学習院大学国語国文学会 刊行物のご案内

『学習院大学国語国文学会誌』
論文は学習院学術成果リポジトリにて順次公開されています

号数 題目 執筆者 備考
10号
42年3月
狭野弟上娘子と中臣宅守
ー宅守の配流と贈答歌をめぐって―
原田 淳子  
続日本紀の漢字について 石川 禎子
道綱母と兼家 杉山 緑
宇治十帖女性論 多田 惇子
森鷗外論の方法論的批判 松尾 瞭
11号
43年3月
助詞「のみ」の研究 米山 裕子  
和歌における擬人法について 秋山 智子
源氏物語の研究
―女三宮事件についての試論―
小磯 昌子
横笛・小宰相・仏御前にみられる中世女性の自我意識 窪田 芙佐子
「病院の窓」・「天鵞絨」その他
―自然主義受容期の啄木の小説―
神部 志津江
「蜻蛉日記」研究文献年表 渡辺 和子
12号
44年年3月
琴歌譜の構成について 島田 晴子  
源氏物語に於ける宿世 柴田 迪子
源氏物語の文章の統計学的分析
―成立過程論への一つのアプローチ―
根本 和代
夏目漱石研究
―漱石と色彩―
塚田 瑠里子
北杜夫「楡家の人々」小論―「ブッデンブローグ家の人々」と比較して― 黒田 弘
13号
45年3月
上代文学の鶴 堺 信子  
源氏物語における「泣く」表現について 飯島 侑子
『和学講談所旧蔵平家物語』について 志岐 奈保子
「輔仁会雑誌」と「白樺」同人たち
―主として武者小路実篤について―
岡村 加寿子
川端康成における文章形成
―「感情装飾」における文章意識を数量的にたどる試みの中から―
青山 孝行
平安朝和文作品の語彙研究(上) 山本 トシ
14号
46年3月
「和泉式部日記」における叙述上の問題点についての一試論 山田 茂子  
「源氏物語の研究」
―描写語からみた女性像―
高橋 和子
金春禅鳳の謡曲
―その示唆するもの―
佐藤 喜久雄
中勘助研究
―その懐疑思想的傾向と「銀の匙」に関して―
土肥原 裕子
平安朝和文作品の語彙研究(下) 山本 トシ
15号
47年2月
喜寿自戒 麻生 磯次 ★麻生磯次先生喜寿記念特輯号

玉鬘物語の構造
吉岡 曠
謡曲『敦盛』小考 佐藤 喜久雄
馬琴と紅楼夢について 細川 晴子
ヒキガエル方言の歴史(下) 徳川 宗賢
「以上」の対義語 須山 奈保子
『新令字解』の漢語 松井 利彦
土佐日記における助詞モの意味について 北原 美紗子
主格助詞『が』の発達 我妻 多賀子
麻生先生を囲む座談会
―蓬山人放談―
 
16号
48年7月
琴歌譜の縁記について 島田 晴子  
原初伊勢物語の編年体性について 山田 修
明治三十九年の木下利玄 日笠 祐二
17号
49年4月
方言地理学と比較方言学 徳川 宗賢  
接辞「不」と「無」をめぐって 須山 奈保子
源氏物語にみられるある種の待遇表現について
―貴人との交渉による女性の待遇格上げの例―
荒井 弘
18号
49年11月
現代語デスの確立 木村 公子  
古代文学の鶯(うぐいす) 堺 信子
天保初年に於ける馬琴の年収 服部 仁
平安朝の絵巻物と芥川龍之介 横山 正子
丸山健二、その作品の構図
―〈生〉を夢想する作品群―
荻原 雄一
19号
50年12月
抄物の象徴詞 国金 順子  
南関東における蟷螂・蜥蜴の語形交替の発生 坂本 真理子
千葉県南部地方におけるK音脱落現象の推移 藤原 伸介
賀茂説話について 加藤 明
「あけぼの」考 東 みずほ


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