共同研究プロジェクトについて

高田 博行教授プロジェクト
『話しことばと言語変化─戯曲テクストをデータとした近代語に関する社会語用論的研究』

[Prof.Hiroyuki Takada]

1.目的・内容・期待される効果など

本研究は、話しことばにおける「改新」が社会的条件の進展とともに広がり、言語体系に「変化」を生じさせる言語変化プロセスの一端を解明しようとするものである。研究対象とするのは、18世紀から19世紀にかけてのドイツ語、英語そして日本語である。この時代の話しことばの実態と通時的変化を跡づけるために、戯曲(日本語の場合は、狂言、歌舞伎、浄瑠璃)における登場人物の会話文をコーパス化し分析する。発話場面という語用論的なコンテクストだけでなく、会話参加者の社会的特性(性別、社会的役割、社会階層、年齢など)という社会的なコンテクストもアノテートしたコーパスを作成しこれを解析することで、社会語用論的な観点から近代語における言語変化の実相に迫る。3つの言語にわたって共同研究することによって、言語変化のメカニズムの普遍性についても考察することが可能になると考えられる。また、戯曲テクストをデータとすることで、文学研究にとっての応用可能性についても考察する。

2.研究スタッフ

<研究代表者>
・高田 博行:学習院大学文学部教授(ドイツ語圏文化学科)

<所員>
・伊藤  白 :学習院大学文学部准教授(ドイツ語圏文化学科)

<客員所員>
・渋谷 勝己 :大阪大学教授
・家入 葉子 :京都大学教授
・堀田 隆一 :慶応義塾大学教授
・白井 宏美 :慶應義塾大学SFC研究所上席所員
・芹澤  円 :学習院大学文学部助教(ドイツ語圏文化学科)
・安部 健太 :学習院大学助教(コンピュータシステム支援組織)

<リサーチ・アシスタント>
・鯨岡さつき:学習院大学大学院 人文科学研究科 ドイツ語ドイツ文学専攻 博士後期課程

<研究補助者>
・大倉 子南:学習院大学大学院 人文科学研究科 ドイツ語ドイツ文学専攻 博士前期課程  

ページのトップに戻る

3.活動報告 [活動年度:平成29年度〜29年度]

平成29年度:全5回のプロジェクト会合を開催した。

ページのトップに戻る

4.今後の活動予定

人文科学研究所での、本プロジェクトは終了いたしました。ご協力くださった皆様にあつく御礼申し上げます。

ページのトップに戻る