*  会津大学大学院コンピュータ理工学研究科

**       学習院大学経済学部

1  Kaminski [1997] 等多くの文献がある。

2  電力産業におけるリスクマネジメントの,主に米国の事例に関してFroot et al. [1994], Headley and Tufano [1994], Tufano [1996] を参考とした。国内電力産業におけるリスクマネジメントの考え方や事業環境について穴山 [2005] を参考とした。

3  平成11年通商産業省令 卸供給・供給約款各料金算定規則 等(出所)経済産業省ホームページ     http://www.meti.go.jp/

4  いわゆる「ファット・テール問題」。

5  経済物理学一般については,高安 [1986], 高安他 [2001], 高安 [2004], 戸田 [2005] などを参考とした。

6  本章はBunn and Karakatsani [2003], Hull [1997] などを参考とした。

7  要求する精度上,一般にモンテカルロシミュレーションでは10,000パス程度以上を生成することが多いようである。

8  電力価格−(ガス価格×ヒートレート)

9  平成11年通産省令 供給約款料金算定規則(出所)経済産業省ホームページ http://www.meti.go.jp/,東京電力株式会社 [2005] などを参考とした。

10       ただしこれらは現状,原価の構成要素であるために,実際の方針決めは別の検討が必要であると思われる。

11       念のため断っておくが,産業全体への影響をあまり考慮せず,また健全な市場育成という思想に反するような,単に電力市場にダイナミクスを与えることを目的化したような本末転倒の議論を筆者らが肯定しているわけではない。

12       栗原,谷口 [2003] 等に数例紹介されている。

13       Oak Ridge National Laboratory (for the U.S. Dept. of Energy) [2004] 等を参考とした。

14       供給に関して現行のような高い信頼度と社会保安が保たれる限り,現状のような均衡状態に対して筆者らは何ら否定するものではない。

15       モデルリスクと称する場合がある。

16       ここでの「先渡し値付け」の意味は,先物価格理論によるプライシングの一般的な考え方を指している。

17       先渡し価格と先渡し時点におけるスポット期待値との差。