大学院 日本語日本文学専攻 構成・指導・カリキュラム

特色と歴史|構成・指導・カリキュラム|刊行物のご案内
構成・指導・カリキュラム1 カリキュラムは、一定の「特殊研究」と「演習」の履修が義務づけ られています。学生はテーマに合わせ、他専攻・協定他大学の科目、国文学研究資料館、日本近代文学館が開講している科目を選ぶことも可能です。
  本専攻では、学生毎に専任教員の中から指導教授と副指導 教授を定め、研究指導を常時行い、毎学年、研究の進捗状況についての報告を義務づけるなど、きめ細かな指導を行っています。
  専任教員12名と、8名前後の非常勤講師で指導に当たります。個別指導の責任は専任教員が持ちますが、実質的な指導を非常勤講師や他専攻・協定校の専門家と共同して行うことも少なくありません。
 大学院生専用の研究室が用意されており、約20台のパソコンがあります。
  本専攻では、各領域の研究書や各種全集なども充実しており、日本語教育に関する教材も豊富です。特に古典籍のコレクションは、質・量ともに国内有数のものといってよいでしょう。三條西家旧蔵の能因本『枕草子』や古注釈書、殿田文庫の俳諧書等のコレクションをはじめとし、中世の講式、御伽草子の絵巻、横井也有の書画、江戸後期の読本など、貴重な資料を多数所蔵しています。
 社会経験を積んで再び学問を志した方や、国費留学などによる外国籍の学生が増加しています。近年は、韓国・台湾・中国・インドネシア出身の学生がいます。一方、言語学や日本語教育を志す学生が、イギリスなどに留学して、その大学で学位を取得する例もあります。
  大学院生は、学習院大学文学部国語国文学会の会員として、 学会での口頭発表、機関誌への論文掲載の機会が得られます。研究成果を全国組織の学会で発表したり、自主的な研究活動も活発に行っています。
  修了後の進路は多彩です。一般企業に就職する修了生もいますが、多くは大学・高校での研究・教育 に従事しています。近年は、留学生だけでなく日本人も、諸外国の大学で日本語・日本学の研究・教育に携わる機会が多くなっています。また、国内の日本語教育機関で日本語教育に携わる人も増えています。
 

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