共同研究プロジェクトについて

武内 房司 教授プロジェクト
『華南・東南アジアにおける民衆宗教文献の伝播と変容に関する基礎的研究』
[prof.Fusaji Takeuchi]

1.目的・内容・期待される効果など

本プロジェクトは、華人系民衆宗教の伝播を宗教文献の流通と利用という側面から辿り、広域東南アジア圏における民衆宗教のネットワークを明らかにしようとする試みである。これまでの華僑華人史研究においては、経済関係に着目する研究は少なくないが、民衆宗教レベルの交流と伝播を宗教文献の視点から人的移動・情報伝達の過程を追跡したものは少ない。また、従来の東南アジア華人系宗教の研究は各国ごとにかつ個別の教団ごとに行われてきた。これに対し、本プロジェクトにおいては、センターとしての華南(広東)に着目しつつ、歴史学、宗教社会学、中国思想研究、ベトナム地域研究など各分野の専門家による共同研究を通じて、華南・東南アジア圏における民衆宗教の広域ネットワークの具体相とこれらの伝播が現地社会の宗教文化にどのような影響を与えたかを、華南・ベトナム・台湾・タイなどの諸地域の事例を比較しつつ検討しようとするものである。

2.研究スタッフ

<研究代表者>
・武内 房司 :学習院大学 文学部教授(史学科)

<所員>
・高埜 利彦 :学習院大学 文学部教授(史学科)

<客員所員>
・馬淵 昌也 :学習院大学 外国語教育研究センター教授
・今井 昭夫 :東京外国語大学総合国際学研究院教授
・倉田 明子 :立教大学全学カリキュラムセンター兼任講師
・宮田 義矢 :東京医科歯科大学非常勤講師
・張  士陽 :早稲田大学法学部非常勤講師
・小武海櫻子 :学習院大学非常勤講師

<研究補助者>
・米倉美衣奈 :学習院大学大学院 人文科学研究科 史学専攻 博士前期課程
・張   穎 :学習院大学大学院 人文科学研究科 史学専攻 博士前期課程

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3.活動報告 [活動年度:平成26年度]

平成26年度:計6回の共同研究会を開催した。また、2日間の集中訳読会を開催した(2014年12月28日・29日)。海外調査1回を、ベトナム・ニャチャンを中心に行った(8月25日〜30日)。本プロジェクト及び学習院大学文学会との共催で、厦門大学歴史系の鄭振満教授による公開講演会「明清時代の郷族と国家」を開催した(9月25日、於学習院大学北2号館10会大会議室)。(詳細は「学習院大学人文科学研究所報2014年度版」に掲載されています)

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4.今後の活動予定

人文科学研究所での、本プロジェクトは終了いたしました。ご協力くださった皆様にあつく御礼申し上げます。
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