3) 営利企業のソーシャル・マーケティングは,現在,マイケル・E・ポーターが提唱したCSV(Creating Shared Value: 共通価値の実現)の段階に進んでおり,社会貢献と利益の同時達成を目指すものとなっている。それこそがSustainable(存続可能)であり,経済不況でも継続できる望ましい形である。
6) 佐々木秀彦(1999)はミュージアム評価を『(1)自己評価・自己点検としての博物館評価,(2)利用者の立場からの博物館評価,(3)行政の事業評価,という三つの視点に基づいている。』としている。
7) 2000年の琵琶湖博物館で,ブライアン・マクラーレン氏 (コロラド大学自然史博物館),ロス・J・ルーミス 氏(コロラド大学),ミランダ・ボーラン氏(フランクリン科学博物館 )など海外研究者や,佐々木秀彦氏 (江戸東京博物館),村井良子氏 (プランニング・ラボ) を招聘して,琵琶湖博物館を例として行う展示評価のワークショップ及び,シンポジウムが行われた。
8) web アンケートは,(株)マーケティング・アプリケーションズに依頼した。
9) 因子分析の因子抽出法には主因子法を用い,回転法としてはKaiser の正規化を伴うバリマックス法を用いた。