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理学部について


【このページの目次】
理学部長からのメッセージ  理学部でなにを学ぶか?
互いの顔が見える少人数教育 高い評価を受ける研究の実績
実験の安全性について ぜいたくなキャンパスライフ
世代をこえて受け継がれる「学習院マジック」

理学部長からのメッセージ

写真:理学部長(生命科学科・教授) 岡本 治正(おかもと はるまさ)
小さな規模の理学部だからこそ、
ほんものの一流の教育が実現できるのです
 
理学部長(生命科学科・教授)
岡本 治正(おかもと はるまさ)
私たちの理学部は、教員が 65名(教授・准教授 34 名、助教 30 名)、一学年の学生定員が 210 名という、小さな学部です。
教員の人数は多くはありませんが、幅広い分野のトップクラスの研究者が集まっています。世界的に分野のリーダーと目されているメンバーも少なくありません。
教育・研究のレベルは、この規模の私立大学としては驚くほど高いと自負しています。
規模が大きすぎないことは、教育にとっても、研究にとっても、すばらしいメリットです。学生は一年生のときから教員と親しく接することができるので、学年が進めば、同じ理学部の「仲間」になります。ここには、学生と教員がいっしょになって、科学について語り合い、夢を描くことのできる空気があります。また、異なった分野の教員どうしが研究や教育について議論し、ときには協力しあうにも、本理学部の規模はちょうどいいと感じています。
学習院大学はすばらしい環境に恵まれていて、若者たちが青春の日々を過ごすには最適の場所です。そして、私たちの理学部は、本気で理学を学びたいという人々にとって最良の場だと信じています。
以下では、私たちの理学部のことを簡単に紹介します。
興味をもたれた方は、ぜひとも、一度、この目白キャンパスを訪れてみてください。そして、ご縁があれば、私たちの「仲間」になって、理学の世界を一緒に旅してみましょう。

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理学部でなにを学ぶか?

理系を志望している若い人たちは、理学部に進むか、工学部に進むかを迷っているかも知れません。
工学部では、どちらかというと方向の決まった科学技術を深め身につけることを目指すと言っていいでしょう。それに対して、理学部では、むしろ、ものごとの根本に立ち返ることを大事にします。
数学、物理、化学、そして生命科学は、今日の科学技術・科学文明を支える根本の学問です。それらをじっくりと学び、さまざまな問題を深く根本から考える訓練を積むことで、ほんとうの意味で力強く、応用の利く知性がつくられていきます。
理学部の出身者は、社会に出たあとで、驚くほど広い分野で活躍しています。問題を根本に立ち返って考える力をもっている理学部卒業生は、新しい難問に出会っても、ひるむことなく立ち向かい解決できる優れた人材になるのです。

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互いの顔が見える少人数教育

 写真:互いの顔が見える少人数教育
写真:互いの顔が見える少人数教育
私たちの教育の最大のモットーは、「自分の目で見て、自分の手を動かし、自分の頭で考える」ことです。これは、数学のような理論分野にも、物理・化学・生命科学の実験分野にも、あてはまります。
数学科では、一年生から、少人数のゼミがあり、教授から直接の指導を受けることができます。また、各学科の演習の授業では、やはり手を動かして計算し、教員や他の学生の前で発表することになります。物理学科・化学科・生命科学科では、一年生のときから実験の授業があり、教員の直接の指導を受けながら、学生が自ら手を動かして実験をします。また、理学部の工作工場で、実際に本格的な工具を使った工作の実習も行います(右の写真は、学生が作成したミニラボジャッキと工作工場の一部)。
どの学科でも、学生と教員との距離がとても近く、学生は一年生のときから、同じ理学部の「仲間」として扱われます。まさに「互いの顔が見える」理想的な教育が、ここにあります。
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高い評価を受ける研究の実績

