先輩インタビュー

大学国際社会科学部事務室

(経験部署:教務課5年、現部署2年目)

入職年
2014年
出身大学
早稲田大学政治経済学部

日曜の夜にも憂鬱にならないくらい(笑)、楽しく働ける職場です

生まれ育った東京という土地に強い愛着があるので、「他県への転勤がなく、東京に腰を据えて働けること」を重視して、就職先を探していました。その意味で、全てのキャンパスが都内に位置する学習院は、私にとって非常に魅力的な職場でした。また自分の適性を考えた時に、「ビジネスの世界で日々利潤を追求する」という考えよりも、「周囲と協力しながら、より良い学習・研究環境を実現するための創意工夫を重ねる」というイメージの将来像のほうが「しっくりくる」ように感じたことも、学習院への応募を決めた理由の一つです。

恥ずかしながら、学校職員という職種に明確なビジョンを持って応募したとは言いがたい私ですが、入職から約6年間、日曜の夜にも「明日から仕事か・・・」と憂鬱になることがほとんどないくらい毎日楽しく働いており、本当に良い職場を選択したなと感じています。

国際社会科学部のカリキュラム運営を担当しています

学生に幅広い選択肢を提供できるよう工夫して時間割を編成したり、卒業要件を定めた履修規定を毎年見直したり・・・と、学部カリキュラムの運営に関する事務全般を担当しています。
2016年に創設された国際社会科学部は、「世界中の人と対等に渡り合い、国際的なビジネスの第一線で活躍できる」人材の育成に特化した、実践的・学際的カリキュラムが特徴の学部です。もちろん、教員陣も海外での教育研究歴が豊富な一流の研究者ばかり。事務室の職員には、そんな強力な教員陣と、ある意味対等な立場で学部運営を担うことが求められるので、プレッシャーもある一方、やりがいを感じながら業務に取り組んでいます。
また、事務職員には無い知識・経験・視点を持っている教員陣と日々協働する中で、どの部署でも武器になるであろう問題処理能力が鍛えられるのも、この部署で働く大きな魅力の一つです。

業務改善がモチベーションになっています

試行錯誤しながら、業務の進め方を改善していくことに面白みを感じています。「ちょっとした工夫で、学生の利便性を向上できる/その業務にかかるコストを削減できる」というようなアイデアを思いついた瞬間にこみ上げてくる嬉しさは、仕事以外の場面ではなかなか得られません。最近では、「今自分が卒業に必要な単位をどの程度修得できているか正確に確認したい」と相談に来る学生が増えていることを受け、成績表示画面の見方を平易に解説する資料を作成し、学部生向けのサイトに掲載しました(資料作成には、教務課時代に成績集計業務を担当した経験が役立ちました)。この資料の作成により、学生は事務室に来なくても単位修得状況を自分で正しく把握できるようになり、同時に、職員が窓口で学生の個別相談に応じる時間的コストも削減できました。今後も、このような学生・教職員の双方にメリットのある業務改善を積み重ねていくことが私の目標です。

1日のスケジュール

8:30 出勤
8:40 始業 1日のスケジュール確認、メールチェック
9:00 教員からの依頼を受け、成績に関する資料作成
10:00 担当教員と次年度の時間割について打ち合わせ
10:30 時間割について関係教員とメールで調整
11:30 昼食(気分転換に高田馬場や池袋に足を運ぶことも)
12:30 新入生向けのイベントスケジュール・資料作成
14:00 翌週で使用する次年度のカリキュラムに関する資料を作成
15:30 担当業務のマニュアル作成・更新
16:45 終業・退勤 (翌日に持ち越せない至急の仕事以外は17時前に退勤することを心がけています)

学生が閲覧する留学関連の資料をセッティング

先輩からひとこと

学校職員として活躍するには、高度な知識や情報処理能力だけでなく、周囲から「この人になら何でも気軽に相談できる」と思ってもらえる人柄の良さも重要です。「人柄自慢」の皆さん、学習院でお会いしましょう!

  • 経験部署・年数は取材当時のものです。
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