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DNA組換え反応は、バクテリアからヒトまで高度に保存された反応であり、体細胞、減数分裂細胞、免疫細胞、さらにはバイオテクノロジーの分野において様々な役割を果たしている。例えば、体細胞においては、放射線や変異源物質などによって生じるDNA二本鎖切断の修復をはじめ、DNA複製阻害の解消やテロメア構造の維持など、染色体の安定性維持に重要な役割を果たしている。免疫細胞や減数分裂細胞では、それぞれ抗原受容遺伝子の組換えや相同染色体間の組換えなどで中心的な役割を果たしており、これらはいずれも多様性の獲得に貢献している。このように、DNA組換えは、遺伝情報の本体であるゲノムに対して「安定と変化」をもたらす両面の働きを持っている。私たちの研究室では、出芽酵母及び大腸菌をモデル生物として用いて、DNA相同組換えの分子メカニズムを詳細に解析し、ゲノム安定性維持機構の解明を目指している。
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