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→入試情報と進路
入試情報
学部入試
史学科ではさまざまな入試形態を経た多様な学生が学んでいます。
史学科の学部入試は、以下の通りです。
・一般選抜(コア試験)
2月に行われる3教科試験です。文学部内の希望学科を第一希望・第二希望まで記載して受験できます。
・一般選抜大学入学共通テスト利用入学者選抜
共通テスト利用が前提となります。
・学校推薦型選抜(指定校)
自分の在学している高校が史学科の指定校推薦対象校かどうかについては、高校側でご確認ください。
・学校推薦型選抜(公募制)
単願受験です。学習院大学史学科で歴史学を学びたい意欲や能力を示し合格した様々な学校の学生が入学しています。
・「外国高等学校出身者」および「海外帰国生徒」対象入学
出願資格が複雑なので、よくご確認ください。
・外国人留学生試験
入学後、日本人学生と共に学ぶことを前提としています。
・社会人入学
大学卒業歴がある場合、一部単位の免除があります。
・編入学
他大学の学部2年生から定年前後の方まで、様々な年齢の方が合格しています。
この他、学習院男子高等科・女子高等科からの内部推薦進学者も入学します。
学習院大学学生は、転部転科試験に合格して史学科学生となることもできます。
各入試の種類ごとの出願資格、スケジュール、試験科目等は、以下のサイトをご覧ください。
史学科教員より一言!
自分が受験資格を持つ入試形態を複数利用して受験することはもちろん可能です。
公募制入試で不合格でも、一般選抜にて合格を勝ち取る学生もいます。
学習院大学の史学科で学びたいという強い意志を持って入試の合格を目指してください!
取得可能な資格
教員免許状(中学・高校)、学芸員、図書館司書が取得可能です。
教員免許状を取得し、学部を卒業して教員になる学生もおりますし、大学院に進学し、専修免許を取得してから教職に就く学生もいます。学芸員資格も学部生のうちに取る学生もおりますし、大学院進学後に取得する学生もいます。ただし、これは本学に限らないものですが、学部を卒業して学芸員に就職できる学生はほとんどいません。大学院に進学して、専門的な技能を身につけて、そのうえで学芸員としての職を得る、というのが一般的なルートです。
奨学金
史学科の学生に共通して関係する奨学金には、大きく分けて、生活の困窮度に応じて貸与されるものと、学業優秀者を奨励するために給与されるものの、2種類があります。
家計に困難がある学生を支援する奨学金のうち、主なものとしては、日本学生支援機構の実施している貸与制奨学金と、学習院が独自に実施しているものとがあり、後者については数種類がありますが、おおまかにみて貸与・給付の2種類に分けられます。これ以外にも、企業やさまざまな団体から与えられる多様な奨学金があります。
また、家庭事情の急変など、経済的な困難に直面した学生にたいする支援策として、奨学金の貸与の他に、授業料の減免制度もあります。学生部で対応してくれますから、ひとりで悩む前に、とにかくまず相談に訪れてみてください。
学業優秀者を奨励する給付奨学金には、全学部を通じて優秀者に与えるものと、史学科に所属する学生の各学年ごとの優秀者を対象とするものとがあります。
詳細は、リンク先の大学奨学金ページをご覧ください。
進路
卒業生の多くは他の文科系の学部・学科の卒業生と同じく、一般企業や行政機関に就職しています。
卒業論文を書き上げている実力や本学科の学生の持つ真面目で誠実という特性は、企業などの人事担当の方々からも高く評価されています(卒論は、Wordなどで作成するか、手書きで執筆するか、両方のやり方を認めています)。
就職先を一覧すればわかるとおり、法学部・経済学部の卒業生とおおよそ変わりのない進路であり、就職率も良好で、一般に少なからず持たれている「文学部卒業者の就職難」というイメージとは無縁の実情です。
史学科生に独特の進路選択としては、教職と大学院進学を挙げることができます。【取得可能な資格】で述べたとおり、学部卒業後ただちに中学校や高等学校の社会科教員の職につく学生もいますし、大学院に進学してから専修免許を取り、中学校や高等学校、あるいは大学の教員になったりする学生もいます。学芸員や司書の資格を取得して、それぞれの職につく学生もいます。本学大学院史学専攻および他の大学大学院に進学する学生の割合は、例年卒業生の十数%程度です。