四條通り






 撫順(永安台)は格子状街路が基本で、街路名は線路にそった横道を一条通・二条通・三条通、中央大街と並行の縦道を東西のそれぞれ一番町・二番町・三番町・駅前広場より左右40度の放射路をそれぞれ永安大街・千金大街と呼んでいた。東四条通は撫順随一の商店街であった。





bujun_geore_017:(撫順)四條通の美観


おそらくこの写真は撫順が新市街に移転したあとの東四条通りと永安大街の交差する地点を撮影したものと思われる。左手の電柱に「田中文具店」という文字が書かれているが、これは撫順地図の当該部分に記される「田中文房店」という店舗名とも結びつく。影の向きから見て昼頃の写真と思われるが、人通りは少ない。労働者はみな炭坑に出かけている時間帯か。

古絵はがき(表)

古絵はがき(裏)


bujun_geore_074:(撫順)洋館櫛比せる四條通の盛観


bujun_geore_017と同じ写真。

古絵はがき(表)

古絵はがき(裏)