「今日・明日の応用」につながる実用的な問題ではなく、「十年後、あるいは、百年後の応用」を生みうる基礎的な問題に取り組むのが、理学の研究です。
学習院大学理学部は、小さな学部ですが、それだからこそ、世間の流行に惑わされず、本当に重要なテーマについてじっくりと研究できる空気が生きています。
教育についても、同じことが言えるでしょう。
明日には役だっても十年後には使えなくなる技術を伝えるのではなく、時代が変わっても色あせることのない「基礎的な力」を身につけてほしいと願って、手間のかかる少人数教育をつづけています。
時代がどんなに変わろうと、人として学生さんと接し、お互いの顔を見ながら指導するのが、最良の教育の方法だと信じています。
カタカナ名称の学部・学科が増える今日にあっても、私たちは、理学部、物理学科、化学科、数学科(そして、生命科学科)という名称を守り続けています。
それは、時代に流されない、真の基礎を追求しているという誇りと自信の現れと言っていいでしょう。
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