ご挨拶

1975(昭和50)年、学習院大学史料館は、史料の収蔵、整理・保存と公開を行うことを目的として設置されました。
現在、収蔵している史料は、中世以来続く公家・地下官人、近世から近代にかけての大名・華族や大名家家臣や幕臣、また村の名主家史料、および近代から現代にいたる学習院関係者史料などで、総件数はおよそ13万件を数えます。
このうち、整理や調査・研究を終えた史料群については、『学習院大学史料館収蔵資料目録』および『学習院大学史料館紀要』によって、その成果を公表しています。また仮整理段階にある史料についても、展覧会等の機会を通じて、公開に努めております。

なお、史料館の事務室・閲覧室は平成31年(2019)4月中旬以降、1913(大正2年)年に竣工した建物〔東別館〕に移転しています。ご来館の節は、玄関横の廊下に設けた建物に関するパネルなどを合わせてご覧下さい。

画像:アバイ模型

アバイ模型
旧制学習院歴史地理標本室移管資料
資料番号294