号数 | 題目 | 執筆者 | 備考 |
---|---|---|---|
40号 9年3月 |
木村先生と日本語日本文学科 | 土井 洋一 | ★木村正中先生古稀記念特輯号 |
伊勢物語作者論序説 ―紀貫之作者説とその書名に関する試論― |
渡辺 泰宏 | ||
源氏物語における病を表す言葉について | 谷 麻衣子 | ||
平安女流日記文学における“旅” | 遠藤 真知 | ||
八代集における「夕暮」の歌について | 村松 佳奈子 | ||
『萬葉集』八四番歌の「今も見る如」 | 朴 鐘升 | ||
『世界綱目』の諸本 その位置づけと転写の経緯 | 加藤 次直 | ||
日本語音声教育における長音の指導 | 黒崎 典子 | ||
41号 10年3月 |
アマテラス・宗像三女神・神功皇后 | 平藤 喜久子 | |
源氏物語と継子譚 | 谷 晃一 | ||
『女殺油地獄』の演出 | 湯澤 賢子 | ||
「カインの末裔」論 ―〈所有〉をめぐる物語― |
田住 見 | ||
来日中国人の日本語使用意識について | 伊藤 宏美 | ||
現代のカタカナ表記について | 柴田 真美 | ||
42号 11年3月 |
『萬葉集』における条件法と歌の訓法 | 金子 智美 | |
『萬葉集』六五番歌の解釈 ―「弟日娘と見れど飽かぬかも」― |
朴 鐘升 | ||
『落窪物語』の研究 ―道頼の人物像を軸に― |
柳川 朋子 | ||
紫の上の晩年 | 永田 牧子 | ||
重陽詩宴の題 | 三原 まきは | ||
八代集恋部における「月」について | 澤田 祥子 | ||
日本の山岳信仰 ―立山信仰を中心に― |
貴島 奈穂子 | ||
一人称物語言説の審級に関わる視点と言語形式 ― 一人称代名詞「私」を中心に― |
高橋 純 | ||
43号 12年3月 |
神話における機織りの意味 | 森本 哉子 | |
「月舟」「月鏡」の和歌的背景 ―『萬葉集』から『懐風藻』へ― |
森本 直子 | ||
禖 子内親王家歌合の性格 | 三原 まきは | ||
讃岐典日記の研究 ―原形態に関する考察― |
南郷 智子 | ||
動詞の転成名詞の意味の特徴 | 平塚 真理 | ||
小学生作文にみられることばの変化 ―特に敬語の変遷をめぐって― |
鈴木 智映子 | ||
44号 13年3月 |
弔辞 | 諏訪 春雄 | ★徳川宗賢先生追悼号 |
お別れの言葉 | 吉岡 曠 | ||
『萬葉集』巻第四巻頭歌の〈如此所待者〉 | 佐佐木 隆 | ||
ヒルコ神話の研究 | 石垣 亜矢子 | ||
『古今集』の古風歌群と新風歌群 | 宇佐美 昭徳 | ||
「累」考 ―馬琴、円朝から黙阿弥へ― |
吉田 弥生 | ||
沖縄古語シノをめぐって | 田中 綾 | ||
翻訳における異質さの転移について ―ポピュラー小説の翻訳を一つのモデルとして |
野原 佳代子 | ||
割り込み場面に関する言語行動意識 ―異文化社会での滞在期間を視点とした分析 |
石井 恵理子 | ||
近代における敬語の変遷について | 寺本 紀子 | ||
45号 14年3月 |
弔辞 | 大野 晋 | ★吉岡曠先生追悼号 |
故吉岡 曠先生の学問と人 | 諏訪 春雄 | ||
学習院大学蔵伝定家自筆天福本『伊勢物語』本文の様態 | 室伏 信助 | ||
三條西家旧蔵本『狭衣物語』巻一 翻刻(1) | 鈴木 幹生 | ||
後鳥羽院と本歌取 | 村尾 誠一 | ||
