジウムという形で論じられることになりました。 金水 敏氏(大阪大学大学院文学研究科教授)と滝浦真人氏(麗澤大学外国語学部教授)、ディスカッサントとして井上 優氏 (国立国語研究所言語対照研究系教授)が加わります。
日時:2010年2月26日(金)13:30〜17:30
場所:麗澤大学東京研究センター(東京・西新宿駅直結「新宿アイランドタワー」4階)。 場所の詳細は、麗澤大学交通案内の一番下の方にある 麗澤大学東京研究センターをご覧ください。
【参加方法】事前申し込み制。参加希望者は、お名前・ご所属・メールアドレスを研究協力者・木山幸子宛 (kiyamasachiko_AT_gmail.com)まで(_AT_ は、アットマーク)。参加費は無料。

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2010年2月4日  Laut des Deutschen Brauer-Bundes ist Bier weniger konsumiert. (DPA am 28.01.2010)

1月28日、ドイツ醸造業連盟は、ドイツにおけるビールの消費は減っていると発表
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東京新聞1月30日にも「独のビール離れ続く」という小さな記事が載っていましたが、 これは、1月28日(木)にドイツ醸造業連盟(Deutscher Brauer-Bund e.V.) に発表した数字に基づいています。東京新聞では、「...昨年の国内一人当たりの消費量見通しは前年度比約 1.1リットル減の 110リットルで、1980年代以降の減少傾向がさらに続いていることが分かった」としていますが、その具体的な原因には言及されていません。 DPA 発のニュースによれば、人口の老齢化、肉体労働が減りオフィスワークが増えたこと、近年では、さらに、 飲食店での禁煙、経済危機も原因となっているとか。反対に売り上げを伸ばしているのは、ジュースとビールのミックスした飲料など。 ドイツ全土では、およそ1300の醸造所があり、約5000種類のビールが作られているそうですが、今後、1年で2%程度消費が減り、 一人あたりおよそ100リットルで落ち着くだろうという見通しをドイツ醸造業連盟は示しています。日本での紹介の記事に比べると、 それほど悲観しているようでもありません。ただ、原材料費や人件費の増加に、各醸造所は頭を抱えているようです。
詳細は、Deutscher Brauer-Bund e.V.Pressemeldung をご覧ください。

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2010年2月1日  2 Vorträge im Forschungskurs Deutsche Sprache und Literatur an der Gakushuin Uni, am 22. Februar 2010

学習院大学大学院 ドイツ語ドイツ文学専攻主催連続講演会,2010年2月22日(月)
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2010年度より、学習院大学大学院「ドイツ文学専攻」は「ドイツ語ドイツ文学専攻」に改称されます。 装い新たなスタートを機会として、ドイツ語学に関する連続講演会を2月22日(月)に開催します。 詳細は学習院大学大学院 ドイツ語ドイツ文学専攻主催連続講演会のお知らせ の通りです。この講演会は、「ドイツ語ドイツ文学専攻」の大学院生およびドイツ語圏文化学科の学生を主たる対象として開催されるものですが、 広く興味関心をお持ちの方々の参加も歓迎いたします。
連続講演会<ドイツ語研究の魅力を語る>
日時:2010年 2月22日(月)10:40~12:10 および 13:00~14:30
会場:西1号館3階 314教室
講師:吉田光演氏(広島大学)、山下仁氏(大阪大学)

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2010年1月31日  JGD-Vortrag über Kinder im Friedensdorf International, am 5. Februar 2010 im Goethe-Institut, Tokyo.

講演会「ドイツ国際平和村の子どもたち」、2/5 ドイツ文化センターで
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戦争、紛争、その他の危機に直面した子どもたちは、今なお世界中にたくさんいます。 それらの子供たちを助けるために1967年にドイツの市民によって設立された、 ドイツのオーバーハウゼン(Oberhausen)にある市民団体が ドイツ国際平和村 (Friedensdorf International)です。 「ドイツ国際平和村」は、いったいどのように子供たちを支援しているのでしょうか? 今回は、 2008年3月から9月まで平和村の研修生として過ごした経験の持ち主、鈴木香奈子さんか