女子高等科の
特色のある授業
生徒の多様な進路にふさわしい選択科目を設定しています。知識の習得だけに偏らず、一人ひとりの個性や能力を養うための指導を行い、身体を動かし実践の中で学んでいきます。自分で科目を選ぶことで、自ら未来を切りひらく力を育みます。
日本画
日本画の魅力は画面の清雅さ、また絵の具の醸し出す独特の色合いだと思います。授業では、自然物の写生を通して、物を見つめる目と心を養いながら伝統的な表現や感覚に触れ、より豊かな人間に育つことを目指しています。
授業風景

授業風景

授業風景

おひなさま

西洋画
高Ⅰでは、絵画制作の基礎として、画用木炭を使い石膏像や静物を描きます。高Ⅱでは、油絵の具の使い方を基本から学び、静物などを描きます。高Ⅲでは、高Ⅰ・高Ⅱの基礎を踏まえ、各自の望むものを、思うように油彩で表現できることを目標にしています。
西洋画高Ⅰ授業風景

西洋画高Ⅱ授業風景

西洋画高Ⅲ作品

西洋画高Ⅲ作品

西洋画高Ⅲ作品

美学美術史
芸術の歴史の流れを学び、美術作品を鑑賞・解釈します。また、美術館見学を行
い、多くの作品に触れる機会を持ちます。
芸術を身近に感じ、それを享受し、豊かになることを授業の最終目標としています。
東京都現代美術館ミュージアムスクール受講風景

東京都現代美術館展覧会見学風景

工芸
木や土、金属などの素材を用いて実際に生活の中で使える作品を制作します。陶芸用電気窯、各種木工機械など設備や道具を充分に整えています。
高等科3年時には今までの知識や技術を生かし、自由に自分の作りたいものを制作します。
陶芸用電気窯

書道
日本には、美しいかな文字があります。丁寧に書くと気持ちが伝わります。小筆で澄んだ線を引くには、筆先に心を集中します。なじみある百人一首などの古典を、小筆で書ける楽しさが感動となります。




食物
中等科での食物分野の学習内容をもとに、旬の素材を取り入れながら、より幅広い調理方法を体験します。中等科より少人数の班で、一人ひとりがていねいに、かつ確実に調理をする実習を主に行います。
高Ⅲでは、内容をさらに発展させて、四季を意識した行事食、無添加加工食品の手作り体験、減塩食など高齢者向けの食事作りに取り組む等、ライフステージに応じた健康的な食生活について考えます。より豊かな食生活を送るための応用力を養います。
高Ⅱ ひなまつり

高Ⅱ 秋の献立 栗と鯖

高Ⅲ 点心とトリガラスープ

高Ⅱ 自由献立 春の松花堂弁当

高Ⅲ 手作りシリーズ 鶏肉と青紫蘇のソーセージ

高Ⅲ 自由献立 パーティー料理

声楽
イタリア歌曲、ドイツ歌曲、日本歌曲、オペラアリア、ミュージカルナンバー、ポピュラーソング等、さまざまなジャンルの曲を扱い、独唱、重唱、グループ合唱、全体合唱を中心に授業を進めます。高等科2年次・3年次になると、発声法や呼吸法など、より専門的な内容も学びます。授業内コンサートや八重桜祭、卒業演奏会においては、授業の成果を発表します。
普段の授業の様子

卒業演奏会

八重桜祭公演

器楽
高等科1年次では、ヴァイオリン・ヴィオラの初心者を対象に、楽器の構え方、扱い方、弓の持ち方から始め、基本的な奏法(ボーイング等)を学びます。高等科2年・3年次では、チェロ・コントラバスの初心者および弦楽器の既習者による弦楽合奏と、管楽器の既習者による吹奏楽合奏を行います。八重桜祭や卒業演奏会においては、授業の成果を発表します。
普段の授業の様子

卒業演奏会

式典にて

保育
家庭基礎で学習した内容をもとに,保育に関する様々な実習を行います。
また,知育玩具などの児童文化財を,工夫しながら制作します。
手作りのおもちゃ

布絵本表紙

すうじの布絵本

被服
平面構成の衣服として代表的な「ひとえ長着(浴衣)」および卒業自由作品の制作をします。
卒業自由作品

浴衣と和の小物

ぬいぐるみに女子部の制服

ドイツ語・フランス語
ドイツ語やフランス語を高Ⅰから選択できます。高Ⅱ・高Ⅲでは第1外国語として学ぶことができ、ネイティブスピーカーの教員の授業もあります。在学中に資格を取得したり、大学で中級クラスから学ぶことができる実力を備えることができます。
中3対象の体験授業のようす

少人数の授業で、言語の他に食文化などについても学びます。
