文学部

就職と資格

学習院大学には教職課程が設置されており、所定のカリキュラムに従って必要な授業を履修することで、中学校ならびに高等学校の一種免許状が取得できます。
教職課程のページへ

各学科で取得できる免許状の種類と免許教科

 中学校教諭1種免許状高等学校教諭1種免許状
哲学科社会公民
史学科社会地理歴史
日本語日本文学科国語国語・書道
英語英米文化学科外国語(英語)外国語(英語)
ドイツ語圏文化学科外国語(ドイツ語)外国語(ドイツ語)
フランス語圏文化学科外国語(フランス語)外国語(フランス語)
心理学科職業指導職業指導
教育学科
小学校教諭1種免許状

■特色
本学の教職課程では、現場で実践にあたっている教員の方々を数多く講師として招き、充実した教職専門科目を提供しています。中でも教科教育法では、演習に準じた少人数教育を徹底しています。授業では、グループでの討論や発表といった多様な方法で学習をすすめています。また、卒業生との合同研究や夏期合宿、シンポジウムなどの課外活動や、学生の自主的学習会も、教職を希望するひとにとっての重要な学習機会となっています。

【卒業生の経験と意見】
荒木 一樹さん
卒業生
荒木 一樹 さん
[史学科]
 私は史学科を卒業し、現在埼玉県の公立高校で教壇に立っています。学習指導や生徒指導、部活指導など忙しい毎日ですが、試行錯誤しながら充実した毎日を送っています。 教員になることを目指し、教職を履修する者にとって卒業科目と教職科目との併行履修は悩みの種だと思います。私自身もそうでした。それでも、私が併行履修を乗り越えることができたのは「同じ目標に向かい努力する仲間の存在」があったからです。 教職科目や専門科目の授業で多くの同じ夢をもつ仲間に出会いました。併行履修の忙しなさに負けそうになりそうなときもありましたが、仲間と励まし合うことで乗り切ることが出来ました。 教育現場に勤めて感じたことは、教員は3年間という長いスパンで生徒の成長を見届けることができ、とてもやりがいを感じることの出来る職業だということです。 しかし、教育の現場は日々変化し、その変化への対応が求められるのでシビアな現場でもあります。また、教壇に立つその日から生徒は「教育のプロ」としてあなたを見てきます。 生徒にとってキャリアの長さは関係ありません。だからこそその期待に応えるために、大学時代に教員としての土台を作ることが大切だと思います。大学生という期間は本気で勉学に励むことのできる最後の期間だと思います。 大いに学び、大いに遊び、有意義な大学生活を送ってください。いつかどこかで教育の現場で会えることを期待しています。

※日本語教師について
以上の教職課程で免状を得て就く中高教員とは別に、日本語教師という進路もあります。国内の日本語学校や大学の留学生センター、海外の大学の日本語学科や民間の日本語教育機関など、活躍の舞台は広く多様です。日本語教師を目指す人のために、日本語日本文学科(日本語教育系)で「日本語教授法」等の専門の授業が開講されています。

八嶋 康裕さん
卒業生
八嶋 康裕 さん
[日本語日本文学科]
 私は日本語日本文学科の日本語コースを選択し、日本語教育を専攻しました。教えることに憧れがあったので、教職課程を併行して履修しました。学部を卒業して大学院に進学し、 修士課程修了後は日本語教師として日本国内、海外で日本語を教えてきました。 外国の学生に日本語を教えることと日本の学生に国語を教えることは、環境も教える内容も大きく異なりますが、教壇に立って何かを伝えるということは変わりません。 教職課程ではグループワークやディスカッションなど参加型の授業が多く、先生や同期の話を聞いて新たな視点を得たり、自分の考えを見直し、磨いていく大きなきっかけになりました。 「人は何のために勉強するのか」「“生きる力”とは何か」。授業で、いくつかのこういったテーマについてディスカッションをしたことがありました。 日本語を学ぶ人たちは様々な学習動機を持っていますが、時には学ぶ意欲を失ったり、進路に迷う学習者もいます。 その時、自分にどんなアドバイスができるのか。どんな言葉を伝えたらいいのか。教職の授業のディスカッションを思い出しながら、私は学習者と話をしています。