赤荻 正樹

あかおぎ まさき
Masaki Akaogi

学習院大学理学部化学科教授

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専門: 無機化学

担当講義: 無機化学2・無機固体化学 無機分析化学実験・基礎化学実験

住所: 〒171-8588 豊島区目白 1-5-1 学習院大学理学部

電話: 03-3986-0221(内線 6462)

fax: 03-5992-1029(理学部)

e-mail: masaki.akaogi@gakushuin.ac.jp

学生へ一言

天然にはさまざまな無機物質が存在し、私たちの生活する環境をつくりあげています。また私たちは、人工的に合成した多様な無機物質を生活に活用しています。無機化学は、このように自然科学のなかで有機物質を除くきわめて広い範囲の物質を取り扱う、基礎となる学問です。無機化学では、100種もの元素の組み合わせによってさまざまに変化する、化合物の性質や構造、反応を学ぶことが重要です。近年では工業的に、新しい機能を持った無機化合物である、種々のセラミックスや新素材が造りだされるようになりました。無機固体化学はこのような新しい分野を学ぶ基礎になります。
 天然の固体無機物質は、地球をつくっている岩石や鉱物です。地球の表層ではすき間の多い構造をもつ鉱物も、地球深部の高い圧力と温度の下では、もっと密な構造に変化します。圧力による構造の変化には、構成元素のイオンの大きさに応じて規則性が見られます。このような圧力による結晶構造の変化と、それに伴うエネルギーの変化を、私の研究室では高圧高温実験と熱測定実験の手法で研究しています。これらの結果から、地球深部の物質の状態や元素の分布を推定することが可能です。


研究テーマ


Last modified: March 26, 2003

赤荻正樹
学習院大学理学部化学科

Masaki Akaogi
Department of Chemistry, Gakushuin Univeristy
Tokyo, Japan

masaki.akaogi@gakushuin.ac.jp

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