新羅昌寧塔金堂治成文記碑 請求番号221/43/2~3

資料情報

新羅昌寧塔金堂治成文記碑 / 2枚 / 朝鮮昌寧邑内石佛造像記 / 文雅堂書店より購入


(個別の内容は、左の画像と共に表示)

解説

『新羅昌寧塔金堂治成文記碑』は、新羅憲徳王2年(810)に作られた。朝鮮半島南東部、慶尚南道昌寧郡の昌寧邑校里に現存し、韓国政府から宝物第227号に指定されている。

碑陽に仏像(僧侶の像とも)のレリーフを彫り、碑陰・左右碑側の3面に渡って、昌寧仁陽寺および関連するいくつかの寺院の梵鐘・仏塔・仏像・金堂などが建立された年を一つ一つ記録し、阿飡の位にあった金某の願文も併せて刻んでいる。本研究所が所蔵するのは、このうち両碑側の拓本である。

拓本は2枚とも、金石拓本や書道関係の書物を主に扱う文雅堂書店の茶封筒の中に収められていた。図書館の原簿には、昭和37年(1962)に文雅堂で購入したという記録が残っている。

(吉田)

請求番号221/43/3 / 登録番号157303 / 縦154.6cm×横21.1cm / 朝鮮昌寧邑内石佛造像記(一) / 碑側左

請求番号221/43/2 / 登録番号157304 / 縦159.5cm×横20.7cm / 朝鮮昌寧邑内石佛造像記(二) / 碑側右