共同研究プロジェクトについて

渡辺 学 教授プロジェクト
『異文化コミュニケーションにおけるスタイルの日独英語対照比較研究』
[prof.Manabu Watanabe]

1.目的・内容・期待される効果など

「異文化コミュニケーション」の社会言語学的、スタイル論的基礎づけと(新たな)展開を推し進める。この営為は狭義には言語学・言語研究の下位部門同士の、広義には人文学(人文科学)の下位分野同士の相互浸透の様子を照射することにもつながる。本研究事業では、複数の言語あるいは部門を専門とする研究者の意見交換・専門的討議を通じて、術語としての「スタイル」の歴史叙述的評価の試みを企てながら、その用例分析や解析を行っていく。ここに本研究の視点ならびに研究の射程の斬新さがあるものと思われる。副次的には、一連の研究を通じて、学術語(専門語)と日常語・通用語の相互浸透関係、さらには異同の実相を把握することをも目指す。どのようなドメインやテクスト種類においてある語が用いられるかということ自体、すぐれて「スタイル」的な問いであると考えられ、この点は従来の研究上の空隙を埋めることにもなるものと見なされる。

2.研究スタッフ

〈研究代表者〉
・渡辺  学 :学習院大学 文学部教授(ドイツ語圏文化学科)

〈所員〉
・金田 智子 :学習院大学 文学部教授(日本語日本文学科)

〈客員所員〉
・森澤万里子:福岡大学 人文学部教授
・南  保輔  :成城大学 文芸学部教授
・井出里咲子:筑波大学 人文社会科学研究科准教授

〈研究補助者〉
・齋藤 恭子 :学習院大学大学院 人文科学研究科 ドイツ文学専攻 博士前期課程

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3.活動報告 [活動年度:平成25年度]

平成25年度:2回の研究会を行い、1回の講演会を主催した。「異文化コミュニケーション」「スタイル」や「コミュニケーション」の諸相について、最新の研究状況を概観しつつ、問題点や課題を浮き彫りにすること、基礎的な概念についての理解を深めることに重点を置いた。研究会、講演会等の開催にあたっては外部からも積極的に専門家を招くなど、テーマについての専門討議、質疑応答の場を提供できたこと、それによる参加者の視野の拡大・深化が本年度の最大の成果と言える。(詳細は『学習院大学人文科学研究所報』2013年度版に掲載されています)

4.今後の活動予定

人文科学研究所での、本プロジェクトは終了致しました。ご協力くださった皆様にあつく御礼申し上げます。

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