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【平成27年度 哲学会総会および講演会】

日時:平成27年6月27日(土)
総会:13:30〜
講演会:14:00〜
場所:学習院大学 西2号館302教室

講演題目:実在論の極北、スピノザ
講師:上野修教授(大阪大学)

講演要旨:で、いったい何が存在しているのか?実在していると言えるのは何なのか?こうし た存在論の問いをめぐって、今日のメタ存在論は実在論と反実在論のさ まざま な議論を戦わせています。本発表は、スピノザの『エチカ』が提示する「神の存 在証明」をこうした存在論的問いへの一つの可能な答として考察 します。ご存 知のように『エチカ』は神を「無限に多くの属性からなる実体」と定義し、こう した神のほかには何も存在しえず・すべてはこの神のうち にあるという証明を おこないます。これは神が存在するという普通の意味での有神論的な主張ではな くて、何かが存在しているならそれは必然的に神で しかありえない、存在して いるのは神だけだという極端な実在論なのではないか。スピノザは汎神論だとよ く言われますが、それを実在論の一つの可能 性として捉え直してみたいと思い ます。

*講演会終了後に懇親会も予定しております。奮ってご参加ください。



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