日本語日本文学科 構成・指導・カリキュラム

構成・指導・カリキュラム1 本学科では、学生は2年次から日本語日本文学系日本語教育系に分かれて各自の興味関心を深めていくことになります。2つの系では、必修科目も違いますし、単位に含めることが出来る科目も微妙に異なっています。したがって、どちらの系に進むかは慎重に決める必要があります。1年次は、大学で何が出来るか、大学で学び研究して明らかにしていきたいテーマは何かについて考える期間です。そのために必修科目として、語学・文学の基礎的な知識や研究の方法を学びますが、併せてそれぞれ関心のある分野の講義を幅広く積極的に受講し、進路の決定に役立ててください。そして4年次には、学業の締括りとなる卒業論文に取り組むことになります。

■ 日本語日本文学系

  2年次には、日文科の設置した科目のほとんどが受講可能です。何を学び、何を研究するかの目標に合わせて、予め3年間の長期計画を立てることが大切です。概論・概説などで、広く学問・研究の全体像を理解し吸収するとともに、講義IIを通じてより専門的な教養も深め、演習に参加し研究の方法も体得するよう努めて下さい。いずれにしても高い関心と不断の意欲を失わないよう、挫けることのない着実な歩みを心掛けて下さい。
  日文系で学び研究する学問の領域は、皆さんが思っているよりも遥かに広く多彩です。やり甲斐のある研究テーマがきっと見つかる筈です。貪欲なまでの読書の習慣もまた大切です。間違っても活字離れの風潮に染まることのないよう、注意したいものです。
  ほとんどの科目の履修は3年次までに終え、4年次には卒業論文の作成に集中できる態勢を整えるよう勧めます。

■ 日本語教育系

構成・指導・カリキュラム3 外国語としての日本語を学ぼうとする人たちの動機や目的はさまざまです。それに応えるためには、日本語教育に携わる者の心構えとして実践の場での技術を身につけるだけではなく、日本語のしくみや歴史についての理解や知識が欠かせません。日本の文化全般について、上級者相手に講義し議論のできる力も必要です。そのために、古典語や文学の授業も必修科目に加えてあります。この分野で卒業論文を書くのも望ましいことです。
  一方、相手の言語を理解することもまた必要です。特に、TOEFLでしかるべき成績に達すれば、奨学金を受けての海外留学も可能です。常時数名の者が、オーストラリア・英国・中国などの協定校中心に留学しています。先方からの留学生も常時受け入れています。
  また毎秋、韓国・台湾などの大学で、5泊6日の日本語教育海外研修を実施しており、できるだけ早く日本語教育に馴染み、経験を積むように心掛けています。日本語教育系には、例年30乃至40名の人が進んでいます。

■ 卒業論文

 どちらの系に属していても、4年次の大半を費やして20,000字以上の卒業論文を作成します。そのためには、3年次の授業で、関心ある領域の講義や演習を履修し、テーマを絞り、全体構想についての草案を作成し、研究を具体的に進めていくための準備に取りかかることが大切です。そうして、出来れば4年になる春休みには、指導する教員も決めたいものです。テーマによっては、非常勤講師の先生の指導を仰ぐことがありますが、その場合も、専任の教員が指導教授となり実質的な指導にも加わります。
  本学科にはゼミの制度はありませんが、指導教授の演習がおのずからゼミの性格を持ち、そこで論文の中間発表や研修を兼ねた旅行などが行われます。
  将来、研究者や教育者を志さない人にとっても、卒業論文は重要です。その成果は4年間の勉学の集大成であり、自らの存在証明でもあります。一つのことにこれだけ熱中し、幾度かの試行錯誤を経て完成させたという経験と自信は、何ものにも代え難い財産となって、以後の人生の支えとなるに違いありません。

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