教員紹介

高埜 利彦 教授
TAKANO, Toshihiko
日本近世史

 


■略歴

 1947 年 東京に生まれる
 1974 年 東京大学史料編纂所員
 1981 年 学習院大学史学科に着任

■研究テーマ・分野

 江戸時代の幕府と天皇・朝廷の関係/江戸時代の相撲史/江戸時代の神社と神職について

■近年の主要講義・演習

  日本史特殊講義:近世社会史研究
  日本史特殊講義:幕藩制国家論研究
  日本史演習:日本近世史研究

■主要業績

1989 年 『近世日本の国家権力と宗教』東京大学出版会
1992 年 『日本の歴史13 元禄・享保の時代』集英社
1993 年 『講座 前近代の天皇 2巻』青木書店
1994 年 『岩波講座 日本通史 13 近世3』岩波書店
2000 年 『近世の身分的周縁1 民間に生きる宗教者』吉川弘文館
2001 年 『日本史リブレット36 江戸幕府と朝廷』山川出版社
2006 年 『新体系日本史1 国家史』山川出版社
2007 年 『日本の時代史15 元禄の社会と文化』吉川弘文館
『身分的周縁と近世社会8 朝廷をとりまく人びと』吉川弘文館
2008 年 『新版 世界各国史1 日本史』山川出版社
2009 年 『富士山御師の歴史的研究』山川出版社
2012 年 『新体系日本史15 宗教社会史』山川出版社
2014 年 『近世の朝廷と宗教』吉川弘文館

■趣味・特技等

球技(パチンコ以外の野球・卓球など)、地方神社参拝(これは実益も兼ねています)

■私のゼミ(学部)で学ぼうとする皆さんへ

 相撲にたとえるならば、私のゼミナールは相撲部屋です。稽古土俵で取組む二人の力士は、さしずめゼミの報告者。親方は、時として竹刀片手に土俵に降りて、だらしのない力士の背中に愛の鞭を入れながら、「脇が甘い」とか「気合いが入ってない」などと叱咤する。
 この親方がゼミの教師、つまり私です。この時土俵の周りには、多くの力士たちが立っていて土俵上の二人の動きを追い、次に土俵に上がろうと待ち構えています。これらの土俵の周囲の力士たちがゼミの参加者全員です。親方が土俵の力士に注意を与える時、周りの力士が、これを自分に向けられた指導と感じられるならば、その力士は強くなります。
 親方は、日々の力士の稽古ぶりや部屋での生活ぶりを見守りながら、入門したての頃は満足に四股も踏めなかった若者が、2〜3年の間にいつの間にかたくましく成長し、強くなっているのを見出し、嬉しく感じ入っているのです。

■私のゼミ(大学院)で学ぼうとする皆さんへ

 前期・後期課程ともに合同で、自分のテーマに基づく研究発表をしてもらいますが、合わせて史料調査への参加や学部ゼミ生の指導(T.A.)など幅広い機会を通して自ら成長していくことを大切に考えています。狭い学問だけを効率よくこなす姿勢からは、魅力的な学問も人格も生まれないと言う考え方が前提にあるのです。
Key words: the Edo period, the relations between the Imperial court and the Shogunate, the history of Sumo, Shinto shrine and priesthood


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