統計物理学懇談会(第 3 回)のおしらせ

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公開:2015年1月7日、最終更新:2015年3月3日

統計物理学とその周辺の分野について、様々な話を聴き自由に議論することを主眼にした研究会を開きます。 ご興味のある方は、ぜひ積極的にご参加ください。

この研究会は 2013 年から始めて今回が 3 回目です。 これまでの研究会には幸いにして多くの人に参加していただき充実した素晴らしい会になりました。 過去の記録はトップページからご覧ください。

肩の凝らない、しかし、長い目で見て意義のある会にしていきたいと考えています。 どうかよろしくお願いいたします。

世話人:齊藤 圭司(慶応大学理工学部)、田崎 晴明(学習院大学理学部)

日程

2015 年 3 月 9 日(月)、10 日(火)
(9 日は午後のみ、10 日は午前 + 午後の予定)

会場

慶應大学日吉キャンパス来往舎(日吉駅を降りてすぐ)

キャンパスへの行き方、キャンパス内の地図はこちら

プログラム

(原則として、講演 40 分 + 議論 20 分)

3月 9 日(月)

 13:00-13:05
   世話人挨拶(すぐ終わります)
 13:05-14:05
  福島 孝治(東大、総文)
   スピングラスにおける random first-order transition
 14:05-15:05
  古川 俊輔(東大、理)
   人工ゲージ場中の冷却原子系における量子ホール物理

 (休憩 25 分)

 15:30-16:30
  佐藤 一誠(東大、情報基盤センター)
   深層学習とベイズ的最適化
 16:30-17:30
  堀田昌寛(東北大、理)
   ギブス状態の局所強受動性と量子エネルギーテレポーテーション

3月 10 日(火)

 9:45-10:45
  竹内 一将(東大、理)
   非平衡ゆらぎの KPZ 普遍クラス:界面から絶縁体抵抗まで
 10:45-11:45
  桂 法称(東大、理)
   相互作用するマヨラナフェルミオン系の基底状態とトポロジカル秩序

 (昼食など 1 時間 15 分)

 13:00-14:00
  奥村 剛(お茶大、理)
   実験・理論研究の同時進行によるスケーリング法則の発見 -- 液滴・バブル・濡れ・粉粒体・天然複合材料の研究を例として --
 14:00-15:00
  村上 修一(東工大、理)
   電子・光・スピン波におけるベリー曲率の物理とデザイン

 (休憩 30 分)

 15:30-16:30
  辻 直人(東大、理)
   超伝導体における「ヒッグス粒子」
 16:30-17:30
  西森 秀稔(東工大、理)
   量子アニーリングと D-Wave マシン

懇親会について

懇談会の初日( 3 月 9 日)の夕方に日吉駅の近所のお店で懇親会を開く予定です(去年までも懇親会がたいへん盛り上がって有意義でした)。 金額は(お店が変わるので不確定ですが)おそらく 4 千円前後になると思います。

懇親会の申し込みは締め切りました。

更新記録


田崎晴明
学習院大学理学部物理学教室
田崎晴明ホームページ

hal.tasaki@gakushuin.ac.jp