学習院大学日本語日本文学科蔵俊海本『沙石集』巻第十上 翻刻 | 青木 祐子 | ||
昔話の神話学的研究 ―「お月お星」の昔話の考察― |
菊池 友香 | ||
『おもろさうし』にみる久米島出自の神サスカサの変容(上) ―沖縄中世の官役制度「ヒキ」とのかかわり― |
真喜志 瑤子 | ||
「にごりえ」論 ―お力は何故殺されたのか― |
小林 水緒 | ||
46号 15年3月 |
土井洋一・田中章夫両先生への感謝 | 吉田 敦彦 | ★土井洋一先生・田中章夫先生古稀記念特輯号 |
『おもろさうし』にみる久米島出自の神サスカサの変容(下) ―沖縄中世の官役制度「ヒキ」とのかかわり― |
真喜志 瑤子 | ||
伊勢物語受容の実際 ―伊勢物語版本についての報告― |
丸山 愉佳子 | ||
「似げなし」と「おほけなし」 ―夕霧と柏木の恋を読み解くキーワードとして― |
菊一 恵理子 | ||
三條西家旧蔵本『狭衣物語』巻一 翻刻(2) | 鈴木 幹生 | ||
中世最末期の能役者と能芸観 ―金春七郎氏勝を中心に― |
伊藤 潤 | ||
現代日本語における対称代名詞の特異性 ―人称詞の観点から― |
竹内 直也 | ||
47号 16年3月 |
源氏物語において「ほほゑむ」の果たした役割 |
吉村 研一 | |
三條西家旧蔵本『狭衣物語』巻一 翻刻(3) | 鈴木 幹生 | ||
遊女の「家」と孝 ―『平家物語』「祇王」説話とその周辺― |
青木 祐子 | ||
「熱烈」なき「愛」への逡巡 ―志賀直哉初期テクストにおける「愛」の形態― |
渡部 茂樹 | ||
日・韓両言語の身体語彙の比較研究 ―顔をめぐって― |
李 明玉 | ||
鳥取方言の談話展開の方法 ―情報の配列と文末形式「ケ―」の関連について― |
湯浅 千映子 | ||
48号 17年3月 |
飛翔する精神、諏訪春雄先生 | 長嶋 善郎 | ★諏訪春雄先生古稀記念特輯号 |
昔話「天人女房譚」における水の神話的役割 |
篠塚 真希 | ||
源氏物語論 ―女三の宮をめぐって― |
山本 高子 | ||
宇治十帖に底流する音楽の様相 | 粟津 優子 | ||
『平家物語』における高倉天皇像 ―後嵯峨朝からの回路― |
鈴木 啓子 | ||
『神道集』の夫婦と「荒膚」 | 有賀 夏紀 | ||
『曾根崎心中』から『お初天神記』へ ―浄瑠璃本を通してみる作品の変転― |
森谷 裕美子 | ||
<漢意>生成論 ―テクスト読解の系譜と本居宣長― |
谷 佳憲 | ||
少女の哀悼劇 ―林京子「雛人形」について― |
浦川 徹 | ||
49号 18年3月 |
吉田敦彦先生を送る | 長嶋 善郎 | ★吉田敦彦先生古稀記念特輯号 |
月の皇子
―柿本人麻呂が描く草壁皇子― |
古川 のり子 | ||
月の雫、花の露 若水試論 | 福寛美 | ||
レオン・ド・ロニと日本神話 | 平藤 喜久子 | ||
『本朝皇胤紹運録』の利用
―萬葉歌人高安王・市原王の系譜の検討から― |
中野 謙一 |
||
「あしたの集」略注稿 ―平安中期の後朝歌集― |
浅田 徹 勝亦 志織 近藤 さやか 重政 誠 陶山 裕有子 中西 智子 中丸 貴史 丸山 愉佳子 三原 まきは |
||
『いはでしのぶ』の一品宮 ―皇女から女院へ― |
勝亦 志織 | ||
後嵯峨朝における < 平家文化 > への憧憬 ―藤原隆房像をめぐって― |
鈴木 啓子 | ||
日韓の依頼談話の開始部の対照研究 | 柳 慧政 |