建物・施設に関すること
施設整備計画
大学新東1号館建築計画
主要用途 | 学校(大学) |
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設計・監理 | 株式会社日建設計 |
施工 | 大成建設株式会社 |
規模 | 地下1階地上14階 |
建物高さ | 約59m |
構造種別 | SRC構造・S構造 |
建築面積 | 約1,300㎡ |
延床面積 | 約12,400㎡ |

新東1号館新築工事進捗状況
吹き付けアスベストへの対応
本院の吹き付けアスベストについては、全て安全対策措置済です
令和3年12月現在、本院で吹き付けアスベストが使用されている箇所は、大学図書館の書庫(閉架)の壁面のみです。大学図書館は平成2年3月に封じ込め工法による処置、平成18年8月に簡易囲い込み処置を施しました。以後、定期的に目視点検及び粉じん濃度測定を実施いたします。(直近では令和3年12月7日に実施)。アスベストの損傷や劣化は見受けられず安定しており、環境測定調査の結果、環境省の定める石綿繊維数濃度の判定以下であることが確認されております。
その他の吹き付けアスベストは全て除去済みです。本院のアスベスト対策の概要については下表をご覧下さい。
調査および対応措置の経緯
本院では、平成17年11月、文部科学省からの「学校施設等における吹き付けアスベスト等使用実態調査の結果及び対策に関する留意事項について(通知)」(17文科施第273号平成17年11月29日)の通達を受け、同年に各建物の吹き付けアスベスト(石綿)3種類(※1)の分析調査を行いました。
また、平成20年2月、文部科学省からの「学校施設等における石綿障害予防規則第3条第2項の規定による石綿等の使用の有無の分析調査の徹底等について(通知)」(19文科施第419号平成20年2月15日)の通達を受け、新たに調査対象となった吹き付けアスベスト3種類(※2)の分析調査を行いました。調査の結果、アスベスト対策を講じる必要が生じた箇所について下記表のとおり対応してまいりました。
- 石綿の種類:アモサイト、クリソタイル、クロシドライト
- 石綿の種類:アクチノライト、アンソフィライト、トレモライト
措置年度 | 措置内容 | 学校 | 吹き付けアスベストが使用されていた箇所 |
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平成1年度 | 封じ込め処置 | 大学 | 大学図書館 全館天井及び書庫(閉架)壁面 |
平成17年度 | 封じ込め処置 (平成26年建物改修時に除去) |
大学 | 南2号館 2~4階各教室及び廊下 |
除去 (平成24年建物改修) |
大学 | 北1号館 2~4階廊下及び2階階段ホール | |
除去 | 中・高等科 | 第1体育館 教員控室 | |
除去 | 女子中・高等科 | 室内プール シャワー室・ロッカー室・腰洗い室・浴室前室 | |
平成18年度 | 除去 (平成25年建物改修) |
大学 | 南3号館 1~2階ホール、1~3階各教室 |
簡易囲い込み処置 | 大学 | 大学図書館 書庫(閉架)壁面(天井面使用なし) | |
除去 | 女子大学 | 6号館 空調機械室 | |
平成20年度 | 除去 | 大学 | 大学図書館 全館天井(書庫を除く) |
除去 | 女子大学 | 3号館 屋上階段室 | |
平成21年度 | 除去 | 女子大学 | 6号館 2階器具庫・倉庫・ステージ |
平成22年度 | 除去 (平成26年建物改修) | 大学 | 南2号館 2~4階各教室及び廊下 |
除去 | 女子大学 | 3号館 1~2階、3階集会室・防音室 | |
除去 (平成22年建物解体) |
女子中・高等科 | A館 1階事務室他、2階小講堂他 | |
平成23年度 | 除去 (平成23年建物解体) |
女子中・高等科 | E館 1階準備室、1~4階教室、教員室 |
平成24年度 | 除去 (平成24年建物改修) |
大学 | 北1号館 各階全室(201教室、401教室、学生相談室除)・2~3階廊下 |
平成27年度 | 除去 | 大学 | 南5号館 2階203実習室 |
平成30年度 | 除去 (平成30年建物解体) |
法人 | 旧ボーイスカウト隊舎天井裏 |
大学図書館書庫(閉架)の壁面については、今後も安全性確認のため、定期的な目視点検と粉じん濃度測定(年1回以上)を実施し、室内空気環境の維持管理を行ってまいります。改修工事の実施に併せて、大気汚染防止法に基づき適切に除去する予定です。
更新日:2021年12月21日
耐震化率について
各学校及び法人全体の建物の耐震化率は、以下のとおりです。
算出方法
(分母)「私立学校校舎等実態調査」における対象施設に該当する建物の延床面積合計
(分子)AまたはBに該当する建物の延床面積合計
A…新築年月日が1981年(昭和56年)6月1日以降の建物
B…新築年月日が1981年(昭和56年)5月31日以前の建物のうち、耐震診断を実施済みで、耐震性能を有しているあるいは耐震補強済み(2021年4月1日現在、補強工事中含む)の建物
耐震化率(2022年4月1日現在)(単位:㎡)
大学 | ( A 66,950 + B 47,175 ) ÷ 117,091 = 97.5% |
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女子大学 | ( A 16,508 + B 3,611 ) ÷ 22,801 = 88.2% |
大学・女子大学計 | ( A 83,458 + B 50,786 ) ÷ 139,892 = 96.0% |
中・高等科 | ( A 15,583 + B 3,754 ) ÷ 19,337 = 100% |
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女子中・高等科 | ( A 20,797 + B 471 ) ÷ 21,268 = 100% |
初等科 | ( A 6,909 + B 5,602 ) ÷ 12,511 = 100% |
幼稚園 | ( A 1,529 + B 0 ) ÷ 1,529 = 100% |
高校以下計 | ( A 44,818 + B 9,827 ) ÷ 54,645 = 100% |
法人全体 | ( A 128,276 + B 60,613 ) ÷ 194,537 = 97.1% |
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今後の耐震化完了計画について
大学
令和4年度 | 令和5年度 |
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97.7% | 100% |
女子大学
令和4年度 | 令和5年度 |
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88.2% | 100% |
法人全体
令和4年度 | 令和5年度 |
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97.3% | 100% |
大学、女子大学については、現在キャンパス整備計画の中で耐震改修計画を進めており、令和5年度中に全ての計画が完了し、耐震化率が100%となる見込みです。