号数 | 題目 | 執筆者 | 備考 |
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30号 62年3月 |
オモヒカネの研究 | 越野 真理子 | |
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「竹取物語」の主題 | 渡辺 美樹 | ||
“湯殿の長兵衛”まで ―江戸文芸に於ける事実― |
小二田 誠二 | ||
江戸時代の出版研究 ―草双紙の出版をめぐって― |
堀越 誠道 | ||
萩原朔太郎論 |
竹内 友子 |
31号 63年3月 |
わが国における棄老説話の演変 | 中田 季美子 | |
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伊勢物語真名本考 ―その性格に関する試論― |
渡辺 泰宏 | ||
「濡れ衣」説話の展開 | 大島 由紀夫 | ||
『門』―「中ぶらりん」な男 | 片山 佳子 |
32号 元年3月 |
昔話と民俗 ―昔話「牛方山姥」の考察― |
中原 三代子 | |
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新勅撰和歌集の研究 ―本歌取について、新古今集との比較を中心に― |
越野 真理子 | ||
鬼と幽玄 ―世阿弥の能楽論を読む― |
大澤 聖子 | ||
露伴の出発 ―〈法〉の転換期の青春像― |
関谷 博 | ||
長谷寺本『四座講式』について | 山田 真木 | ||
カタカナ語は日本語の表現を豊かにするか | 岩田 麻里 |
33号 2年3月 |
古事記神話の構造と五行思想 | 有本 発 | |
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「和泉式部日記」研究 ―贈答歌の機能と諧謔性― |
井戸 みゆき | ||
「新古今和歌集」雑中の巻の異質歌 ―君臣の主題の存在― |
福留 温子 | ||
藤原定家と本歌取 | 大木 睦子 | ||
初代市川団十郎における家の確立 ―芸譲りと一門の拡大を中心にして― |
武藤 純子 | ||
餅の意義をめぐって ―その民俗事例・修正鬼会との関連から― |
尾河 美樹 | ||
『竹の木戸』の〈空間〉/新たな〈忘れえぬ人々〉の物語 | 余吾 育信 |
34号 3年3月 |
『宇治拾遺物語』の伝本についての一考察 | 今戸 美絵 | ★大野晋先生古稀記念特輯号 |
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『古事記』神話における同一型の反復 ―伊邪那岐と須佐之男と、須佐之男と大穴牟遅― |
佐佐木 隆 | ||
助詞ド・ドモと音数律の関係 | 間宮 厚司 | ||
助詞「シ」の研究 ―係助詞との関係を中心に― |
齋藤 摂子 | ||
国讃めと国土創成 | 古川 のり子 | ||
後鳥羽院研究 ―本歌取について― |
梅澤 百合江 | ||
今昔物語集天竺部の典拠と構造 | 田中 暖子 | ||
『春昼』『春昼後刻』における語りの構造 | 松浦 祥子 | ||
『死の島』を「読む」 | 臼居 太美恵 |
35号 4年3月 |
『萬葉集』二番歌の〈村山有等〉について ―「群山有れども」の訓と《字あまり》― |
佐佐木 隆 | |
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『古事記』神話の研究 ―《国讃め》をめぐって― |
浜田 倫 | ||
枕詞「イサナトリ」の考察 | 伊藤 桂子 | ||
『堤中納言物語』の研究 | 秋田 有美 | ||
『今昔物語集』本朝仏法部の編集方針 |
遠藤 千鶴 | ||
作品研究『五重塔』 | 中村 隆子 |
36号 5年3月 |
係助詞ヤ・カにおける対他性について | 川岸 克己 | |
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アマテラスの成長 ―ユング心理学による『古事記』神話分析の試み― |
越野 真理子 | ||
昔話と神話 | 久山 朋子 | ||
八代集四季の歌における感覚表現 | 清子 内親王 | ||
歌語「しぐれ」について ―万葉集及び八代集における時雨の歌の考察― |
佐々木 優子 | ||
『和泉式部日記』研究 ―二人の愛を阻むもの― |
池田 美和 | ||
役者評判記の挿絵を「読む」 ―その論理と意味― |
加藤 次直 |
37号 6年3月 |
英語との比較から見た日本語の受給表現について | 野原 佳代子 | |
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「出雲神話」とアマテラスの成長 | 越野 真理子 | ||
和歌における句切れの認定 ―八代集を研究対象として― |
柳楽 未央 | ||
定家「花月百首」の配列と構成 | 大木 睦子 | ||
義太夫狂言の手法 | 大西 敦子 | ||
縁切に関する考察 | 藤澤 茜 | ||
明治の黙阿弥・葛藤と平安 | 鏡味 貴美子 |
38号 7年3月 |
『萬葉集』の「我妹子」と「我が背子」 | 城所 有紀 | |
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「ものす」攷 | 近藤 明日子 | ||
歌題の確立と変遷 | 三原 まきは | ||
俊寛説話の流れ ―「語り」と「読み」の問題― |
田中 美絵 | ||
「祖母の為に」論 ―志賀直哉の「夢」と「現実」― |
高尾 奈津子 | ||
中島敦『古譚』 ―〈声〉と〈文字〉をめぐって― |
松村 良 |
39号 8年3月 |
『宇治拾遺物語』の伝本についての一考察 | 今戸 美絵 | |
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明治期の口語法調査の研究 ―『口語法調査報告書』と『口語法分布図』の比較 |
高橋 玲子 | ||
「新聞投書の文章における叙述表現の形態的特徴と文章構造」 | 後藤 利枝 | ||
天の斑馬とスサノヲ | 荒川 理恵 | ||
国譲り神話にみる三機能体系 | 平藤 喜久子 |