市街地




地図なし


 千金寨市街地の真下に有力な炭層が確認されると、1919年、満鉄は、採炭を優先するため、千金寨市街地を放棄して、千金寨より北東に位置する永安台に新たな市街地を建設することを決した。満鉄はこれを「市街地の移転」と呼んだが、移転するのは住民であり、都市そのものは新たに建設したのである。1920年から始まった永安台での市街地建設が、当初の予定どおり完成したのは1928年、移転が完了したのは1931年のことであった。





bujun_geore_021, 073:(撫順)新装なれる市街全景


写真では、手前に大きな教会と、犬を連れて歩く市民の姿が見える。奥に見えるのが表忠碑だとすると、撮影場所は新市街の北側、撫順駅の近くと推測できる。

古絵はがき(表)

古絵はがき(裏)