学習院大学 人文科学研究所 特別共同研究プロジェクト

  ◆特別共同研究プロジェクトとは◆


 平成23年3月11日の東日本大震災は、社会全体に大きな被害をもたらしました。大学において研究に従事する私たちの姿勢にも さまざまな反省を迫っています。人間社会の諸文化を研究の対象とする人文科学の分野でも、自然のなかで生きてきた人間と文化 をどのようにとらえるべきか、新たな研究への取り組みが求められています。

 すでに臨床心理学の分野では被災者の心のケア活動が進められ、また被災地域の文化財・歴史資料を救済・保全する資料ネットの活動も進められており、本学の教員、大学院生も積極的に参加しています。

 このような実態を踏まえ、本プロジェクトではこうした社会支援の活動に直接かかわらなくとも、現在の社会的な状況から人間社会の将来をみすえた意欲的な研究を募集し、平成24年8月より活動を開始いたしました。

 個々のプロジェクトについては「活動紹介」にて、紹介しております。

 なお、通常のプロジェクトも活動を行っております。それについては、こちら に掲載しております。