教授・准教授をあわせて34名という人数を考えると、学習院大学理学部での研究の実績は圧倒的です。この規模の私立大学としては、驚異的な研究のレベルを達成していると言っていいでしょう。
その一端は、長年、理学部で研究をつづけ、日本の学術界の最高の賞である学士院賞を受賞された川路紳治名誉教授(物理学科)の業績にも表れています(川路名誉教授へのインタビューもご覧ください)。
また、数学科では、9名の教授のうち、4名が日本数学会理事長(会長に相当)の経験者です。いかに「大物集団」であるかがわかると思います。
他の学科の現役の教員も、それぞれの分野で高く評価される一流の研究者ぞろいです。過去5年間の外部からの研究費が十数億円にのぼるという事実だけをみても、評価の高さはわかるでしょう。

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実験の安全性について

学習院大学理学部の最大の使命は、学生のみなさんに快適で安心できる環境のなかで最高の教育をほどこすことです。 当然ながら、実験を実施する際には、実験にたずさわる学生さんや周囲の人々に危険がおよぶことがないよう、つねに最大限の配慮をしています。
私たちは、以下の3つのポイントを中心に、安全な環境を保つことを心がけています。 第1は、装置や試薬の管理など、事故の可能性をできるだけ低くし、事故・災害がおこっても被害を最小限に留めるハード面での措置、 第2は、万一の災害発生時に緊急に対応する体制の整備、そして、 第3は、学生諸君をはじめとする構成員に対する徹底した安全教育や訓練です。 このような防災についての地道な努力が評価され、2006年、2015年には豊島消防署から理学部の管理責任者が表彰されました。
生命科学の実験については、安全性を保証するために定められた基準を完全に守るだけでなく、他大学の理学部と比較してもいっそう高い安全性を保つための基準を自ら設けています。 具体的には、P3 施設を保有せず P3レベルの実験をおこなわないこと、そして、人に感染して病原性を示すウィルス・細菌等を用いた実験をおこなわないことです。
危険性の低い実験だけをおこなうからといって、研究のレベルが低くなるという心配はありません。 そもそも危険だから研究のレベルが高いというわけではありませんし、世界的に見ても、安全な範囲の実験だけからさまざまな超一流の研究が生まれているのです。

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ぜいたくなキャンパスライフ

 写真:ぜいたくなキャンパスライフ
山手線の目白駅をおりれば、そこが学習院大学です。都心とは思えない緑の多いキャンパスが広がっています。この目白のキャンパスに、大学の四つの学部の学生全員が学んでいるので、理学部の学生も、さまざまな機会に、文化系学部の学生たちと交流することができます。
もちろんサークル活動は活発で、秋の大学祭と四大学対抗戦、初夏の目白音楽祭など、さまざまなイベントがあります。日本で初めて大学の中にコンビニエンスストアができたのも、この目白キャンパスです。天気のいい日には、学内に広がる芝生に、学生たちが座り込み、語り合いながら、思い思いに時を過ごしています。
いうまでもなく、大学に通う最大の目的は、それぞれが志す学問を深く身につけることです。それと同時に、多感な青春の時期を、どのような仲間たちと、どのように過ごすかも、一人一人の人生にとっては重要なことです。学習院大学は、そういう意味でも、多くの若者にとって最良の場所なのです。

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世代をこえて受け継がれる「学習院マジック」

私たち教員の目からみて、学習院大学理学部のもっとも魅力的な点は、学生さんたちのすばらしい気質だと思います。
とても不思議なことですが、入学してからある程度の月日がたつと、実に多くの学生さんたちから独特の「学習院のカラー」が感じられるようになります。もちろん、一人一人の個性(や服装や外見)はまちまちですが、素直に好きな学問に向かっていく姿勢、(礼儀は守りつつも)年上の人にも自分の考えを正直にぶつけられる姿勢などは、多くの学生さんに共通しています。
これらは、学問を学ぶ上でも、人として生きる上でも、実にすばらしいことです。たとえば、模擬試験の偏差値が高い学生の集まる大学はあるでしょうが、このように、学生たちが生き生きと学問に向かっていく素直さでは、学習院大学の理学部は、どこにもひけをとらないと思います。
このような学生さんたちのすばらしい気質は、理学部の創設の時代から、脈々と受け継がれているようです。ここには「学習院マジック」とでもいうべき、何かがあるのかも知れません。