大学院人文科学研究科 : 入学試験

大学院で重視されるのは、研究の前提として必要な知識だけでなく、それ以上に、自分自身で独自の研究を進めていくことのできる能力です。前期課程の最後には修士論文を提出しなければなりませんし、後期課程でも在学中ないし卒業後に博士論文を完成させることが求められています。大学院への入試では、そうした先々の可能性の見極めを含めて、研究者の目から丁寧な審査が行われるのだということを知っておいて下さい。

前期課程

前期課程の入試は、秋と春の二回行われます。春は年度末2月下旬、秋は9月末前後となっています。外国語、専門学科についての筆記試験、さらに口述(面接)試験が内容となっており、秋期入試に関しては専攻によって、卒業論文ないしそれに準じるものの提出も条件となっている場合があります(その場合、まだ卒業していない4年生は出願できません。)

入試科目 前期

専攻 試験科目
哲学専攻 哲学史及び思想史、外国語原書読解(注1)
[英語・ドイツ語・フランス語・古典ギリシア語・古典ラテン語・漢文・(日本語)のうちから2科目]、論文、口述試験
美術史学専攻 美術史、外国語原書読解(注1)
[英語(60分)およびドイツ語・フランス語・イタリア語・漢文・(日本語)のうちから1科目(30分)]、論文、口述試験
史学専攻 外国語(注4)[英語・ドイツ語・フランス語・中国語・(日本語)のうちから1言語選択]、
日本史・東洋史・西洋史のうちから1科目、口述試験
日本語
日本文学専攻
外国語(注4)[英語・ドイツ語・フランス語・中国語・(日本語)のうちから1言語選択]、
口述試験、日本語学・日本文学(秋期試験のみ)
英語
英米文学専攻
英語、分野別基礎知識・論文(注5)、口述試験
ドイツ語ドイツ
文学専攻
外国語(注4)[英語・フランス語のうちから1言語選択]、ドイツ語および専門知識、論文、口述試験
フランス
文学専攻
外国語(注4)[英語・ドイツ語のうちから1言語選択]、フランス文学・フランス語学・フランス語読解、口述試験
心理学専攻 外国語(注4)[英語・ドイツ語・フランス語のうちから1言語選択]、心理学I、心理学II、口述試験
臨床心理学
専攻
外国語(注4)[英語・ドイツ語・フランス語のうちから1言語選択]、臨床心理学I、臨床心理学II、口述試験
教育学専攻 教育学専門I(基礎知識)、教育学専門II(小論文)、英語原書読解(注2)、口述試験
アーカイブズ学
専攻
外国語(注4)[英語・ドイツ語・フランス語・中国語・(日本語)のうちから1言語選択]、
アーカイブズ学に関する基本知識・論文、(別日)口述試験
身体表象
文化学専攻
外国語(注4)[英語・ドイツ語・フランス語のうちから1言語選択]、選択した領域に関する論文(注6)、口述試験

後期課程

後期課程入試は年一回、2月の下旬の春期入試のみになります。どの専攻においても、修士論文の提出が必須となります。

入試科目 後期

専攻 試験科目
哲学専攻 哲学史及び思想史、外国語原書読解(注1)
[英語・ドイツ語・フランス語・古典ギリシア語・古典ラテン語・漢文・(日本語)のうちから2科目]、論文、口述試験
美術史学専攻 美術史、外国語原書読解(注1)
[英語(60分)およびドイツ語・フランス語・イタリア語・漢文・(日本語)のうちから1科目(30分)]、論文、口述試験
史学専攻 外国語原書読解[英語・ドイツ語・フランス語・中国語・(日本語)のうちから1言語選択]、
論文(歴史学に関する)、口述試験
日本語
日本文学専攻
外国語(注4)[英語・ドイツ語・フランス語・中国語・(日本語)のうちから1言語選択]、
口述試験、日本語学・日本文学
英語
英米文学専攻
英語、論文(注5)、口述試験
ドイツ語ドイツ
文学専攻
外国語(注4)[英語・フランス語のうちから1言語選択]、ドイツ語および専門知識、論文、口述試験
フランス
文学専攻
外国語(注4)[英語・ドイツ語のうちから1言語選択]、フランス文学・フランス語学・フランス語読解、口述試験
心理学専攻 心理学、英語原書読解、口述試験
臨床心理学
専攻
臨床心理学、英語原書読解、口述試験
教育学専攻 英語原書読解(注2)、論文、口述試験
アーカイブズ学
専攻
外国語(注4)[英語・ドイツ語・フランス語・中国語・(日本語)のうちから1言語選択]、
アーカイブズ学に関する専門知識・論文、(別日)口述試験
身体表象
文化学専攻
外国語(注4)[英語・ドイツ語・フランス語のうちから1言語選択]、選択した領域に関する論文(注6)、口述試験

※外国人受験生(外国籍を有し、外国所在の外国の高等学校を卒業または修了した者)の外国語原書読解・外国語試験について

  1. 1.外国人受験生は外国語原書読解・外国語試験・教育学専攻の英語原書読解として、母語を選ぶことはできません。
  2. 2.教育学専攻の英語原書読解として、外国人学生は母語を選ぶことはできませんが、日本語を選ぶことができます。
  3. 3.「日本語」は外国人受験生のみ選択可能です。
  • (注1)哲学専攻・美術史学専攻の外国語原書読解については、選択した2科目の辞書をそれぞれ1冊、持ち込むことができます(電子辞書は不可)。なお、辞書の貸与は一切しません。
  • (注2)教育学専攻の英語原書読解については、学校教育法の定める学校で教職経験(非常勤を含む)3年以上の者は辞書を持ち込むことができます(電子辞書、携帯電話は不可)。 なお、辞書の貸与は一切しません。この条件で辞書持ち込みを希望する者は、出願時に履歴書(所定の書式・捺印)を添付して資格の判定を申請してください。
  • (注3)上記(注1)(注2)の哲学専攻・美術史学専攻の外国語原書読解及び教育学専攻の英語原書読解(持ち込み条件あり)以外の全ての科目については、辞書の使用を認めません。
  • (注4)ドイツ語、フランス語の試験は、それぞれドイツ語技能検定試験3級、実用フランス語技能検定試験3級程度の知識を前提とします。
  • (注5)【1】英語圏の文学・文化、【2】英語学の2分野から1つを選択します。なお、【1】の「英語圏」は広い地域にわたるため、設問中から選択し解答します。【2】においても、設問中から選択し解答します。
  • (注6)選択する領域は、【1】舞台芸術、【2】映像芸術、【3】マンガ・アニメーション芸術、【4】身体表象文化論(ジェンダー表象)のいずれか1つとします。

入学試験スケジュール

  • 4月

  • 5月

  • 6月

  • 7月

  • 8月

  • 9月

    前期課程秋入試

  • 10月

  • 11月

  • 12月

  • 1月

  • 2月

    前期課程春入試
    後期課程入試

  • 3月

詳細情報は学習院大学Admissionsをご覧ください